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2018/06/12Ripple社が世界の有名大学に5000万ドルの投資を行う
Ripple社が6月4日、世界各国の有名大学と提携し、ブロックチェーンや仮想通貨、デジタル決済の学術的な研究や開発、イノベーションを促進するために、5000万ドルのファンドである University Blockchain Research Initiative (UBRI) を立ち上げることを発表しました。 今回、Ripple社は、様々な分野を代表する大学17校をパートナーに選出しています。各大学はRipple社の援助のもと、優秀な学生を発掘するための新カリキュラム創設や、ブロックチェーンへの理解を広げイノベーションを推進するための研究開発を行っていきます。 UBRIに選出された大学は、Ripple社と提携して下記を行っていくようです。 ブロックチェーンにおける幅広い理解と革新を促す研究と技術開発の協力 ブロックチェーン、暗号通貨、その他のFinTechトピックの学習に関する高い学生の要求に応えるために、新しいカリキュラムの作成。 学生、教職員、技術者、ビジネスリーダーの間で、共通の関心のあるトピックに関するアイデアや対話 Ripple社が大学への投資を行うのは今回が初めてではありません。しかし、17大学との提携となるとRipple社が本気でこの分野への力を入れていることが伺えます。 記事ソース : Crypto company Ripple is giving $50 million to universities including Princeton, MIT, and UCL for blockchain research Ripple Introduces the University Blockchain Research Initiative
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2018/06/12BINANCE(バイナンス)がユーロ/仮想通貨ペアを今年中に導入へ
この記事の3つのポイント バイナンスが今年中にもユーロ/仮想通貨ペアを導入へ 今後更に他のフィアットを導入する可能性も有り 同取引所では初のフィアット/仮想通貨ペアである 世界最大級の仮想通貨取引所バイナンスが、フィアット(法定通貨)/仮想通貨ペアを今年中にも導入する方針であることが米ブルームバーグによるインタビューで明らかになりました。 世界最大の取引所Binanceが移転先のマルタで銀行口座を獲得 - CRYPTO TIMES バイナンスは今年中にユーロの預入・引出し・取引を導入するとのことで、同取引所CEOのChangpeng Zhao氏は今後更に他のフィアット/仮想通貨ペアの導入も計画していることも明かしました。 同取引所ではこれまでフィアット/仮想通貨ペアは存在しておらず、USドルとペグされた仮想通貨・USDT(テザー)と他の仮想通貨のペアのみが取引可能となっていました。 新たなハード・ドルペグ通貨「USD Coin」とは?類似通貨との違いも徹底解説! - CRYPTO TIMES バイナンスは今年三月にマルタへの拠点移転を発表しており、今回のユーロペアの導入がヨーロッパ圏での更なる市場拡大を促すものとみられます。 同取引所はイギリス王属領のチャネル諸島での仮想通貨交換業認可も間近に控えている上、台湾などでも関連機関と交渉を進めているとのことで、企業の国際展開の様子が伺えます。
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2018/06/11ロシア政府のウェブサイトがマイニング目的でハッキングされる
この記事の3つのポイント!1.ロシア政府のウェブサイトでクリプトジャックが発生した 2.マルウェアは10日間ほど有効で、被害者は数千人規模と見られている 3.クリプトジャックは身近なものになってきており、ユーザー自身も対策を施す必要がある 記事ソース:Coindesk ロシア政府のハバロフスクのウェブサイトがハッキングされ、利用者のハッシュパワーを使ってマイニングを行なっていたと報じられました。 同国のIT担当官のVyacheslav Kovalenko氏は5月下旬からウェブサイトを訪れた利用者は悪意のある別のページに飛ばされ、意図しないマイニングソフトウェアを起動させられていたといいます。 今回検知されたマルウェアは先週木曜日に取り除かれるまで10日間有効だったと現地メディアのGubernia.comは伝えました。政府はウェブサイトの脆弱性によるリスクを避けるためにポップアップをブロックするように進める声明を発表し、ユーザーに対して自己防衛を呼びかけました。 今回被害にあったウェブサイトは政府の仕事内容や政府主催のイベント情報が掲載されているサイトで毎日600人ほどのユーザーからアクセスがあるといいます。 今回の事件はクリプトジャックが身近な場所でも起こり得るという危険性を再認識する結果となりました。このようなユーザーの意図しないマイニングが行われるという事件は過去数カ月に複数件起こっており、ユーザー自身でも危機管理体制を整えることが求められています。 kaz 一人一人が対策を講じることが大切
特集・コラム
2018/06/11世界でビットコインが違法な国5ヶ国とその現状
こんにちは、kaz(@kazukino11111)です。 今回はビットコイン(BTC)の世界各国に置ける法的な定義とそれを取り巻く状況についての記事を見つけたので、そちらを紹介していきたいと思います。 ビットコインは多くの国の政府から好かれているとは言い難い状況にあります。この理由はネガティブな要因殻ではなく、主に各国政府がどのようにそれらを扱っていいかわからないという点にあります。多くの政府は仮想通貨のボラティリティと不十分な規制から取引を控えさせるような勧告を発行しています。 一方で各国の議員は度合いには差があるものの、ビットコインがある程度の市民権を得られるように動いています。 インドやパキスタン、中国などの国ではビットコインに何らかの規制が施行されていますが、以下の5ヶ国ではビットコインは完全に違法なものとして扱われています。 ボリビア ボリビアでは2014年に中央銀行が全ての仮想通貨(政府発行もしくは政府の規制に従うものを覗く)が禁止されています。同国の規制当局は2017年5月に仮想通貨に投資していた投資家60人を逮捕しており、全ての仮想通貨に関連した取引および、使用は違法だとする声明を発表しました。 ボリビア規制当局は仮想通貨取引に関わった場合はピラミッドスキーム(ねずみ講)の普及に関与したとして捜査を進めるとしています。 エクアドル エクアドルは当時の大統領の元で野心的なプロジェクトであるSistema de Dinero Electronico(電子マネーシステム)を2015年前半にローンチしています。これは議会が2014年7月に施行した仮想通貨禁止法と関連していると言われています。 しかし、エクアドル政府のビットコインを禁止した主体と見られたくないという思惑を余所目にビットコインコミュニティは急激に成長していきました。 エクアドル政府の動きは彼らの半仮想通貨の感情と機会主義を反映していると見ることができます。エクアドルは異常なインフレ率と不安定な経済から2000年ごろに自国通貨スクレを放棄し、米ドルを採用せざるを得ませんでした。そのため、エクアドル政府は通貨の支配権を回復することに注力しています。 スクレのハイパーインフレとは?エクアドルの自国通貨であったスクレは1988年には1スクレ硬貨が最高額でしたが、急激な物価の上昇により1996年には通貨最高額が50,000スクレ紙幣となりました。これを受け、エクアドルは2000年3月にスクレを放棄し、アメリカドルを導入しました。 Sistema de Dinero Electronicoはわずか4年未満の期間しか続かず、今年の4月には失効しています。この原因として国民の中央銀行への不信感が挙げられます。彼らにとって2000年のスクレ放棄は記憶に新しく、それを引き起こした原因であるエクアドル中央銀行にお金を預けるということを受け入れませんでした。 エクアドル国民は最悪のケースの際に主権免除の影に隠れる中央銀行よりも幾らかの責任を負うプライベートバンクを好んでいます。そして、電子マネーシステムの普及に失敗したエクアドルは将来的に仮想通貨に対してオープンになる可能性は十分に考えられます。 バングラデシュ バングラデシュ中央銀行は2014年9月に声明を発表し、ビットコインの使用は法の最大限の力を使って処罰される対象になり得るとしました。同国のいくつかの銀行はビットコインおよび他の仮想通貨と関わることによって、半資金洗浄法に基づいて12年以下の懲役が下される場合があると示しました。 一方でこの規制の効果は疑問視されています。バングラデシュ中央銀行は昨年末により詳細な声明を発表して人々に仮想通貨に関して使ったり、取引したり、話すことがないように訴える必要性を感じていると報じられています。そして、このニュースは国民がいまだに仮想通貨に関わっているということを意味します。 アルジェリア アルジェリアの議会はビットコインが薬物売買や脱税、資金洗浄によく使われているという理由からProject de Loi de Finances(PLF)というプロジェクトの一環として仮想通貨の一切の使用を禁止しました。アルジェリアのニュースサイトMaghreb Emergentは「この規制に違反するいかなる行為は法によって裁かれることになる」と伝えています。 マケドニア マケドニアの権力者たちはビットコインが同国の外貨為替に関する法に触れていると主張します。彼らは仮想通貨取引は5年以下の懲役および10,000ユーロの罰金が課される恐れがあるとしています。マケドニアでは、仮想通貨が資金洗浄に使われるという懸念は他国ほど重要視はされていないようです。 まとめ 今回紹介した5ヶ国はあくまで仮想通貨を禁止している国の一例で全てではありません。世界では仮想通貨に関して着々と規制や法整備が進んでおり、状況は常に変化し続けています。 仮想通貨が犯罪などに使われやすいというのはその性質上仕方のないことかもしれませんが、ブロックチェーンなどそれを取り巻くテクノロジーは世界を変える力を持っていると僕は信じています。 また、こちらのHowmuchというウェブサイトでは世界のビットコインに対する規制状況を確認することができるので気になる方はぜひチェックして見てください。
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2018/06/11ママコイナー主婦ミーの仮想通貨ニュース振り返り!【5月まとめ】
ママコイナーのミー(@me_memechan)です。 本コラムでは、前月にあった仮想通貨界隈のまとめニュースをお届けします。 今回は5月に起きた印象に残ったニュースをピックアップしてご紹介します! 毎日の仮想通貨ニュースは私が運営する『主婦が仮想通貨で生活するブログ』で毎日更新しているので、そちらも遊びに来てくださいね♪ さて!では振り返りいってみましょー! 5月の仮想通貨ニュースまとめ 5月は市場の盛り上がりや価格の上昇を期待していた人も多かったようですが、予想とは外れ価格は下降トレンドとなっていましたね。 価格は元気がありませんでしたが、仮想通貨のニュースでは良いニュースが多かった印象です! 規制等のニュースよりも5月は仮想通貨事業に参入すると発表した企業は非常に多かったですね。 価格が低迷する中、たくさんの企業が参入を発表したのでこれから仮想通貨市場が発展していくという判断したと考えられます。 では、まずは印象に残ったニュース4選のご紹介です。 【5/10】DMMの仮想通貨取引所コインタップが開設延期!? DMMグループが2018年の春に開設予定としていたcointap(コインタップ)のオープンが延期となりましたね。 延期の理由としては、仮想通貨交換業の登録の申請に苦戦しているとのことでした。 引き続き準備は進めているようですが、万全な体制が整ってからのリリースを目指すようですね。 期待されていただけに延期は残念なニュースでしたね。 ⇒ 5月10日のその他のニュースをミーのブログでチェック! 【5/18】コインチェックでXMR、DASH、ZEC、REPが取扱い廃止! コインチェック公式より、2018年6月18日をもってモネロ(XMR)、ダッシュ(DASH)、ジーキャッシュ(ZEC)、オーガー(REP)の取扱い廃止となるお知らせがありました。 匿名通貨の取扱いはマネーロンダリングなどの観点から以前から懸念されていました。 新たな体制になるコインチェックとしては、管理体制を整備・強化するのに懸念のある通貨を取扱うことは適切でないということのようです。 ちなみにオーガー(REP)は匿名通貨ではないですが、一緒に廃止となってしまいました。 コインチェックを買収したマネックスの松本社長が、コインチェックを6月中に再開すると語っていたので、この廃止日の6月18日あたりでまた何か発表があるかもしれませんね! ⇒ 5月18日のその他のニュースをミーのブログでチェック! 【5/29】金融庁FX証拠金倍率10倍は見送り 4月末に金融庁は「年内にもFXの証拠金倍率の上限を25倍から10倍に引き下げることを検討する」と発表していました。 しかし、FXの証拠金倍率の上限の引き下げは見送りとなり、現行の25倍に据え置く方針を固めたようです。 投資家のリスクを減らすために証拠金倍率の上限を25倍から10倍に引き下げることを検討していましたが、一方では、証拠金倍率を引き下げることで、高い倍率で取引できる海外業者に顧客が流れる等の問題提起がされていたようです。 投資家のリスクを減らすために、やみくもな規制・規制ではなく、この金融庁の判断は良いニュースとなりましたね! ⇒ 5月29日のその他のニュースをミーのブログでチェック! 【5/30】GMOコインでアルトコインのレバレッジ取引が開始! GMOコインでアルトコインのレバレッジ取引が開始されました! FX対応通貨は、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)の4通貨です。 今までは国内でアルトコインのレバレッジ取引が可能な取引所はDMMビットコインのみだったので、GMOコインがアルトコインのレバレッジ取引を開始したことは非常にグッドニュースとなりましたね。 FXを行わない方にはあまり関係のないニュースかもしれませんが、取引所機能が追加されグレードアップしているという良いニュースだと感じました。 ⇒ 5月30日のその他のニュースをミーのブログでチェック! 5月は仮想通貨事業参入の企業が続々と登場した! 5月の後半になると仮想通貨事業へ参入する企業が続々とニュースになり、毎日のように取り上げていました。 ・5/30 gumiが仮想通貨事業への参入を発表! ・5/25 エイベックスが仮想通貨関連事業に参入! ・5/24 大和証券が仮想通貨業界に参入! ・5/23 マネーフォワードが仮想通貨交換事業に参入! ・5/22 イギリスのLMAXが仮想通貨取引に参入! 6月からの仮想通貨ニュースについて 現在分かっている6月の注目されるニュースといれば、取引所SBIバーチャルカレンシーズ(SBIVC)の開業と、新体制のコインチェックの営業再開ではないでしょうか。 ちなみにSBIVCは6月4日に事前登録していた方の先行リリースとなり、一般の本リリースは7月からのようです。(6月8日に執筆。5月まとめ遅くなりすみません…) また、日本の金融庁の規制や取締りもただ単に厳しいだけでなく、正しい規制やルールというものが徐々にできてくるのではないかと考えています。 6月は仮想通貨事業へ企業参入がさらに増えることも期待できますし、仮想通貨市場は良い方向に進展してくのではないでしょうか。 仮想通貨の価格も5月を底に、6月は価格の上昇も考えられるので盛り上がってくれると嬉しいですね!
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2018/06/11イギリス国立公文書館、公文書管理にブロックチェーン技術を利用予定と発表
イギリス政府の公文書管理機関である英国立公文書館(The National Archives)が、公文書の正確性を証明するために、ブロックチェーンを活用する予定であると発表しました。 公文書管理プロジェクト ARCHANGEL 今回の英国立公文書館によるブロックチェーン活用の公文書管理は、ギルフォードのサリー大学が考案したARCHANGELと呼ばれるブロックチェーンプロジェクトであり、同大学は他にも2つのブロックチェーンプロジェクトを考案、資金援助を獲得しています。 サリー大学はARCHANGELの他にも、電子投票システムとヘルスケアに関するプロジェクトを考案し、ARCHANGEL同様、英国工学・物理科学研究会議(EPSRC)からの資金援助を獲得しています。 電子投票システムとヘルスケアに関するプロジェクトに関しては下記の記事が参考になります。 University of Surrey to test using blockchain to store and analyse wearable biometric data 英国立公文書館、サリー大学、英オープンデータ・インスティテュートが立ち上げ、英国工学・物理科学研究会議(EPSRC)が資金援助するこのARCHANGELは、公文書にどのように編集があったかを追跡可能にするブロックチェーンを作成することにより、公文書の整合性を保つことを目指します。 英国立公文書館の発表によると、当プロジェクトは、 文書が変更されるたびに監査証跡を作成し、どのように編集されたかを正確に記録する。また、文書の変更記録のコピーを多く作り、それらを英国内だけでなく国際的に広く配布することで整合性を保ち、個々の機関によって文書が書き直されることが不可能な状態にする ことが目的とされています。 記事ソース: イギリス国立公文書館ブログ sota 本来であれば日本が真っ先に注力すべき分野のように感じます。森友問題。。。
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2018/06/11仮想通貨取引に対する女性の関心が2倍に増加!?
London Block Exchangeは、Bitcoin Cash(BCH)、Ethereum Classic(ETC)、Bitcoin (BTC)、Ethereum(ETH)、Litecoin(LTC)などを提供する英国の取引所です。 同取引所が独自の調査で行った統計データによると、過去6ヶ月で、仮想通貨投資を考えている女性の数が倍増しているようです。統計によると、2017年末にはわずか6%に留まっていた女性の割合が、前年比で8人に1人(約13%)が仮想通貨に投資していると述べています。 さらに、同取引所で実施されたアンケートでは、実際に投資している・いないに関わらず「仮想通貨に興味がある」と答えた女性の割合は、なんと全体の約20%にも及んだといいます。 Agnes de Roeyer は下記のようにコメントをしています。 cryptocurrencyは男性のためのゲームであるという共通の誤解が依然としてありますが、ここ数ヶ月で数百人の女性が交流し、最も刺激的で知識豊かな投資家の一部が業界で女性をリードしています。 男女の取引による違い 統計によると、男性と女性における、取引には明らかな違いがあることが明らかになっています。 まず第1に、男性は取引を行う際、過去6ヶ月間に有意な成長が見られなかったようです。 続いて、女性は男性よりもFOMOに苦しむ可能性が50%低いようです。 FOMO (fear of missing out)売り時や買い時など仮想通貨の売買を行うタイミングを見極め損ねてしまったり、見極め損ねることへの恐怖から判断力が鈍り、結果として取引による利益を得られない(という不安を抱いた)状態になること そして、最後に、女性は投資する前に友人や家族の助言を求めるのが男性よりも2倍多いことが判明しました。 同取引所では、技術と金融業界では特に重大な性的不均衡に悩まされているものの、仮想通貨はそういう面ではかなり普及していると述べました。 記事ソース元 : Women’s Interest in Crypto Trading Has Doubled, UK Exchange Reveals - Bitcoin.com
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2018/06/10ビットコインはATHを取り戻せるのか、更新までの期間が過去二年で最長に
こんにちは、kaz(@kazukino11111)です。 みなさん最近トレードしていますか?直近のニュースではもうすぐCoincheckが取引を再開するだったり、Huobiがアメリカで取引所を開設するなどと明るいニュースも入ってきており、界隈では夏から秋にかけて上げ相場が期待されています。 今回はビットコイン(BTC)に関する興味深い統計を見つけたのでビットコインのATHに関してご紹介していきたいと思います。 ATHとは?ATHは(All Time High)の頭文字をとったもので、過去最高値を意味します。 ビットコインATH更新までの期間が過去二年間で最長に Bitcoin has now gone 173 days without a new high. Longest streak ever was 1,176 days (from Dec 2013 to Feb 2017). $BTC.X pic.twitter.com/sXt3so4vmQ — Charlie Bilello (@charliebilello) 2018年6月7日 Charlie Bilelloという人物が自身のツイッター上で公開した統計によると、ビットコインは6月7日の時点でATHを更新していない期間が173日になり、過去二年間で最長の期間となりました。 ビットコインは2017年12月17日に19000ドル(約223万円)を記録し、それまでのATHを大きく塗り替えました。 一方で、今年に入ってからは下落相場が続いたこともあり、なかなか価格を戻すことができず、記事執筆時点では84万円前後で取引されています。 昨年の上げ相場では次々とATHを更新していたため、過去二年間で最長の期間というのも納得できる数字です。 一方でポジティブな価格予想も 仮想通貨投資家兼ゲーミングプラットフォームUltraのCEOとしても知られるDavid Hanson氏はインディペンデント紙に対して、 「ビットコインの価格はこの先数週間で6500ドルから8500ドルの間を推移するだろう。しかし、中期的な目で見れば、ビットコインの価格は上昇するはずだ。今後大規模な投資機関が仮想通貨業界に参入することによって価格は跳ね上がるだろう。」 と自身のビットコインに対するポジティブな価格予想を明かしました。 David氏の他にもビットコインの価格が今後上昇していくという予想をしている投資家は多く、McAfeeの創業者であるJohn McAfee氏もその一人で、ビットコインの価格は6月に15000ドルを突破するという強気な価格予想をしています。 My short term price predictions: in a major dip, with nearly everything dropping, the price of Docademic doubled since my prediction. The market will turn before June 12th and my predictions will hit. My algorithms predicted Trump's June 12th date. They have never been wrong. pic.twitter.com/IGAzWPtOV4 — John McAfee (@officialmcafee) 2018年5月24日 今後ビットコインの価格が上昇すると予想している投資家の多くは大型投資機関の市場参入が好材料として価格に影響を及ぼすと考えているようです。 まとめ 中国の規制などによって暗い雰囲気に包まれていた仮想通貨市場ですが、数々の明るいニュースとともに市場も回復していくというのが大方の予想となっています。 マカフィー氏のビットコインは今月中に15000ドルを突破するという予想は少し現実離れしているところはありますが、市場がポジティブな方向に動いてくれることを願うばかりです。
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2018/06/10ブロックチェーンを利用した裁判システムBANKEX Smart Justiceが正式サービス開始
Proof of Assetプロトコルを利用し既存のアセットのデジタル化に力を入れるBANKEX(バンクエクス)が先月22日に発表したブロックチェーン裁判システムSmart Justice(スマートジャスティス)の正式サービスが始動しました。 スマートジャスティスでは、投票トークン($BKX)保有者51人を匿名裁判官として無作為に抽出し、原告と被告のウォレットアドレスをスマートコントラクト上に結びつけた裁判をブロックチェーンネットワーク上で行うことができるとされています。 今回のアップデートではサービスがイーサリアムネットワーク上に正式に公開され、実際のインターフェースにアクセスできるようになっています。 BANKEXではテストユーザーの募集も行なっており、 テスト内容に応じて賞金も授与されるようです。 中国などでは実際に同サービスを利用して仲裁を行なったケースがあり、これにテストユーザーとして参加していたユーザーはすでに賞金を獲得したようです。
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2018/06/10ゲーム内でマイニングができるゲーム「Hash Rush」の紹介
新しいdappsゲームがどんどん出てくる昨今ですが 今回は私、ゆっしが注目しているdappsゲームをご紹介させていただきます。 その名は「Hash Rush」!!! 今年の秋にリリース予定のゲームです。 さてさてこれはどんなゲームなんでしょうか!説明していきたいと思います! どんなゲーム? Hash Rushは「コミュニティ形成」「マイニング」「アイテム交換」の3つが大きな要素となっています。 ユーザーはオンラインで繋がっている他のユーザーと共にコミュニティを作り上げます。 コミュニティを襲ってくる敵も存在するので、色々な防衛策も練らねければいけません。 ユーザーはコミュニティの中でETH(イーサリアム)などの仮想通貨をマイニングしたり、アイテムを集めることができます。 そして集めたアイテムや通貨をP2P(ユーザー同士)で交換することが可能となります。 大人気ゲームのMinecraft(マインクラフト)のような感じですね。 鉄やダイアモンドを探す代わりに、イーサリアムなどの仮想通貨を掘り当てるような感じです。 全体の雰囲気を掴むためにデモ動画をご覧ください↓ https://www.youtube.com/watch?v=jE26UFTh0ok ※Hash Lushは去年ICOを行いRCというトークンを発行しており、このRCトークンはゲーム内での利用も可能なようです。 おすすめポイント グラフィック 先ほど動画を見ていただけた方は分かったと思いますがグラフィックがとても綺麗ですよね。 しかも球体を自由に移動できる3D構造となっており、これまでのDappsゲームにはあまりなかった形となっています。 Hash Lushのブログでプログラミングのソースコードも一部公開されています。 トランザクションで発生する手数料が無い Dappsゲームは、アイテム交換などをする際に手数料がかかってしまうことがあります。 しかし、Hash Rushでは独自の「Rush Network」というネットワークを使うことによってトランザクションにかかる手数料がゼロになります。 Rush Coin transactions in Hash Rush (game) will be handled by our own 'Rush Network' meaning that they will be instant and you will not have to pay gas. More details will be on our #steemit blog soon: https://t.co/qebTb3NCKN #cryptocurrency #gamedev #indiegames #blockchaingame pic.twitter.com/fCXEt0bPBr — Hash Rush (@PlayHashRush) May 16, 2018 このゲームの性質上、頻繁にアイテム交換やアイテム加工するので手数料がかからないのはとても嬉しいですよね。 開発状況を確認できる Hash Rushは現在開発中ですが、その開発状況をHPの記事などで知ることができます。 例えばこちらの記事ですが、キャラクターの家などの建築物のデザインに関してどのようにデザインされていったかが細かく記されています。 この記事ではメインキャラクターであるエルナックの家のデザイン作成の過程などが書かれていました。 また、このような解説記事だけではなく開発メンバーへのインタビュー記事や、誰でも参加ができるコンテストなども開催されており、コミュニティを盛り上げるための試みが多く行われています。 RCトークン Hash Rushは去年RCトークンを発行しICOを行っています。 ホワイトペパーによるとRCトークンはゲーム内で以下のことに利用できるようです ・施設の建設やアップグレード ・コロニーの拡大やアップグレード ・ユニットの購入とアップグレード ・仮想通貨の採掘 ・ユニットの動きを早める(作業の時間短縮) RCトークンをゲーム内で利用する場面が沢山ありそうな感じですね。 また、RCトークンは取引所で購入するだけではなくミッションクリアや他のプレイヤーとのアイテム交換などでゲットできるようです。 まとめ いかがだったでしょうか? マイニングを実際の「採掘する」という形でゲーム内で表現しているHash Rushはとても未来的でワクワクするゲームだと思います。 今年の11月にリリース予定なので興味が湧いた方はHPやDiscordなどで情報をチェックしておきましょう!!