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2018/06/25SkycoinがBinance(バイナンス)と提携を発表!!
この記事の3つのポイント! SkycoinとBinanceが戦略的提携を発表 Skycoinのエコシステムにおける$BNBの全面的サポートをしていく姿勢 将来的なアプリ開発にも$BNBが取り込まれていく 記事ソース:Skycoin and Binance: A Strategic Cooperation Agreement いまからちょうど一か月前の2018年5月24日、Skycoinの取引がBinanceで解禁されましたが、今回SkycoinとBinanceは戦略的提携を結んでいくことを発表しました。 これによりSkycoinのエコシステムアプリケーションでは、BinanceのプラットフォームトークンであるBNBを利用することができるようになるようです。 Skycoinは以下のような形でBNBの利用をサポートします。 Skycoinのソフトウェアウォレット内でのBNB保管。ユーザーはSkycoinのウォレット内で$BNBと$SKYの交換ができるように Skycoinの分散型インターネットであるSkywireにおけるBNBの利用 SkycoinのブロックチェーンであるFiberプラットフォーム上のゲームである『KittyCash』における決済手段としてのBNBの利用 Skycoinのプロジェクトの一つであるSamosにおけるBNBサポート 今後のSkycoinのアプリケーションにおけるBNBサポート 上述の通り、Skycoinの既存のプラットフォーム上でのBNBの全面的なサポートはもちろん、将来的にもBNBをSkycoinのシステムに取り込んでいく姿勢が伺えます。 shota マーケティングに力を注いでこなかったSkycoinが本気出すとどうなるのか、注目したいです!!!
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2018/06/252018 ASIA DIGITAL ASSET & Blockchain Congress 開催 (2018年7月2-3日)
相場が冷え込む今日このごろですが、日本が主体となったカンファレンスが沢山増えてきました。 相場が冷え込んでいると、暗号通貨やブロックチェーンに関しての興味が薄れている方も多いかと思いますが、国内や国外ではまだまだ大きなイベントも開催予定となっています。 さて、今回は2018 ASIA DIGITAL ASSET & Blockchain Congressというカンファレンスが、2日間に渡って開催されることになりました。 7月2日、7月3日の2日間に渡り、開催される当イベントでは、海外でも非常に注目度の高いプロジェクトが集まるイベントになっています。 イベント概要 日程 : 2018年7月2日(月) – 2018年7月3日(火) 会場 : ヒルトンホテル成田 主催 : Asia Digital Asset & Blockchain Congress イベント背景 ビットコインや他の暗号化通貨に関してのニュースでで、 "ブロックチェーン"という言葉が既に浸透しつつあります。 2017年、日本は4月1日以降、新たな仮想通貨法が導入されて以来、ブロックチェーンや仮想通貨の導入に向けて全力を尽くしています。日本は、この新しいパラダイムに特別な熱意を示した国の一つです。 また、日本の一部の銀行では、銀行間の送金手数料を削減できるブロックチェーン技術を使用したサービスが開始される予定です。 メガバンク、りそな銀行、地方銀行など、約60社の日本の金融機関が既にこの技術を使ったテストを完了している。3月には、インターネット専用銀行や地方銀行を含むいくつかの企業が、スマートフォンアプリを使用して簡単かつ安価に送金できるサービスを開始すると発表しました。 さて、2018年はどうなるでしょうか? 最後に スピーカーにはSBI Ripple Asia の CEO の沖田様を始め、中国の有名プロジェクトやその他キャピタルの方も沢山参加されます。 今回は2018 ASIA DIGITAL ASSET & Blockchain Congress のメディアパートナーとして、CRYPTO TIMESではイベントに関するレポートも上げていきたいと思っております。 お時間のある方、海外からも沢山のゲストがスピーカーとして参加するので、是非とも参加してみてはいかがでしょうか。 DAIBC OfficialHP
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2018/06/25中国の警察が電力を不正に使用してマイニングをしていたとして男を逮捕
この記事の3つのポイント! 1.中国で電力を盗んでマイニングしていたとして男性が逮捕される 2.男性はマイニング機材購入後に採算が合わないことに気づき犯行に及んだと言う 3.中国国内ではマイニング関連の犯罪が増えており対策が急がれる 記事ソース:XinhuaNet 中国警察は多量の電力を盗み不正にマイニングに使用していたとして男性を逮捕しました。 男性はマイニング機材購入後に採算が合わないことに気づく 中国安徽省の警察は地元の電力会社から電力消費量の増加の報告を受け調査したところ、200台以上のコンピューターがビットコイン(BTC)およびイーサリアム(ETH)のマイニングに使用されていたと発表しました。 男性は今年四月から五月にかけて15,000kWhの電力を盗んでいました。捜査当局は当初男性のMaという性のみ認識しており、Ma氏が仮想通貨マイニングで大金を手にすることを夢みていたと報じられています。 Ma氏は今年四月にマイニング用のハードウェアを購入していますが、その後1日あたりの電力に6000元(約10万円)ほどのコストがかかると判明し、「通常のマイニングでは利益を出せなかった」と逮捕時に語ったそうです。 マイニングのために電力を不正に使用し、逮捕に繋がるというケースでは中国では珍しいものではなく、以前にもビットコインマイニング関係での逮捕者が出ています。今年四月には少なくとも二人が電力を盗んでビットコインをマイニングしていたとして中国警察に逮捕されている事例があります。 kaz マイニングで本格的な利益を出そうとしたらそれなりに準備が必要だからね…
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2018/06/25バハマが公式に認可された仮想通貨の発行を検討中と報じられる
バハマでは銀行サービスの欠落が問題に バハマ中央銀行の副首相兼財務大臣のHon.K.Peter Turnquest氏は今週バハマで開催されたブロックチェーンおよび仮想通貨に関するカンファレンスで声明を発表しました。Turnquest氏はグランド・バハマ島が同国の仮想通貨産業に置けるハブになることを希望していると言います。 同氏は「完全なデジタル支払いサービスの開発はこの時代のガバナンスにおいて必須である。デジタルなバハマ通貨は特に銀行が縮小し、地域社会から離脱し、銀行サービスが受けられないバハマ諸島のコミュニティに必要なものである。」とコメントしました。 「我々の政府および金融サービスのデジタル化は事業のしやすさとバハマの社会構造の両方を補完します。」 約一年前にTurnquest氏は現職に任命された際、同氏は政府関係者の汚職の根絶と効率化を掲げ、ブロックチェーンテクノロジーを諸島に導入することをマニフェストとして掲げていました。 バハマの他にも独自の仮想通貨発行を検討している政府は数多く存在します。例えばイングランド銀行は先日、独自の仮想通貨発行に関するリスクを調査した報告書を発表しています。一方のスイス政府も自国通貨発行に関するリスクを調査するよう要求したと報じられています。 各国政府が独自の仮想通貨を発行するという流れは今後さらに加速して行くとみられています。 kaz やっぱり独自仮想通貨の発行はメリット大きいんですね、
特集・コラム
2018/06/25ぴよひなの仮想通貨の”ナカのナカ” 第1回
みなさん、初めまして!ぴよひな (@piyohina)と言います。 今回からCRYPTO TIMESにて仮想通貨のコラムを書かせていただくことになりました。 普段は声優・歌手として、作品でキャラクターを演じさせてもらったり、CDを出させてもらったり、ステージで歌わせてもらったり・・・そんな生活をしています! そんな私が、なぜ・・・仮想通貨コラムを担当させてもらうことになったかと言うと・・・ 仮想通貨で生まれて初めて貯金が出来た!から(笑)かな・・・? IT関連やPC関係に興味があって、仮想通貨にも興味を持ち2017年夏ごろから自分自身で運用するようになりました。独学&初心者ではありますが、日々仮想通貨をお勉強していますー! そんなぴよひながお送りする仮想通貨コラム、”ナカのナカ”楽しんでいただけるようにがんばりますのでどうぞこれからよろしくお願いいたしますー! ぴよひなってだーれ?? 仮想通貨ってなーに?を探るまえに・・・書いてるあなたはなーに?だーれ?・・・・ですよね笑 ぴよひなが仮想通貨を知ったのは2014年のマウントゴックス事件でした ※2014年3月に東京の仮想通貨取引所であった「マウントゴックス」で仮想通貨115億円相当が消失した事件 大ニュースになりましたし、いろんなメディアで取り上げられてましたよね。 「なんか良く分からないものですごく稼いでいる人がいるのだなー」 「仮想通貨ってSuicaみたいなもの?」 「おもしろそうだけど、危なそうだなぁ」 と思いながら、自分で仮想通貨のことを調べたりしていました。 その時に、仮想通貨の仕組みについてはネットなどで独学で勉強したのですが、実際に何か仮想通貨を買ってみる、ということはありませんでした。 私が初めて仮想通貨を手にしたのは2017年夏、VALUというサイトでした。 ぴよひなのVALU このサイトは、その人の価値をユーザーが決めて、ビットコインで買ってもらうというシステムになっています。 「こんなことが出来ますよ!」「将来これくらい有名になります」「なので私の価値は将来的にあがります!」という訴求をして自分(の発行した株)を買ってもらい、そこで得た資金を自分の活動に生かす、という仕組みがメインです。 そこだけだとクラウドファンディングっぽいのですが、株を買ったユーザーはその人の価値があがったときにその株を売って売買差額を儲けることが出来るので、株式とクラウドファンディングの中間のようなサイトです。 そこでリターン(株主優待)を用意したり様々なアピールによって、”ぴよひな株”をビットコインで買ってもらった私は、初めてビットコインを手にしました! ただし、VALUはあくまで上記のようなクラウドファンディング的なサイトなので、ビットコインはVALU上の取引しかできないものになります。 VALUで頂いたビットコインを有効化して世界中で使える&日本円に換金もできるようにするためには仮想通貨取引所に登録しなくてはいけません ぴよひなは大手取引所であるbitFlyerに登録しました!!VALUで得たビットコインをbitFlyerにアウトプットすれば、晴れてどこでも使えるビットコインを手に入れたことになります!! 初めて私が手にしたビットコインは0.7BTC(当時は1BTCが20万円くらいなので約14万円もっていたことになります) そこから自身の様々な活動を広げたり、せっかくだからbitFlyerで取引してみようと他の仮想通貨を買ったりしました。 その後、2017年の年末には1BTCが200万円を突破するという自体が起きて、一瞬めちゃくちゃお金持ちになりました!笑 年末の狂騒(だったと今は思っています)が終わり、年が明けて、現在では1btcは70−80万円くらいを行き来していますね。 現在は ビットコインを0.4btc、 イーサクラシックを2ETC、 ライトコインを1LTC、 ビットコインキャッシュを0.0201BCH、 モナーコインを40MONA、持っています 投資してみよう!と買ったものから、ハードフォークで棚ぼたゲットしたコインまで様々ですが、 各コインの特色を調べたり、世界の動きと連動する仮想通貨を楽しんでいます! 最後に 仮想通貨で儲かればラッキー!!であることは間違いないのですが、ぴよひなは億万長者になりたいー!というよりは、仮想通貨を通していろんな未来や世界のことを想像する方が性格的に向いてるかなーと思います(笑) のんびりしているタイプなので、日々激しく動く仮想通貨の世界でお金持ちになる!のはすでに無理な気がしているチキンです・・・あ、いえ、ひなです← 「仮想通貨の世界を知りたいな、あ、もしワンチャンお小遣い増えたらうれしいけど!」という株でいう”短期利益よりは株主優待が欲しい系の投資家”かなと思います(笑) bitFlyerでは”ここでお買い物したらコインあげるよ”というサービスも多いので、ポイントカード的にビットコインを増やすことも楽しんでいます。 儲かるからというよりは”ぜんぶ揃えたい!”、”集めたい”というカードコレクション的な気持ちで買っているコインもあります(笑) 仮想通貨といえば「短期投資で儲かる」「バブルだ!」等、時にあやしい話も出てきますがこのコラムでは「仮想通貨の本当の価値」をみなさんと一緒に考えていけたらいいなと思っています。 「そもそもみんなが熱狂している仮想通貨っていったい何なのか」 「どうして人々は仮想通貨にハマってるのか」 「今の社会と仮想通貨の関係」 というのを探っていけるようなコラムにしていけたらと思っています! 元々は、ぴよひなの活動を応援してくださるみなさんから頂いた仮想通貨なので、儲けることではなく、ひなが仮想通貨をつかってお仕事を増やしたり有名になったり、活躍することが最大の恩返し!だと思っています。 なので仮想通貨について書けるこのコラムの場所は、とってもうれしいです! 初心者ですが、みなさんに仮想通貨の魅力を知ってもらえるようにがんばります! 週1回程度の配信を予定しているので、みなさんぜひお気に入り登録やブックマークしてくださいね! ぴよひな 近日の配信 近日の配信予定はこんな感じ! みなさんどうぞ宜しくお願いいたします! 【第2、3回】 ■ただの数字がレアになるブロックチェーン技術 ブロックチェーンが仮想通貨のホントの価値? ブロックチェーン技術によって管理者のいない国境なき通貨誕生! ■国境なき通貨としての価値 私たちが信じているお金には価値があるのか? マイニンングでコインがもらえる 送金がとても簡単すぎるメリットデメリット ■仮想通貨とSuicaの違いが分かりません! 仮想通貨と代替通貨は何が違うの? 送金・取引・購入の3大要素 ==ぴよひなプロフィール== HP https://www.piyohina.com/ twitter https://twitter.com/piyohina ITに詳しい女の子としてタレントデビュー、各種PCやITコラムも執筆 「世界一やさしいパソコンの本」出版 自身の声を生かし、キャラクターボイスやアニメ主題歌を歌うなどアーティストとしても活動 近日発売作品 toytoytoy2〜ボイスドラマおもちゃ箱〜(https://www.studiolivex.com/toy2) 10月発売CD DivAEffectProject 4th (https://www.diva-e.net/)
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2018/06/25ゴールドマン・サックスCEOは仮想通貨への肯定的な姿勢変わらず
仮想通貨に対して肯定的な発言 ゴールドマン・サックスのCEOであるロイド・ブランクファイン氏が、米メディアが行ったインタビューの中で仮想通貨に対して肯定的な発言をしたことが分かりました。 ブランクファイン氏は、紙幣と仮想通貨はどちらも本質的価値はそもそも無いことを触れ「紙幣がこれだけ普及したのだから仮想通貨も普及してもよいだろう」と自身の考えを述べました。 さらにブランクファイン氏はインタビューの中で今の世界の仮想通貨に対する否定的な見方は感情的で傲慢なものだと一蹴し、仮想通貨はじきに世界に受け入れられていく方向にいくことを示唆しました。 ブランクファイン氏は以前「私はビットコインをやらないし持たない」と発言し、自身の仮想通貨への関与を否定していましたが、仮想通貨の価値やその存在については認めていました。 今回のインタビューでの発言からその姿勢は変わっていないことが伺えます。 ゴールドマンサックスCEO「ビットコインは私には必要ない」 ゴールドマン・サックスは先日、仮想通貨のデリバディブ取引の開始を検討していることを発表しており、会社としても積極的に仮想通貨を取り扱っていくことが予想されます。 ゴールドマンサックスが仮想通貨のデリバティブ取引の開始を検討か 記事ソース:Bloomberg 今回のインタビュー(英語字幕)↑ ゆっし 仮想通貨の普及に対しては技術的な見解が多いけど、今回のように歴史からの見解も良いかもね。
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2018/06/25Ripple社がCoinbaseにXRPの上場を公式に依頼
この記事の3つのポイント!1.Ripple社がCoinbaseに対してXRPの上場を公式に依頼 2.CoinbaseはこれまでSECが証券と認める可能性のある通貨の上場を避けてきた 3.Ripple社のCEOはXRPのシステムは完全に独立しており上場に値すると主張 記事ソース:Bitsonline Bitsonlineが報じたところによるとRipple社は仮想通貨取引所大手のCoinbase(コインベース)に対してXRPの上場を公式に依頼しました。 Ripple社はXRPは上場に値すると主張 Ripple社の発行するXRPは仮想通貨全体で第3位の市場規模を誇ります。同社のCEOを務めるBrad Garlinghouse氏はカンファレンスの場において「私たちが大きな規模で問題を解決して行くのに連れて、Coinbaseが関心を示すのは当然なはず」と発言し、Coinbase社に接触を試みました。 Coinbaseはアメリカ証券委員会(SEC)が証券だと認めるもの、もしくは認められる可能性のある通貨を上場することを避けてきました。そしてそれがXRPが同取引所に上場されなかった主な理由です。 XRPは直近の訴訟で完全に分散化されていないことを理由に証券だと認められる可能性がありました。一方でXRPはかなりの規模のコミュニティを抱えており、Coinbaseにとって見過ごせない存在になりつつあります。 @coinbase I'm new to this world but you guys are getting hammered on You Tube and Twitters account for not listing XRP. Your company must be losing mega $$$$ and customers due to poor management decisions. Just saying from someone on the opposite side of the globe, lift your game — Australian (@MarkKeltie) 2018年6月23日 XRPは証券と見なされかねないという問題に関してGarlinghouse氏はRipple社はXRPの過半数を保有しているが、XRPの台帳システムは完全に独立している点をあげ、「Ripple社が明日倒産しても、XRP台帳システムは存続するだろう」と主張します。 今回の件に関しての決断はXRPの価格に大きな変化を与える可能性があるかもしれません。現在50円大で取引されているXRPは、今年の1月ににはCoinbaseに上場されるという噂を受けて400円ほどまで価格を上昇させています。 kaz Coinbase上場は是非とも期待したい!
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2018/06/24米最大仮想通貨取引所であるコインベースに不満続出!?
アメリカ最大手の取引所coinbase(コインベース)に対して顧客から不満の声が多く上がっているとbusinessinsiderが報じました。 報道によると「自分の口座にアクセスできない」「出金に時間がかかりすぎる」などの声が上がっているようです。 coinbase(コインベース)は2017年10月時点で1170万人の登録者がいるとされており、これは2016年の470万人から約150%増という数字で取引所の成長スピードと顧客への対応のバランスが崩れているのではと囁かれているようです。 色々な不満も相まって「コインベースは顧客より成長を優先させているのではないか」という懸念が一部から上がっているようです。 米メディアのマッシャブルはコインベースに対して、FOIAを使って米国証券取引委員会などに対してコインベースの顧客に関するデータの開示を請求した模様です。 FOIAアメリカの情報公開制度。請求があった場合はすべての政府情報を開示する 記事ソース:businessinsider ゆっし 日本も今取引所は色々と大変な時だよね。通貨と同じように取引所も淘汰されていくんだろうね。
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2018/06/24仮想通貨取引アプリを提供のRobinhoodが、銀行ライセンス取得に向けて協議中
アメリカで株式や仮想通貨の取引アプリを提供するRobinhoodが、アメリカでの銀行ライセンス取得に向けて、協議中であることをBloombergが発表しました。 Robinhoodが提供している手数料無料の株式取引プラットフォームに登録された人数は400万人を超えており、16州のユーザーは株式投資とともにBTCとETHの取引をすることができます。 このことから、Robinhoodは、銀行として登録することでワンストップ・ファイナンシャル・プラットフォームになるために、より多くのサービスを顧客に提供することができるようになります。 銀行サービスの実施に関する規制がアメリカではあるため、これらの製品を提供しているほとんどの新興企業は、銀行ライセンスを取得するのではなく、既存の銀行とのパートナーシップまたは合併を実施しようとしています。 同様にRobinhood社もは、現在のルール上では銀行のように運営することはできないため、規制当局との議論を行っています。その中で、早い段階で異なるライセンスやパートナーシップで銀行商品を提供しようとしているようです。 しかし、この交渉は最終決定ではないので、今後はどうなるかはまだわからないようです。 記事ソース : Bloomberg
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2018/06/24【完全版】最近よく聞くビットコインETF(上場投資信託)って一体・・・何!?
こんにちは。五月雨まくら (@samidare_makura)です。 近頃、ビットコインETF(上場投資信託 / Exchange-Traded Fund)という言葉を耳にする機会が増えていませんか?ただ、それが何を意味しているのか正確に理解している人は少ないのではないかと思います。 例えば、2018年6月13日に発表されたCoinbace(コインベース)がサービス提供をアナウンスした仮想通貨「インデックスファンド」との違い・・・わかりますか? おそらく混乱する人が多いのではないでしょうか? この記事では、厳密な定義よりもわかりやすさを重視しました。ビットコインETFについて一緒に理解を深めていきましょう! そもそもETF(上場投資信託)って何? ETFとは、「投資信託」の多様性と「株式投資」の流動性を組み合わせて作られたような金融商品です。なお投資信託とはとてもシンプルに云えば、上場されている複数の株式などがパッケージ化された金融商品です。 例えば、A株・B株・C株によって構成された投資信託Xは、3つの銘柄の動きに連動して、損益が発生します(本当はもっと複雑です)。 そしてETFとは、証券取引所に上場された投資信託です。つまり、株式投資と同じように証券取引所で何回にもわたり売り買いを行うことができ、複数の銘柄に投資を分散させることができる機能を持つ金融商品です。 ETF(上場投資信託)とインデックスファンドの違いとは? ETFとインデックスファンドは、インデックス(市場全体の動きを表す指標や指数)への投資を伴い、両者ともパッシブ運用商品(Passive Investment Fund)であるという点で共通しています。 ここ、少し難しいですよね。 まず、インデックスとは具体的に云えば、日本では日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)、米国ではS&P500やダウ平均株価などが代表的です。 次に、パッシブ運用商品の特徴は、売り買いがポートフォリオのアロケーション(資産配分)を維持するために行われることです。 これに対して、アクティブ運用商品(Actively Managed Fund)というモノもあり、こちらは売り買いの激しい、つまり回転率(Turnover Ratio)が高い、投機的なファンドです。 ここで重要なことは、パッシブ運用商品では、基本的に市場リスクのみを受け入れるということです。また、マネージャーリスクの排除と必要となる経費の削減も実現することができます。 ちなみに、仮想通貨の中ではインデックスに連動して価値が決まる通貨いわゆるインデックス通貨というモノもあります。代表的なのは次の2銘柄です。 ここでは詳しく解説しませんが、興味がある方はリサーチしてみてくださいね。 ビットコインETFを巡るSECとの攻防 ビットコインETFとは、ビットコインをパッケージに含むETFのことです。 2017年3月、SEC(米国証券取引委員会)は、ビットコイン取引の透明性と規制の欠如により、最初のビットコインETFである「Winklevoss Bitcoin Trust ETF(COIN)」の非承認を決めました。 ちなみに、Winklevoss兄弟は映画「ソーシャルネットワーク」で描かれていた通り、Facebookのマーク・ザッカーバーグから多額の賠償金を得たことで有名ですね。現在は、世界有数のビットコイン長者として知られています。 さて、2017年の4Qには、米国のCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)とCBOE(シカゴ・オプション取引所)がビットコイン先物商品を導入して、従来の金融の枠組みの中でビットコインを資産として位置付け、ビットコインETFの実現に向けて試金石の役割を果たしました。 しかし、2018年1月初旬にはSECにビットコインETFの認可を求めた米国の4ファンド、 Direxion Shares ETF Trust Exchange Listed Funds Trust Proshares Trust Exchange Listed Funds は、次々と申請を取り下げることになりました。 その理由について、SECの投資管理ディレクターであるDalia Blass氏は、ビットコインETFには5つの懸念点があると書簡で述べました。それは以下の通りです。 Valuation(信頼価格が存在しない) Liquidity(流動性の確保が出来ていない) Custody(信頼に足る信託期間が無い) Arbitrage for ETFs(アービトラージが困難) Potential Manipulation and Other Risks(価格操作のリスク) これに対して、CBOEの代表であるChris ConcanconからDalia Blass氏宛に回答書が送られました。 この中では、ビットコインETFに関する多くの懸念事項に論を唱え、ビットコイン市場が成熟するにつれて、SECが全体論的アプローチを行なっていく必要性があると述べています。 このように、SECのビットコインETFに対する姿勢は否定的でしたが、ビットコイン先物取引は数ヶ月間にわたり成功を収めており、このような成功もあってか3月23日にSECによる規制変更の検討の発表を促しました。 この文書は、SECは、2つのビットコインETFをNYSE Arca取引所に上場するための規制変更を検討する手続きを開始した、と述べています。2つのETFとは、Proshares Bitcoin ETFとProshares Short Bitcoin ETFです。 ビットコインETFが実現するとどうなるか? 現在、ビットコインベースのETFの店頭取引(OTC)市場はすでに行われており、目覚ましい運用益を記録しています。そのため投資家が、ビットコインETFの公開に大きな関心があることは明らかであり、ここ最近のSECの柔和な姿勢は一定の評価を得ています。 ビットコインETFの始動は、仮想通貨投資をより既存の金融の枠組みの中で提供するため、機関投資家を初めとする多くの個人投資家の参入が見込まれます。 これにより、ビットコイン市場の流動性が高まることは間違いありません。また、プレミアムと価格の乱高下が先行する店頭取引市場から投資家をより規律的な市場へ誘導することにより投資家保護にもつながります。 これにより、エコシステム全体に正当性と安定性をもたらすことができるはずです。実現が楽しみですね。 参考: cryptoren Coinjournal The Coinbase Blog