
ウォレット
2022/06/10【バックアップ不要】最先端ウォレット「Argent」の特徴や使い方を徹底解説!
スマートコントラクトウォレットの1つである「Argent」。 Argentはリカバリー・シードフレーズが不要など魅力的なポイントも見られますが「使い方・仕組みがよくわからない!」と感じている方も多いかと思います。 本記事では、Argentの概要から特徴、利用方法について詳しく解説していきます。 Argentの仕組みから使い方まで把握して、Argentをストレス無く利用できる状態にしていきましょう。 Argentはリカバリーフレーズが不要なウォレット Argentは、仮想通貨やNFTの管理ができるスマホ向けのウォレットです。 Argentではウォレットを同期したりリカバリーする際に、通常必要になる秘密鍵やリカバリーフレーズ・シードフレーズが必要ありません。 その代わりに、ユニークな方法でリカバリーして、ウォレットのセキュリティを守ることができます。 これは、Argentがイーサリアムのスマートコントラクトを利用した「スマートコントラクトウォレット」のため可能になっています。 Argentは、通常のウォレットと異なる仕様・概念が多いため、少し複雑に感じられるかもしれません。 しかし、利便性やセキュリティは高いため、特徴や使い方を覚えておいて損はないと言えるでしょう。 Argentの4つの特徴 これから、Argentの以下のような4つの特徴についてご紹介していきます。 ・取引・ステークが気軽にできる ・承認の権限を分散できる ・リカバリー方法がユニーク ・セキュリティの安全性が高い 1つ1つチェックして、Argentのメリットを把握していきましょう。 取引・ステークなどが気軽にできる Argentでは、ウォレット内で仮想通貨取引・ステークができます。 Paraswapを利用した仮想通貨 to 仮想通貨の取引に対応しており、手数料は0.5%が設定されています。(別途、変動するガス代が必要) また、ウォレット内から、Uniswap・AAVE・Compoundといった著名なDeFiにアクセスして、ステーク・レンディングなどが可能です 承認の権限を分散できる Argentにはガーディアンズという仕組みがあります。 ガーディアンズを活用すると、Argentを導入したデバイス以外に、ウォレットに関する以下のような承認の権限を渡すことが可能です。 ウォレットロックの承認 ウォレットのリカバリーの承認 信頼されていないトランザクションの承認 ガーディアンズには、以下のようなものを用いることができ、複数のガーディアンズを登録することもできます。 ハードウェアウォレットや別のスマホなど 友人や家族といった信頼できる人物 Argentのガーディアンズなどサードパーティのサービス 上記のようなガーディアンズが各事項へ承認を行うことで、Argentを導入したデバイスが無くとも、ウォレットのリカバリー・ウォレットのロックなどが可能です。 また、各承認事項によって承認に必要な割合が異なっており、例えばリカバリーでは登録されているガーディアンズのうち50%の承認が必要です。 承認に必要な割合の詳細などについてはコチラをご確認ください。 リカバリーの利便性が高い 通常、ウォレットを別の端末に同期させたり、紛失したりして復元させる際には、秘密鍵やフレーズ(シークレット・シードフレーズなど)が必要です。 一方で、Argentではリカバリーの方法として、これまで一般的に使用されてきた秘密鍵やフレーズを必要としません。 その代わりに、Argentでは前述したガーディアンズ(guardians)や、オフチェーンでのリカバリーキーなどを利用してリカバリーします。 特に、オフチェーンでのリカバリーキーを利用するものであれば、ネットワークを利用しないためガス代も不要です。 セキュリティが高い ガーディアンズに承認の権限が渡るということで、セキュリティについて懸念されるかもしれませんが、その心配もありません Argentでは、Argentを導入したデバイスに秘密鍵が保存されます。 この秘密鍵にガーディアンズなどがアクセスすることはできません。 また、ガーディアンズが、資金にアクセスといったことも不可能です。 あくまで、ガーディアンズができるのは、信頼されていないトランザクションやリカバリーの承認などです。 逆に、秘密鍵・何らかのフレーズが露出する・紛失するといったセキュリティ上のリスクを抑えることができます。 Argent「zkSync」「Vault」「X」の3種類が展開 Argentでは以下の3つのウォレットが展開されており、各ウォレットによって若干仕様が異なってきます。 ・Argent zkSync ・Argent Vault(イーサリアム) ・Argent X Argent zkSyncとVaultは、アプリ内で切り替えが可能で、Argent Xはウェブブラウザ用のウォレットとなります。 それでは、各ウォレットの概要や特徴についてチェックしていきましょう。 【ガス代が安い】Argent「zkSync」の概要と特徴 ネットワーク zkSync(L2) Argentの利用に伴うガス代 安い Argentの機能へのアクセス ガーディアンズなどセキュリティ関連に制限あり Argent zkSyncは、L2のzkSyncを利用できるウォレットです。 zkSyncがL2ということもあって、リーズナブルなガス代でトランザクションを通すことができます。 一方で、Argentのウォレット内でアクセスできる機能には制限がかかっています。(主にスマートコントラクトを利用するもの) 制限がかかっている機能には、一例として以下のようなものが挙げられます。 ガーディアンズ 信頼されているリスト (リストに加わっていると承認が不要) エマージェンシーキット (何かあったときの緊急用のツール) しかし、zkSyncネットワークを利用するだけなら、特に問題となるような制限ではありません。 【機能が多い】Argent「Vault」の概要と特徴 ネットワーク イーサリアム Argentの利用に伴うガス代 高い Argentの機能へのアクセス ほぼ全ての機能へアクセス可能 Argent Vaultのウォレットは、Argentのほぼ全ての機能へアクセスできます。 ガーディアンズ関連の機能はもちろん、その他のスマートコントラクトを利用したセキュリティ関連の機能へアクセス可能です。 一方で、Argent Vaultはウォレットの機能利用しているだけで、ガス代がかかってくることもあるため注意が必要です。(タイミングによっては高額になる可能性も) 【StarkNetが利用可能】Argent「X」の概要と特徴 ネットワーク StarkNet(L2) Argentの利用に伴うガス代 安い Argentの機能へのアクセス 少ない、zkSyc・Vaultとは大きく異なる Argent Xは、現在主に開発者向けに展開されているウォレットです。 前述したVault・zkSyncと違ってスマホにアプリが提供されていません。 リカバリーにもシードフレーズが利用されています。 また、ウォレットの各機能についても制限されているため、Vault・zkSyncと仕様が大きく異なります。 記事執筆時点では、スマホアプリに展開されているものと全く異なる製品であるというポイントを押さえておきましょう。 Argentのはじめ方(ウォレット作成方法) これから、スマホのArgentのはじめ方(ウォレットの作成方法)についてご紹介していきます。 以下の手順で、Argentを利用できる状態にしていきましょう。 Argentへアクセスしてアプリをダウンロード 「Create new wallet」へ ユーザーネームを入力 電話番号を入力 メールアドレスを入力 パスワードなどを決定 他のウォレットと比較してシードフレーズを保管は不要ですが、電話番号・メールアドレスなどが必要です。 Argentの使い方(zkSync・Vault) つぎに、Argentでよく使う以下のような機能の使い方をご紹介していきます。 ・zkSyncとVaultの切り替え ・入金や送金のやり方 ・取引 ・ガーディアンズの管理 Argentの使い方をマスターして、使いこなせるようになっていきましょう。 zkSyncとVaultの切り替え Argentをダウンロードして、ウォレットの作成を済ませると「zksync」がデフォルトで設定されているはずです。 以下の手順で、イーサリアムネットワークが利用できるVaultと切り替えて、各機能へアクセスできるようにしていきましょう。 画面上部へ イーサリアムへ切り替える (初めての場合はプラスマークが表示される) 表示がイーサリアムへ変わればOK zkSyncとVaultは、上記の手順で簡単に切り替えることができます。 入金・出金の手順 はじめて、イーサリアムのウォレットを利用する場合は、アクティベーション(有効化)が必要です また、アクティベーションするには、ガス代を一定金額を支払う必要があります。(タイミングによって変動) 以下の手順でArgentのイーサリアムに入金し、アクティベーションしていきましょう。 アクティブ化と入金の手順 Argent Vaultの「Assets」の「Receive」へ 警告が表示される「Deposit」へ (ガス代が表示されるまで少々時間が必要) 「View your Wallet address」へ アドレスを確認し入金 Depositをタップした時点で、表示された料金に同意したことになり、アクティベーションに必要な金額が入金され次第、自動的にアクティベーションされます。 アクティベーションが終了した後も同じような手順で、入金を行うことができます。(アクティベーションに伴うDepositは最初の一度のみ) また、以下のような手順で、Argentから出金することも可能です。 出金の手順 「Assets」へ 送信したいトークンをタップ 予め登録したcontactか、新しいaddressを入力 金額を入力 「Review」へ よく使う送金先は、アプリ下部の「Send」から登録しておくこともできます。 取引 以下の手順で、Argentのウォレットから仮想通貨を取引できます。 「Assets」の「Trade」へ 取引したい通貨を選択 支払うトークンと金額を入力 手数料や条件などを確認 「Buy」へ また、Vaultの「Invest」からは取引機能に加えて、さまざまなDeFiのステーク・レンディングにアクセスできます。 ただし、Uniswap V3など一部のものについては外部サイトへ飛ばされるものもあります。(通常の利用と同じ様にWEBからウォレットへの接続が必要) ガーディアンズ(Guardians)の追加 Argentのウォレットを利用する際は、ガーディアンズを登録しておく方が利便性が高くなり、何かあったときも安心です。 以下の手順で、Metamaskをガーディアンズに追加していきましょう。(ガーディアンズ機能を利用できるのはVaultのみです) Metamask側 セキュリティページへアクセス 「Add a guardian」へ 「MetaMask」へ 「Connect」へ メタマスク側の認証を済ませる QRコードが表示される ArgentのWallet側(Vault) 「Security」へ 「Guardians」へ 「Add guardian」へ 「More options」へ 「Scan QR code」へ 先程のQRコードをスキャン 「Assets」からでもコードはスキャンできますが、こちらは入金用のためガーディアンズの追加には使用できません。 zkSync・Vault共通のリカバリー方法 これから、zkSync・Vault共通で利用できて、オフチェーンのリカバリーキー(KEK)を用いた方法のリカバリー方法を解説していきます。 こちらの方法ではガス代が掛からないため、ガーディアンズを利用したリカバリー方法よりもおすすめです。 リカバリーキーの取得 画面上部のアイコンへ 「Settings」へ 「Wallet Recovery」へ iosならiCloud、AndroidならGoogleドライブが表示される 「Enable」へ リカバリーキーを用いたリカバリー方法 次のデバイスへArgentをダウンロードして開く 「I have an Argent wallet」 へ メールアドレスを入力 (作成の際に利用したメールアドレス) 新しいパスワードを入力 AndroidならGoogleDrive、iosなら「Start Recovery」へ 電話番号の確認 48時間後に利用可能 ガス代が掛からず利便性も高いですが、こちらの方法はあくまで「リカバリーキーが予め用意されていること」が必要です。 何らかの理由で用意できなかったときは、ガーディアンズを利用したリカバリーを行いましょう。 Argentの注意点 これから、Argentを利用する上で、注意したいポイントをいくつかご紹介していきます。 Argentで仮想通貨を失ったり、予期せぬ出費を発生させないためにチェックしていきましょう。 意外なところでガス代が発生 Argentは、スマートコントラクトウォレットのため、Metamaskなど通常のウォレットでは発生しないようなガス代が発生することがあります。 一例になりますが、例えば以下のような機能の利用に伴い、ガス代が発生してきます。 ウォレットの作成とそれに伴うアクティベーション ガーディアンズを利用したウォレットのリカバリー ガーディアンズの追加や削除 信頼できるリストの有効、無効 (上記以外でも、ガス代は発生してきます。) 基本的に、スマートコントラクト・ブロックチェーンが利用されている機能には、ガス代が必要です。 ガーディアンズの登録・削除の最小化やオフチェーンでのリカバリーを行うなど、工夫して無駄なガス代を発生させないようにするのがおすすめです。 複数のチェーンが扱えるため送金などに注意が必要 Argentでは、複数のチェーンを扱うことができますが、送金には注意が必要です。 Argentが対応しているのは「Vaultではイーサリアム」、「zkSync」「XではStarkNet」のみです。 各ウォレットに対応していないチェーンから、仮想通貨やNFTを送信しないように注意しましょう。 OptimismやArbitrumなどは、zkSyncと同じくL2ソリューションですが送信することはできません。 送受信の設定・調整で誤ると、仮想通貨やNFTが失われます。 まとめ この記事では、スマートコントラクトウォレットであるArgentについて解説しました。 Metamaskなどのウォレットと比較すると、根本的な仕組みが異なるため、少々複雑な部分が多いです。 しかし、秘密鍵の管理やリカバリー方法は魅力的なので、興味のある方は一度利用してみるのがおすすめです。 最後まで読んでいただきありがとうございました。 【評価額1兆円】StarkWare手掛ける注目のトークンブリッジ『StarkGate』を解説

特集・コラム
2022/06/08イーサリアム「The Merge」とは?概要を詳しく解説
先日、Ethereumのテストネットの一つであるRopstenネットワークで、Proof of Work(PoW)からProof of Stake(PoS)への完全移行を行うThe Mergeアップグレードの詳細が発表されました。 The MergeはEthereumで過去最も大きなアップデートの1つで、暗号通貨界隈でも大きな注目を集めています。 テストネットでの実装は、6月9日の5時頃が予定されており、問題なくスムーズに進めば夏中のメインネットへの実装も見えてきます。 本記事では、Mergeの詳細について解説していきます。 *本記事では可能な限り正確な情報を記載していますが、情報の性質上完全な正確性は保証できないのでご了承ください。 The Mergeに"今"注目すべき理由 The Mergeは、暗号通貨市場で2位の時価総額(約29兆円)を誇るEthereum史上、最も大きなアップグレードの1つです。 The Mergeでは、PoSへの移行に伴い、報酬を獲得するプレイヤーがマイナーからステーカーへと入れ替わり、新規発行枚数の減少などが起こるため、ETHと周辺の需給に変動が生じる可能性があります。 つまり、今回のThe Mergeで暗号通貨の王様とも言えるEthereumの仕組みが変化し、ETHの用途も大きく変化する可能性があるのです。 Ethereumのメインネットでは、これまでマイナーに対して報酬が支払われていましたが、PoS移行により、報酬はステーキングを行うバリデーターに対して支払われるようになります。 そのため、マイニングの設備投資のためにETHを売却することが無くなり、これはマイナーを中心としたネットワークの構造の変化を意味します。 また、マイナーが撤退せずにEthereumメインネットのチェーンを伸ばし続けるシナリオも一部で想定されており、ネットワークの分岐が発生する可能性も示唆されています。 The Merge自体は、もともとEthereum2.0のアップグレードのPhase0でビーコンチェーンのリリース後、Phase 1以降のシャーディングに先駆けて行われたアップグレード。 そのため、スケーラビリティの改善度合いではMerge自体の影響は少ないと考えられ、スケーラビリティに関して、当面はレイヤー2によるソリューションが主流となることが予想されます。 現在多くの通貨やプロダクトがEthereum上に構築されています。 今回のThe Mergeのアップデートによって前述したような構造、周辺環境が変化し、それが波及して暗号通貨市場全体に大きな変化をもたらす可能性は高いです。 そんなThe Mergeについて、もう少し詳しく見ていきましょう。 The Merge = エンジンと宇宙船のドッキング? The Mergeとは、Ethereumの合意形成レイヤーをPoWからPoSにするための大型アッググレードです。 現在、Ethereumには私たちが普段から利用する「メインネット」と、2020年12月にローンチした「ビーコンチェーン」と呼ばれる2つのチェーンが存在しています。 メインネットでは、トランザクションの実行・検証(EVM)とPoWによる合意形成が行われています。 ビーコンチェーンでは、メインネット上のコントラクトにステーキングすることで参加できるPoSによる合意形成が行われますが、トランザクションの実行・検証は行われません。 今回のThe Mergeとは、メインネットを実行レイヤー(Execution Layer)とし、ビーコンチェーンをConsensus Layer(合意形成レイヤー)とするためのアップグレードになります。 Ethereumの公式ウェブサイトでは、宇宙船のイメージを例に出しており、ビーコンチェーンは新型のエンジン、メインネットは宇宙船で、The Mergeはこのドッキングのようなイベントであると解説しています。 メインネットではブロックの採掘難易度によって1ブロックあたりの時間が変動してきましたが、PoSに移行すると、1スロット12秒, 1エポック32スロット(12*32秒=6分24秒)でブロックが確定するようになります。 また、これまで1ブロック(約15秒)あたり2ETHの報酬が発生していましたが、仮に15METHのステーク総額を想定すると、新規発行は90%近く減少します。 これまでのEthereumのアッググレードではブロック高が利用されてきましたが、今回のRopstenネットワークのThe Mergeでは、”Terminal Total Difficulity(TTD)”と呼ばれる累積難易度の数値が一定に達した段階で行われます。 この難易度を通過することで、Proof of Workでマイナーに分配されていたETHがなくなり、Proof of StakeでETHをステークするステーカーに対して供給されるようになります。 一般ユーザーは何ができるのか テストネットのノードを運用しているユーザーは、クライアントの更新が必要となりますが、今回はテストネットであるため、一般ユーザーが意識すべきポイントは特にありません。 Ropstenでノードを運用する場合は、LighthouseやPrysmなど5つのクライアントから任意の合意形成レイヤーのクライアント、Go-Ethereumなどの実行レイヤーのクライアントを準備しておく必要があります。 具体的な累積難易度の上書きなどの手順は以下の公式ブログで解説されていますので、興味のある方はそちらもご覧ください。(参考:「Ropsten TTD Announcement」) レンディングプロトコルAaveは、Aave v3をRopsten上にデプロイしたことを発表しています。 It’s time to get testing as Aave V3 has officially been deployed on the Ropsten Testnet! Join us and the rest of the Ethereum community in #TestingTheMerge To activate testnets in the UI, toggle the "testnet mode" switch as seen below pic.twitter.com/al98hKRpsS — Aave (@AaveAave) June 7, 2022 The Mergeの完了後に、画面UIからテストネットモードのチェックボックスを入れることで、Merge後のアプリを体験することができます。 今後のThe Mergeと将来の変化 ここまでThe Mergeについて解説してきましたが、今後のThe Mergeについてや、それによって起こりうる変化を見ていきましょう。 今後CRYPTO TIMESでは、本番環境でのThe Mergeに向けて追加で記事を出していく予定であるため、今回はかんたんに紹介します。 メインネットのThe Merge アップグレードのタイムラインは以下のようになっており、今回のRopsten, Goerli, Sepoliaでのテストが問題なく終われば、メインネットでの実装となります。 メインネットのThe Mergeは9月付近に行われる予定となっていますが、具体的な日付は発表されておらず、Ethereumのブログで後日公式発表があるようです。 エコノミクスの変更 ETHのサプライに関して、昨年行われたEIP-1559によるバーンに加えて、The mergeによる新規発行の減少が予測されています。 上記シミュレーションでは、PoWがなくなりPoSのEthereumになると、供給量が右肩下がりとなり、デフレ的なエコノミクスへと変化する想定となっています。 ハードフォークの可能性 The Merge以降のEthereumメインネットでは、Difficulty Bomb(難易度爆弾)と呼ばれる、採掘難易度の急上昇が起こります。 これは、1ブロックの生成における難易度を急激に上げることで、マイナーの新ネットワークへの移行を促進するもので、これによりブロックの生成時間が大幅に変動します。 過去、EthereumのDifficulty Bombは何度かアップグレードにより延期されてきましたが、予定通りDifficulty Bombを通過することで、徐々にマイナーがネットワークを離れていくことが予想されます。 一方で、既存のマイナーの選択肢としては、ハードウェアを売却するか、別ネットワークでマイニングを継続する選択肢しか残されておらず、フォークが起こる可能性も視野に入れておく必要があります。 まとめ 今回はEthereum史上最大のアップデートThe Mergeについて解説してきました。 アップデートに関する情報は専門的な内容が多く、理解するのが難しい場合が多いです。 しかし、様々なトークンやプロダクトの根幹となっているEthereumの技術的な部分が理解できると、今後の暗号通貨市場をより正確に捉えることが出来るかと思います。 是非本記事を参考に、一大イベントであるThe Mergeについてリサーチすることをお勧めします。 最後までありがとうございました。 ・CT Analysis第2回レポート『ステーキング概要・動向 2020年2月最新版』 ・CT Analysis第12回レポート『Ethereum周辺のレイヤー2 スケーリング 概要と動向』

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2022/06/08CT Analysis NFT『5月NFTマーケット動向レポート』を無料公開
CRYPTO TIMESが提供するリサーチレポートコンテンツ『CT Analysis NFT』が『2022年5月 NFT マーケット動向調査のレポート』を無料公開しました。 今回の最新レポートや過去のレポートは、アップデートしてさらに読みやすくなったCT Analysisの新ホームページ (https://ct-analysis.io/)よりご覧いただけます。 会員登録することでいつでも、過去のレポートを読むことができるので下記のWebsiteよりアクセスください。 CT Analysis NFT 5月レポート 『CT Analysis』が提供する『5月 NFT マーケット動向調査のレポート』に関して 今回のレポートは、5月のNFTマーケットの動向を調査した内容になっています。5月は全体的に取引ボリュームは低下していますが、goblintownが大注目され新しいトレンドを生み出しています。 5月はOtherdeed - OtherSideが取引ボリューム1位となりました。2位はBAYCで、Yugalabsが業界をリードし続けていることがわかります。 またSolanaチェーンのNFTプロジェクトがランクインしてくる形となっています。OpenSeaのSolana対応がある程度影響していることが考えられます。 今月からSolana NFTの取引ボリュームを掲載しています。Solanaチェーンでは、Magic Edenが一強という市場になっています。OpenSeaがSolanaのシェアをどこまで獲得できるか注目どころです。 5月最も成長したプロジェクトがgoblintownです。フリーミントから、圧倒的なスピードで市場価値を確立しました。現在のフロアプライスは5ETHとなっています。 フリーミントで何も計画がないプロジェクトですが、コンセプトが市場とマッチしたのか新しいトレンドを作り上げました。 他にも5月のコレクティブル市場やトレンド比較などをデータとしてまとめているので是非ともお読みください。 CT Analysis NFT 5月レポート CT Analysisについて 2020年2月12日より暗号通貨/ブロックチェーン専門メディアCRYPTO TIMES ( https://crypto-times.jp )が提供開始した、暗号通貨/ブロックチェーンの分野に特化したリサーチレポートコンテンツです。 今後、暗号通貨/ブロックチェーン分野は更に注目が集まることが予想されるものの、技術者から投資・事業家まで様々な参加者がおり、各々の求める情報は見つけづらく、また議論は英語で行われることが多いため、リサーチコストが高くなる傾向があります。 CT Analysisでは、3年間業界に携わりながら運営してきた知見やデータを活用して一般ユーザーから事業者まで、幅広いデータ・分析需要に応えることを目標として、専門性とわかりやすさを追求したリサーチ・レポートを提供していきます。 また、パートナー企業の強みを生かしたリサーチレポートも提供しており、オンチェーンデータやオフチェーンデータ、クリプト市場に関するセンチメントデータ、ユーザーの予測を機械学習で最適化したデータなどの情報を使ったレポートの配信も予定しています。また、これらは日本だけでなく、世界各国の情報も取り入れたコンテンツの配信を予定しています。 下記のサイトより会員登録をしたユーザー様にはレポートが公開時に登録メールアドレス宛に最新レポートが届きます。 CT Analysis Website

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2022/06/07【評価額1兆円】StarkWare手掛ける注目のトークンブリッジ『StarkGate』を解説
5月25日、レイヤー2ソリューションを手掛けるStarkWare Industriesが、80億ドル(約1兆458億円)の評価額で1億ドル(約130億円)の資金調達を行いました。 We are thrilled to announce our $100M Series D at an $8B valuation. We would like to thank Greenoaks and Coatue - our lead investors, Tiger Global, and many of our existing investors, for their vote of confidence in the technology, products, and ecosystem that we’re building. pic.twitter.com/0R1e1h31HK — StarkWare (@StarkWareLtd) May 25, 2022 StarkWareはゼロ知識証明を用いたEthereumのレイヤー2スケーリングソリューション「StarkNet」を手掛けるイスラエルが拠点の会社です。 そんな、StarkWareは先日、EthereumとStarkNet間のトークンブリッジ「StarGate」をローンチ。 現在、StarkGateはアルファ版でテストネット・メインネットの両方が公開されており、メインネットでは定期的にブリッジできる通貨や上限の解放が行われています。 本記事では注目企業StarkWareが手掛けるStarkGateの基本的な概要や使い方について解説していきます。 今後、StarkGateユーザーに対するエアドロップの可能性も一部で囁かれているため、興味のある方は是非最後まで読んでみてください。 StarkGateとは StarkGateは、StarkWareによって開発されたEthereum⇆StarkNetのトークンブリッジです。 今年5月にアルファ版がメインネットで公開されており、MetaMaskとArgent(ウォレット)を介してトークンのブリッジが行えます。 現在、メインネットでのブリッジ可能な通貨はETH、DAIの2通貨となっており、今後WBTC、USDC、USDTが対応予定です。 昨今のStarkWareの資金調達の実施状況や、一部ユーザーの間で囁かれているエアドロップの可能性なども含め、StarkGateは今後さらに注目される可能性が高いプロダクトです。 そんな注目のStarkGateの実際の利用方法を見ていきましょう。 テストネットのやり方・手順 ①ArgentとMetamaskのウォレットを用意する ②テストネット用トークンを請求する ③StarkGateにMetaMaskとArgentを接続する ④StarkGateでブリッジする 上記の手順でStakGateのテストネットを利用していきます。 *メインネットも同じ手順で利用できますが、現時点での利用はリスクが高いため、ご自身の責任でのご利用をお願いいたします。 ①ArgentとMetamaskのウォレットを用意する StarkGateの利用にはMetamaskに加えてArgentのウォレットを用意する必要があります。 今回はArgentのウォレットの作成方法を解説します。(Metamaskの作成方法はこちら) 1. まずはPC版のArgent「Argent X」を、対応しているブラウザに合わせてDLします。 Google Chrome Firefox 2. Argentを起動して「New wallet」をクリック 3. 注意事項にチェックマークを入れて、パスワードを入力して「Create wallet」をクリックしましょう。 4. 次に「Low security」をクリックして次の画面で表示されるリカバリーフレーズをメモして保存します。 これでArgentのウォレット作成は完了です。 StarkGateのテストネットでは、Goerli Testnetを利用するので、ウォレット作成時にネットワークが「Ethereum Mainnet」になっている方は、ネットワークを変更して再度作成してください。 ②テストネット用トークンを請求する ウォレットの準備ができたら、StarkGateで利用するテストネットトークンを準備します。 下記のサイトにウォレットアドレスを入力すると、それぞれのウォレットにGoerliテストネットワーク用のETHが獲得できます。 Metamaskのテストネット用トークン:https://goerlifaucet.com/ Argentのテストネット用トークン:https://faucet.goerli.starknet.io/ Metamask側のトークン請求は、Googleアカウントやアカウント登録が必要ですが、StarkNet側ではアドレスだけでトークンの請求できます。 どちらか片方にETHが入っていればテストネットは利用できますが、EthereumからStarkNetへブリッジするケースが一般的なので、Metamask側にETHを用意しておくことをおすすめします。 請求したウォレット(Goerli ネットワーク)にETHが入っていればこの工程は完了です。 ③MetaMask(Ethereum)上のETHを、Argent(StarkNet)へ移す 下準備が完了したら、実際にStarkGateのテストネットを利用していきましょう。 テストネットではGoerliのネットワークを利用するので各ウォレットのネットワークを切り替えておきます。 1. まずは、StarkGateのページにアクセスして、MetamaskとArgentを接続します。 2. ブリッジしたいETHの数量を入力して「Transfer」をクリックします。 3. 承認作業を行い、少し待って上記の画像が表示されれば、トークンのブリッジは完了です。 StarkNetからEthereumに戻す際も、同じ手順で行えばOKです。かんたんですね。 実際にメインネットを利用してみて分かった注意点 前述の通り、StarkGateではテストネット以外にもメインネットがローンチしています。 今後、エアドロップが行われる場合、メインネットのユーザーが対象となる可能性は高いです。 しかし、StarkGateは現在アルファ版であり、公式も"高リスクである"とコメントしているため、メインネットでのブリッジは余裕のある資金内で行うことをおすすめします。 下記は実際に筆者がメインネットを利用してみて感じた注意点です。 「上限が来ていてもサイトに表示されないケースがある」 「上限はすぐに埋まる」 現在StarkGateのメインネットではETHとDAIが対応しており、それぞれ(全ユーザー総量での)上限が設定されています。 通常、上限まで満たされている場合、ブリッジ画面に注意喚起のメッセージが表示されますが、されないケースもあります。 もし、上限まで達している状態でトランザクションを起こしてしまうと、ガス代が無駄になってしまう可能性が考えられるので、ブリッジ前は公式Discordなどの情報をよくチェックしましょう。 また、定期的に上限が追加されるETHですが、現在は追加後すぐに枠が埋まってしまう状況が多いです。 こちらも常に最新情報を追うか、さらに複数の通貨に対応して余裕が出てくるまで待ってみましょう。 再度注意喚起になりますが、StarkGateは現時点ではまだアルファ版で、資産を失う可能性が考えられるので、利用したい方は、上記のリスクを理解したうえでStarkGateを触ることをお勧めします。 まとめ StarkNetが手掛けるトークンブリッジ「StarkGate 」について解説してきましたがいかがだったでしょうか。 L2は今後さらに注目される分野となる可能性が高いので、今のうちにStarkNet周りのプロダクトを積極的に触っておくと良いアドバンテージになるかもしれません。 今後もCRYPTO TIMESでは、最先端の情報を日本語でわかりやすく発信していきますのでよろしくお願い致します。 - StarkGate・StarkNet・StarkWare公式リンク - メインネット:https://starkgate.starknet.io/ テストネット:https://goerli.starkgate.starknet.io/ Twitter:https://twitter.com/StarkWareLtd/ Medium:https://medium.com/starkware Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCnDWguR8mE2oDBsjhQkgbvg Discord:https://discord.com/invite/uJ9HZTUk2Y CT Analysis DeFi 『2022年5月度版 DeFi市場レポート』 記事ソース:StarkWare、StarkNet

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2022/06/06CT Analysis DeFi 『2022年5月度版 DeFi市場レポート』を無料公開
CRYPTO TIMESが提供するリサーチレポートコンテンツ『2022年5月度版 DeFi市場レポート』を無料公開しました。 今回の最新レポートや過去のレポートは、アップデートしてさらに読みやすくなったCT Analysisの新ホームページ (https://ct-analysis.io/)よりご覧いただけます。 会員登録することでいつでも、過去のレポートを読むことができるので下記のWebsiteよりアクセスください。 CT Analysis DeFi 5月レポート 『CT Analysis』が提供する『2022年5月度版 DeFi市場レポート』に関して CT Analysis DeFiは、2021年9月より配信開始のDeFiの市況や主要プロジェクトの動向などを手軽に確認するためのマンスリーレポートになります。 データを中心とした定点観測、考察がメインとなっており3~5分程度で読める内容となっていますので、ぜひ一度ダウンロードしてみてください。月初の配信を予定しています。 5月の市況と主要な指標 5月は、過去最も大きな下落幅を記録した一ヶ月となりました。 TVLは$100B(約13兆円)以上減少、ステーブルコイン時価総額は$30B(約3.9兆円)減少となり、DeFiにとっても厳しい一ヶ月間となりました。 5月 プロダクト動向 ブリッジ系のプロダクトでは、L2の対応が続々と進んでいます。 現状はL2側のTVL自体は大きくありませんが、資産のブリッジが加速することでL2上のプロダクトを触るチャンスが増加すると考えられるため、そろそろL2に注目し始めてもいい時期となってきたのではないでしょうか。 ステーブルコイン時価総額トップ15 USTの崩壊を受け、上位が全て法定通貨担保型のステーブルコインとなっています。 USDTは、裏付け資産に関する懸念が再浮上したことで、半ばには一時1.10付近まで価格の乖離が見られ、5月は資金が抜け時価総額が縮小する展開となりました。 また、USTを利用したレバレッジ戦略を展開していたMagic internet Moneyも、86%近く時価総額が減少しています。 レポートではこの他にもDeFiの主要なマーケット、プロダクトの動向、レイヤー2やマルチチェーンの動きなども含めて解説しています。 下記のサイトより会員登録をしたユーザー様にはレポートが公開時に登録メールアドレス宛に最新レポートが届きます。 CT Analysis DeFi 5月レポート CT Analysisについて 2020年2月12日より暗号通貨/ブロックチェーン専門メディアCRYPTO TIMES ( https://crypto-times.jp )が提供開始した、暗号通貨/ブロックチェーンの分野に特化したリサーチレポートコンテンツです。 今後、暗号通貨/ブロックチェーン分野は更に注目が集まることが予想されるものの、技術者から投資・事業家まで様々な参加者がおり、各々の求める情報は見つけづらく、また議論は英語で行われることが多いため、リサーチコストが高くなる傾向があります。 CT Analysisでは、4年間業界に携わりながら運営してきた知見やデータを活用して一般ユーザーから事業者まで、幅広いデータ・分析需要に応えることを目標として、専門性とわかりやすさを追求したリサーチ・レポートを提供していきます。 また、パートナー企業の強みを生かしたリサーチレポートも提供しており、オンチェーンデータやオフチェーンデータ、クリプト市場に関するセンチメントデータ、ユーザーの予測を機械学習で最適化したデータなどの情報を使ったレポートの配信も予定しています。また、これらは日本だけでなく、世界各国の情報も取り入れたコンテンツの配信を予定しています。 CT Analysis Website

プロジェクト
2022/06/04【$GSTに対応】ブリッジプロトコル『Swim Protocol』を解説 | IDOも実施予定
先日、マルチチェーン流動性プロトコルのSwim Protocolが、Move to EarnアプリSTEPNのトークン(GST,GMT)に対応しました。 You talk, we listen. After hearing from our community that there's demand for a bridging solution that offers $GST & $GMT swaps across #Solana & #BNBChain, we decided it was time to #STEPN it up! 🏃🏃♀️🏃♂️💨 Learn more about our expansion👇https://t.co/T6BCOAkDPX — Swim Protocol (@SwimProtocol) May 31, 2022 Swimでは、Solanaチェーン上のGST,GMTトークンと、BNBチェーン上のGST,GMTトークンのブリッジが可能となります。 これまで、上記チェーン間でのトークンのブリッジ方法は存在せず、一時BNBチェーン上のGSTがSolana上のGSTの10倍ほどの価格になる現象が発生し話題となりました。 今回は、これまで存在しなかったGSTのブリッジを実現したSwim Protocolについて解説していきます。 Swim Protocolとは? Swim Protocol (以下:Swim)は、異なるチェーン上のトークンをスワップできるブリッジプロトコルです。 現在、Swimでは下記の5つのチェーン、 Ethereum Solana BNB Chain Avalanche Polygon に対応しており、USDTやUSDCといったステーブルコインやGSTやGMTトークンをブリッジできます。(今後、Acala、Polkadot、Fantom、NEAR等にも対応予定) Swimは、Solanaと他ネットワークとのメッセージングを可能にするWormhole上に構築されており、Wormholeよりもシンプルにトークンのブリッジが可能。Swimを利用するとチェーンを跨いでDeFiを利用する際、トークンのアンラップや交換といった面倒なプロセスを省略できます。 Swimは今年3月、Pantera Capital主導でFTX、Alameda Reserch、Coinbase Venturesといった下記VCからシードで400万ドル(約5億円)の資金調達を行うなど、業界からの評価も高いプロジェクトです。 Pantera Capital (主導)、FTX、 Alameda Research、 Coinbase Ventures、 Solana Ventures、 Jump Capital、 Social Capital、 IOSG Ventures、 Rok Capital、 GBV Capital 、 Mantis VC、 Panony、 Bonfida、Brandon Millman (PhantomWallet)、Dean Thomas (Polygon)、PhillipLiu (Avalanche) NFTでIDO?$SWIMトークンについて $SWIMは、さまざまな機能に対する報奨金や手数料のパラメータとして機能するトークンです。 $SWIMをプールにステーキングし、$xSWIMを獲得することでSwimの手数料に関する恩恵が受けられる機能も実装予定です。 プロジェクト側は、より平等でエンタメ要素を盛り込んだIDOを行うために”NFT IDO”と呼ばれる新しい資金調達方法で$SWIMトークンを販売予定。 上記の詳細情報は現在未公開ですが、Otter Totsと呼ばれるxSWIMに裏付けされたNFTが10000体発行予定で、ユーザーはNFTをバーンすることでxSWIMトークンが得られます。 IDOの価格や実施日は現時点では未定なので、気になる方は公式TwitterやDiscordをチェックしておきましょう。 Swim Protocolの使い方 それでは次にSwim Protocolの実際の使い方を見てみましょう。 今回はSTEPNのアプリ内のウォレットにあるSolanaチェーン上のGSTを、Swimを通してBNBチェーン上にブリッジする方法を紹介します。 - 事前に用意するもの - Solana系のウォレット(今回はPhantom) メタマスク *手数料として$SOLと$BNBがそれぞれに入っている必要があります 1. まず最初にSTEPNのウォレットの送金画面で、Phantomのウォレットアドレスを貼り付けて「CONFIRM」をクリックします。 2. 次にSwimのサイトにアクセスして、Phantomとメタマスクを接続します。 3. ブリッジしたいPhantomウォレット内の$GSTトークンの数量を選択して「Swap」をクリックします。 ちなみに、Swimでのブリッジと同タイミングでSTEPNで各GSTの価格を調べたところ、それぞれ、 1 GST = 0.971043 USDC (Solana) 1 GST = 1.8665 USDC (BSC) となっており、Swimでのブリッジ価格は比較的適正なことがわかります。 4. 次に3回の承認作業を行います。 5. 承認作業が終わると、BSC上にGSTがブリッジされており、ここまでで完了です。 実際にSwimを使ってみて 実際にSwimを利用してみて筆者が感じたのは下記の3つです。 扱えるトークンの種類がもっと増えたらかなり便利 ウォレットを複数連携させてそれぞれで承認するのは面倒 セキュリティが不安 従来のブリッジでは、トークンをラップドトークンに変換してDeFi上で動かさなければいけません。(例:BTC→wBTC) 1つや2つのトークンであればこの方法でも十分対応できますが、扱うトークンの数が増えるほどより複雑になります。 細かい計算が苦手な人にとって、ブリッジによって似ているトークンが複数発生する現象は、DeFiの積極的な利用を妨げる大きな要因になっていることでしょう。 Swimは上記の課題を解消してくれるプロジェクトだと感じました。 ただし、上記画像のように1回のブリッジでウォレットによる承認作業を複数回しなければならない点は面倒だと感じました。 また、セキュリティに関しても不安は残ります。 SwimはブリッジプロトコルWormholeの上に構築されているプロトコルです。 Wormholeでは今年2月、340億円規模のハッキング被害が発生しており、ブリッジのセキュリティに関する脆弱性が明るみとなったこともみなさんの記憶に新しいでしょう。 ウォレットでの承認作業の多さ、セキュリティに関する不安の2つが払拭されれば、Swimは今後多用していくプロジェクトになるかと感じました。 まとめ マルチチェーン流動性プロトコルSwim Protocolについて紹介してきましたがいかがだったでしょうか? 発行予定のNFTには様々なユーティリティも付与されるようなので、興味がある方は今後実施予定の$SWIMトークンのIDOと合わせて是非チェックしてみてください。 最後までありがとうございました。 - Swim Protocol 公式リンク - 公式サイト:https://swim.io/ Twitter:https://twitter.com/SwimProtocol Discord:https://discord.com/invite/wGrxQ7GAgP Blog:https://blog.swim.io/ Telegram:https://t.me/joinchat/Mnc1WjrKcq8yYTM1 Whitepaper:https://swim.io/whitepaper.pdf

イベント
2022/06/01Solana Hacker House 現地レポート -品川オフラインイベントで大盛況のSolana-
5月25-29に東京品川区の近未来的な空間でSolanaブロックチェーンの開発者に向けたハッカソンイベントが5日間にわたり開催されました。 本記事では、その一角をレポートでお届けします。 Devs are making big things happen at the @solana x @jump_ #HackerHouseTokyo. Let's build 🛠 https://t.co/CEN01mpt1w pic.twitter.com/BAGlOZtIDL — Solana Hacker House | Tokyo 🇯🇵 May 25th-29th (@hackerhouses) May 26, 2022 今回のイベントでは、日本からだけでなく、世界各国から開発者が集まりました。Solana, NFT や WEB3のトレンド全般に興味のある投資家や事業家の参加者が数多く、見受けられました。 コロナ流行後、オフラインのイベントが控えられていましたが、今回のSolana Hacker Houseは日本でも久々のオフラインのイベントになりました。 比較的若い世代の参加者でにぎわっており、近未来的な雰囲気が漂っています。 ソラナの現状 Dominic Tsang (Head of Business Development @Solana Foundation) Tsang氏は取引コストやスピードのパフォーマンス的な要素や、開発言語の RUSTがプログラマーフレンドリーであることが、Solanaの爆発的な成長の大きな要因であると述べました。 彼によるとSolanaの成長はDeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)、もしくはStepN等のブロックチェーンゲームにより後押しされていますが、今年度は以下の領域にも期待していると述べられました。 Solana Pay等の支払いソリューションの大衆化 新しい形のSNSの成長 DAO(自律分散的組織)の汎用性の拡大 また、今後のチェーンのパフォーマンス改善案をざっくりと説明し、QUIC(通信トランスポートプロトコル)によるセキュリティの向上や新しい変動型Feeモデルについて今年以内に実施される可能性が高いと発表がありました。 Web3と日本経済の未来 元ゴールドマンサックス日本のVCでもあるMpower Partnersの松井氏はESG及び環境配慮の重要性について語られました。 企業の大きさに問わずESGの重要性は年々増しており、ヨーロッパを始め日本においてもホットなトピックです。今後サステナビリティを軽視する企業は生き残れない可能性が高いと述べられました。 日本におけるWeb3の動向 鈴木雄大氏、志村侑紀氏、Whiplus氏、平野淳也氏(モデレーター) 日本のweb3企業の代表としてざっくばらんに日本のクリプト全般のステータスや業務内容等を議論するセッションです。 いかに近年Web3が盛り上がってきているかを各自感じており、今後の業界の促進に期待を膨らませています。 Fracton Venturesはweb3の未来に向けたインキュベーションを実施、ShiftbaseはUnchainというweb3のデベロッパーコミュニティを運営、IVS(Infinity Venture Summit)はクリプトのイベント企画や運営、そしてHashhubはクリプトの踏み込んだリサーチを公開しています。 日本におけるWeb3の税制と規制 仮想通貨を持つ人が避けては通れない道、毎年の様にやってくる税金に関する話題を柳澤氏、設楽氏、Kim氏がセッションで話しました。 現時点の仮想通貨における税金制度では優秀な起業家や投資家が海外に相変わらず流出している現状で、まずはシンガポール等の国と同等の税金制度を設定しなければ流出は止められないと考えられているようです。 既に海外に渡ってしまった起業家を日本へ呼び戻すには、さらに大胆な税制を打ち出す必要があると柳澤氏。 主に仮想通貨同士の交換によって発生する税金が税金計算を非常に複雑化していることが問題であると議論になりました。 イベントを通じて その他にも5日間にわたり、日本を代表するweb3 エバンジェリストや世界的に注目を浴びている起業家からの素晴らしい対話が繰り広げられました。 今回のSolana Hacker Houseでは10代~20代の参加者が大半であり、Solanaにとどまらずweb3に対して熱い気持ちを持つ人が多かった印象です。多くの方にとって将来のweb3が実現する未来を想像もしくは創造する良い機会になったのではないでしょうか? 以上、東京品川の近代的な倉庫からのイベントレポートでした。

ウォレット
2022/06/01【使えると便利】Phantom Wallet | ウォレットの概要や使い方を解説!
Solana関連のプロダクトを利用する方なら、是非利用を検討したいウォレットが「Phantom」です。 PhantomではトークンやNFTの管理ができるのはもちろん、スワップ機能など魅力的な実装されています。 この記事では、Phantomの使い方にフォーカスして、概要から主要機能の使い方、注意点などについて解説しています。 PhantomはSolanaのウォレット Phantomは、Solana用のウォレットです。 Phantomでは、SPL規格の通常のトークンや、NFTなどを管理できます。 また、Solanaに関連している各種プロダクト・プロジェクトへの接続も可能で、Solana系のNFTマーケットプレイス・DEXなどを利用できるようになります。 Solanaについてはコチラで解説しているので、「まずSolanaの詳細が知りたい」という方はご覧ください。 Phantomのはじめ方(ウォレットの作り方) Phantomを利用するには各デバイスにダウンロードをしてウォレットを作成する必要があります。 以下の手順で、Phantomのダウンロード・ウォレット作成を行っていきましょう。 Phantomのダウンロードからウォレット作成まで コチラからプラットフォームに応じたウォレットをダウンロード 「Create New Wallet」へ パスワードを設定 シークレットリカバリーフレーズを保管 作成完了 この際に、表示されるシークレットリカバリーフレーズは必ず保管しておきましょう。 Phantomの主要機能の使い方 これから、下記のPhantomの主要機能の使い方について解説していきます。 入金と出金 NFTの閲覧と管理 スワップ機能 ステーキング ハードウェアウォレットとの接続 必要な項目をチェックして、Phantomの使い方をマスターしていきましょう。 入金と出金 入金と出金を行う方法を1つ1つチェックしていきましょう。 Phantomのウォレットを開いた状態で進んでください。 入金方法 「Deposit」へ 通貨を選択 QR or アドレスをコピー SOLなどの詳細な送金方法は、各取引所によって異なるため、予めチェックしておきましょう。 また、入金のオプションとしてMoonPay・FTXが選択可能ですが、MoonPayは日本からでは利用できないので注意が必要です。 出金方法 「Send」へ 通貨を選択 送付先アドレスと送金量を入力 送付先アドレスを予め用意しておくことで、スムーズに出金が行えます。 NFTの閲覧と管理 Phantomでは、NFTの閲覧や、送受信を行うことができます。 以下の手順で、Phantom内のNFTを管理していきましょう。 PhantomでNFTをチェックする方法 左下の項目へ コレクションが表示される コレクションを選択することで送信可能 受信は、NFTのコレクション画面の「Your Collectibles」の右側からできます。 SolanaはNFT取引が活発なので、利用場面が多い機能であると言えるでしょう。 スワップ機能 Phantomはウォレットでありながら、スワップ機能が搭載されています。 Phantomのスワップ機能におけるトレードなどは主に著名DEX「Raydium」が適応されている状態です。 気になる方は以下の手順で利用してみてください。 スワップ機能の使い方 Phantomの下部真ん中へ 振替元と振替先を決定 数量を入力 「Review Order」へ 「Swap」へ 詳細な手数料は通貨によって異なりますが、主要なSOL・USDTなどが含まれる取引には一律0.85%の手数料が必要なケースがあります。 手数料の詳細についてはコチラをご確認ください 気軽にウォレットからスワップできるのは、利便性が高いですね。 SOLのステーキング Phantomでは、SOLのステーキングも気軽にできます。 PhantomにおけるSOLのステーキングとは、Solanaネットワークを担っているバリデーターにステーキングを委託(SOLを預ける)することを意味します。 気になる方は、以下の手順でステーキングを行っていきましょう。 Phantomのステーキング方法 SOLを選択 「Start earning SOL」へ (読み込みに若干時間がかかることがあります) バリデーターを選択 数量を入力 「Stake」へ ステーキングが完了すると、現在のステーキング報酬などをPhantomのウォレット内から確認できます。 ハードウェアウォレットとの接続 Phantomは、ハードウェアウォレットLedgerとの接続に対応しています。 ウォレットをお持ちの方は、以下の手順でLedgerとPhantomを接続していきましょう。 (前提として、予めLedgerサイドでSolanaを利用可能な状態にしておく必要があります。) ハードウェアウォレットとの接続方法 右上のメニューへ 「Add/Connect Wallet」へ 「Connect hardware wallet」へ 画面の指示に従う USB接続したハードウォレットを選択 使用するアドレスを選択したら利用可能 また、記事執筆時点においては、モバイルアプリ、Firefoxとハードウェアウォレットとの接続はできません。 Chrome・Brave・Edgeといったブラウザでのみ対応しています。 Raydiumと接続してみる Phantomをブラウザに導入した状態で各アプリ・プロダクトを利用する例として、Raydiumへ接続していきます。 「Solana系のDEXとかを利用してみたいけど、やり方が分からない」という方は参考にしてみてください。 以下のような手順で、RaydiumとPhantomは接続可能です。 Raydiumへアクセス 「ConnectWallet」へ Phantomを選択 「Connect」へ 文字列が表示されたら完了 各アプリ、プロダクトによって若干手順が異なるものの、基本的には同じような手順でPhantomを接続していくことができます。 スマホとの同期方法 Phantomでは、複数のデバイス(PCとスマホなど)とウォレットを同期することができます。 「スマホアプリとPCを同期させたい」という方は、以下の手順で同期させていきましょう。 秘密鍵のチェック(PC) 右下へ 「Export Pricate Key」へ パスワードを入力 秘密鍵をチェック 同期先の操作(スマホ) アプリをダウンロード アプリ上部へ アイコンへ 「Add/Connect Wallet」へ 「Import private key」へ 秘密鍵を入力後、「Import」へ ブラウザ to スマホアプリに限らず、他のプラットフォーム間でも同じような手順で、同期可能です。 いずれのケースでも、秘密鍵 or シークレットリカバリーフレーズが必要になるので、予め用意しておきましょう。 Phantomの注意点とリスク これから、Phantomの利用に伴って、押さえておきたい注意点やリスクについてご紹介していきます。 Phantomを安全に利用できるようになっていきましょう。 トークンの送信・管理に要注意 Phantomのようなウォレットを利用すると、トークンやNFTを送受信できます。 特にSolanaはガス代が安いこともあって気軽に送受信が可能ですが、アドレスを間違えるなどのミスをしてしまうと、トークンを取り戻すことは基本的にできません。 Phantomに限った話ではありませんが、トークンの送受信には細心の注意を払いましょう。 秘密鍵などの管理を徹底する シークレットリカバリーフレーズ・秘密鍵を利用すると、簡単にウォレットへアクセスすることが可能です。 シークレットリカバリーフレーズ・秘密鍵などを提供するというのはウォレットを好きなように扱える状態にさせてしまうのと同義です。 シークレットリカバリーフレーズや秘密鍵は、絶対に第三者に教えないでください。 これは、信頼性のありそうなWEBサービスや、Phantomを名乗る何らかの媒体(メールやSMS含む)でも同じことが言えます。 銀行口座における暗証番号や印鑑のようなものなので、安全性の高い方法で保管しておきましょう。 ステーキングのリスク Phantomでは、気軽にSolanaへのステーキングを行うことができますが、リスクが付き物であることは押さえておきましょう。 引き出すまでにはクールダウンが必要 Solanaではステーキングの解除に伴って約2日のタイムラグがあります。 この間にSOLの価格などが大きく下落してしまうなどの可能性は十分考えられるので注意しましょう。 【ステーブルコイン崩壊】今回のUST暴落は一体何だったのか?今後を考察 $UST $LUNAhttps://t.co/VdxWihJ2Sa — CRYPTO TIMES@ブロックチェーンメディア (@CryptoTimes_mag) May 12, 2022 LUNAの価格が1日にして崩壊したことは記憶に新しいですが、何らかの原因でSOLが同じような事態になる可能性はゼロとは言えません。仮想通貨市場では、予想外の出来事が頻発する業界ですので尚更です。 このような事態が発生したと仮定すると、SOLを売買できない2日間の存在は潜在的なリスクを持っていると言えるでしょう。 スラッシュのリスク Solanaには、スラッシュと言われるバリデーターに対するペナルティのようなものが存在しています。 スラッシュは、バリデーターが望ましくない・悪意のあるような行動を取らないようにするために設定されています。 スラッシュのペナルティの1つに、バリデーターに委任されているステークの一部削除というものがあります。 このことから、スラッシュされたバリデーターにSOLを預けていると、損失を受ける可能性があります。 スラッシュのリスクを押さえるためにもvalidators.appなどでリサーチし、安全性の高いバリデーターを選択していきましょう。 【安全対策】Phantom Wallet(ファントム ウォレット) のリボークの概要とやり方を解説 まとめ この記事では、Phantomについてさまざまなポイントを解説しました。 PhantomはSolana関連のサービスを利用する上で欠かせないツールとなっており、一般的に想像されるウォレットとしての用途のみならず、さまざまな機能が提供されています。 今後も新たな機能がアップデートが期待できるため、Solanaに興味がある方は注目しておきましょう。 最後まで読んでいただきありがとうございました。

ニュース
2022/05/31CT Analysis第31回レポート『2022年5月 CryptoPunks, BAYC, Moonbirds ブルーチップNFTとビジネス考察レポート』を無料公開
CRYPTO TIMESが提供するリサーチレポートコンテンツ『CT Analysis』が第31回レポート『2022年5月 CryptoPunks, BAYC, Moonbirds ブルーチップNFTとビジネス考察レポート』を無料公開しました。 過去には、60本以上の業界レポートを無料で配信していますので、こちらも是非CT AnalysisのWebサイト (https://ct-analysis.io/)よりご確認ください。 以下のリンクよりCT Analysisにアクセスいただくことで、今回のCryptoPunks, BAYC, MoonbirdsのブルーチップNFTに関する解説・考察レポートをご覧いただけます。 CT Analysis 第31回レポート 第31回『2022年5月 CryptoPunks, BAYC, Moonbirds ブルーチップNFTとビジネス考察レポート』に関して 今回のレポートは、業界でブルーチップと呼ばれるCryptoPunks, BAYC、そして、それに並ぶ勢いで注目されるMoonbirdsの3つのプロジェクトについて理解することを目的としています。 内容としては、プロジェクトの基本概要から収益、ビジネス展開など様々な観点で解説、考察したものとなっています。 プロジェクトの概要 CryptoPunksは、2017年6月にLarva LabsによってリリースされたEthereum上の最も古いNFTのコレクションです。Punksは24*24ピクセルで表現されたドット絵のキャラクター10,000種類からなるコレクションで、中には珍しい特徴を持つ希少なPunksも存在しています。 レポートでは、Punks以外にもLarva Labs, Yuga Labs, PROOF Collectiveなど、各チームの派生プロジェクトに関しても紹介しています。 二次流通による収益 Yuga Labsのセカンダリ取引収益に注目すると、2021年8月のMAYCリリース後より、大幅に収益を生み出していることがわかります。Otherdeedsのリリース前の時点(2022年4月)でも、累積の推定収益は$70M(約90億円)となっており、毎月継続的に数百万ドル以上の取引手数料が発生しています。Otherdeedsリリース後は、土地のみで$43M(約55億円)が取引手数料となっており、BAYCシリーズと合算で$120M(約150億円)を超える収益となっています。 Yuga Labs他、Larva Labs, PROOF Collectiveの二次流通による収益の試算、トークンセールやプライマリによる調達金額などもまとめています。 ビジネスの考察 このセクションでは、複数の観点からプロジェクトを考察しています。 本記事では、レポートを抜粋し継続的なエアドロップによるリターンに関してのまとめを紹介しましたが、レポート内では、個別プロジェクト同士の比較なども行っていますので、詳細はそちらでご確認ください。 以下のリンクより無料会員登録後、完全版のレポートをダウンロードすることでご覧いただけます(38P)。 CT Analysis 第31回レポート CT Analysisについて 2020年2月12日より暗号通貨/ブロックチェーン専門メディアCRYPTO TIMES ( https://crypto-times.jp )が提供開始した、暗号通貨/ブロックチェーンの分野に特化したリサーチレポートコンテンツです。 今後、暗号通貨/ブロックチェーン分野は更に注目が集まることが予想されるものの、技術者から投資・事業家まで様々な参加者がおり、各々の求める情報は見つけづらく、また議論は英語で行われることが多いため、リサーチコストが高くなる傾向があります。 CT Analysisでは、4年間業界に携わりながら運営してきた知見やデータを活用して一般ユーザーから事業者まで、幅広いデータ・分析需要に応えることを目標として、専門性とわかりやすさを追求したリサーチ・レポートを提供していきます。 また、パートナー企業の強みを生かしたリサーチレポートも提供しており、オンチェーンデータやオフチェーンデータ、クリプト市場に関するセンチメントデータ、ユーザーの予測を機械学習で最適化したデータなどの情報を使ったレポートの配信も予定しています。また、これらは日本だけでなく、世界各国の情報も取り入れたコンテンツの配信を予定しています。 下記のサイトより会員登録をしたユーザー様にはレポートが公開時に登録メールアドレス宛に最新レポートが届きます。 CT Analysis Website

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2022/05/31【急上昇】TronのTVLがAvalanche、Solanaを超えて3位に | USDDが牽引か
TronのTVL (Total value locked)が一時60億ドルに達し、Avalanche、Solana、Polygonを上回りTVLランキングで第3位となりました。 DeFiLlamaのデータによると、TronのTVLは5月13日から増加を始めて5月22日に急上昇。その後Avalanche、Solana、PolygonのTVLを追い抜き60億ドルのTVLを記録しました。 TronのTVLを牽引しているのは、JustLend、JustStables、SUNSwap等のプロダクトで、それぞれ$1b以上のTVLを誇っています。 今月初頭、Tronの基軸通貨$TRXと連動し、アービトラージ(裁定取引)を利用して価格が保たれるステーブルコイン「$USDD」がローンチされました。 🔥 USDD on #TRON has been issued today and entered into circulation. It is available on #Ethereum and #BNBChain through the BTTC cross-chain protocol. 📑 Check out the Cross-Chain Tutorial to learn how to move your #USDD across the chain 👇 https://t.co/hqZzzwfFM2 — USDD (@usddio) May 5, 2022 今回のTVLの上昇は、Tron基盤の分散型アルゴリズムステーブルコインUSDDに起因するものと考えられています。 USDDでは、1 USDDが1ドルを下回った場合、1 USDDをバーンし1ドル相当のTRXを受け取りUSDDの供給量が減少。反対に1 USDD が1ドルを上回った場合、1 USDDに対して1ドル相当のTRXをバーンしUSDDの供給を増やすことで価格を一定に保つ仕組みが採用されています。 USTとUSDD 先日、Terraのステーブルコイン$USTのペッグが大きく外れ、USTを支える$LUNAと共に大幅な価格下落を見せました。 関連:【ステーブルコイン崩壊】今回のUST暴落は一体何だったのか?今後を考察 ステーブルコインへの関心が高まっている中、UST,LUNAと基本的な仕組みが似通っているUSDDは、その信頼性に注目が集まっています。 Tronの創業者ジャスティン・サン氏は、 時価総額が大きく、短期間で急速に成長したために準備金が少ない状態でオーバーレバレッジを利用した Anchor(Terra上のレンディングプロトコル)の利回りが高すぎた 市場の変動要因を適切に考慮しなかった 等をUSTの失敗の原因として挙げており、USDDについては時価総額をTRX、Tron DAOの準備金よりも低く保つ方法で健全な成長を行う予定としています。 USDDの時価総額は5月のローンチから右肩上がりで成長しており、記事執筆時点の時価総額は約6億ドル、時価総額ランキングで第96位となっています。 CT Analysis第20回レポート『ステーブルコインの概要と現状 動向調査レポート』 記事ソース:DeFi Llama、CoinGecko、Cryptonews.com














