KYC必須のレイヤー2「Kinto」がローンチ|純粋なアクティブユーザー数を測る指標になるか
Crypto Troll
引用元: https://x.com/KintoXYZ/status/1789284004094439622/photo/1
KYC必須のイーサリアムレイヤー2「Kinto」のローンチが発表されました。
Want to explore the best on-chain opportunities in a user friendly, safe environment?
Kinto launches on 22nd May – the best is yet to come.
Catch up on what will happen next: https://t.co/CjHEhTlVTA
— Kinto (@KintoXYZ) May 18, 2024
Kintoは5月22日にローンチされました。これまで行われてきたEngenプログラムには、25,000人のユーザーが参加し、TVLは2000万ドルに及びました。
参加者は5月22日から6月15日の間に報酬を受け取ることが可能です。報酬にはソウルバウンドENGENトークンが含まれており、これはKintoのプロトガバナンスで会則、トークン、マイニングプログラムの投票に用いられます。また、デポジットの際に発生したガス代が還元され、Kinto L2で最大100件のウォレット取引がガス代無料となります。
Engenプログラム PHASE Ⅳに資金を預けていたユーザーは、7月1日まで資金を維持すれば、追加で25%のトークンを受け取ることが出来ます。
Kintoトークン供給の5%がEngenユーザーに割り当てられる予定と発表されています。
純粋なユーザー数を測る指標となるか
Kintoの特徴は、KYCが必須であることです。
他のチェーンでは、複垢と呼ばれる1人で複数のウォレットを持つことが可能です。そのため、ウォレット数とユーザー数は同じにはならず、実際の数以上に見かけのユーザー数(ウォレット数)が多くなります。
また、暗号資産分野はエアドロップといった施作の関係上、非常に複垢が多い環境となっています。
しかしながら、KintoではKYCの関係上、1人1アカウントが徹底されています。このため、Kintoチェーンのアクティビティが、ユニークユーザーの純粋なアクティビティ量を推し量る材料になるかもしれません。
また、KYC必須のレイヤー2であるKintoには伝統金融企業の参入も予想されます。引き続き同プロジェクトの動向に注目が集まります。