ビットコイン、供給量が2021年以来最低水準に
Crypto Times 編集部
仮想通貨取引所におけるビットコインの供給量が2021年以来となる最低水準を記録しました。
仮想通貨のオンチェーンデータプラットフォームSantimentによると、ビットコインの価格が60,000ドルを突破した今年3月時点より、取引所におけるビットコインの供給量が大幅に減少、現在は2021年12月22日以来となる低水準になったとしています。
😎 Bitcoin’s supply on exchanges has now dropped to its lowest level since December, 2021 (~942K coins). Meanwhile, Ethereum and Tether are moving back on. Historically, there is less drop-off risk for all of crypto while $BTC‘s available supply to be sold is limited. pic.twitter.com/vGv0q6esxx
— Santiment (@santimentfeed) June 13, 2024
一方で上記の期間に反比例して取引所におけるイーサリアムとステーブルコインのUSDTの供給量は増加していることが報告されています。
ビットコインETFの台頭が影響か
取引所におけるビットコインの供給量の減少は以前より指摘されていました。
昨年10月には、取引所におけるビットコインの準備高が2018年1月以来の低水準となったことが報告されています。
6月7日時点のデータによると、現在世界で提供される現物型ビットコインETFの準備金として103万BTCが保有されています。
Global Bitcoin ETFs as of 6/7/2024 👇 pic.twitter.com/ll66xxDe4k
— HODL15Capital 🇺🇸 (@HODL15Capital) June 9, 2024
総発行枚数2100万枚のビットコインにおいてその1/21がETFで保有されるなか、今後さらに現物型ETFが台頭した場合市場に出回るビットコインはさらに減少していきます。
米11社によって提供されるビットコインETFに関して、今月10,11日に資金流入の勢いが衰えたものの昨日12日には再び1億ドル以上のインフローが発生するなど継続的な流入を見せています。
記事ソース:Farside Investors