TSMC、7〜9月売上が会社予想の上限超えか|15日決算
よきょい
台湾の半導体受託生産最大手TSMCは、9月の連結売上高が約5118億6000万台湾ドルだったと発表しました。前年同月比では54.6%増えた一方、過去最高だった8月の約5148億1000万台湾ドルからは0.6%減少しています。月間売上高が5000億台湾ドルを超えたのは2カ月連続です。1〜9月の累計は3兆8987億3000万台湾ドルで、前年同期比41.1%増となりました。
7月から9月までの月次売上高を合計すると約1兆4942億台湾ドルとなり、四半期ベースで過去最高に相当します。前年同期比では約50.9%増、前四半期比では約17.6%増の計算です。同社は7〜9月期の売上高を米ドル建てで446億〜458億ドルと見通しており、足元の為替で換算すると上限を上回る水準と試算されます。
同社をめぐっては、米グローバルファウンドリーズが10月8日、TSMCの先端パッケージング技術「CoWoS(複数のチップを1つの基板上で高密度に接続する技術)」向けに、シリコンインターポーザー(チップ同士をつなぐ中間基板)を供給する契約を結んだと発表しました。契約規模は20億ドルで、当初の期間は5年間です。
グローバルファウンドリーズはニューヨーク州マルタの工場に生産能力を追加し、2028年前半に量産を立ち上げる計画としています。同社はCoWoS向けインターポーザーの初の米国内供給源になるとしています。
TSMCは10月15日に7〜9月期の決算説明会を開く予定です。市場では10〜12月期の売上高見通しに加え、2027年の設備投資計画や価格改定の有無、海外工場の動向が注目されています。前日のASML決算は好内容ながら材料出尽くしと受け止められており、TSMCの数字に市場がどう反応するかが焦点です。
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