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2019/10/11AliPayはBinance提供のP2P取引利用した場合、Alipay関連サービスの利用を停止するとツイート
昨日、BinanceのCEOであるCZが中国向けにP2P取引のサービスを提供することを発表しました。また、同発表の後にCZはAliPayやWeChatによるP2P取引も正式サポートではないが、利用することができると述べました。 しかし、本CZのツイートに対してAlipayの公式Twitterが全面に否定をしています。 https://twitter.com/Alipay/status/1182193884572467201 元々、AlipayやWeChatPayでのOTC取引は中国では認めておらず、過去にもWeChatのアカウント停止やAlipayの利用の停止などの報告が見られていました。 今回Alipayが発信したツイートでも同様のことが書いており、ビットコインまたはその他の仮想通貨に関連していると特定された取引がある場合、Alipayに関連するサービスの停止を行うとしています。 現在、CZやBinanceはこれらの内容に関しての言及をしていませんが、元々中国政府がビットコインを始めとする仮想通貨には否定的であることは把握していると考えられます。今回のBinanceへのAlipayやWeChat Payのサポートは彼らが今後どのようなシナリオを描いているかにも注目が集まっています。

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2019/10/10【10月10日付】ビットコイン市場分析: 急上昇を事前に察知する3つのポイントとは?
昨日大きく上昇したビットコイン市場では、久々に大きめのショートカバーが起こりました。 バイナンスの中国元OTC取引の話など、市場にとってのポジティブな話もありましたが、上昇した要因はハッキリとはわかりません。ですが、大きく動き出す予兆は確かにありました。 CRYPTO TIMES編集部では、昨晩に上昇する可能性が高いと分析していました。こちらの記事では、チャートなどを用いてそのワケを紹介していきます。 まず一つ目は、ビットコインの価格とビットコインを除いた(アルトコイン)マーケットキャップ、およびビットコインドミナンスの3つの比較になります。 上画像を見ると、昨日お昼頃からアルトコインマーケットキャップ(赤線)がビットコイン(青線)に比べると大きく上昇しているのがわかります。 これはアルトコインがよく買われていた証拠だと考えて良いでしょう。また、ビットコインのドミナンス(黒線)が減少していることからも同じことが言えます。 アルトコインはUSDTなどから直接買われるケースもありますが、ビットコインを経由して買われるケースも多くあります。その為、アルトコインが買われている状況ではビットコインの需要もあると考えて良いでしょう。 まずこれが、ビットコインが上昇するのではないかという判断における一つの材料になります。 次に考えるのは、以前も紹介した、ビットコインとイーサリアムの連動性です。 上画像は、BTCUSD(青)とETHUSD(黄色)の比較のチャートです。明らかにETHUSDの方が先に動いているのがわかります。 ETHUSDがBTCの上昇を先導したこともわかります。 これが2点目のビットコインの上昇要因です。 そして最後が、OI(未決済建玉)の変化です。上画像は昨日22時30分のデータになります。 価格の変化がない中でOIが明らかに上昇しているのがわかります。 まとめると、以下のデータから明らかにポジションの仕込みがあり、大きく動く予兆を察知することができました。 アルトコインマーケットの活性化 イーサリアムのビットコイン先導 OIの変化による価格変動の予兆 この3点がわかっていたら、昨晩の大幅なショートカバーによる価格上昇は推測しやすかったのではないでしょうか。 以前にも似たような考察をしていますので、また同じような状況が来る可能性はあります。 是非参考にしてみてください。

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2019/10/10Binance DEXがリップル(XRP)とペグされたXRP-BF2トークンを取り扱い開始
大手暗号資産取引所のBinance(バイナンス)は10日、自社の分散型取引所「Binance DEX」上でリップル社のXRPとペグされたXRP-BF2トークンの取り扱いを開始することを発表しました。 XRP-BF2は同数量分のXRPで担保されたBinance Chain上のトークンで、同ブロックチェーン上に構築されたBinance DEXでXRPを取引できるようにするためのものとなっています。 取引は日本時間の10日17時から開始となっており、Binance Coin (BNB)とのペアがオープンしています。 記事ソース: Binance

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2019/10/10リップルのコールドウォレット2選!【あなたは知ってますか?】
暗号通貨は現金と違い、保管方法によってはハッキングの被害にあってしまう可能性があります。 みなさんの記憶にも新しいCoincheckハッキング事件では、約580億円という大量の暗号通貨が「瞬時に」盗まれてしまいました。 本記事では、人気通貨であるXRP(リップル)を安全に保管できる”コールドウォレット”について説明していきます。 「コールドウォレットとはそもそもなんなのか」「どの種類のコールドウォレットが良いのか」などについて紹介していくので是非最後まで読んでみてください。 コールドウォレットとは?ホットウォレットとの違い コールドウォレットとは、インターネットに接続されていないオフライン仮想通貨ウォレットのことを指します。 このコールドウォレットには小さな電子機器の「ハードウェアウォレット」と紙でできた「ペーパーウォレット」の2種類があります。 また、コールドウォレットとは反対に、常にインターネットに接続しているウォレットがホットウォレットです。 このホットウォレットには取引所のウォレットや、ウォレットアプリなどが含まれます。 コールドウォレット ホットウォレット 特徴 インターネットに繋がっていない 常にインターネットに繋がっている 種類 ハードウェアウォレット、ペーパーウォレット 取引所のウォレット、ウォレットアプリ 次にそれぞれメリットとデメリットを見ていきましょう。 コールドウォレットのメリット・デメリット コールドウォレットはインターネットに常に接続していないため「ハッキングのリスクを最小限に抑えることができる」というメリットがあります。 ですが、インターネットに常時繋がっていないため「通貨の出し入れに時間や手間がかかってしまう」というデメリットも存在します。 また、ウォレットにアクセスするための「秘密鍵」を忘れてしまった場合、自分の資産にアクセスできなくなってしまいます。 コールドウォレットは頻繁にトレードせずに長期保有したい方や、大量に通貨を保有している方などにオススメですね。 ホットウォレットのメリット・デメリット ホットウォレットは、コールドウォレットと反対に常にインターネットと繋がっているため「スムーズに通貨の出し入れやトレードを行うことができる」というメリットがあります。 しかしその反面、インターネットに常時接続しているため「ハッキング被害に合う可能性が高まる」というデメリットが生じます。 昨年、日本を騒がせたCoincheckの約580億円が盗み出された事件でも、狙われたのはホットウォレットでした。 ある程度頻繁にトレードする方や、少額しか保有していない方が主にホットウォレットを利用しています。 コールドウォレット ホットウォレット メリット ハッキングのリスクがない スムーズに通貨を動かすことができる デメリット ・スムーズに通貨を動かせない ・自己責任で管理しなければいけない ハッキングのリスクがある リップル(XRP)を保管できるおすすめコールドウォレット 最も安全な仮想通貨の保管手段はコールドウォレットであるハードウェアウォレットで保管するという方法です。 しかし、ハードウェアウォレットならどれでも良いと言うわけではなく、メーカーや購入経路などに注意する必要があります。 そこで、セキュリティの面などで最も安全性が高いハードウェアウォレットを使い方や公式サイトと共に2つ紹介したいと思います。 *Amazonなどの非正規業者から購入すると秘密鍵が流出している粗悪品の可能性があるので、購入する際は「必ず公式HP」から購入してください。 最も有名なハードウェアウォレット「Ledger Nano S」 人気・知名度 [star rating="5"] 値段 8990円(税込み) 対応OS Windows、OS X(Mac OS)、Linux、Chrome OS 開発・取扱元 Ledger社(フランス) コネクタ USB Micro-B型 対応通貨 リップル(XRP)、ビットコイン(BTC)等、27種以上 Ledger Nano Sはハードウェアウォレットで最も知名度のある製品です。 フランスのLedger社が開発・提供しているこのウォレットでは、USB接続でPC上の専用のデスクトップアプリでリップル(XRP)の管理が可能となります。 暗号通貨を保管する上で最も重要な秘密鍵はLedger Nano S本体に保存され、さらにデバイスとPINコードが両方揃わないと通貨の移動ができないため、遠隔からのハッキング被害を防ぐことができます。 使い方を確認する 公式販売サイト お財布にも入るスタイリッシュなウォレット「CoolWallet S」 人気・知名度 [star rating="4"] 値段 12,960円(税込み) 対応OS iOS(iPhone)、Android 開発・取扱元 CoolBitX社(台湾) コネクタ Bluetooth 対応通貨 XRP、BTC、ETH、LTC、BCH、ERC20規格トークン Coolwallet S (クールウォレット・エス) は台湾発のCoolBitX社が手掛ける世界初のカード型ハードウェアウォレットです。 こちらのCoolWallet SはスマートフォンのみでXRPを管理することが可能となっているので、PCを持っていない方や毎回PCを立ち上げるのが面倒な方におすすめです。 お財布にも入るカード型のスタイリッシュなデザインに加え、安心安全の高セキュリティが採用されています。 使い方を確認する 公式販売サイト まとめ 暗号通貨は管理の仕方によってはハッキングリスクがあるため、多少のお金がかかったとしても今回紹介したようなコールドウォレットでXRPを管理することをおすすめします。 今回は暗号通貨の保有に関して、その管理方法について紹介してきましたが、もう一つ重要なことがあります。 それは「自分の持っている暗号通貨をよく理解すること」です。 どんな通貨でも値段が上がる時代は終わり、これからはしっかりした通貨以外は淘汰されていく時代と言われています。 CryptoTimesでは以下のようなXRP(リップル)についての見識をさらに深めることができる記事を用意しているので興味がある方は是非読んでみてください。 ・リップル(XRP)とSBIの関係性とは?最新ニュースと合わせて紹介! ・XRP(リップル)にはマイニングがない?理由を簡単に解説! 最後まで読んでいただきありがとうございました!それでは!

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2019/10/10ブロックチェーンTCG「Gods Unchained」のプロプレイヤーの引き込み方がカッコいいと話題に
人気沸騰中のブロックチェーンTCG(トレーディングカードゲーム)のGods Unchainedが、他ゲームを追放されたプロプレイヤーに手を差し伸べたことで話題になっています。 Gods Unchainedは、eスポーツ業界への参入も期待されている新参TCGで、ブロックチェーン技術を活用することでゲーム内のカードをオープンに取引することができます。 このゲームの元となるもののひとつに、Hearthstone(ハースストーン)と呼ばれるゲームがあります。これは、アメリカのブリザード・エンターテイメントという会社が提供するゲームです。 TCGの中でも最大級の人気を誇るハースストーンですが、こちらのプロトーナメント「グランドマスターズ」で活躍していた香港のプロゲーマー・Blitzchung氏が、政治的発言を理由に賞金とトーナメント参加権利を剥奪されたことが話題となっています。 https://twitter.com/Slasher/status/1181442535962632193 同氏はグランドマスターズ後のインタビューで「香港を解放し、私たちの時代の革命を!」と発言し、ブリザードはこれが「一部の人々や大衆のグループを攻撃、またはブリザードの印象を傷つける行為」に値するとして同氏の賞金を剥奪、さらにトーナメントにも1年間参加禁止としました。 Blitzchung氏をインタビューしていたホスト2名も、同氏が何を言うか知らなかったにも関わらず解雇されたもようで、世間からは批判の声が殺到、ブリザードはウェブサイトのコメント欄を全て無効にしました。 Gods Unchainedはこのニュースを受け、一連のツイートでBlitzchung氏に剥奪された賞金を補填し、さらに賞金50万ドルのトーナメントへの参加券を与えると発表しました。 運営はブリザードの一件は「中央集権型のゲーム会社は目先の金銭のためにプレイヤーを検閲・利用することを証明した」と批判しました。 加えて、Gods Unchainedはゲーム内アイテムや市場がブロックチェーン上で管理されていることから、「私たちは仮にあなたの(政治的)意見に反対でも、あなたのカードを奪うことはできません」としました。 Blitzchung氏が実際にこのオファーを承諾したかどうかは明らかになっていませんが、ツイッターなどではGods Unchainedのこうした「プロプレイヤーのカッコいい引き込み方」を賞賛する声が多くあがっています。 ブロックチェーンTCG『Gods Unchained』完全攻略 -6種類のGodを理解しよう- Gods Unchained開発元のImmutableが1500万ドルを調達

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2019/10/10BinanceがAliPayやWeChat Payを利用して中国人民元でのP2P取引の提供を開始
Binanceが10月9日より、中国人民元(CNY)によるP2P取引の提供をはじめました。今後、他の地域での提供も予定しているとしています。 https://twitter.com/cz_binance/status/1181769924303187968 現在、取り扱いされている通貨はBTC,ETH,USDTの3種類の通貨となっており、30日以上経過したユーザー向けに提供されるサービスとなっています。 最初に提供されるのはAndroid版のアプリのみとなっており、今後、iOSやWebブラウザでの対応も予定しているようです。 なお、今回のP2P取引ではユーザーはWeChat PayやAlipayを利用して支払いをすることが可能になっています。しかし、AlipayやWeChat Payと直接提携しているわけではなく、あくまでこれらの支払い方法を利用してP2P取引ができるということです。 https://twitter.com/cz_binance/status/1181901916139220992?s=20 記事ソース : Binance PressRelease

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2019/10/10SECがBitWiseが提出したビットコインETFを否認
米国証券取引委員会(SEC)がBitwiseが提出済みだったビットコインETFを否認しました。 SECの発表では、現在のBTC市場では、市場操作やその他の違法行為を防止する法的要件が満たされていないとしており、Bitwiseの提案だけではなく、Bitwiseと共同で提出をしていたNYSE Arcaにも指摘を行っています。 今日まで、SECはビットコインETFの全ての提案を否認しており、市場操作と不正行為の懸念を理由としています。 先月、VanEck社がビットコインETFの申請を取り下げを実施し、今回のBitwiseが否認されたことで、現在SECが審査しているビットコインETFは全て非承認された結果となっています。 記事ソース : SEC

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2019/10/10Ripple(リップル)社がロンドン拠点のFintechプロバイダーFinastraとの提携を発表
Ripple社がロンドンに拠点を置くFintechソリューションプロバイダーのFinastraとの提携を発表しました。Finastraの顧客は現在、毎月に何百万もの取引を処理しています。 今回のFinastraとの提携により、金融機関はFinastraのソリューションを利用して迅速な支払いを、グローバル間でサポートします。さらにFinastraの顧客はRippleNetパートナーと接続して取引することができ、RippleNetのパートナーはFinastraのグローバル拠点にアクセスが可能になります。更にユーザーは、料金、時間、送金状況を追跡、可視化することも可能になります。 「私たちは、Finastraのような先進的な企業と提携して、Rippleのテクノロジーを多くのお客様に提供できることに興奮しています。FinastraはFintechで実績があり、世界の大手銀行の大多数と提携しています。今回の提携で、Rippleはパートナー企業へのリーチとソリューションを拡大し、RippleNetの占有を拡大すると同時に、顧客同士が直接取引できるようになります。」 Ripple社のSVPであるMarcus Treacherは上記のようにコメントをしています。 記事ソース : Ripple Insights

特集・コラム
2019/10/09イチからわかるマイニング事情【第4回】:セルフィッシュマイニング
前回の記事では、理論上対立するマイニングプール同士の攻防の末、全体で得られる利得が減少し、マイニングプールの規模縮小が進むというシナリオを解説しました。 前回紹介した論文では、マイニングパワーの増加によってさらなる巨大化が進むという危惧が自警団"攻撃"によってある程度抑えられると説明しましたが、ひとえに”攻撃”(attack)といっても様々な種類があります。 マイニングプールの巨大化を妨げる手段となった「自警団攻撃」に加え、総ハッシュパワーの過半数(51%以上)を握るマイナーあるいはマイニングプールが恣意的にブロックチェーンに攻撃を加える有名な「51%攻撃」があります。 それらに加え、「セルフィッシュマイニング(selfish mining )」、別名「ブロックウィズホールディングアタック( block-withholding attack )/一時的ブロック隠匿攻撃」と言われる攻撃方法があります。 今回はその中で、”Majority is not Enought:Bitcoin Mining is Vulnerable”という論文を元に、セルフィッシュマイニング(selfish mining )とは何かを解説していきます。 Majority is not Enough: Bitcoin Mining is Vulnerable Majority is not Enought:Bitcoin Mining is Vulnerableの論文では、初期に理想とされていたことに反して、マイニング行為は誘引整合性がない(incentive-compatibleではない)と、研究者は結論付けています。 誘引整合性とは、個々人がインセンティブにしたがって動く時、それが結果的に集合体(社会)にとってもいいということです。 つまり個々人が自分自身の利益を最大化しようとして取った選択と、社会にとっての利益最大化が整合的であることを表しています。 しかし、仮想通貨におけるマイニングは、この誘引整合性を有していない、ということになるのです。マイナー達が自分自身の利益を最大化しようとした結果、社会にとってベストな状況にならないということになってしまいます。 具体的な例を使って誘引整合性がない状況を解説します。 ある学生が時給1000円のアルバイトに申し込みをしたとします。このアルバイトは成果によって報酬が変動することはなく、どのような働き(勤勉であろうと怠惰であろうと)をしても1時間に対して1000円が支給されます。 また彼の働きを監視する管理人もいないものとします。 このときアルバイトをする学生には努力をするインセンティブがなく、1000円の報酬に見合う働きをしないことがあります。 つまり、この学生が自分自身の利益を最大化しようとすれば(最小の努力で1000円を得るようにすれば)、雇い主である企業にとってあまり良い結果に繋がらないのです。 ではなぜマイニングを取り巻く環境は誘引整合性を満たしていないのでしょうか。 その背景にはセルフィッシュマイニング(selfish mining)と言われるブロックチェーンに対する攻撃手法の存在があります。 セルフィッシュマイニング セルフィッシュマイニングとは、ある時点で悪意を持ったマイニングプールが有効なブロックを発見したにもかかわらず、すぐに公開せずに隠し持ちながら(bitcoinネットワークへブロードキャストせず)、次のブロックを生成しようとする行為です。 イメージを掴んでいただくために以下にセルフィッシュマイニング(selfish mining)のイメージ図をお見せします。 初めに見える2(pool)と書かれているブロックが、悪意のあるマイニングプールが隠し持っているブロックです。 そのブロックは、ブロードキャストされていませんから、他の大勢のマイナーが通常時のようにブロック1から新たなブロックを繋げていくことになります。 それが、2(pub)と書かれているブロックです。 他の正直なマイナーが2(pub)の次に繋がれるブロックを生成する前に、悪意のあるマイナーが次のブロックである3(pool)を生成し、それをブロードキャストします。 そうすることによって、悪意のあるマイニングプールが生成したブロックが最長のブロックになるという攻撃です。 このような攻撃は、他のマイナーのマイニングパワーを無駄にさせることから「セルフィッシュマイニング(selfish mining)」、「利己的なマイニング」と呼ばれています。 また「一時的ブロック隠匿攻撃」と呼ばれることもあるようです。 この攻撃の存在により、正しく生成したブロックを即bitcoinネットワークにブロードキャストするインセンティブが低くなってしまうのです。 なぜならセルフィッシュマイニング(selfish mining)によって正直にブロードキャストする時よりも多くの利益を得られる可能性があるからです。 上記の場合では、2(pool)と3(pool)のブロックを生成したことによりプール側が報酬を得ています。 セルフィッシュマイニング(selfish mining)の理論 セルフィッシュマイニング(selfish mining)の構造、攻撃方法はご理解していただけたかと思います。 次にセルフィッシュマイニング(selfish mining)の理論的枠組みではどのような考えがあるのかということをご説明いたします。 Majority is not Enought:Bitcoin Mining is Vulnerableの論文ではセルフィッシュマイニング(selfish mining)で見られる攻防を様々に場合分けをして分析がされています。 その場合分けの中でも特に重要なものを今回ご紹介したいと思います。 上記で見たように、プール側が2(pool)と3(pool)のブロックを生成することに成功し、他のマイナーが追いつけなくなったような状況で、2(pool)と3(pool)をブロードキャストすればセルフィッシュマイニングが完了します。 これはプール側が持っているマイニングパワーによってセルフィッシュマイニングが成功するか否かがかかっているというわけです。 悪意のあるマイニングプールのマイニングパワーが他を圧倒している場合、簡単にセルフィッシュマイニング(selfish mining)が成功してしまうことになってしまいます。 では以下に示しているように、プール側が3(pool)を見つける前に、他の大勢の正直なマイナーが2(pub)を生成し、3つ目のブロックの生成に取り掛かろうとしている状態を考えてみましょう。 分析で最も肝心なのが、この状況です。 二つ並列されたブロックのうち、どちらに新しいブロックを繋げるのかでセルフィッシュマイニング(selfish mining)が成功するか失敗に終わるかということが決まります。 大半の正直なマイナーが、2(pub)に新たなブロックを繋ぎ合わせるのであれば、セルフィッシュマイニングは失敗に終わりますが、下のイメージのように、他のマイナーが2(pool)、つまり悪意のあるマイニングプールによって生成されたブロックに新たなブロックをつなぎ合わせた場合、結果的にセルフィッシュマイニングは成功してしまうことになります。 よって、ここで非常に重要となる一つの問題は、”分岐している並列された二つのブロックのどちらに多くのマイナーが新規のブロックを繋げるのか”ということです。 生成されたブロックが"悪意"のあるマイナーによって生成されたかどうかはわかりませんので、後にブロックを追加するマイナーがどちらのブロックに追加するかは、バイアスのない問題になり得ます。 上記をまとめると、セルフィッシュマイニング(selfish mining)が成功するかしないかには主に2つの要因が関係していることになります。 1つ目は、悪意のあるマイニングプールのもつマイニングパワーです。 マイニングパワーが大きければ大きいほど、他のマイナーよりも早くブロックを生成することができますから、上で見たように3(pool)のブロックを生成する確率が高くなります。 2つ目は、二つのブロックが並列した場合、他のマイナーが悪意のあるプールによって生成されたブロック2(pool)を選んでしまう確率です。 仮に悪意のあるマイナーのブロックに新規ブロックを繋げるのであればマイニングパワーがそれほど大きくなくてもセルフィッシュマイニングは成功してしまうことになります。 論文では、この2つの変数に対して1000人のマイナーを想定したコンピュータ上のシミュレーションが実行されました。 その結果、selfish miningは51%攻撃と違い、最大で1/3(33.33%)のマイニングパワーを持つプールなら成功してしまうということがわかりました。 仮に、他の大勢の正直なマイナーが、正直なマイナーによって生成されたブロックに新たなブロックをつなぎ合わせていく場合でも、つまり他のマイナー全員が新たなブロックを2(pub)につなぎ合わせていく場合でも、悪意のあるプールが全体の1/3のマイニングパワーを持っている場合、セルフィッシュマイニングが成功する可能性があるのです。 しかし、正直なマイナー全員が偶然にも正直なマイナーによって生成されたブロックに新たなブロックを繋げていくと考えるのは現実的ではありません。 半数のマイナーが悪意のあるプールによって生成されたブロックに、つまり2(pool)につなぎ合わせることを考えると、悪意のあるプールが1/3どころか、1/4(25%)のマイニングパワーを握っていれば成功する可能性があることがわかったのです。 よってselfish miningを防止するには最大規模のマイニングプールでも1/4以下の規模を保っていなければいけないという結論になりました。 最低でも総マイニングパワーの2/3以上が、正直なマイナーで占められていなければ、理論上いつでもセルフィッシュマイニングが起こりうるということになります。 またセルフィッシュマイニングの戦略を取るマイニングプールは、規模に比例して成功確率も上がり、よって利得も規模によって増加していきます。 そして、合理的なマイナー達にとって、このようなセルフィッシュマイニングを行うマイニングプールに参加しないことが損になり、マイニングプールへの参加のインセンティブが増していくのです。 これが先に説明した誘因整合性がないということです。 各マイナーが賢い選択をするのであれば、つまり個々人が個々人の利得を最大化するように選択していくならば、それは全体にとってよくない方向へと進むということです。 モナコインが受けたセルフィッシュマイニング攻撃 去年2018年5月13日から15日にかけてモナコインがセルフィッシュマイニング攻撃を受けました。 モナコインプロジェクトはTwitterでこのようにセルフィッシュマイニング被害について語っています。 セルフィッシュマイニングは、仕事量に応じて取引の承認権を与えるProof of Workならではといえます。ですから、セルフィッシュマイニング被害を受けてシステムの変更・修正を考慮に入れるということです。 https://twitter.com/tcejorpniocanom/status/997147764294270982 理論の枠組みだけではなく、現実の世界にも現に起きているということが重要であり、注目するべき点でしょう。 まとめ 以上に見てきたように、”攻撃”と言っても様々なものがあります。 過半数のハッシュパワーを用いて行われるブロックチェーンに対する攻撃、他のプールへ仕掛けるなりすまし行為である「自警団攻撃」、他のマイナーのマイニングパワーを無駄にさせ、ブロックに書き込まれている取引内容を改ざんするselfish mining(セルフィッシュ・マイニング)/block-withholding attack(ウィズホールディング・アタック)などがあり、目的や難易度も様々であることがお分りいただけたと思います。 これらの知識を元にして、セルフィッシュマイニングに関する報道やブロックチェーンへの攻撃に関する報道に注意すればより興味が湧いてくるのではないかと思います。 引用:Majority is not Enought:Bitcoin Mining is Vulnerable

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2019/10/08ハッシュレートとビットコイン価格に因果性はあるのか?
2019年9月23日前後に、ビットコインのハッシュレートが大幅に下落し、その1日後あたりにBTCの価格も下落したことが話題になりました。 一見、ハッシュレートの値動きに先行性があるように見えるため、ハッシュレートの下落がBTC価格の下落を引き起こしたのではないかと界隈では騒がれていました。 図の上部の時系列データがハッシュレートです。ハッシュレートが下落した後に(①)、つられるようにBTC価格も下落しているように見えます(②)。 今回は、2017年10月2日から2019月9月30日までの約2年間にわたるハッシュレートとBTC価格の日データを用いて、ハッシュレートに先行性があるかどうか、またハッシュレートからBTC価格へ因果があるのかどうかを調べていきます。 理論上、BTC価格はハッシュレートを変動し得る 本題に入る前に、BTC価格がハッシュレートに与える影響について、少し理論に触れたいと思います。 理論上、確かにBTC価格からハッシュレートへの影響はあります。これはマイナーの収益とコストに関わる問題です。 この点を深く分析した論文があるので、簡単にBTC価格がどのようにハッシュレートの変動に関与しているのかを解説したいと思います。 マイナーは、「マイニングで得られる収益が、マイニングにかかる費用を超えない」限りマイニングは行いません。 逆に考えると、マイニングでの収益がマイニング費用を上回っている限りマイニングを続けるインセンティブがあるということになります。 それでは、マイニングの収益とマイニング費用に関わる要因はなんでしょうか? それは、マイニング難易度(ディフィカルティ)とBTC価格です。 難易度は、当選確率のようなもので、難易度が高ければ高いほど得られる収益が少なくなることを意味します。しかし電気代などの費用は変わらないので、難易度が高くなれば収益が下がり、結果的に利益(収益−コスト)が少なくなってしまいます。 またBTC価格もマイニングを続けるかの判断に影響を与えます。 マイニングでブロック生成ができれば、手数料と貨幣発行益により収益を得ることになりますが、得たBTCの価値が電気代などのマイニング費用を超えなければマイニングでの利益は得られないことになります。 BTC価格が高い水準にあるときは、仮に少しの価格下落を受けてもいきなりマイニング収益が費用を下回ることはありません。 しかし、ある閾値を下回った瞬間に、多くのマイナーにとってマイニングの収益とコストの採算が合わなくなり、マイナーがマイニングを停止してしまいます。そうなればハッシュレートが極端に下落することになるのです。 本論文の中でも、急激にBTC価格が下落しマイニング収益がコストに見合わず一挙にマイナーが退出することで、ブロック生成が覚束なくなることが危惧されています。 これらは、BTC価格からハッシュレートへの影響が存在しているということがわかります。 利益率が保たれなくなるとマイナーが市場から消えていき、その分ハッシュレートが下がっていくというシナリオになります。 このようなシナリオが実際に起こったケーススタディーを知りたい方は以下の記事を参照ください。 イチからわかるマイニング事情【第2回】:実際の統計からみるマイニング産業 上記で述べたのとは反対に、何かしらの原因でハッシュレートの変動がBTC価格の変動に影響を与えることはあり得ることでしょうか? つまり、ハッシュレートの変動はBTC価格に目に見えるほどの影響をもたらすのでしょうか? もし、現在のBTC価格がハッシュレートに(遅れて)依存する、あるいはハッシュレートの変動からBTC価格形成への因果関係があるならば、ハッシュレートの変動を指標にした投資手法が構築できることになります。 この"実際的な"影響度合いを測るため、今回はグレンジャー因果性分析を用いた分析を行って、調べていきたいと思います。 グレンジャー因果による分析:ハッシュレートからBTC価格への因果性はあるのか 時系列解析の方法論の一つに、グレンジャー因果性分析(Granger Causality)という手法が存在します。 2003年にノーベル経済学賞を受賞したC.W.J. Granger(クライブ・ウィリアムズ・ジョン・グレンジャー)教授が提唱したためにグレンジャー因果と名付けられました。 この方法で、2つの時系列データ間にある因果性をあぶり出すことができるので、今回はグレンジャー因果を用いてハッシュレートとBTC価格を分析していきます。 グレンジャー因果とは何か? 簡単にグレンジャー因果性分析とは何かを説明するために、ある時点のBTC価格を、過去のBTC価格のデータから予測したいとします。 時系列データには、「今日のBTC価格」は「昨日までのBTC価格」に依存して決まるという特徴があります。 昨日がこのくらいだから今日はこのくらいだろうということです。 そして、今日のBTC価格を予測する際に、過去のBTC価格だけを使った時と、過去のBTC価格に加え、過去のハッシュレートのデータも使った時を比べてみることでハッシュレートとBTC価格の関係性がわかります。 もしBTC価格を「BTC価格だけ使って予測(説明)」する時より、「ハッシュレートも加えた上で予測(説明)」した方がよりよく今日のBTC価格を予測(説明)できるならば、ハッシュレートは価格に影響していることが言えます。 何故ならば、BTC価格が少なからずハッシュレートの影響を受けていることになるからです。 2つが全く関係ないなら、予測精度が上がることはないと言えます。 このとき、ハッシュレートからBTC価格へのグレンジャー因果が存在しているといいます。 結果:ハッシュレートから価格へのグレンジャー因果の存在は認められない 結果から言うと、ハッシュレートからBTC価格へのグレンジャー因果性は認められませんでした。 Granger causality H0: Hashrate does not Granger-cause Btcprice F-Test = 1.0852, df1 = 10, df2 = 1396, p-value = 0.3701 今回の帰無仮説は、「ハッシュレートがグレンジャーの意味でBTC価格に因果性を持たない(ハッシュレートからBTC価格へのグレンジャー因果が認められない)」です。 有意水準を慣例に従い95%とすると、p-value(p値)が5%以上であることから、上の帰無仮説は棄却されないという結果になりました。 つまり、ハッシュレートから価格へのグレンジャー因果は認められないということです。 このことから、次の時点のビットコインの値動きをハッシュレートの動きをもとに予測するべきではないということが言えます。そのため、投資の意思決定にハッシュレートの動きを参考にすることはあまりおすすめできません。 もちろん、今後より多くの投資家がBTC価格の変動予測指標としてハッシュレートを使えば、ハッシュレートと価格の因果性、あるいはハッシュレートの先行性が認められるようになるかもしれませんが、少なくとも現在ではハッシュレートからBTC価格への説明能力は低いことが考えられます。 インパルス応答関数:お互いの影響をどのくらい受けているか 次に、一方の時系列データに「何かしらの変化」があった時に、それが他方の時系列データにどのように伝わるのかをインパルス応答関数でモデリングしてみました。 このインパルス応答関数では一方から一方へ、どのくらいの影響が、どのくらいの時間間隔(タイム・ラグ)で伝わるのかが視覚的にもわかります。 ハッシュレートから価格への影響はどのくらいあるのか? ハッシュレートに何かしらの変化があった時に、時間の経過も含めてBTC価格にどう伝わっていくかをインパルス応答関数で明らかにした図が以下になります。 ハッシュレートに1単位(1標準偏差)の衝撃を加えたときに、BTC価格は全体として最大でも±0.003(±0.3%)ほどの影響しか受けていないことになります。 対象期間(17年10月から19年9月)のビットコインの平均価格が $7653.274ということを加味すると、1単位のハッシュレートの変動に対して最大でも$22ほどの変動分しか反応していないということです。 またハッシュレートの変化に対して、10日後あたりからは影響が落ち着き始め、ほとんど0に収束し行くのが見てわかります。 この微量の波(影響)から考えてもグレンジャー因果が存在しないことが伺えます。 ハッシュレートの下落(2019年9月23日)が起こった理由 今回、ハッシュレートからBTC価格への目に見えるような因果が、少なくてもグレンジャー因果性分析では認められないことが明らかになりました。 それでは、そもそも9月23日にハッシュレートが大幅に下落した理由はどこにあるのでしょうか? 理由を説明するために、ハッシュレートとブロック生成数の関連性について説明します。 ハッシュレートは難易度とともにブロック生成数にも影響される? https://twitter.com/hereisyourbtg/status/1176723319455801345 上記はKanaGoldさんによる、先日のハッシュレートの下落に関してのツイートです。上記のツイートで指摘されているように、"ハッシュレートは直接観測できない値なので、難易度とブロック生成時間の平均値から推定される性質のもの"であり、ブロック生成数はポアソン分布に従っています。 つまり、ハッシュレートは難易度とともにブロック生成時間(ブロック生成数)にも影響されるようです。 これは、難易度が一定の中で、生成されるブロック数が少なければハッシュレートも下がり、ブロック数が多ければハッシュレートも上がるということが言えるわけですね。 KanaGoldさんの分析によると24時間以内に生成されるブロック数は平均して144ブロックです。 極端すぎる例を用いると、今まで24時間で144ブロックほど生成されていたのに、突然次の24時間で生成されるブロック数が100以下になったらどうでしょうか? (24時間のブロック生成数が100以下になる確率は0.00665%なので、ほとんど有り得ない) そうなれば、24時間で観測されるハッシュレートが大幅に下落することになります。 つまり、ハッシュレートの暴落は確率的に起こり得るのです。 マイナーが恣意的に操作しているとか大きな力が外から加わっていることよりも、確率的におきているという説明の方が説得力がありそうです。 KanaGoldさんのツイート内容によれば、ハッシュレートの暴落があった24時間以内のブロック生成数は117です。 平均が144ブロックですから、24時間以内に117ブロックしか生成されなかったら少し驚きますよね。 例えて言えば、あなたが、いつも150人の客が来たり130人来たり変動はあるものの平均して1日(24時間)に144人が来客するお店の店主だとします。そんなお店で117人しか来ないようなものです。 では24時間以内に生成されるブロックが117ブロック以下となる確率はどれほどなのでしょうか。 その確率はズバリ、1.16%ほどです。 これは365日×1.16%という計算から、1年間に3回から4回ほど起こる、珍しいけど全くないわけでもない事象ということになります。 そのため、23日のハッシュレート暴落は確率的に言えば年に3回から4回ほどは起こり得るような事柄と言えるでしょう。 まとめ 先の因果性の分析を振り返ると、ハッシュレートとBTC価格にグレンジャーの意味で因果性はなさそうです(再度、グレンジャー因果と通常の因果の意味に少し違いがあることに注意してください)。 また9月23日に見られたハッシュレートの暴落は珍しいことではありますが、起こり得ると言えます。 そのたまたま起こったハッシュレートの暴落とビットコインの価格下落が偶発的にも同じような時期に起きてしまったために、2つの間に相関性・因果性があるかのように見えただけと結論づけられるのではないでしょうか。 しかし、これからますます投資家が、指標としてハッシュレートの変動をBTC価格予測に使えば、ハッシュレートの値動きがBTC価格を説明する大きな要素になり得ることも考えられます。というのも、いつでも市場には自己実現性があるからです。 BTC価格がハッシュレートに従っているという見解が色濃くなれば、ハッシュレートに従う投資家が増え、その結果BTC価格がハッシュレートに従う動きを取るようになることもあり得ます。 参考文献 など A Lucas Critique to the Difficulty Adjustment Algorithm of the Bitcoin System Special Thanks:KanaGold@BUIDL, Ltd.














