中国で社名にブロックチェーンを採用した企業が前年比6倍に

中国で社名にブロックチェーンを採用した企業が前年比6倍に
ct analysis
この記事の3つのポイント!1.中国国内で今年上半期に登録されたブロックチェーンを含む社名が前年比6倍に
2.同国には、現在までに4000を超えるブロックチェーン関連企業が存在
3.中国人の流行り好きな姿勢と政府の姿勢を表す結果となった

記事ソース:South China Morning Post

中国では流行を受け、社名にブロックチェーンを採用した企業が今年上半期だけで前年比6倍に急増したようです。

流行に敏感な国民ならではの動きか

South China Morning Post(SCMP)によると、現在中国国内でブロックチェーンや分散型台帳システム関連企業は4000社を優に超えると言われています。

Qixin.comのデータによると、今年の1月から6月にかけて中国語でブロックチェーンを意味する「块链」という単語が入った社名は3078社登録されました。これは、昨年1年間の555社の約6倍にあたります。

一方アメリカでは817社が社名にブロックチェーンという単語を採用しており、イギリスではわずか335社に止まる結果となりました。

SCMPは今回の動きは1990年代のインターネットブームの際に企業がこぞってドットコムやドットネットといった単語を社名に含めた時に似ていると表現します。さらに、中国では2015年1年間で400社が社名にAIを採用しており、流行に敏感な国民性が現れていると言えるでしょう。

SCMPによると、昨年中国企業によって出願されたブロックチェーンに関する特許は225件に登り、世界全体での特許出願数の過半数を占めているといいます。

中国は政府が国をあげてブロックチェーン産業を絵支援しており、企業や政府機関などでもブロックチェーンテクノロジーの採用が進んでいます。

kaz
確かに中国人って流行り物好きだもんね

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