【BeyondBlocks初日レポート】Wanchain(ワンチェーン) 基調講演
   公開日 : 2018/04/05

【BeyondBlocks初日レポート】Wanchain(ワンチェーン) 基調講演

ユッシCRYPTO TIMES公式ライター

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4月4日にウェスティン東京で行われたBeyond Blocksには、海外のプロジェクトも沢山参加しています。

先日BINANCEにも上場し、注目度もかなり高いWanchainというプロジェクトの創設者であるJack LuがWanchainと今後、Wanchainのプラットフォームを利用したアプリケーションのプロジェクトの代表らと共に登壇をしました。

本レポートでは、その講演の内容をまとめたレポートになります。

Wanchainに関して – 創業者Jack Lu

Wanchainは「世界の人たちを繋げる」という目的で開発された金融プラットフォームです。

Jack Lu氏は2014年にFactomのプロジェクトを始め、世界中にブロックチェーンを売り込んでいたようです。その後、2016年に中国に戻り、2017年にWanchainのプロダクトを開始しました。

Wanchainは、パブリックキーもしくはプライベートキーを使っていればパーミッション無しでのアクセスが可能になります。

Wanchainのブロックチェーンにはパブリックチェーンとプライベートチェーンの両方があります。
これらは独自のテクノロジーを使っており、パーミション無しでアクセスが可能となっています。

Wanchainは新しいブロックチェーンのプロトコルを作っており、それぞれのエコシステムを相互につなぐことができるようになります。今年中にはビットコインとイーサリアムとも繋げる予定であると述べています。

また、新たにエンタープライズソリューションにLanchainを作り、出したいと思っています。
Lanchainによって、伝統的な企業が作ったブロックチェーンやプロトコルを新しいものと繋げることができるようです。

WanLABとは?

WanchainはWanLabというラボのことに関しても説明をしました。

このラボはブロックチェーン技術と従来の事業を融合させることを目標としています。またこのラボ自体でマーケティングも行っていき、単なるサポートだけでなく、チームビルディングなども行っていきます。

WanLABでは、プロジェクトを選定する際に3つのポイントを重視しています。

・Pain Point
・Team
・Resources

Pain pointとは、従来の事業に弱点があるということ(Facebookで例えると、コンテンツ提供者にしっかりとした権利が付与されていないなど)

Teamとは、一匹狼ではなくチームとして活動しているということ。

Resourcesとは、成熟フィールドの中ではある一定リソースがないといけないということ。

WanLABではKPIを見てより良いブロックチェーンアプリケーションを選んでいます。

その際、アプリケーションプロジェクトはMAU,SKU,GMV,TPSなどを見ています。

現在では、実際に、3つのプロジェクトがWanLABによって始動しています。

Utour

現在のOTA(Online Travel Agent)は顧客のニーズに応えられていないという問題があります。

現在のシステムでは、トリップアドバイザーが旅行者を本当に連れていきたいところに連れて行きづらく、反対に旅行者は本当に行きたい所に行きづらいという問題があります。(例えば、本場の飲食店など)

これをブロックチェーン技術によって解決しようとするのがUtourです。

具体的には、DTSを用いて全てのスマートコントラクトを記録します。

こうすることで、通訳やサーフィンのコーチをした人、そしてサービス提供者に対して口コミなどをした人に余計な中間手数料無しに正当な報酬をトークンで支払うことが可能となります。

このサービスによって、誰でも旅行者にもサービス提供者にもなることができるようです。

All Spark

ALLSPARKではスマートコントラクトによって、個人間でやり取りすることでUGCやSelf-Mediaの問題を解決することができます。

例えば、服を作りたいけどデザインの素材を持っていない人と、デザインの素材だけを作っている人が共同で「服」をつくることが出来ます。

また、ALLSPARKは既存のアプリと結合でき、運用コストが低く、早くて安全なためAdvertiserの問題も解決できます。

All Spark Chainは3つのポイントがあります。
・UGC
・Self-Media
・Advertiser

UGC
現在では、自分のソーシャルメディアにアップしたコンテンツ、セルフメディアコンテンツがあまり注目されなかったり、勝手に利用されることがあります。

Self-media
メディアの世界でもマシュー効果(金持ちがさらに金持ちになること)があり、大きなメディアは利益を独占していき個人のメディアがなかなか成果をあげることができません。

Advertiser
現在広告コストは高騰しており、コンテンツの質が低下する要因となっています。

 

ALLSPARKが成功するとされる理由は、Facebookなどのリソースが沢山あることです(沢山の価値がついていないコンテンツが転がっている)

 

Gamebank

分散型のゲームプラットフォームを作ります。自由度がアップしたプラットフォームです。

これによりゲームのやり方を変えることが期待されます。

具体的にはアセット(ここでいうアセットとは効果音や画像などのゲームの素材)を違った使い方をします。

ゲーム業界の中でキャッシュフローを守ることが可能になります。

まとめ

WanchainとWanchainプラットフォーム上でこれから登場するプロジェクトによるスピーチ内容の大まかなレポートでしたが内容は伝わったでしょうか?

様々な分野で、これまでの体系が崩され新しい流れが生まれていくと予想される未来にWanchainはどこまで影響を与えることが出来るでしょうか。

今後の各プロジェクトの進捗に注目していきたいですね。

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