仮想通貨取引を可視化。警察庁が来年度追跡ソフト導入を行い、捜査に活用か

仮想通貨取引を可視化。警察庁が来年度追跡ソフト導入を行い、捜査に活用か

警察庁が来年度から、仮想通貨の取引を可視化し追跡するソフトを導入する方針を固めました。

ブロックチェーンは取引を全て記録する仕組みのため、犯罪に関わる取引を探し出すのに時間がかかっていました。

また、現状の問題として、巨額の流出事件や、犯罪で得た資金を隠すマネーロンダリングに悪用されるなどの問題が起きています。

来年度から警察庁に導入される予定のソフトは民間が開発したもので、捜査に必要な取引を抽出し、その流れを可視化することができるとしています。また、犯罪に利用された仮想通貨交換事業者の情報も特定できるようです。

警察庁の集計によると、昨年発生した仮想通貨の被害額は6億6000万円で、今年1月にはコインチェックから580億円相当のXEMが流出しています。

警察庁はこのソフトの導入により、犯罪の発見や捜査の効率化をしていきたい考えです。

記事ソース:仮想通貨の取り引き可視化して追跡 警察庁がソフト導入へ

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