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2025/02/06ステーブルコイン大手テザー社、AI事業を推進
ステーブルコインUSDTを発行するテザー社は、AIを活用した新たな取り組み「Tether Data」の最新情報を発表しました。 Tether Data, preview of some of the AI apps we're developing: AI translate, AI voice assistant, AI bitcoin wallet assistant. Tether will launch soon its own AI SDK platform, open-source, built upon Bare (Holepunch's javascript runtime), working on every hardware, from embedded… pic.twitter.com/W5JFmoVcnh — Paolo Ardoino 🤖🍐 (@paoloardoino) February 4, 2025 同社は独自のAI SDKプラットフォームをリリース予定。また、現在開発中のアプリではAI翻訳、AI音声アシスタント、ビットコインウォレットAIアシスタントなどの機能が搭載されるといいます。 アプリはデバイス上でローカルに動作し、プライバシー保護とデータ・資産の自己管理を重視した設計が採用。また、AIモデルのトレーニングプラットフォームをクラウド上で利用できるPaaS(Platform as a Service)も開発していることを同社は明らかにしています。 テザー社は、上記以外にも様々な取り組みを進めています。 2025年1月末、同社はUSDTをBitcoinのLightning Networkに対応すると発表しました。 Tether 🧡 Bitcoin Tether Brings USDt to Bitcoin’s Lightning Network, Ushering in a New Era of Unstoppable Technology Read more: https://t.co/xJVKLHfht0 pic.twitter.com/PfftiXMLSO — Tether (@Tether_to) January 30, 2025 これについてエコノミストのアレックス・クルーガー氏は、Lightning Networkの普及状況を考慮するとこの取り組みはマーケティング的な意味合いが強く、実際にはあまり使われないだろうとの見解を示しています。 新たなトークン形態「USDT0」も発表 テザー社は先月、Ethereum上のUSDTに対して1:1の裏付けを持つ新トークン「USDT0」を発表しました。このトークンはLayerZeroのOFT(Omnichain Fungible Token)標準を採用し、異なるネットワーク間でのシームレスな資産移動を可能にすることを目的としています。現在、Krakenが手掛けるレイヤー2「Ink」とArbitrumに対応しており、今後BerachainやMegaETHにも対応予定とされています。 Introducing USDT0.@Tether_to has completely reshaped global economies and in just over a decade has become the single largest stable asset in the world at almost $140B. It fulfilled crypto’s original promise of banking the unbanked and providing critical financial… pic.twitter.com/36oZJd6F3Q — USDT0 (@USDT0_to) January 16, 2025 テザー社の2024年第4四半期決算によると、四半期利益は約60億ドル、年間利益は137億ドルに達しました。また、総資産は1,130億ドルに及ぶと報告されています。今後の事業展開として、AIプラットフォーム・アプリ、通信事業、新たな金融ツール・サービス、教育関連の取り組みを進める方針を示しています。 欧州では、MiCA(Markets in Crypto-Assets)規制の施行に伴い、CoinbaseがUSDTの取り扱いを停止しました。これにより、USDTの市場シェアは徐々に縮小しつつあり、USDCがその差を縮めています。しかし、依然としてUSDTは市場最大のステーブルコインとしての地位を維持しています。 テザー社は、先日、本社をエルサルバドルへ移転することを発表しました。同社の創設者および経営陣もエルサルバドルへの移住を計画しているとされています。 トランプ氏率いる米新政権は米ドルの強化を目的にステーブルコインの普及に取り組み姿勢を示しています。そのような状況のなか、引き続きテザー社やステーブルコイン市場の動向に注目が集まります。 記事ソース:Tether、Fortunafi、Unchained
Press
2025/02/06仮想通貨市場の盛り上がりにあわせて、注目度が増している4つのミームコインとは
Press Released Article ※本記事はプレスリリース記事となります。サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。 仮想通貨市場は、世界各国での規制緩和への期待や投資家の関心拡大を背景に大きな盛り上がりを見せています。 ビットコインやアルトコインが調整しながらも全体的に見れば上昇し続けている一方で、新興のミームコインにも注目が集まっています。 ミームコインは、エンターテイメント要素と大きな利益を狙えるポテンシャルを併せ持つことから、次なるトレンドを先取りしたい投資家にとって魅力的な存在と言えるでしょう。 今回の記事では、これから躍進が期待される注目のミームコインをいくつかご紹介します。 いずれもユニークなコンセプトや実用性を備えており、今後大きなブレイクを果たす可能性を秘めています。 ミームコイン市場の盛り上がりの背景 ミームコインが高い関心を集める理由は、単にエンタメ性やコミュニティの盛り上がりだけではありません。 特に投機的な性質を好む投資家にとっては、早期参入による高いリターンの可能性も魅力です。また、一部のミームコインはエンタメ要素だけでなく、ユーティリティを持っており、そこに新たな価値創造のチャンスを見出す動きも見られます。 実際、最近では1週間に数百万種類もの新規トークンが誕生しているとも言われ、その中からどれが有望な銘柄となるのかを見極めるのは容易ではありません。 しかし、「ミーム」というフックを活用しつつも、しっかりとした技術基盤やコミュニティ支援を持つプロジェクトが生まれ始めているのも事実です。 以下に、注目度が高まっている4つのミームコインプロジェクトを見ていきましょう。 1. Solaxy($SOLX、ソラクシー) Solaxyは、一見するとミームコインのカテゴリーに入るものの、長期的な視点での成長も期待できるユニークなプロジェクトです。その理由は、Solana向けのレイヤー2ブロックチェーンを開発することで、ネットワーク混雑の課題を解決しようとしている点にあります。 Solanaは低手数料・高速処理により、多くのミームコインプロジェクトや投資家から注目を集めてきました。しかし取引が殺到すると、送金遅延やトランザクション失敗などの問題が発生することも事実です。Solaxyはこうした課題を「オフチェーン決済」や「トランザクションのバンドル(まとめ処理)」といった技術で解決しようとしています。これにより、コスト削減と高速化を両立し、さらに安定した取引環境を提供することが期待されています。 Solaxyは現在プレセール段階であり、既に1,800万ドルもの資金を集めることに成功しました。Solanaエコシステム内での次世代ミームコインプラットフォームとしても位置づけられ、今後の拡大が期待されます。 Solaxyの公式サイトは、XもしくはTelegramからご確認いただけます。 2. MIND of Pepe($MIND、マインド・オブ・ペペ) 数多くのミームコインが市場に登場するなかで、MIND of Pepeはミームコインおなじみの「ペペ」を活用しつつ、AI技術を組み合わせた新しい試みに挑戦しています。 このプロジェクトでは、高度なAIエージェントを開発し、SNS(Xアカウント)や仮想通貨ウォレットを自律的に運用します。市場データの収集やトレンドの分析、新規トークンのローンチまでもAIエージェント自身が自動で行う構想です。 MIND of Pepeのトークンを保有することで、こうしたAIエージェントが収集する重要データやインサイトにアクセスでき、さらにAIエージェントがローンチする新規トークンの早期のアクセスも可能になります。 現在実施中のプレセールで510万ドルを調達しており、非常に強い支持を得ているプロジェクトの一つです。革新的なAI活用という点は、今後のミームコイン市場の差別化要素として注目されるでしょう。 MIND of Pepeの公式サイトは、XもしくはTelegramからご確認いただけます。 3. Meme Index($MEMEX、ミームインデックス) 多様なミームコインへ一括投資したいけれど、複数銘柄を個別に購入するのは手間がかかる…そんな課題を解決しようとしているのがMeme Indexです。 このプロジェクトでは、投資家が$MEMEXトークンを保有するだけで、ミームコインのインデックスを売買できる仕組みを提供します。複数のミームコインをパッケージ化することで、個別売買に比べて手数料も抑えられ、リスク分散もしやすくなります。 Meme Indexでは、低ボラティリティから超高ボラティリティまで、4種類のバスケットが用意されています。 さらに、$MEMEXトークン保有者は、投票によってバスケットに含めるミームコインの追加・除外や、新しいバスケットの提案を行うことができます。 たとえば「AI系ミームコインだけのバスケットを作る」など、柔軟なアイデアが反映される可能性があるわけです。 現在はプレセールを実施中で、既に330万ドルを調達済みです。分散投資を望む投資家層にとって今後の展開が期待されています。 Meme Indexの公式サイトは、XもしくはTelegramからご確認いただけます。 4. Wall Street Pepe($WEPE、ウォールストリート・ペペ) Wall Street Pepeは、すでに終了間近のプレセールで約7,000万ドルを集め、目標としていた6,000万ドルを軽々と超えたことで一躍注目を浴びました。ペペをモチーフにしながらも、単なる「ネタ」に終わらない実用性が評価されています。 Wall Street Pepeは、仮想通貨市場において、個人投資家が利益を得られる環境を目指しています。 どのようにしてその環境構築を目指すかというと、$WEPE保有者限定ではありますが、ミームコイン市場での分析レポートやプロ級のトレードシグナル、コミュニティ内での情報交換の場など、仮想通貨の投資を多角的にサポートします。 こうしてミーム×投資という楽しさだけでなく、実際の仮想通貨における様々な投資判断にも役立つプラットフォームとしての価値を高めています。 Wall Street Pepeの公式サイトは、XもしくはTelegramからご確認いただけます。
DeFi
2025/02/06Ondo Finance、RWAプラットフォーム「Ondo GM」を発表
実世界資産(RWA)プロジェクトであるOndo Financeは、株式、債券、ETFなどの資産をトークン化し、金融市場のグローバルなアクセス性と効率性を高めることを目的としたプラットフォーム「Ondo Global Markets (Ondo GM)」を発表しました。正式ローンチは2025年中を予定しているといいます。 1/ Today, we’re excited to unveil a first look at the next evolution for Ondo Global Markets (Ondo GM), our RWA tokenization platform designed to enable onchain access to stocks, bonds, and ETFs. What stablecoins did for dollars, Ondo Global Markets will do for securities. pic.twitter.com/ce0PLD9kHc — Ondo Finance (@OndoFinance) February 4, 2025 Ondo GMでは、米国外の投資家を対象に米国の株式や債券、ETFに1:1で裏付けされたトークンへのアクセスが可能となります。投資家はこれらのトークンに24時間アクセスできるだけでなく、高い流動性を維持しつつトークンを活用したさらなる利回り獲得の機会が得られます。 資産運用会社や発行者側にとってもOndo GMを通じて米国外の投資家との接点を確保する手段が提供されることとなります。 拡大を続けるRWA市場への対応を目的に、Ondo Financeは先日新たな技術イニシアチブ「Ondo Nexus」を発表しました。 1/ Today, we're excited to announce the launch of Ondo Nexus, a new technology initiative designed to unlock instant liquidity for third-party issuers of tokenized Treasuries. Leveraging OUSG’s instant minting and redemption capabilities, Ondo Nexus enhances the liquidity and… pic.twitter.com/nxUByooycQ — Ondo Finance (@OndoFinance) February 3, 2025 これによりパートナー発行体のトークン化国債の投資家はさまざまなステーブルコインとシームレスに資産を交換できるようになり、エコシステム全体の流動性と実用性が向上するとしています。 ボストン・コンサルティング・グループは以前、RWAの市場規模は2030年までに16兆ドルに達すると予測しました。引き続きOndo Finance等のRWA分野のプロジェクトの動向に注目が集まります。 記事ソース:Ondo Finance (1)、(2)
ニュース
2025/02/06Berachain、2月6日にメインネットをローンチ|エアドロップチェッカーも公開
Berachainが2025年2月6日にメインネットを開始することが明らかになりました。あわせて、$BERAトークンのTGEもメインネットのローンチと同時に行われ、トークノミクスとチェッカーが公開されたことにより、すでにエアドロップの枚数確認が可能となっています。 Berachain's mainnet will launch on February 6th, 2025. Welcome to Q5. — Berachain Foundation 🐻⛓ (@berachain) February 4, 2025 今回発表されたトークン割り当ては、Initial Core Contributorsが16.8%、Investorsが34.3%、そしてCommunityは48.9%となっています。Community枠のうち、エアドロップに15.8%、Community Initiativesに13.1%が配分される点も発表されました。 🐻⛓️🔜 https://t.co/2zLp675M0x — OpenSea (@opensea) February 5, 2025 こうした動きを受け、OpenSeaはBerachainのX(旧Twitter)投稿に対して絵文字で反応しており、対応を示唆しているとみられています。また、Magic Edenも同様にX上でBerachainへの言及を行っており、これからの連携に注目が集まっています。 $BERAはBinanceやBybitなど複数の主要取引所に上場される予定であり、活発な取引が期待されています。
NFT
2025/02/05メルカリNFT、RWAトレーディングカードの取り扱いを開始|現物償還は可能?
メルカリNFTは、ブロックチェーン技術とトレーディングカード(以下、トレカ)のプラットフォーム「Courtyard.io」の取り扱いを開始しました。これによりユーザーはトレカNFTを購入することが可能となります。 メルカリNFTでトレーディングカードを売買できるようになりました! 現物カードはCourtyard/.ioで厳重に保管されており、NFTとして売買もできますし、現物のカードと交換することもできます。トレカの新しいコレクション体験をぜひお試しください!https://t.co/q3nREM9nPs — nobu / 鈴木伸明 (@nobuzuki) February 4, 2025 Courtyard.ioのNFTはトレカの現実資産(RWA)となっているため、NFT保有者は現物トレカと交換(現物償還)することが出来ます。しかしながら、メルカリNFTではNFTの保有と売買はメルカリのウォレットによって行われるため、ユーザーは自身が購入したNFTを外に出せず、現物償還が可能かどうかが話題となっていました。 この疑問に対してプロダクトマネージャーの鈴木伸明氏は、CourtyardのNFTに限りユーザーウォレットへのNFT出庫に対応し、現物償還が可能になっていると回答しました。 記事執筆時点での、現物償還可能なプロジェクトはCourtyard.ioのみとなっています。 情報ソース:メルカリNFT
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2025/02/05米Semler Scientific社、約130億円分のビットコインを購入
ヘルスケアテック企業のSemler Scientificは、2024年1月11日から2月3日の期間で新たに871 BTCを取得したことを発表しました。購入総額は8,850万ドル(現在約135億円)で、平均購入価格は1 BTCあたり101,616ドルとなっています。 同社は2023年7月1日から2024年2月3日までのビットコイン財務戦略において、152%の利回りを記録していると報告しています。 現在、Semler Scientificの総保有量は3,192 BTCとなり、1 BTCあたりの平均購入価格は87,854ドルに達しています。この保有量により、同社は取引所やETF運用会社を除いた企業ランキングで第10位に位置しています。 近年、MicroStrategy社を筆頭に、財務上の資産としてビットコインを採用する企業が増えています。Semler Scientificもその流れに沿い、積極的なビットコイン取得を進めていることが窺えます。 記事ソース:ir.semlerscientific.com
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2025/02/05仮想通貨リップル、ネットワークが約1時間停止
2024年2月4日、仮想通貨XRP(リップル)のネットワークであるXRP Ledger (XRPL) が64分間にわたり停止したことが報告されました。現在は通常の運用を再開しており、資産やトランザクションの損失は確認されていません。 関連:仮想通貨リップルの訴訟、取り下げの可能性|最高法務責任者が指摘 The network is now recovering. We don't know exactly what caused the issue yet. Super-preliminary observation: It looked like consensus was running but validations were not being published, causing the network to drift apart. Validator operators manually intervened to choose a… — David "JoelKatz" Schwartz (@JoelKatz) February 4, 2025 リップル社の最高技術責任者(CTO)であるデビッド・シュワルツ氏は、コンセンサスの実行自体は成立していたものの検証が公開されなかったためネットワークが分離した可能性があると説明。また、ネットワークを再起動するために変更を余儀なくされたUNL(ユニークノードリスト)のオペレーターはほとんどいなかったため、ネットワークが自然に回復した可能性があると述べています。 UNLとは、XRPLにおいて承認作業を行うバリデータのリストであり、かつてはリップル社がその半数近くを管理していました。しかし、リップル社は年々その関与を弱める方針を取り、2023年1月にはリップルが運営するバリデータをUNLから削除し、当時34のバリデータのうちリップル社の影響力は2つに低下しました。 現在、リップル社は今回のトラブルの詳細な原因調査を進めているとしています。 リップル、ゴールデンクロスの実現により1兆ドル資産なるか|目標価格は25ドル
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2025/02/05ビットコインの実現時価総額8500億に到達、主要資産としての地位を確立か
ビットコイン(BTC)は2022年11月以降、約4,500億ドルの追加資本を吸収し実現時価総額の合計が8,500億ドルになったことが、Glassnodeの最新レポートで報告されました。 レポートでは、ブータンが大規模なマイニング事業や米国が戦略的準備資産としての可能性を検討していることなど、機関投資家だけでなく国家もビットコインに対して関心を寄せていることが強調されています。 ビットコインは現在も本質的な価値と有用性について議論がされていますが、世界最大規模の資産の1つに成長しており、時価総額換算では2兆ドルを超えています。これは銀の1.8兆ドル、サウジアラムコの1.8兆ドル、メタの1.7兆ドルの時価総額を上回る水準です。 また、分散型決済ネットワークとしても成長を遂げており、過去1年間では毎日平均87億ドルを処理し合計で3兆2000億ドルの取引高を達成しました。 大きな成長を遂げているビットコインですが、Googleのビットコインに対する検索関心は2021年の水準に達しておらず、さらなる関心の高まりが期待されています。 情報ソース:Glassnode
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2025/02/05米中の関税発動と報復措置が仮想通貨市場を揺るがす中、$MEMEXは注目度が上昇
Press Released Article ※本記事はプレスリリース記事となります。サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。 2月に入り、ビットコイン($BTC)は10万ドルを一時的に回復する場面がありましたが、中国政府が米国の関税措置に対して報復関税を発動すると発表したことで、再び10万ドルを割り込む展開となりました。わずかな期間に数千ドル単位の値動きが生じるなど、ビットコインのボラティリティは依然として非常に高い状態です。 今回の対立は、そもそもトランプ大統領がカナダ・メキシコに高関税を課す方針を打ち出したことが発端とされています。直近ではトランプ大統領が関税発動を1か月延期すると表明し、マーケットは一時的に安心感を取り戻しました。 しかし、このタイミングで中国が報復関税を課す方針を発表したため、投資家心理は再び冷え込み、ビットコインをはじめとするリスク資産の売りが強まったとの見方が有力です。 そんな厳しいマーケットでも、新興の仮想通貨であるMeme Index($MEMEX、ミームインデックス)は今回の一連のショックの影響を大きく受けることなく、現在実施中の資金流入が続いています。 リスクオフで揺れる仮想通貨市場 ビットコインが9万ドル台前半で下げ止まり、急反発するシーンが度々見られる一方で、ほかのアルトコインは売りに押されているケースが目立ちます。これは、投資家が「リスク回避」としてビットコインや金(ゴールド)、キャッシュなどへの資金移動を優先させているためと考えられています。 CoinMarketCap100指数は、一時8%を超える下落を記録し、投資家の市場心理を示す指標も「恐怖」水準に達しました。株式市場でもS&P500先物が1.9%下落、ダウ平均も1.5%安を記録するなど、仮想通貨だけでなく、株式やコモディティも含めて広範囲にわたる「リスクオフ」の流れが強まったのです。 しかし、オンチェーン分析によると、ビットコインのデリバティブ市場(先物やオプションなど)で資金調達率がマイナスに転じるなど、過去には強気相場に転じるサインと見なされてきた動きも見られます。そのため、一時的な乱高下を経て、再度上昇トレンドに復帰するのではないかという見方も一部では根強い状況です。 トランプ大統領の関税戦略とドル高是正の狙い そもそもトランプ大統領が「関税」という強硬策を繰り返し打ち出す背景には、米ドルが世界の基軸通貨であるために生じる「トリフィンのジレンマ」があるとも言われています。 米ドルは世界中で決済や準備通貨として使われるため、他国は大量のドルを保有し続ける必要があります。 その結果、米国は多額のドルを発行し、長期的な貿易赤字を抱えがちになりますが、これはドル高による輸出競争力の低下をもたらす要因の一つです。 関税を引き上げることで米国内の産業を保護して、ドル高是正や国債金利の低水準維持を狙うのがトランプ大統領の意図だという見方もあります。 もし関税戦争が激化し、世界経済が減速してドル安が進むような展開になれば、金(ゴールド)や国債だけでなく、仮想通貨にも資金が流れてくる可能性があるわけです。 市場が不透明な中でMeme Indexへの注目が急拡大 こうした先行き不透明な市場環境の中で改めて重要視されているのが、資産を複数に振り分ける「分散投資」です。金・株式・債券といった伝統資産だけでなく、仮想通貨の分野でも銘柄を分散することでリスクを抑えながらリターンを狙う動きが広がっています。 ここで脚光を浴びているのが「Meme Index」というプロジェクトです。 従来、ミームコインはドージコインなど個別銘柄への投資が一般的でした。 しかし、Meme Indexは独自トークンの$MEMEXを購入するだけで、複数のミームコインへ半自動的に分散投資できる仕組みを提供しています。さまざまな分散投資バスケットをまとめて保有するイメージに近いといえます。 Meme Indexの4つの投資バスケット Meme Indexは以下の4つの投資バスケットが用意されており、リスク許容度に応じて好みのバスケットに投資ができます。 Meme Titan Index 時価総額が10億ドルを超えるミームコインを対象とし、比較的安定した動きを目指します。 Meme Moonshot Index トップ10に入ることを目指す成長中の有望プロジェクトを集めたインデックスです。リスクはやや高いものの、一気に大化けする可能性を秘めています。 Meme Midcap Index 時価総額5,000万~2億5,000万ドル規模の中堅銘柄で構成され、安定と成長のバランスを狙う投資家向けです。 Meme Frenzy Index もっともボラティリティが大きい銘柄を含む、ハイリスク・ハイリターン型のインデックス。 Meme Indexの独自トークン$MEMEXは、現在プレセールを実施中で、割安価格での購入が可能です。さらに、プレセール参加者にはステーキング機能が提供されており、現在は年率683%という非常に高いステーキング報酬を得ることができます。 プレセール終了後には、仮想通貨取引所への上場が予定されており、トークン価格の上昇によるキャピタルゲインを狙うことも期待されます。 不透明な市場だからこそ柔軟な選択を 米中をはじめとする貿易摩擦の行方は、仮想通貨市場だけでなく世界経済全体に影響を与えます。特にビットコインは、政治・経済ニュースに反応しやすく、短期間で数%以上動くケースが珍しくありません。先日のように米国が関税発動を延期したかと思えば、中国がすかさず報復措置を発表するといった具合に、一筋縄ではいかないのが国際金融の現実です。 こうした状況では、一極集中の投資よりもリスク分散を図ることが肝心です。仮想通貨であれば、ビットコインだけでなく、アルトコインや複数のミームコインへと資金を振り分けることで、値動きの激しい市場でも一部銘柄の大幅上昇を捉えられる可能性が高まります。 Meme Indexは、まさにこの「分散投資」のニーズに応える新たな選択肢として、注目度が急上昇中です。 Meme Indexの公式サイトは、X(旧Twitter)もしくはTelegramからご確認いただけます。
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2025/02/05リップル、ゴールデンクロスの実現により1兆ドル資産なるか|目標価格は25ドル
リップル(XRP)のビットコイン(BTC)建てパフォーマンスに大きな注目が集まっています。週足チャートでは短期移動平均が長期移動平均を上回るゴールデンクロスに近づいています。一般的にゴールデンクロスは強い上昇傾向を示唆するものとされています。 現在、XRPは約0.000025BTCで推移しています。しかしながら、2017年5月に記録したビットコインに対する過去最高値0.00025BTCにはまだ遠く及んでいません。 仮にXRPがそのピーク時に戻るとした場合、XRPのドル建て価格は約25ドルに相当し時価総額は1兆ドルを超えることとなります。 XRPは米国産銘柄ということもあり、新トランプ政権下での暗号資産政策の中心となることが期待されています。 情報ソース:XRP / BTC