Huobi(フォビ)がステーブルコイン管理を簡素化する「Huobi USD (HUSD)」をローンチ
2018/10/21・
Yuya

ニュース
仮想通貨取引所大手・Huobi(フォビ)が、複数の米ドルペッグ型ステーブルコインを一元的に管理できる「Huobi USD (HUSD)」の実装を発表しました。
Huobi Globalが取扱いを始めるHUSDでは、Paxos Standard (PAX), Gemini USD (GUSD), True USD (TUSD), Circle USD (USDC)の4通貨を一元的に管理できるとされています。
今後、上記の4通貨の預入額は全てHUSDとして表示され、特定の通貨を引き出す際の不足分などは他通貨の余剰分で補うことができるようになるといいます。
例えば、1PAXを預け入れた場合、Huobiのプラットフォーム上では1HUSDとなり、これをさらにGUSDで引き出す、などといったことが可能になるということです。
Huobiは、HUSDの導入により複数存在するステーブルコインの中から特定のものを選ぶ必要性を省き、更にステーブルコイン間でのやり取りにかかるコスト削減も実現できるとしています。
しかし、同取引所はHUSDに関するテクニカルペーパーなどはまだ公開しておらず、同システムが具体的にどのようにコストを削減するのかはわかっていません。
なお、現在HUSDは上記の4通貨のみに対応していますが、Huobiは今後対応通貨の追加や、同社のリスク水準に見合わない通貨の除外なども検討していくとしています。
記事ソース: Huobi Global公式アナウンス(英語)