投資アプリ「Robinhood」がビットコインETFに対応

投資アプリ「Robinhood」がビットコインETFに対応

引用元: Sergei Elagin / Shutterstock.com

米国の若者を中心に人気を博したことでも知られる投資アプリ「Robinhood」が、承認済の11種類のビットコインETFの取り扱いを開始しました。米SECによる現物型ビットコインETFの承認による市場拡大が続いています。

Robinhoodは本日、米国内全ての顧客を対象に現物型ビットコインETFの提供を開始しました。顧客は他のETFや株式と同様にビットコインETFへのアクセスが可能となります。

仮想通貨を”未来の金融フレームワーク”と評するRobinhoodの仮想通貨部門のゼネラルマネージャーJohann Kerbrat氏は「ETFを通じてビットコインへのアクセスが増加することは業界にとって良いことである」とコメントを残しています。

2021年には、ゲームストップの株式やドージコインの急騰の火付け役ともなったRobinhood。

先日公開されたRobinhoodの2023年第3四半期のレポートによると、同期間の純収益は前年同期比29%増の4億6,700万ドルに。仮想通貨取引による収益は前年同期比55%減の2,300万ドルとなっています。2021年第2四半期の仮想通貨取引による収益が2億3,300万ドルだったことから、仮想通貨分野におけるRobinhoodのプレゼンスは低下していることがわかります。

米SECによるビットコインETFの承認は、ビットコインの資産としてのブランドを向上させることに繋がります。今回の事例をきっかけに他国においてもビットコインETFの承認が行われる可能性が一部では指摘されています。

引き続きビットコインを中心とする仮想通貨市場の動向に注目が集まります。

記事ソース:Robinhood

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