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2019/01/25Trust WalletがTrust2.0の計画を発表!Trustが発表する『all crypto assets』とは?
Trust Walletは、当初Ethereumのウォレットとしてリリースされ、現在はERC-20 / 223 / 721以外にBTCやTRX,Wanchain,VeChainなどをサポートし、Binanceの公式マルチコインウォレットとして、ここまで多くの進化を遂げてきました。 そんなTrust Walletですが、今回新たなマイルストーンである『Trust 2.0』の構想を発表しました。 https://twitter.com/TrustWalletApp/status/1088226486241423361 本記事では、現在Trust Walletがどのような機能を持っているのか、そして上記ツイートでFreedom of Moneyと語られる『Trust2.0』ではどのような機能が実装されていくのかの2点についてまとめていきたいと思います。 現段階で実装されている機能の紹介 冒頭にも述べた通り、Ethereum向けのウォレットとして当初リリースされたTrust Walletですが、現在はEthereumだけでなく多くの通貨やDAppsに対応しています。 14種類のブロックチェーンをサポート Trust Walletでは、EthereumやEthereum Classicなど、その他12種類・計14種類のブロックチェーンに対応しています。 BitcoinとLitecoinに関して、これらはSegWit(Segregated Witness)と呼ばれるデータ圧縮技術をサポートしており、資産を送金・受け取る際には、最新のbech32と呼ばれる規格を利用することが可能です。 これらを利用していくことで、ユーザーはトランザクション時に発生する手数料を大幅に抑えることができる上、速度面でも従来の仕組みと比較して大きな向上が見込まれます。 4種類のブロックチェーン上のDAppsをサポート Trust Walletでは現在、4種類(Ethereum, Ethereum Classic ,GoChain, POA Network)のDAppsに対応しています。 今後、より多くのブロックチェーンへのサポートが行われていく予定であると記載されています。 Trustが表現する"all crypto assets"とは? Trustでは、ホーム画面に様々なウォレットをダウンロードしておくのではなく、Trust Wallet一つですべてのメジャーな仮想通貨の管理を可能にすることを目指しているそうです。 この第一歩として、時価総額トップ20の仮想通貨(Tezos, Zilliqa, EOSなど)のサポートにコミットしています。また、匿名コインのサポートにも大きく力を入れているので、今後Zcoin, ZCash, Monero, Grin, Beamなどのサポートにも期待していてね!と明記されています。 第二に、Trustでは2019年の後半に、"Wallet SDK"と呼ばれるSDKのリリースも予定しています。 これは、すべてオープンソースで公開される予定で、プロジェクト側としては、GitHub上でシンプルなプルリクエストを行うことで、Trustを統合することができるようになるようです。 Trust 2.0のマイルストーン Trust Walletの公式ブログでは、主に『Trust 2.0』について3点の大きな発表を行いました。 具体的な時期こそは明記されていませんでしたが、"in the coming month ahead"と記載されており、ここ数ヶ月(2019 Q1~Q2)辺りでの実装を期待することができるのではないでしょうか? デスクトップ版 Trust Wallet Trust Walletは"mobile-first wallet(モバイル版第一)"のプライオリティを保ちながらも、モバイルだけでなくデスクトップ版のウォレットをリリースを予定しているようです。 このプライオリティは、Trust Walletのミッションである"make crypto more accessible"に由来しており、分散型アプリケーションや分散型決済を人々の手のひらから利用できるようにすることで、このミッションを達成できることができると考えているためであると説明されています。 一方で、デスクトップ版リリースは多くのユーザーの要望に基づいたものであり、これまでのTrust Walletのインターフェースは引き継がれていくようです。 Binance ChainとDEXのネイティブウォレット Binanceによりリリースが予定されている独自チェーンであるBinance Chainとそれに付随するDEXですが、Trust Walletでは$BNBとBinance Chainをサポートする最初の分散型ネイティブウォレットとしてこれらをサポートしていきます。 これにより、ユーザーはBinance ChainのFast Confirmation(1秒)の恩恵を受けることができるようになる上、これまでと全く同じインターフェースでこれを利用することが可能となります。 ERC20のBNBのトークンスワップなどについての詳細は時期が決定次第、続報が発表されるようです。 ハードウェアウォレットを利用したコールドストレージ Trust Walletでは現在、Trustのハードウェアウォレットとの統合に向けて、マニュファクチャとの話し合いを進めているだけではなく、将来的にハードウェアウォレットをより容易に追加できるようにするための標準的な規格を制定しようとしています。 これが実現すれば、資産をスマートフォンとは別の家などの安全な場所に保管しながら、一方でスマートフォンを利用して自身の保有する仮想通貨をシームレスにコントロールすることが可能になります。 まとめ Trust Walletのここまでの変遷と、今回発表された『Trust 2.0』についてをまとめました! 最初にTrustウォレットを知ったのが、去年の春くらいだったので、ここまで物凄いスピードで進んできているなあという印象です。 今回発表されたBinance Chainの実装含む『Trust 2.0』の構想も十分に実現が期待できるのではないかと思います! 記事ソース:Trust 2.0 - Making Crypto More Accessible
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2019/01/23TrezorとGrayが1500ドルのラグジュアリー仮想通貨ウォレットを発売
仮想通貨ウォレット大手のTrezorと金属加工製品メーカーのGrayは新たに「Corazon Hardware Wallet」を発表しました。驚くべき点はウォレットの価格で最下位モデルが695ドル、最上位モデルは1496ドルに設定されています。 現在販売されている一般的な仮想通貨ウォレットはその多くが60ドルから200ドル程度に設定されている事を考えれば、Corazon Hardware Walletの価格がいかに高額かわかると思います。今回の記事では、そんなCorazonウォレットの詳細について紹介していきます。 Corazon Hardware Walletとは? Gray社はシンガポールに拠点をおく企業で、これまではAppleやAndroid向けのスマートフォンケースを製作していたことで知られています。同社はTrezorウォレットを製造するSatoshilabsとコラボし、高級志向の仮想通貨ウォレットを販売するに至りました。 公式サイトによると、Corazonウォレットには航空宇宙グレードのチタンが採用されており、従来のハードウェアウォレットに使用されてきたプラスチックやアルミニウムよりも強度が上がっているとされています。 Grayは今までにハードウェアウォレットを製作した過去はなく、ソフトウェア面を心配する方もいるかもしれませんが、CorazonウォレットにはTrezor Model Tと同じファームウェアが搭載されているため、セキュリティ面も万全です。 また、CorazonウォレットはタイプCからAへのUSBコネクターや2枚のリカバーシードカードなど、Trezor Model Tと多くの共通点を持っています。 Corazonウォレットの存在は2019年1月15日にYoutube上で公開された動画にて初めてその存在が明かされました。そして、Ledger Nano Xがローンチされた1月6日の1週間後に公式に発表が行われました。 Corazon Hardware Walletの仕組み 先ほどCorazonウォレットはTrezorと似たような点がいくつかあると説明しましたが、ウォレットとしての仕組みも非常に似たものになっています。 現在Trezorのウォレットを使っている方、もしくは以前に使ったことがあるという方であればCorazonウォレットの操作は非常に簡単です。デバイスにデータや仮想通貨を取り込む際は、USBタイプCからタイプAのコネクターを使って行います。 GrayとSatoshilabsはこのデバイスを「創造の10年」と表現しています。そして、ウォレットはビットコイン誕生10周年を祝うべく、2019年の1月にリリースされました。 「ビットコインの誕生10周年を記念したCorazonは仮想通貨ウォレットの未来であり、仮想通貨の大きなポテンシャルを示すものでもある。そして、最善のプロダクトは未だ到来していないという自信の現れでもあります。」 Grayは全てのCorazonウォレットはチタンのブロックから削られているとしています。そして、ウォレットに使われているチタンは全てグレード5となっており、フォーミュラワンや航空関連で使われるチタンと同程度のクオリティだと記載されています。 この素材により、Corazonは軽さと強さの両立を実現しています。 また、コーティングも特別なものとなっており、限定モデルのStealthとGoldは「Vapor Deposition Coating(PVD)」という技術を使ったコーティングが施されています。この技術により、両モデルはユニークな外見を獲得しています。 Corazonウォレットは700種類以上の仮想通貨およびトークンの保管に対応しており、パスワードや他のデジタルデータを保管することも可能となっています。 Corazon Hardware Walletのスペック 航空宇宙グレードのチタンをCNC加工機によって加工したケース 機械的に仕上げられた表面加工 700種類超えの仮想通貨およびトークンをサポート ブラックPVD(Stealth Model)とゴールドPVD(Gold Model)のコーティング Trezor Model Tと同じTrezor Core Firmwareを搭載 USBタイプCからタイプAへの接続ケーブル リカバリーシードカード2枚 Corazon Hardware Walletには三種類のグレードが存在 Corazonウォレットには見た目や使われている素材によって3つのグレードが用意されています。ここではそれぞれのグレードの特徴を紹介していきます。 Corazon Titanium(696ドル) まず一番お手頃なモデルとして用意されているのがこちらのチタンモデルです。ウォレットは航空宇宙レベルのチタンを使用しており、シルバーの外見が映えるモデルになっています。 Corazon Stealth(996ドル) こちらのモデルは500個限定のモデルとなっており、チタン製のボディにブラックのVapor Deposition cotating(PVD)が施されています。 Corazon Gold(1496ドル) そして、最も高額なこちらのモデルは100個限定とかなり数が絞られています。Goldモデルではその名の通り、ゴールドのPVD加工がされており、なんともラグジュアリーな見た目を擁したモデルとなっています。 CorazonウォレットはTrezor Model Tのラグジュアリーバージョン Corazonウォレットは総合的に見てもTrezorのModel Tと共通する点が多く、同シリーズのハイグレード版のような位置付けになっていると言えるでしょう。 スペックはTrezorのウォレットに準拠しているため、申し分ない仕上がりになっています。Corazonウォレットは、仮想通貨ウォレットを資産を保管する場所としてだけではなく、こだわりを持ちたいという方におすすめだと言えるでしょう。 ウォレットは現在オンラインにて予約を受け付けており、発送は2019年4月頃を予定しているとのことです。 記事ソース: Gray, Trezor
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2019/01/21Ledger Nano SとMyEtherWalletの連携方法を解説!LedgerでETHやERC20トークンを管理する!
この記事ではハードウェアウォレットLedger Nano S(レジャーナノS)とMyEtherWallet(マイイーサウォレット)を連携し、Ledger Nano SでERC20トークンを管理する方法を解説しています。 Ledger Nano SとMyEtherWalletと連携することで、Ledger Nano Sのリカバリフレーズ(秘密鍵)を使用して、イーサリアム(ETH)やイーサリアムクラシック(ETC)に加え、ERC20トークンをオフラインでより安全に管理することができるようになります。 Ledger Nano Sでイーサリアムやイーサリアムクラシック、そしてERC20トークンを管理したい方は是非この記事をご覧ください。 MyEtherWalletと連携してERC20トークンを管理する! Ledger Nano SとMyEtherWalletの連携方法を解説します。 MyEtherWalletと連携することで、Ledger Nano Sを用いてイーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ERC20トークンを管理できるようになります。 イーサリアムとイーサリアムクラシックに関してはLedger Nano Sの専用管理アプリであるLedger Live上でも管理可能ですが、ERC20トークンはLedger Live上では管理できず、MyEtherWalletとの連携が必要です。 また、Ledger Nano Sで管理可能なERC20トークンについてはLedger公式ウェブサイトの対応通貨一覧より確認できます↓ Supported Crypto Assets|Ledger コインチェック事件にも代表されるように、取引所のホットウォレットに資産を預ることには大きなリスクが伴い、Ledger Nano Sなどのハードウェアウォレットで保管するほうがより安全と言えます。 Ledger Nano SとMyEtherWalletの連携方法を解説! ここからはLedger Nano SとMyEtherWalletの接続から管理までを手順を3つのステップに分けて解説していきます。 Ledger Nano SとMyEtherWalletの連携手順 手順1: Ledger Nano Sを設定 手順2: MyEtherWalletにアクセスしてLedger Walletと接続 手順3: MyEtherWalletでの送受金 また、Ledger Nano Sの初期設定をまだ終えていない方や、Ledger Nano Sの特徴や評判を知りたいという方はこちらの記事をご覧ください↓ 【保存版】Ledger Nano S (レジャーナノS) の使い方や初期設定を徹底解説! Ledger Nano S (レジャーナノS) の特徴や評判、メリット・デメリットを徹底解説! 手順1: Ledger Nano Sを設定 Ledger Nano SをMyEtherWalletに接続する前に、デバイス自体の設定をする必要があります。 まずはLedger Nano SをPCに接続して、パスコードでアンロックします。 ダッシュボードで左右のボタンを使ってイーサリアムのアプリを選択し、両ボタン押しで開きます。 「Use wallet to view accounts」と表示されたら、右ボタンを押します。 「Settings」という項目がでてくるので、両ボタン押しで開きます。 「Contract data」という設定項目があるので、両ボタン押しで開きます。 左右のボタンを使って「Yes」を選択し、両ボタン押しで決定します。 先程の「Contract data」の画面に戻ってくるので、右ボタンを二回押して「Back」を選択し、両ボタン押しで決定し、「Setting」の画面に戻ります。 これでLedger Nano Sの設定は完了です。 一度Ledger Nano Sの設定をしたら... 毎回MyEtherWalletを使用してイーサリアム等を管理するのであればこのままで大丈夫ですが、そうでない場合はMyEtherWalletへの接続が終了した後「Contract data」>「No」に戻しておき、再度MyEtherWalletと接続する際に再設定するようにしましょう。 手順2: MyEtherWalletにアクセスしてLedger Walletと接続 デバイスの設定が終わったら、次にMyEtherWallet(www.myetherwallet.com)にアクセスします。 初めてMyEtherWalletにアクセスする場合、英語のインストラクションがポップアップで表示されます。 MyEtherWalletを使用する上で非常に重要な内容が表示されているので、Google Chromeのサイト翻訳機能を使用して日本語に翻訳して、一通り目を通しておきましょう。 下の青いボタンを押してインストラクションを閉じます。 次に右上の「原文のページを表示」をクリックして、英語表示に戻します。 このポップアップが見当たらない場合はブラウザのアドレスバー右端にあるアイコンをクリックすることで現れます。 ブラウザの翻訳機能がオンのままだと、正常に表示されないことがあるようなので注意しましょう。 代わりにMyEtherWallet自体を日本語表示に切り替えましょう。 MyEtherWallet右上の「English」と表示されているところをクリックして、プルダウンメニューから「日本語」を選択します。 日本語表示になったら、ページ上部のタブから「Ether/トークンの送出」をクリックします。 「どの方法でお財布を操作しますか?」とあるので、「Ledger Wallet」を選択します。 このような表示が現れるので、「Ledger Walletに接続する」をクリックします。 「HD derivation pathを選択する」というポップアップが表示されます。ここでは例としてイーサリアムの管理手順を紹介するので、「m/44'/60'/0' Ledger (ETH)」を選択します。 選択したら下にスクロールし、「お財布を解錠する」をクリックします。 するとETHの送金画面になり、Ledger Nano Sとの接続が完了です。 手順3: MyEtherWalletでの送受金 最後に、接続したMyEtherWalletを使用して送受金する方法です。 通貨の送り先を間違ってしまうと取り出せなくなることがあるため、十分に注意してください。 とくにイーサリアム(ETH)とイーサリアムクラシック(ETC)は混同しやすいので注意です。 MyEtherWalletで受け取る 仮想通貨を受け取る場合は、アドレスを確認して、送金元のウォレットからそのアドレスに対して送金するだけです。 「Ether/トークンの送出」の画面の右側からアカウントアドレスを確認できます。 ここに表示されているアドレスを送金元ウォレットでコピーアンドペーストして送金します。 また、「Ledgerでアドレスを表示」を選択することで、Ledgerデバイス上で安全にアドレスを確認することができます。 MyEtherWalletから送金する 各種送金情報を入力してから送金します。 「Ether/トークンの送出」画面の左側から、必要な情報を入力します。 送金先アドレス、送出数量、ガスリミットを入力したら、「トランザクションを生成」をクリックして送金に進みます。 ガスリミットの入力欄の下にある「+高度な設定:データを追記します」をクリックすると、自由記述の入力欄が現れます。 「トランザクションを生成」をクリックして送金の確認を進めると、Ledger Nano S上で送金情報の確認を求められます。 送金金額、送金先アドレス、送金手数料の順に表示されるので、それぞれ誤りがなければ右ボタンを押して進みます。 最後に「Confirm transaction」と表示され、トランザクションの承認を求められるので、問題なければ右ボタンを押して承認します。 これで送金は完了です。 Ledger Nano SとMyEtherWalletの連携方法 まとめ Ledger Nano SとMyEtherWalletを接続し、Ledger Nano Sでイーサリアム、イーサリアムクラシック、ERC20トークンを管理する方法を解説しました。 ハードウェアウォレットであるLegder Nano Sと接続することで、取引所のホットウォレットに預けるよりもより安全に資産を管理できるようなります。 Daichi Ledger Nano Sを活用してより安全に資産を管理しましょう! また、Ledger Nano Sについては以下の記事でも取り上げています↓ 【保存版】Ledger Nano S (レジャーナノS) の使い方や初期設定を徹底解説! Ledger Nano S (レジャーナノS) の特徴や評判、メリット・デメリットを徹底解説!
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2019/01/20【保存版】Ledger Nano S (レジャーナノS) の使い方や初期設定を徹底解説!
この記事では、仮想通貨ハードウェアウォレットであるLedger Nano S(レジャーナノS)の使い方や初期設定、バックアップの方法などを解説しています。 この記事を読めば、Ledger Nano Sを使い始める前に必要な設定や、基本的な使用方法、さらに便利な機能設定なども把握することができます。 Ledger Nano Sを購入したけど使い方がわからない、もしくは購入を検討しているが先に使い方を確認しておきたいという方は、是非この記事を御覧ください。 Ledger Nano Sの購入はこちら Ledger Nano S(レジャーナノS)とは? まずはじめにLedger Nano Sについて簡単に紹介します。 これからLedger Nano Sの購入を検討中の方はこちらからおおまかな特徴を知ることができます。 Legder Nano Sの概要 Ledger Nano SはフランスのLedger社が開発・提供するハードウェアタイプの仮想通貨ウォレットです。 PCにUSB接続して、専用のデスクトップアプリを使って資産管理が可能なコールドウォレットです。 取引に必要な秘密鍵はLedger Nano S内に保存される上、デバイスとPINコードの両方が揃わない限り資産の移動ができないため、遠隔でのハッキング被害などからより安全に資産を保管できます。 Ledger Nano Sの主なスペック情報 商品重量 16.2g 商品のサイズ 98mm x 18mm x 9mm コネクタ USB Micro-B 型 対応OS Windows OS X(Mac OS) Linux Chrome OS 対応通貨数(2019年1月現在) 27 Ledger Nano S公式ウェブサイトはこちら Ledger Nano Sの対応通貨 Ledger Nano Sの対応通貨は2019年1月現在公式ウェブサイトにて27種類と公表されていますが、他のウェブウォレットと連携することでさらに多くの通貨を管理することができるようになります。 専用の管理アプリLedger Liveのみでも24種類もの通貨が管理可能で、さらにその他のウェブウォレットと連携することで30以上の通貨、トークンも合わせると膨大な種類を管理することができるようになります。 同じくハードウェアウォレットとして有名なTREZOR ONEではリップル(XRP)をサポートしていないため、リップルを管理したい方にとってはLedger Nano Sがリップル(XRP)をサポートしていることは大事なポイントではないでしょうか。 Legder Nano Sに関するより詳しい解説はこちらの記事で扱っていますので、あわせて御覧ください↓ Ledger Nano S (レジャーナノS) の特徴や評判、メリット・デメリットを徹底解説!|CRYPTO TIMES Ledger Nano Sの購入はこちらから 目次へ戻る 開封前に状態や内容物の確認をしておこう! 手元に届いたLedger Nano Sを早速開封してしまいそうになりますが、ちょっと待ってください。 開封に移る前に、入手したLedger Nano Sの箱や本体の状態、内容物などの確認をしておきましょう。 開封してから、初期設定を始めてしまってから、はたまた実際に使用開始後に問題が見つからないよう、あらかじめチェックしておくべき箇所があります。 箱や本体の状態をチェックしておく まずはLegder Nano Sの箱や本体の状態を確認しておきましょう。 手元に届いたばかりのLedger Nano Sの箱にはビニールが透明のビニール包装が施されています。 同じくハードウェアウォレットとして有名なTREZORでは箱に貼り付けられたホログラムシールによる事前開封の有無の識別を行いますが、Ledger Nano Sの箱にホログラムシールはなく、代わりに正規のLedger Nano Sには物理的な改ざん行為を防ぐセキュアチップが組み込まれています。 このセキュアチップのおかげでホログラムシールによる識別は必要ないとされているそうですが、念の為自分の目で確認しておくようにしましょう。 もしも箱のビニール包装が無かったり、破れていたりなどの不備がある場合、何者かによって一度開封されている疑いがあり、そのまま使用することでハッキング被害等につながる恐れもあります。 異変を感じた場合はすぐにサポートに問い合わせましょう。 内容物に不備はないかチェックしておく 箱に不備がなければ開封します。 開封後は内容物に不備がないかを確認してきましょう。 内容物確認リスト ① リカバリーシート3枚とそのケース ② Did you notice? カード ③ Getting started カード ④ Ledger Nano S 本体 ⑤ USBケーブル ⑥ ストラップ ⑦ キーホルダー 内容物を確認する際、上記のもの以外でリカバリーフレーズやPINコード/パスワードなどがすでに書かれているものが同封されていることはありません。 また、同封のリカバリーシートが白紙であることを確認してください。 リカバリーフレーズやPINコード/パスワードは後から自分で設定・記入するものなので、すでに書かれているものが入っている場合は何かしらの改ざん等が施されているデバイスである確率が高いです。 このような場合もすぐにサポートに問い合わせましょう。 必要なものを用意する 初期設定に移る前に必要なものを用意します。 設定中にバタバタしないように、先に手元に揃えてから始めるようにしましょう。 用意するもの お使いのPC(バッテリー切れの心配がある場合は充電しながら) Ledger Nano S本体 付属のUSBケーブル リカバリーシート 筆記用具 安定したインターネット接続環境(Wi-Fi等) 必要なものを手元に揃えたら早速初期設定に進みましょう。 Ledger Nano Sの購入はこちらから 目次へ戻る Ledger Nano S(レジャーナノS)の初期設定の手順を解説! ここからは実際に初期設定の手順を解説していきます。 Ledger Nano Sの初期設定に難しい操作はなく、たったの5ステップです。 Ledger Nano Sの初期設定手順 手順1: Ldger Liveのインストールとデバイス選択 手順2: PINコードの設定 手順3: リカバリーフレーズの書き留め 手順4: セキュリティチェック 手順5: パスワードの設定 順番に解説していきます。 手順1: Ldger Liveのインストールとデバイス選択 まずは専用アプリLedger Liveをインストールしていきます。 付属のGetting startedカードの指示通り、start.ledgerwallet.comにアクセスします。 このようなサイトが表示されるので、「Download Now」をクリックしてLedger Liveをダウンロードします。 ダウンロードが完了したらLedger Liveを開きましょう。 Ledger Liveを開くと以下のような画面になるので、「Get started」をクリックして進みます。 4つの選択肢が表示されるので、「Initialize as new devise (新しいデバイスとして初期化) 」をクリックします。 デバイスの選択を求められるので、左の「Ledger Nano S」を選択し、右下の「Continue」をクリックして進みます。 これでデバイスの選択までが完了しました。 手順2: PINコードの設定 次にPINコードの設定をしていきます。 前の手順の続きから、以下の画像のようにPINコード設定の手順と注意点が表示されていると思います。 表示されているPINコード設定方法は以下のとおりです。 Ledger Nano SをPCに接続し、両方のボタンを同時に押す 右ボタンを押して「Configure as new devise」を選択する 左右のボタンを使って桁の数字を選択し、両ボタン押しで確定する ✔を選択して決定、⬅を選択して桁を消去する PINコード設定の際の注意点は以下のとおりです。 PINコードは必ず自分で設定してください 最大8桁のPINコードが最も安全です あらかじめPINコードやリカバリーフレーズが用意してあるデバイスは使用しないでください 注意点を確認したら、順を追ってPINコードの設定を進めていきます。 PC用セキュリティソフトのインストールをおすすめします PCのウイルス対策ができていない場合、ハードウェアウォレットがPC経由でマルウェア等による被害を被る可能性があります。 ハードウェアウォレットをPCと接続する以上、PC用セキュリティソフトをインストールすることをおすすめします。 まずLedger Nano Sを付属のUSBケーブルを使用してお使いのPCに接続します。 Ledger Nano Sの画面に「Welcome」と表示されれば、接続成功です。 次にLedger Nano Sに付いている2つのボタンを同時に押します。 すると「Configure as new devise (新しいデバイスとして初期化) 」と表示されるので、右ボタンを押して進みます。戻る場合は左ボタンを押します。 「1. Choose a PIN code」と表示されるので両ボタン押しで進みます。 PINコード入力画面になります。 右ボタンで数字が大きく、左ボタンで小さくなります。目当ての数字にセットしたら、両ボタン押しで次の桁へ進みます。数字を削除したい場合は右ボタンで9の次の削除アイコンにセットして両ボタン押しです。 最低6桁〜最大8桁まで設定可能で、6もしくは7桁で設定したい場合は右ボタンで9→削除アイコンのさらに次の✔アイコンにセットして両ボタン押しで次の手順に進みます。 8桁で設定する場合は、8桁目の数字セット後に両ボタン押しで次の手順に進みます。 PINコードの重要性 PINコードはデバイスのアンロックや取引を行うごとに入力を求められるので、忘れてしまったり、紛失・流出してしまうことで取引を行えなかったり、ウォレット内の資産の損失・盗難につながる恐れがあります。 PINコードはくれぐれも安全に保管してください。 PINコードを一通り入力し終えたら、次に「2. Confirm your PIN code (PINコードを確認してください) 」と表示され、確認のためPINコードの再入力を求められます。 先程の手順と同じ要領でPINコードを再入力し、両ボタン押しで次に進みます。 正しく入力できていれば次の手順が表示されます。 ここまで完了したらLedger Liveに戻って右下の「Continue」をクリックし、次の手順の指示を表示します。 手順3: リカバリーフレーズの書き留め 次に24個の英単語からなるリカバリーフレーズの書き留めをしていきます。 前の手順の続きから、Ledger Liveには以下の画像のようにリカバリーフレーズの書き留め方法と注意点が表示されていると思います。 表示されているリカバリーフレーズ書き留めの手順は以下のとおりです。 白紙のリカバリーシートの1番の位置にWord #1を書き留める 書き留めたら右ボタンを押して次の単語に進み、24単語すべて書き留める 左右のボタンを使ってそれぞれの単語を選択し、リカバリーフレーズの確認をする リカバリーフレーズ書き留めの注意点は以下のとおりです。 24個の単語からなるリカバリーフレーズは人目を避け注意深く保管してください リカバリーフレーズは必ずあなただけが保管してください Ledgerはリカバリーフレーズのバックアップは行いません あらかじめPINコードやリカバリーフレーズが用意してあるデバイスは使用しないでください 注意点を確認したら早速リカバリーフレーズの書き留めを進めていきます。 Ledger Nano Sには前の手順の続きから「3. Write down your recovery phrase (リカバリーフレーズを書き留めてください) 」と表示されているはずなので、両ボタン押しで次に進みます。 Ledger Nano Sの画面に「Word #1 [単語] 」と表示されるので、付属のリカバリーシートの「1.」の箇所に書き留めます。 1単語目を書き留めたら右ボタンを押して2単語目を表示してこれを書き留め、この調子で24単語すべてを書き留めます。 リカバリーフレーズの記録・保管の注意点 リカバリーフレーズを忘れてしまったり、紛失・流出してしまうと、ウォレット内の資産やその他の情報をすべて失ってしまうことになります。 また、写真やメモ機能などを利用してPC・スマートフォン等にリカバリーシードを保存することは、データの誤消去・誤送信、ハッキングや盗難等の被害につながる可能性があるため、おすすめできません。 リカバリーシードの記録の際にはリカバリーシートを用いてメモし、安全な場所で確実に保管してください。 24個目の単語を書き留め右ボタンを押すと「4. Confirm your recovery phrase (リカバリーフレーズを確認してください) 」と表示されるので、両ボタン押しで進み、確認のためリカバリーフレーズの再入力をしましょう。 「Confirm word #1 [単語] 」と表示されるので、左右のボタンを押して表示されている番号の単語を選択し、両ボタン押しで決定します。正しい単語が選択できていれば次の単語に進みます。 この調子で24単語すべての確認をします。 24個目の単語を正しく選択し終えた後、以下のように「Your devise is now ready (お使いのデバイスの準備が整いました) 」と表示されれば、リカバリーフレーズの確認が完了となります。 ここまで完了したらLedger Liveに戻って右下の「Continue」をクリックし、次の手順の画面に進みます。 これでデバイスのリカバリーフレーズの書き留めが完了です。 手順4: セキュリティチェック 次にセキュリティチェックです。 前の手順の続きから、Ledger Liveの画面は以下の画像のようになっていると思います。 セキュリティチェックリストとして以下の3項目が表示されています。 Did you choose your PIN code by yourself? (PINコードは自分で設定しましたか?) Did you save your recovery phrase by yourself? (リカバリーフレーズは自分で保存しましたか?) Is your Ledger devise genuine? (あなたのレジャーデバイスは純正のものですか?) ここまで進めた方はリスト1と2は「YES」を選択し、リスト3の「Check now」をクリックしてデバイスが純正かを調べます。 「Check now」をクリックするとこのようなポップアップが表示されます。 表示されている項目は上から以下のとおりです。 レジャーデバイスを接続しアンロックしてください デバイス上でダッシュボードアプリを開いてください デバイス上でLedger Managerを許可してください これらの項目をひとつずつ進めていきます。 まずLedger Nano SがPCに接続されていることを確認し、PINコードを入力してデバイスをアンロックしてください。 次にデバイス上でダッシュボードアプリを開きますが、通常であればアンロック後すぐに表示される画面がダッシュボードですので、デバイスをアンロックすればOKです。 するとこのようにデバイス上で「Allow Ledger manager? (Ledger managerを許可しますか?) 」と表示されるので、右ボタンを押して許可します。 Ledger managerの許可が完了すると、Ledger Live上のポップアップに表示されている3項目の右横にチェックマークが付きます。 3項目すべてにチェックマークがつくとデバイスが純正であることが確認できたということになります。以下の画面のとおり「Your devise is genuine (お使いのデバイスは純正です) 」と表示されます。 ここまで完了したら右下の「Continue」をクリックして最後の手順に進みましょう。 手順5: パスワードの設定 最後にパスワードの設定をします。 前の手順の続きから、Ledger Live上でパスワードの設定画面になっていると思います。 ここで設定するパスワードはLedger Liveへログインする際に必要になります。 設定は任意ですが、セキュリティを考慮するなら是非設定しておきましょう。 ただし、このパスワードを忘れてしまうと、Ledger Liveを一度リセットしなければならなくなるので、注意してください。 表示されている注意点は以下のとおりです。 パスワードを記憶し、他人と共有しないでください パスワードを忘れてしまった場合、Ledger Liveをリセットしてアカウントを追加し直す必要があります Ledger Liveをリセットしても資産への影響はありません 注意点を確認したらパスワードを入力し、その下に確認のため再入力します。 問題なければ右下の「Continue」をクリックして進みます。 最後にバグや情報の共有に関する設定をします。 ユーザーの使用状況などの分析データ共有やバグレポートの送信などお好みで設定した後、右下の「Continue」をクリックして進みます。 これで初期設定がすべて完了しました。おつかれさまです! Ledger Nano Sの購入はこちらから 目次へ戻る アプリのインストールとアカウント追加をする Ledger Nano Sの初期設定が終わり、早速仮想通貨の管理をしたいところですが、そのためにはまずLedger Liveに管理したい通貨のアプリをインストールし、アカウントの追加をする必要があります。 初期設定完了時の画面から、「Open Ledger Live」をクリックします。 仮想通貨取引などを行う前にしっかりと勉強し、価格変動などによるリスクが存在することを理解し、自己責任かもしくは専門家と相談したうえで利用するように、というような内容の注意書きが表示されます。 問題なければ右下の「Got it」をクリックして進みます。 Ledger Liveのホーム画面が表示されるので、左ペインより「Manager」をクリックします。 様々な通貨アプリが表示されるので、Ledger Nano Sで管理したい通貨のアプリを「Install」をクリックしてインストールしましょう。見当たらない場合は検索窓から検索もできます。 通貨アプリのインストールや削除は後からいつでもできます。 ここでは例としてビットコインのアプリをインストールしてみます。 インストールが完了すると以下のようなポップアップが表示されます。 アプリのインストールが完了したら、左ペインの「ACCOUNTS」右横の+アイコンをクリックしてアカウントを追加します。 表示されるポップアップのプルダウンメニューからアプリをインストールした通貨を選び、「Continue」をクリックします。 次に、画像のように Ledger Nano SをPCに接続しアンロックする デバイス上でビットコインアプリを開く という項目が表示されるので、指示通りに行います。 Leder Nano SがPCに接続されていることを確認しアンロックしたら、ダッシュボードから左右のボタンを使ってビットコインアプリを選択し、両ボタン押しで開きます。 開くとこのように表示されるので、Legder Lievに戻ります。 2つの項目にチェックマークが付いているのを確認し、「Continue」をクリックして進みます。 アカウント名を編集し、アカウント名右横のチェックマークを付けたら「Add account」をクリックします。 これで無事アカウント追加が完了しました。 他の管理したい通貨も同じ要領でアプリインストールとアカウント追加を行います。 同じ通貨に複数のアカウントを追加したい場合 同じ通貨であっても複数のアカウントを追加して管理することも可能です。 方法は全く同じで、アカウント名編集の際に別の名前をつけて追加すればOKです。 目次へ戻る Ledger Nano S (レジャーナノS) での送受金の方法を解説! ここからはLedger Nano Sで実際に仮想通貨を送受信する方法を解説していきます。 Ledger Nano Sでは多くの通貨・トークンを管理できますが、Ledger Live上で管理可能な通貨は全部で24種類のみで、その他の通貨・トークンは他のウォレットとの連携が必要になります。 ここではLedger Live上で管理可能な24種類の通貨の送受金方法を解説していきます。 その他のウェブウォレットとの連携方法は以下の記事で解説しています↓ Ledger Nano SとMyEtherWalletの連携方法を解説!LedgerでETHやERC20トークンを管理する!|CRYPTO TIMES Ledger Nano Sで受け取る ここからはLedger Nano Sで仮想通貨を受け取る方法を解説します。 まずLedger Liveの左ペインから「Receive」をクリックします。 表示されるポップアップにて、プルダウンメニューから受け取りたい通貨を選択し、「Continue」をクリックして進みます。 次に、画像のように Ledger Nano SをPCに接続しアンロックする デバイス上でビットコインアプリを開く という項目が表示されるので、指示通りに行います。 Leder Nano SがPCに接続されていることを確認しアンロックしたら、ダッシュボードから左右のボタンを使ってビットコインアプリを選択し、両ボタン押しで開きます。 開くと以下のように表示されるので、Legder Lievに戻ります。 2つの項目にチェックマークが付いているのを確認し、「Continue」をクリックして進みます。 デバイス上でアドレスを確認してくださいと表示されるので、Ledger Nano Sの画面を確認します。 Ledger Nano Sの画面にアドレスが表示されるので、間違いがなければ右ボタンを押して確認します。 デバイス上での確認が完了したら、Ledger Live上で「Verify」をクリックします。 受取アドレスとそのQRコードが表示されます。 送信元のウォレットにコピーアンドペーストするかQRコードをスキャンし、送金します。ここでは例としてモバイルウォレットアプリGincoを使用して0.001BTCを送金します。 送金が完了したら、Ledger Live上で受信を確認しましょう。 左ペインの「ACCOUNTS」から受信した通貨を選ぶと、その通貨の取引履歴が確認できます。 先程送金した0.001BTCを受信していることが確認できますね。 以上がLedger Nano Sで仮想通貨を受け取る方法でした。 Ledger Nano Sで送金する ここからはLegger Nano Sで仮想通貨を送金する方法を解説します。 まずLedger Liveの左ペインより「Send」をクリックします。 すると、送金情報を入力するポップアップが表示されるので、必要な情報を入力していきます。 今回はモバイルウォレットアプリGincoを相手に先程受け取ったBTCをそのまま送金します。 入力が終わったら「Continue」をクリックします。 するとまた画像のように Ledger Nano SをPCに接続しアンロックする デバイス上でビットコインアプリを開く という項目が表示されるので、指示通りに行います。 Leder Nano SがPCに接続されていることを確認しアンロックしたら、ダッシュボードから左右のボタンを使ってビットコインアプリを選択し、両ボタン押しで開きます。 開くと以下のように表示されるので、Legder Lievに戻ります。 2つの項目にチェックマークが付いているのを確認し、「Continue」をクリックして進みます。 デバイス上でトランザクションを承認してくださいという内容のメッセージが表示されるので、Ledger Nano Sを確認します。 Ledger Nano Sの画面にトランザクションの詳細が表示されますので、しっかりと確認した後、間違いがなければ右ボタンを押して承認します。 トランザクションを承認すると、Ledger Live上ではトランザクションが送信されたと表示されます。 送信先のウォレットでも受信が確認できました。 これにて送金は完了です。 リップル (XRP) を送受金する際の注意点 リップル(XRP)の送金の際、リップルのアドレスにはアクティベートが必要であるため アクティベート費用20XRP タグの入力 のどちらかが必要になります。 リップルのアドレスを顧客ごとに用意している取引所では、アドレスのアクティベート費用20XRPが必要になります。初回の送金時には21XRP以上を送金する必要があり、残高の20XRP分は移動ができなくなります。 リップルのアドレスを大口で用意している取引所の場合は、タグの入力によって識別するので、送金の際にタグを入力する必要があります。 Ledger Live上での送金情報入力の際、タグの入力は一番下の「Tag」と書かれた入力欄に入力します。 タグの入力を忘れてしまうと送金したリップル(XRP)を失ってしまうことになるので、注意してください。 ライトコイン (LTC) を送受金する際の注意点 ライトコイン(LTC)のアドレスには以下の3種類があり、送金する際には注意が必要です。 ライトコインのアドレスの違い 3から始まるアドレス:SegWit対応の旧アドレス Mから始まるアドレス:SegWit対応の新アドレス Lから始まるアドレス:SegWit非対応のアドレス Lから始まるアドレスのライトコインをMから始まるアドレスに送金してしまったりすると、そのライトコインは失われてしまいます。 必ず送金先と送金元のアドレスを確認するようにしてください。 また、3から始まるアドレスは旧アドレスなので、取り扱う際は「P2SH Converter」を使用してMから始まるアドレスに変換する必要があります。 変換するにはまず「P2SH Converter」を開き、ライトコインのアドレスをコピペしたら、「Convert」ボタンをクリックします。 すると、下に変換後のアドレスが表示されるので、コピペして使用します。 コンバーターの不具合による変換ミスやコピペミスなどが心配な場合は、少額の送受金から試してみてください。 目次へ戻る Ledger Liveの各種設定を解説! ここからはLedger Liveの各種設定項目について説明します。 Legder Liveの右上にある歯車アイコンをクリックすることで設定画面を開けます。 設定には General(一般設定) Currencies(通貨設定) About(このアプリについて) Help(ヘルプ) の4つのタブがあるので、順番に説明していきたいと思います。 General(一般設定) 「General(一般設定)」の項目は以下のとおりです。 Countervalue(表示通貨) 仮想通貨のレートなどを表示する法定通貨を選択します。 Rate provider(レートの取得元) 仮想通貨のレートの取得元を選択します。 Display language(表示言語) 表示言語を選択します。現在は英語しかないようです。 Password lock(パスワードロック) Ledger Liveのパスワードロックのオンオフを切り替えます。 Auto-lock(オートロック) Ledger Liveがオートロックに入るまでの時間を選択します。「Never」を選択することでオートロックしないようにもできます。 Bug reports(バグレポート) バグレポートの送信のオンオフを切り替えます。 Analytics(アナリティクス) Ledgerのユーザー体験改善のためのアナリティクスのオンオフを切り替えます。 Developer mode(デベロッパーモード) デベロッパーモードのオンオフを切り替えます。 Currencies(通貨設定) まず右上のプルダウンメニューから設定を変更したい通貨を選びます。 「Currencies(通貨設定)」の項目は以下のとおりです。 Number of confirmations(承認数) ひとつのトランザクションが承認済みとされるまでのネットワークの承認数を変更します。 About(このアプリについて) 「About(このアプリについて)」の項目は以下のとおりです。 Version(バージョン) Ledger Liveのバージョンが確認できます。「Details」をクリックすることで詳細を確認できます。 Term of use(利用規約) 利用規約を確認できます。 Privacy Policy(プライバシーポリシー) プライバシーポリシーを確認できます。 Help(ヘルプ) 「Help(ヘルプ)」の項目は以下のとおりです。 Ledger support(レジャーサポート) レジャーのサポートに問い合わせることができます。 Clear cache(キャッシュのクリア) キャッシュをクリアします。 Export logs(ログのエクスポート) ログをエクスポートします。 Devise setup(デバイスのセットアップ) 新デバイスとしてセットアップ、もしくはデバイスの復元をします。 View user data(ユーザーデータの確認) ユーザーデータを確認します。 Reset Ledger Live(Ledger Liveのリセット) Ledger Liveをリセットします。アカウントや取引履歴、設定などコンピューター内のすべてのデータが消去されます。 Ledger Nano S (レジャーナノS) の初期設定・使い方 解説まとめ ハードウェアウォレットLedger Nano S(レジャーナノS)の基本的な使い方から初期設定、そして各種設定について解説してきました。 Ledger Nano Sではあらゆるウォレットと連携することによって膨大な数の通貨やトークンを管理することが可能です。 取引所の破綻やハッキング被害などによりハードウェアウォレットによる資産の自己管理の重要性が注目されていますが、是非Ledger Nano Sによる資産管理を考えてみてはいかがでしょうか? また、Ledger Nano Sの特徴や評判、メリット・デメリットについてまとめた記事も併せて御覧ください↓ Ledger Nano S (レジャーナノS) の特徴や評判、メリット・デメリットを徹底解説!|CRYPTO TIMES Ledger Nano Sの購入はこちらから Daichi Ledger Nano Sはくれぐれも正規代理店で購入するようにしてください
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2019/01/20Ledger Nano S (レジャーナノS) の特徴や評判、メリット・デメリットを徹底解説!
この記事では、仮想通貨ハードウェアウォレットLedger Nano S(レジャーナノS)の特徴や評判、メリット・デメリットを解説しています。 この記事を読めば、特徴やユーザーの評価・口コミなど、Ledger Nano Sに関する情報を把握することができます。 これからLedger Nano Sやハードウェアウォレットの購入を検討しているという方は是非御覧ください。 Ledger Nano Sの購入はこちらから Ledger Nano Sとは?概要と対応通貨を紹介! Ledger Nano Sの特徴や評判の前に、まずはLedger Nano Sとは何か?というところから解説します。 Ledger Nano Sの主な情報を確認しておきましょう。 Legder Nano Sの概要 Ledger Nano SはフランスのLedger社が開発・提供するハードウェアタイプの仮想通貨ウォレットです。 PCにUSB接続して、専用のデスクトップアプリを使って資産管理が可能なコールドウォレットです。 取引に必要な秘密鍵はLedger Nano S内に保存される上、デバイスとPINコードの両方が揃わない限り資産の移動ができないため、遠隔でのハッキング被害などからより安全に資産を保管できます。 Ledger Nano Sの主なスペック情報 商品重量 16.2g 商品のサイズ 98mm x 18mm x 9mm コネクタ USB Micro-B 型 対応OS Windows OS X(Mac OS) Linux Chrome OS 対応通貨数(2019年1月現在) 27 Ledger Nano S公式ウェブサイトはこちら Ledger Nano Sの対応通貨 Ledger Nano Sの対応通貨は2019年1月現在公式ウェブサイトにて27種類と公表されていますが、他のウェブウォレットと連携することでさらに多くの通貨を管理することができるようになります。 Ledger Nano Sの専用管理アプリLedger Liveで管理できる通貨は以下の24種類です。 Ledger Liveで管理可能な通貨 Bitcoin (BTC), Bitcoin Cash (BCH), Bitcoin Gold (BTG), Ethereum (ETH), Ethereum Classic (ETC), Litecoin (LTC), Stratis (STRAT), Zcash (ZEC), Dash (DASH), Ripple (XRP), Komodo (KMD), PIVX (PIVX), Vertcoin (VTC), Viacoin (VIA), Dogecoin (DOGE), Hshare / Hcash (HSR), DigiByte (DGB), Qtum (QTUM), Stealth (XST), Peercoin (PPC), PoSW (POSW), ZenCash / Horizen (ZEN) 以上の通貨に加え、他のウェブウォレットと連携することで管理ができるようになる通貨には以下のようなものがあります。 MyEtherWalletと連携することで管理できる通貨 Ethereum(ETH) Ethereum Classic(ETC) Expanse(EXP) Augur(REP) その他のERC20トークン その他のウォレットと連携することで管理できる通貨 Ark(ARK) Ubiq(UBQ) Neo(NEO) Stellar(XLM) Nimiq(NET) Nano(NANO) Tron(TRX) Zcoin(XZC) などなど、あらゆる通貨の管理が可能になります。 対応通貨は今後のアップデートでさらに増える予定です。 Ledger Nano Sの詳細はこちらから 目次へ戻る Ledger Nano Sの特徴やメリット3つを解説! ここからはLedger Nano Sの特徴やメリットを3つ紹介します。 ハードウェアウォレットやLedger Nano Sの購入を検討している方は是非参考にしてみてください 対応通貨が多い! Ledger Nano Sの特徴として対応通貨が多いことが挙げられます。 専用の管理アプリLedger Liveのみでも24種類もの通貨が管理可能で、さらにその他のウェブウォレットと連携することで30以上の通貨、トークンも合わせると膨大な種類を管理することができるようになります。 同じくハードウェアウォレットとして有名なTREZOR ONEではリップル(XRP)をサポートしていないため、リップルを管理したい方にとってはLedger Nano Sがリップル(XRP)をサポートしていることは大事なポイントではないでしょうか。 強固なセキュリティ! Ledger Nano Sはその強固なセキュリティも特徴です。 取引に必要な秘密鍵はPCに接続していない限り、暗号化された状態でウォレット内にオフラインで保管されます。 さらに資産の移動にはPINコードが必要なため、遠隔のハッキングやウォレット本体の盗難による資産への脅威もより小さくなると言えるでしょう。 複数のアカウントの使い分けが可能! Ledger Nano Sでは同じ通貨に複数のアドレスを作成し使い分けることが可能です。 活用方法は様々ですが、仕事用とプライベート用など、あらゆる場面で仮想通貨を利用する方には便利な機能ではないでしょうか。 Ledger Nano Sのデメリットを解説! Ledger Nano Sのメリットについて一通り解説したところで、今度はデメリットにも触れておきます。 購入の前に一度確認しておくことをおすすめします。 非正規店からの購入はリスクが伴う! 【注意喚起】ハードウェアウォレットは公式サイトから直接購入しましょう。Amazonや素性のしれない業者から買うと、悪意あるソフトウェアや改造が仕込まれている可能性もあります。 騙された事例→https://t.co/ByLj5tXSeS — ビッグストーン Bigstone (@bigstonebtc) January 17, 2018 Ledger Nano Sは正規店以外の非正規店での取扱いも多く見受けられます。 非正規店が販売するものは比較的低価格で購入できるという特徴がありますが、偽物や一度何者かによって開封・改造されている物を掴まされ、資産を盗難をされるリスクが伴います。 このようなリスクを避けるため、正規店からの購入を強くおすすめします。 Ledger Nano Sの購入はこちらから 目次へ戻る Ledger Nano Sの評価は?ツイッターの口コミまとめ! レジャーナノS購入。お試しで200xrpほど移動してみる。ちゃんと出来た。 pic.twitter.com/YBvuMqj5Qg — ネムリプ (@xemxrp) December 24, 2018 レジャーナノSのアップデートしたら使いやすすぎて素敵♡ — トレーダー®️ちゃん (@RchanTrader) December 24, 2018 ノアコインのテレグラムでコイン盗まれたって人いたけど、初心者がなんとなくでマイイーサウォレットなんて使っちゃダメだよ。MEWなんてハッカーにとっては絶好のカモり場なんだから。MEW使うなら最低でもレジャーナノS使わないと。。#リップル #ノアコイン — 投資家りかちゃん (@rikachanhappy) December 31, 2018 突然だけど、やっぱ予備いるよね。 レジャーナノS追加で2個ポチっといた。 もちろん正規代理店で。 今月から2500円ほど値下げされてるから予備が無い人は買い時かも? — 井上@今年もよろしく (@RippleBeast) December 27, 2018 Ledger Nano S注文しちゃった(´◕◞⊖◟◕`)この色 pic.twitter.com/X4vmCVD4WT — 鳩家 (@_hatoya) December 29, 2018 目次へ戻る Ledger Nano Sの特徴や評判、メリット・デメリットの解説まとめ ハードウェアウォレットLedger Nano S(レジャーナノS)の特徴や評判、メリット・デメリットを解説してきました。 今や最もメジャーなハードウェアウォレットのひとつとして定着しているイメージのあるLedger Nano Sですが、ファームウェアアップデートなども行われ、今後もさらに改良されていくと思われます。 ハードウェアウォレットの購入を検討中の方は一度Ledger Nano Sを検討してみてはいかがでしょうか? また、Ledger Nano Sの詳しい使い方や初期設定の方法などは以下の記事で解説しています↓ 【保存版】Ledger Nano S (レジャーナノS) の使い方や初期設定を徹底解説!|CRYPTO TIMES Ledger Nano Sの購入はこちらから Daichi Ledger Nano Sは必ず正規代理店より購入してください!
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2019/01/15カード型ウォレットFuzeW (フューズダブリュー) の特徴や評判、メリット・デメリットを徹底解説!
国内での仮想通貨流出事件などの報道が相次ぎ、資産の自己管理の重要性が注目されている中、ハードウェアウォレットやコールドウォレットの進化も進んでいます。 その中でも今回とりあげるのは、韓国発のカード型ハードウェアウォレット「FuzeW(フューズダブリュー)」です。 国内では昨年発売されたばかりのウォレットですが、この記事ではFuzeWの特徴や評判、メリット・デメリットなどを徹底解説していきます。 FuzeWを購入する カード型ウォレットFuzeW(フューズダブリュー)とは?概要や対応通貨を紹介! まずはFuzeWの基本的な情報と対応通貨を紹介します。 FuzeW(フューズダブリュー)の概要 FuzeW(フューズダブリュー)は韓国のBrilliantTS社が手掛ける仮想通貨向けカード型ハードウェアウォレットです。 ディスプレイ付きカード型ウォレットで、クレジットカードなどと同じサイズなので持ち運びに便利なうえ、スマートフォン専用アプリとのBluetooth接続によっていつでもどこでも取引が可能です。 また、金融セキュリティ評価最高ランクの獲得や2重認証に加え、リカバリーフレーズ、パスフレーズ、PINコード、ワンタイムパスワードなどを駆使した高いセキュリティーも特徴で、防水・防塵でもあります。 FuzeWの製品概要 (FuzeW公式サイトより) 製造元 BrilliantTS Co,.LTD. 製品名 FuzeW Hardware Wallet モデル BPAY-CAG-01 認証 KC, FCC, TELEC & CE CERT. MCU Cortex-M3 RAM 32キロバイト メモリ 256キロバイト ディスプレイ 1.1 inch E-paper 電源 DC 3.8V / 13mAh サイズ (mm) 85.5 x 54 x 0.84 重量 (g) 8.5 動作温度 4℉ ~ 122℉ / -10℃ ~ 50℃ 対応OS Android / iOS FuzeW(フューズダブリュー)の対応通貨 FuzeWの対応通貨は2019年1月現在、以下の4種類です。 FuzeWの対応通貨 (2019年1月現在) ビットコイン (BTC) イーサリアム (ETH) すべてのERC20トークン ライトコイン (LTC) 今後は2019年第1四半期頃にビットコインキャッシュ (BCH) 、リップル (XRP) 、EOS (EOS) などの追加を予定しています。 FuzeW(フューズダブリュー)の特徴やメリット3つを解説! ここからはFuzeWの主な特徴やメリットを3つ解説していきます。 FuzeWの特徴・メリット 1. PC要らず!時と場所を選ばない手軽さ! 2. 高水準のセキュリティを実現! 3. 防水・防塵・高い耐用性! 1. PC要らず!時と場所を選ばない手軽さ! FuzeWの最も大きな特徴はその手軽さでしょう。 FuzeWの使用にPCは必要なく、操作はすべてFuzeWとスマートフォン専用アプリ「W Manegr」のみで完結します。 専用アプリとFuzeWをBluetooth接続することで、スマートフォン上で手軽に操作できます。 さらにFuzeW自体も厚さ0.84mm、重さ8.5gとコンパクトで、クレジットカードや交通系ICカードと同じ大きさなので財布などに入れて簡単に持ち運びが可能です。 FuzeWは充電式なので外出中の充電切れが心配されることもあるかもしれませんが、モバイルバッテリーも兼ねる充電器が付いてくるので、外出中でも充電可能です。 さらにFuzeWでは、シンプルな操作によってディスプレイ上で簡単に残高やレート、QRコードが確認できるため、仮想通貨用ATMなどの使用の際にはFuzeWのディスプレイ上でQRコードを表示して利用したり、FuzeWのディスプレイに表示させたQRコードをスマホでスキャンして送金することも可能です。 他にも、 専用アプリ上でのBinance (バイナンス) 、Huobi、CoinExなどの取引所の利用 専用アプリ上でのウォレットアドレス帳 取引履歴と追跡機能による送金状態確認 などの機能が2019年第1四半期頃に搭載予定となっています。 FuzeWを購入する 2. 高水準のセキュリティを実現! FuzeWはその高水準のセキュリティも特徴のひとつです。 オンライン取引所やホットウォレットでの資産の流出やハッキング被害が相次ぐ中、資産をオフラインで自己管理することの重要性が注目されています。 FuseWではオフラインでの管理はもちろん、金融セキュリティ評価の最高ランクであるCC EAL5+を獲得したSEICチップに保管され、ハッキング等の脅威から資産を守ります。 さらに、高性能な内蔵チップに加え、 PINコード(5回失敗で初期化) 24個の単語からなるリカバリーフレーズ パスフレーズ 送金の度に生成される使い捨てパスワード (OVN / One-time Verification Number) FuzeWと専用アプリの2重認証による取引 などを活用し、高いセキュリティ性能を実現しています。 また、これらの情報ももちろんFuzeW内にオフラインで保管されます。 3. 防水・防塵・高い耐用性! FuzeWは防水&防塵、かつ高い耐用性を備えているので、安心して持ち運びができます。 防水・防塵規格IP68を満たしており、IP規格・防水保護構造及び保護等級によると、「完全な防塵構造」かつ「水面下での使用が可能」です。 さらに-10℃〜50℃もの過酷な環境に耐え、FuzeW Japanによるとカード本体は柔軟性の高いプラスチック素材でできており、15度まで曲げても壊れません。 FuzeWを購入する FuzeW(フューズダブリュー)のデメリットは?考えられるものを紹介! FuseWのデメリットとして考えられるのは、対応通貨の少なさでしょう。 FuseWは昨年発売されたばかりということもあり、対応通貨は多いとは言えません。 2019年1月現在の対応通貨はビットコイン (BTC) 、イーサリアム (ETH) 、ERC20トークン、ライトコイン (LTC) の4種類のみです。 有数の取引量を誇るリップル (XRP) や、同じくメジャーな通貨であるビットコインキャッシュ (BCH) など、その他のウォレットで対応済みのメジャーな通貨の対応にはもう少し時間がかかりそうです。 ビットコインキャッシュ (BCH) 、リップル (XRP) 、EOS (EOS) に関しては、2019年第1四半期頃の対応を予定していることが発表されています。 FuzeW(フューズダブリュー)の評価は?口コミまとめ! 昨年発売したばかりということでツイッターでの口コミは少なかったため、ここではFuseW公式サイトの購入ページでのカスタマーレビューを参考にしてみます。 "This is a legit hardware wallet that everybody should buy!! It supports all ERC20 tokens and you can quickly transfer your stored cryptos to your friend by simple clicks. " "これは誰もが買うべき本格的なウォレットだ!!すべてのERC20トークンに対応しているし、数クリックで簡単に送金することができる。” by Roy Keane on Nov 28, 2018 "It looks and feels amazing, as expected." "予想してたとおり、見た目も使用感も最高だね。” by AK on Nov 26, 2018 現在FuseW公式サイトの購入ページでのレビューは4件しかありませんが、評価は4人中3人が星5つ、1人が星4つとなっています。 FuzeW(フューズダブリュー)を手掛けるBrilliantTS社とは? 最後にFuseWを手掛けるBrilliantTS社についても確認しておきましょう。 BrilliantTSの概要 BrilliantTSは革新的な電子製品の調査・開発に注力する韓国発の企業です。 主な開発製品にはFuseWの他に決済機能付きのFuse Cardや、その他IoT機器やウェアラブル機器などがあるようです。 BrilliantTS社の概要 社名 BrilliantTS Co,.LTD. 設立 2012年 本社所在地 10F, 14-1, Pangyoyeok-ro 192Beon-gil, Bundang-gu, Seongnam-si, Gyeonggi-do, Republic of Korea, 13524 Fuseオフィス所在地 1590 Batavia Street, Suite 2, Orange, CA 92865, USA リンク ウェブサイト FuseW Telegram LinkedIn BrilliantTSの主要メンバー 以下がBrilliantTS社主要メンバーの概要です。 Jaehun Bae / CEO Jaehun Bae BrilliantTS 設立者・CEO KOSDAQ上場企業CrucialTec 共同設立者 Taesung Park / CTO Taesung Park BrilliantTS CTO サムスン電子 デジタルメディアR&Dセンター、IoTソリューションチームチーフ カード型ウォレットFuzeW(フューズダブリュー)まとめ カード型ハードウェアウォレットFuzeW(フューズダブリュー)の特徴や評判、メリット・デメリットを解説してきました。 スマートフォンと連動することでPCを必要とせず、簡単に持ち運べていつでもどこでも取引が可能なFuzeWは、従来のハードウェアウォレットよりもより手軽な仮想通貨の利用を可能にしてくれます。 発売から日が浅いため対応通貨が少ないという欠点もありますが、この点に関してはこれからどんどん充実していくことでしょう。 FuzeWを購入する Daichi 世界初のカード型ウォレットCoolWallet Sとどのように差別化していくのかも気になるところです 世界初のカード型ウォレットCoolWallet Sの特徴や評判まとめ!!
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2018/12/31TREZORとNEM Nano Walletの接続方法を解説!TREZORでNEMを管理する!
この記事ではハードウェアウォレットTREZOR(トレザー)とNEM Nano Wallet(ナノウォレット)を接続し、TREZORでNEM(XEM)を管理する方法を解説しています。 TREZORとNEM Nano Walletと接続することで、TREZORのリカバリシード(秘密鍵)を使用して、NEM(XEM)をオフラインでより安全に管理することができるようになります。 TREZORでNEM(XEM)を管理したい方は是非この記事をご覧ください。 NEM Nano Walletと接続してNEMを管理する! TREZORとNEM Nano Walletの接続方法を解説します。 NEM Nano Walletと接続することで、TREZORを用いてNEM(XEM)を管理できるようになります。 コインチェック事件にも代表されるように、取引所のホットウォレットに資産を預ることには大きなリスクが伴い、TREZORなどのハードウェアウォレットで保管するほうがより安全と言えます。 TREZORとNEM Nano Walletの接続方法を解説! 2017年12月、TREZORとNEM Nano Walletの正式な対応が発表され、TREZORでNEM(XEM)の管理が可能になりました。 NEM Nano Walletではハーベスティングができたりと、他のウォレットにはない機能があることでも知られています。 TREZORとNEM Nano Walletを接続するには、まずNano Walletをダウンロードする必要があります。 その後の手順はいたってシンプルで、ややこしいことはありません。 ここではTREZORとNEM Nano Walletの接続から管理までの手順を3つのステップに分けて解説していきます。 TREZORとNEM Nano Walletの接続手順 手順1: NEM Nano Walletをダウンロード&ログイン 手順2: TREZORのNEMアドレスをエクスポートして接続 手順3: NEM Nano Walletとの送受金 また、TREZORの初期設定をまだ終えていない方や、TREZORの特徴や評判を知りたいという方はこちらの記事を御覧ください↓ 【保存版】TREZOR (トレザー) の使い方や初期設定、バックアップの方法を徹底解説! - CRYPTO TIMES TREZOR (トレザー) の特徴や評判、メリットとデメリットを徹底解説! - CRYPTO TIMES 手順1: NEM Nano Walletのダウンロード&ログイン まずTREZOR BridgeよりNEM Nano Walletのダウンロードページへアクセスします。 TREZOR Bridgeの左ペインよりNEMを選択します。 このようなポップアップが表示されるので、下の「nem.ioへ移動」をクリックします。 NEMプロジェクトのダウンロードページに移動します。 下にスクロールします。 「UNIVERSAL CLIENT W/ TREZOR SUPPORT」をクリックして最新版のNEM Nano Walletをダウンロードします。 ※ ここからはOS X(Mac OS)を例に解説しますが、Windowsでも基本は同じです。 ダウンロードしたファイルを開いたら、「start.html」をクリックして開きます。 ブラウザでNEM Walletというページが開きます。 ページ右上の「Language」をクリックして、プルダウンメニューから「Japanese」を選択し、日本語表示に切り替えておきましょう。 日本語表示なったら、ページ右上の「ログイン」をクリックします。 ログイン画面になるので、「TREZORでログイン」をクリックします。 ネットワークが「Mainnet」になっていることを確認したら、「次へ」をクリックして進みます。 これでNEM Nano Walletへのログインが完了です。 手順2: TREZORのNEMアドレスをエクスポートして接続 ここからはTREZORのNEMアドレスをエクスポートし、NEM Nano Walletと接続していきます。 前回の手順の続きの画面です。 「Export」をクリックして、TREZORのNEMアドレスをエクスポートします。 TREZORのPINコードの入力を求められます。 TREZOR本体に表示されるキーレイアウトを参照してPINコードを入力します。 PINコードが正しく入力されるとPC画面にこのように表示されるので、TREZOR本体のディスプレイを確認し、指示通りに進めます。 TREZOR本体のディスプレイに表示されるNEMアドレスを確認します。 NEMアドレスのQRコードを表示したい場合は「QR Code」と表示されている右側のボタン、表示せずに続ける場合は「Continue」と表示されてる左側のボタンを押します。 QRコードを表示した後は「Continue」と表示された右側のボタンを押して進みます。 TREZOR本体での操作が終わるとNEM Nano WalletのダッシュボードがPCに表示されます。 これでTREZORとNEM Nano Walletの接続が完了です。 手順3: NEM Nano Walletとの送受金 最後にNEM Nano Walletとの送受金の方法です。 NEM Nano Walletで受け取る まずはNEM Nano Walletのダッシュボード画面から右上の「アカウント」をクリックします。 アドレスが表示されるので、このアドレスをコピーして送金先にコピーアンドペーストします。 ここに表示されているアドレスにはハイフンが含まれていますが、コピーアンドペーストされたアドレスには含まれません。 また、アドレスを使用する際は一度「TREZORで見る」をクリックし、間違いがないか確認するようにしましょう。 NEM Nano Walletから送金する NEM Nano Walletのダッシュボード画面から左上の「送信」をクリックします。 宛先、量、メッセージ、メッセージタイプ、手数料などの送金情報を入力・設定して、「送信」をクリックすることで送金できます。 送金に進むと、TREZOR本体でトランザクションの情報を確認をします。 送金額や手数料、送金先アドレスなどが表示されるので、確認したらボタンを押して進み、トランザクションを実行します。 このときTREZORに表示される情報に誤りがないかしっかり確認をしましょう。 TREZORとNEM Nano Walletの接続方法 まとめ TREZORとNEM Nano Walletを接続し、TREZORでNEMを管理する方法を解説しました。 ハードウェアウォレットであるTREZORと接続することで、取引所のホットウォレットに預けるよりもより安全に資産を管理できるようなります。 Daichi TREZORを活用してより安全に資産を管理しましょう! また、NEM Nano Wallet以外にもMyEtherWalletとELECTRUM MONAと接続することも可能です。 詳しくは以下の記事を御覧ください↓ TREZORとMyEtherWalletの接続方法を解説!TREZORでイーサリアムを管理する! - CRYPTO TIMES TREZORとELECTRUM MONAの接続方法を解説!TREZORでMONAを管理する! - CRYPTO TIMES
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2018/12/29TREZORとMyEtherWalletの接続方法を解説!TREZORでイーサリアムを管理する!
この記事ではハードウェアウォレットTREZOR(トレザー)とMyEtherWallet(マイイーサウォレット)を接続し、TREZORでイーサリアムやイーサリアムクラシックを管理する方法を解説しています。 TREZORとMyEtherWalletと接続することで、TREZORのリカバリシード(秘密鍵)を使用して、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ERC20トークンなどをオフラインでより安全に管理することができるようになります。 TREZORでイーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ERC20トークンなどを管理したい方は是非この記事をご覧ください。 MyEtherWalletと接続してイーサリアムを管理する! TREZORとMyEtherWalletの接続方法を解説します。 MyEtherWalletと接続することで、TREZORを用いてイーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ERC20トークンを管理できるようになります。 コインチェック事件にも代表されるように、取引所のホットウォレットに資産を預ることには大きなリスクが伴い、TREZORなどのハードウェアウォレットで保管するほうがより安全と言えます。 TREZORとMyEtherWalletの接続方法を解説! 2017年2月、TREZORとMyEtherWalletの正式な対応が発表され、TREZORでのイーサリアム、イーサリアムクラシック、ERC20トークンの管理が可能になりました。 TREZORとMyEtherWalletの接続はとくに難しい手順などはないのですが、はじめての方には少しややこしいかもしれません。 ここからはTREZORとMyEtherWalletの接続から管理までを手順を3つのステップに分けて解説していきます。 TREZORとMyEtherWalletの接続手順 手順1: TREZOR BridgeからMyEtherWalletへアクセス 手順2: TREZORのパブリックキーをエクスポートして接続 手順3: MyEtherWalletとの送受金 また、TREZORの初期設定をまだ終えていない方や、TREZORの特徴や評判を知りたいという方はこちらの記事をご覧ください↓ 【保存版】TREZOR (トレザー) の使い方や初期設定、バックアップの方法を徹底解説! - CRYPTO TIMES TREZOR (トレザー) の特徴や評判、メリットとデメリットを徹底解説! - CRYPTO TIMES 手順1: TREZOR BridgeからMyEtherWalletへアクセス まずはTREZOR BridgeからMyEtherWalletにアクセスします。 TREZOR Bridgeの左ペイン一番上の通貨名をクリックし、プルダウンメニューからEthereum (ETH) かEthereum Classic (ETC) を選択します。 ここではイーサリアムを選択して進めます。 MyEtherWalletへ移動 MyCryptoに移動 の2つのボタンが表示されます。 どちらもイーサリアムウォレットにアクセスするためのインターフェースですが、ここではMyEtherWalletを選択します。 初めてMyEtherWalletにアクセスする場合、英語のインストラクションがポップアップで表示されます。 MyEtherWalletを使用する上で非常に重要な内容が表示されているので、Google Chromeのサイト翻訳機能を使用して日本語に翻訳して、一通り目を通しておきましょう。 下の青いボタンを押して次のページに進み、インストラクションをすべて読み終えたら次のステップです。 手順2: TREZORのパブリックキーをエクスポートして接続 次にTREZORのアカウントのパブリックキーをエクスポートします。 まず先のステップで使用したブラウザの翻訳を原文に戻します。 右上の「原文のページを表示」をクリックします。 このポップアップが見当たらない場合はブラウザのアドレスバー右端にあるアイコンをクリックすることで現れます。 ブラウザの翻訳機能がオンのままだと、正常に表示されないことがあるようなので注意しましょう。 代わりにMyEtherWallet自体を日本語表示に切り替えましょう。 MyEtherWallet右上の「English」と表示されているところをクリックして、プルダウンメニューから「日本語」を選択します。 「Ether/トークンの送出」の画面が表示されていることを確認してください。 「どの方法でお財布を操作しますか?」とあるので、「TREZOR」を選択します。 このような表示が現れるので、「TREZORに接続する」をクリックします。 TREZORの画面に遷移し、MyEtherWalletがTREZORのパブリックキーを読み取ることの許可を求められます。 「Allow once for this session」をクリックします。 イーサリアムアカウントのパブリックキーをエクスポートします。 「Export」をクリックします。 その後TREZORのPINコードの入力を求められます。 PINコードが正しく入力されると、このようなポップアップが表示されます。 TREZORでイーサリアムの送受金をしたいので、「TREZOR (ETH) 」と書かれているものを選択します。 イーサリアムクラシックを送受金したい場合はここで「TREZOR (ETC) 」が書かれているものを選びます。 下にスクロールして「お財布を解錠する」をクリックします。 MyEtherWalletの送金画面になりました。 ここまでくれば接続は完了です! 手順3: MyEtherWalletとの送受金 最後に、接続したMyEtherWalletを使用して送受金する方法です。 通貨の送り先を間違ってしまうと取り出せなくなることがあるため、十分に注意してください。 とくにイーサリアム(ETH)とイーサリアムクラシック(ETC)は混同しやすいので注意です。 MyEtherWalletで受け取る 受金の場合は、送金画面の右側からアカウントアドレスを確認します。 表示されるアカウントアドレスを送金側ウォレットの送金先にコピーアンドペーストします。 もしくは「TREZORでアドレスを表示」をクリックしてTREZOR本体のディスプレイに表示できるQRコードをスキャンもできます。 MyEtherWalletから送金する 送金の際は、送出先アドレス、送出数量、ガスリミットを入力・設定した後、「トランザクションを生成」をクリックして送金します。 送金に進むと、TREZOR本体でトランザクションの情報を確認をします。 送金額や手数料、送金先アドレスなどが表示されるので、確認したらボタンを押して進み、トランザクションを実行します。 このときTREZORに表示される情報に誤りがないかしっかり確認をしましょう。 TREZORとMyEtherWalletの接続方法 まとめ TREZORとMyEtherWalletを接続し、TREZORでイーサリアム、イーサリアムクラシック、ERC20トークンを管理する方法を解説しました。 ハードウェアウォレットであるTREZORと接続することで、取引所のホットウォレットに預けるよりもより安全に資産を管理できるようなります。 Daichi TREZORを活用してより安全に資産を管理しましょう! また、MyEtherWallet以外にもNEM Nano WalletとELECTRUM MONAと接続することも可能です。 詳しくは以下の記事を御覧ください↓ TREZORとNEM Nano Walletの接続方法を解説!TREZORでNEMを管理・送受金する! - CRYPTO TIMES TREZORとELECTRUM MONAの接続方法を解説!TREZORでMONAを管理・送受金する! - CRYPTO TIMES
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2018/12/26TREZORとELECTRUM MONAの接続方法を解説!TREZORでMONAを管理する!
この記事ではハードウェアウォレットTREZOR(トレザー)とELECTRUM MONAを接続し、TREZORでモナーコイン(MONA)を管理する方法を解説しています。 TREZORとELECTRUM MONAと接続することで、TREZORのリカバリシード(秘密鍵)を使用して、モナーコイン(XEM)をオフラインでより安全に管理することができるようになります。 TREZORでモナーコイン(MONA)を管理したい方は是非この記事をご覧ください。 ELECTRUM MONAと接続してMONAを管理する! TREZORとELECTRUM MONAの接続方法を解説します。 ELECTRUM MONAと接続することで、TREZORを用いてモナーコイン(MONA)を管理できるようになります。 コインチェック事件にも代表されるように、取引所のホットウォレットに資産を預ることには大きなリスクが伴い、TREZORなどのハードウェアウォレットで保管するほうがより安全と言えます。 TREZORとELECTRUM MONAの接続方法を解説! TREZORでは日本発の暗号通貨としても知られるモナーコイン(MONA)を管理することもできます。 TREZORでのMONAの管理にはELECTRUM MONAというモナーコインのウォレットをインストールする必要があります。 ELECTRUM MONAのインストールからTREZORとの接続までは簡単な手順で済みます。 ここではTREZORとELECTRUM MONAの接続手から管理までの手順を大きく3つのステップに分けて解説していきます。 TREZORとELECTRUM MONAの接続手順 手順1: ELECTRUM MONAのインストール 手順2: TREZORとELECTRUM MONAの接続 手順3: ELECTRUM MONAとの送受金 また、TREZORの初期設定をまだ終えていない方や、TREZORの特徴や評判について知りたいという方はこちらの記事をご覧ください↓ 【保存版】TREZOR (トレザー) の使い方や初期設定、バックアップの方法を徹底解説! - CRYPTO TIMES TREZOR (トレザー) の特徴や評判、メリットとデメリットを徹底解説! - CRYPTO TIMES 手順1: ELECTRUM MONAのインストール まずELECTRUM MONAをインストールしていきます。 ELECTRUM MONAのダウンロードサイト(https://electrum-mona.org/)へアクセスします。 ダウンロードサイトを下へスクロールするとダウンロードリンクがあるので、それぞれのOSをクリックしてダウンロードします。 Windowsの方は「Portable version (japanese) 」か「Windows installer (japanese) 」、どちらを選んでいただいても大丈夫です。 ※ ここからはOS X(Mac OS)を例に解説しますが、Windowsでも基本は同じです。 ダウンロードが完了したらダウンロードファイルを開きます。 OS Xでは「開発元が未確認のため開けません」といったメッセージが出ることがありますが、その場合はcontrolを押しながらクリックして、「開く」を選択してください。 ダウンロードファイルを開くと各種設定が始まります。 はじめはサーバー接続設定ですが、これは「Auto connect」を選択します。 次はウォレットの名前です。 とくに希望がない場合は「default_wallet」のままでも問題ありません。 ウォレットの種類を選びます。 マルチシグウォレットの作成や、別のMONAアドレスやプライベートキーのインポートなども可能ですが、ここはとりあえず「Standard wallet」を選択します。 ウォレットの作成についてですが、ここではTREZORを使用してウォレットを作成するので「Use a hardware device」を選択します。 また、TREZORをPCに接続していない場合はここで接続しておきましょう。 PCに接続されているTREZORが表示されます。 自分のもので間違いなければ選択して次に進みます。 手順2: TREZORとELECTRUM MONAの接続 ここからはTREZORとELECTRUM MONAの接続を進めます。 前回の手順の続きからです。 TREZORのPINコードの入力を求められます。 TREZOR本体に表示されるキーレイアウトを参照してPINコードを入力します。 作成するウォレットのアドレスタイプを選びますが、日本の多くの取引所ではまだlegacyが使用されているため、ここでは「legacy (p2pkh) 」をおすすめします。 ウォレットが完成しました。 これでTREZORとELECTRUM MONAの接続が完了です。 続けて日本語表示への切り替え方法を説明します。 ウォレット画面の右下にある設定アイコンをクリックします。 設定メニューから「Appearance」タブを選択し、「Language」の項目をクリック、プルダウンメニューから「Japanese」を選択します。 「Langauge」の項目が「Japanese」になっていることを確認したら、「Close」をクリックします。 変更を反映するには再起動が必要とのメッセージが表示されるので、ELECTRUM MONAを再起動します。 再起動すると最初のインストールのときと同じくウォレットの名前の確認、接続されているハードウェアの選択、PINコードの入力を行います。 日本語表示に切り替わりました。 手順3: ELECTRUM MONAとの送受金 最後にELECTRUM MONAとの送受金の方法を解説します。 ELECTRUM MONAで受け取る ウォレット画面から「請求(Receive)」タブをクリックすると、アドレスやQRコードが表示されます。 ELECTRUM MONAに送金する際はこのアドレスを送金先にコピーアンドペーストするか、QRコードを読み取ります。 ELECTRUM MONAから送金する ウォレット画面から「送信(Send)」タブをクリックすると、送金画面になります。 送信先、備考、金額、手数料などを入力・設定した後、「送信(Send)」をクリックして送金します。 送金に進むと、TREZOR本体でトランザクションの情報を確認をします。 送金額や手数料、送金先アドレスなどが表示されるので、確認したらボタンを押して進み、トランザクションを実行します。 このときTREZORに表示される情報に誤りがないかしっかり確認をしましょう。 TREZORとELECTRUM MONAの接続方法 まとめ TREZORとELECTRUM MONAを接続し、TREZORでMONAを管理する方法を解説しました。 ハードウェアウォレットであるTREZORと接続することで、取引所のホットウォレットに預けるよりもより安全に資産を管理できるようなります。 Daichi TREZORを活用してより安全に資産を管理しましょう! また、ELECTRUM MONA以外にもMyEtherWalletとNEM Nano Walletと接続することも可能です。 詳しくは以下の記事を御覧ください↓ TREZORとMyEtherWalletの接続方法を解説!TREZORでイーサリアムを管理する! - CRYPTO TIMES TREZORとNEM Nano Walletの接続方法を解説!TREZORでNEMを管理する! - CRYPTO TIMES
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2018/12/24TREZOR (トレザー) の特徴や評判、メリットとデメリットを徹底解説!
この記事では、仮想通貨ハードウェアウォレットTREZOR(トレザー)の特徴や評判、メリット・デメリットを解説しています。 この記事を読めば、TREZORの特徴やユーザーの評価・口コミなど、TREZORに関する情報を把握することができます。 これからTREZORやハードウェアウォレットの購入を検討しているという方は是非御覧ください。 TREZOR購入はこちら TREZOR (トレザー) とは?概要と対応通貨を紹介! TREZORの特徴や評判の前に、まずはTREZORとは何か?というところから解説します。 TREZORの主な情報を確認しておきましょう。 TREZOR (トレザー) の概要 TREZOR(トレザー)はハードウェアタイプの仮想通貨ウォレットです。 PCにUSB接続することで、ブラウザ上で管理が可能なコールドウォレットです。 取引に必要な秘密鍵はTREZOR内に保存される上、デバイスとパスワードの両方が揃わない限り資産の移動ができないため、遠隔でのハッキング被害などからより安全に資産を保管できます。 TREZORの主なスペック情報 カラー ブラック グレー ホワイト 重量 14g 商品の寸法(幅×高さ) 6 x 30 mm 対応OS Windows OS X(Mac OS) Linux 対応通貨数(2018年11月現在) 698 TREZOR公式ウェブサイトはこちら TREZOR (トレザー) の対応通貨 TREZORの対応通貨数は2018年11月現在、トークン等も合わせると合計で690以上にもなります。 最新の対応通貨一覧は以下のリンクより確認できます↓ Supported coins & tokens ( 698 ) - TREZOR これらの対応通貨のうち、ビットコインのチェーンをもとに作られた通貨はTREZOR専用のブラウザであるTREZOR Bridgeのみで管理が可能です。 TREZOR Bridgeのみで管理可能な通貨 Bitcoin(BTC) Bitcoin Cash(BCH) Bitcoin Gold(BTG) Litecoin(LTC) Zcash(ZEC) Dash(DASH) Dogecoin(DOGE) Vertcoin(VTC) 逆に、これら以外の通貨は対応はしているもののTREZOR Bridgeのみでは管理できず、他のウォレットとの連携が必要です。 例えば、MyEtherWalletと連携することでイーサリアム(ETH)やイーサリアムクラシック(ETC)、その他のERC20トークンなどを管理できるようになります。 さらに、Nano Walletと連携することでNEM(NEM)、Electrum Monaと連携することでMONAコイン(MONA)をそれぞれ管理できるようになります。 Trezor購入はこちら TREZOR (トレザー) の特徴やメリット5つを解説! ここからはTREZORの特徴やメリットを5つ紹介します。 ハードウェアウォレットやTREZORの購入を検討している方は是非参考にしてみてください。 対応通貨が多い! まず最も顕著なメリットとしては、圧倒的な対応通貨の多さでしょう。 先にも述べましたが、TREZORの対応通貨数は2018年11月現在、トークンなども含めれば合計で690以上です。 メジャーな通貨に加え、NEMやライトコイン、ビットコインキャッシュなどのアルトコイン、さらにERC20トークンにも対応しています。 実際に送受金などを行うには他ウォレットとの連携が必要な場合が多いですが、様々な種類のアルトコインやトークンを管理したい方には大きなメリットになるのではないでしょうか? 強固なセキュリティを実現! 資産をオフラインでより安全に保管できることもTREZORの魅力のひとつです。 昨今の取引所の破綻やハッキング被害などの増加により、取引所のオンラインウォレットに資産を預けることの危険性が取り沙汰されるようになりました。 そんな中、オフラインで資産を自己管理できるハードウェアウォレットの重要性が注目されています。 TREZORも取引を行う時以外はオフラインで管理されるので、よりハッキング被害を受けにくいと言えます。 TREZORでの取引を実行する際にはTREZOR本体のボタンを押す必要があるので、遠隔で操作されるといった可能性も低そうです。 万が一物理的にTREZORを盗まれてしまっても、PINコードが分からなければ取引を実行することはできません。 TREZORを紛失してしまった場合は、リカバリシードさえあればウォレットの復元も可能です。 複数のアカウントの使い分けが可能! TREZORでは同じ通貨に複数のアドレスを作成し使い分けることが可能です。 活用方法は様々ですが、仕事用とプライベート用など、あらゆる場面で仮想通貨を利用する方には便利な機能ではないでしょうか。 SegWit2xにもしっかり対応! 2017年11月、SegWit2xの導入によってビットコインがハードフォークするかもしれないというニュースがありました。 その際、TREZORは公式ブログにてしっかりと対応の発表などをしていました。 今後もし同じような事態が起こり、ハードウェアウォレットが変更後の仕様に対応しなくなってしまった、もしくは対応が遅れてしまうようなことになれば、そのウォレットは使い物にならなくなる可能性もあります。 ですが、SegWit2xの際のTREZORの対応を見る限り、そのような心配は少ないのではと思われます。 パスワードマネージャーも利用できる! TREZORはウォレットのみならず、「TREZOR Password Manager」というアプリケーションも提供しています。 普段インターネット上であらゆるサービスのアカウントにログインする際に打ち込むパスワードを、TREZORのパスワードマネージャーで一括管理し、ログイン時にはパスワードを打ち込む代わりにTREZORのボタンを押すだけでログインできるようになるというものです。 あらゆるパスワードを一括管理できて便利というだけでなく、ログイン時のパスワードの打ち込みを省くことで、オンライン上でのパスワードの漏洩を防ぐというメリットもあります。 TREZOR (トレザー) のデメリット2つを解説! TREZORのメリットについて一通り解説したところで、今度はデメリットにも触れておきます。 購入の前に一度確認しておくことをおすすめします。 非正規店からの購入はリスクが伴う! 2018年11月、TREZORは公式ブログにて、TREZORの偽物が多く出回っているとして注意喚起をしました。 Trezorがハードウェアウォレットの偽物が出回っていると注意喚起 - CRYPTO TIMES [PSA] Non-genuine Trezor One devices spotted. Be careful, buy only from Trezor Shop or authorized resellers. - TREZOR 非正規店が販売するものは比較的低価格で購入できるという特徴がありますが、偽物や一度何者かによって開封・改造されている物を掴まされ、資産を盗難をされるリスクが伴います。 TREZOR公式ブログでは、TREZORショップ、公式Amazonショップ、もしくは正規代理店からの購入を推奨しています。 TREZOR購入はこちら リップル (XRP) には非対応! 人によっては大きなデメリットになってしまう点として、リップル(XRP)に非対応であることが挙げられます。 ちなみに、最新型となるTREZOR Model T(トレザー モデルT)はリップル(XRP)にも対応しているうようです。 TREZOR (トレザー) の評価は?ツイッターでの口コミまとめ! Trezor、日本語対応を確認。ソフトウェアのアップデート不要。使いやすくなりました。 https://t.co/iprnyLNKau — hhitoshi923 (@hhitoshi923) 2016年8月11日 #TREZOR 届いたので恐る恐るBTCを移してみた。なかなか使い心地良さげ。説明しまくってたら取り敢えず親はを貯金の一部をBTCに変えるって。グッドな判断👌 子供達の積立の一部をBTCに変えるために今晩は奥さんを説得せな — SAE CHO (@yarisugiXB) 2016年12月21日 BTC、BCH、ETH、TRXをTREZORに移動完了。使いやすいね。 — ゆうき (@yuki_cash) 2018年6月8日 ハッキング等も考えて、MEWからトレザーに移行完了🤗 【TREZOR】 慣れたらすごい使いやすい😎#MyEtherWallet #MEW #TREZOR — 投資家@D (@dm24tt335) 2018年4月28日 色々なハードウェアウォレットあるけど、結局Trezor使うのはこれなんだよな。 疑い出せば、実際に配布されているハードの中身のソフトが別の可能性は捨てきれないけど、本当にフルオープンソースのハードウェアウォレットは希少。(Ledgerも完全にコードが公開されてるわけではない) https://t.co/ij9S1scmWT — Junya Hirano 平野淳也 (@junbhirano) 2018年12月6日 TREZOR (トレザー) の特徴や評判、メリット・デメリットの解説まとめ ハードウェアウォレットTREZOR(トレザー)の特徴や評判、メリット・デメリットを解説してきました。 今や最もメジャーなハードウェアウォレットのひとつとして定着しているイメージのあるTREZORですが、ファームウェアアップデートなども行われ、今後もさらに改良されていくと思われます。 ハードウェアウォレットの購入を検討中の方は一度TREZORを検討してみてはいかがでしょうか? また、TREZORの詳しい使い方や初期設定の方法などは以下の記事で解説しています↓ 【保存版】TREZOR (トレザー) の使い方や初期設定、バックアップの方法を徹底解説! - CRYPTO TIMES Daichi 英語でのTREZORの購入が心配な方は、日本公式代理店での購入をおすすめします! TREZOR 購入はこちら