米社債の金利差が拡大、ビットコインに波及するか|低格付け12%台

2026/10/06・

よきょい

米社債の金利差が拡大、ビットコインに波及するか|低格付け12%台

米国の社債スプレッド(国債に対する上乗せ金利)が2026年9月25日から10月1日にかけて拡大し、10月2日にはやや縮小しました。

使われているのはICE BofAのオプション調整後スプレッドで、投資家が社債の保有に求める対価の大きさを示します。資金調達環境の引き締まりがビットコインに波及するかどうかの試金石となっています。

CCC格以下は11.28%から12.15%へ87ベーシスポイント(bp、1bpは0.01%)、ハイイールド全体は2.93%から3.24%へ31bp、投資適格は0.81%から0.86%へ5bp広がりました。FREDが10月5日に更新した10月2日の値は、それぞれ12.02%、3.10%、0.85%です。3指標とも前日より低下しましたが、9月25日の水準は上回っています。

投資適格の動きは価格の見直しが最も低い格付け以外にも及んだことを示します。ただしCCC格以下はハイイールド指数に含まれるため、2つの上昇は重複した証拠です。IMFの2023年のワーキングペーパーは、金融引き締めが資本コストを高め仮想通貨投資家のレバレッジ縮小を促すとしましたが、対象は過去の金融政策ショックであり今回への適用は条件付きです。現時点で、ビットコインの売りやその原因は確認されていません。

シカゴ連銀の全米金融環境指数は9月25日までの週でマイナス0.548と、平均より緩和的な状態を示しました。ただしこの値は最新のスプレッドより前のものです。スプレッドの拡大が続き金融環境の悪化やビットコイン需要の弱まりと重なるかどうかが、次の判断材料になります。

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