「Sanctum」、$CLOUDのエアドロップ詳細を発表|独自基準”Earnestness”を採用
Crypto Times 編集部
Solana上でリキッドステーキングプロジェクトを展開するSanctumは、$CLOUDトークンのエアドロップの詳細を発表しました。今回のエアドロップでは、コミュニティへの貢献度合いを重視した新しい基準が採用されています。
== On the $CLOUD airdrop, part 1 ==
There is a rot in crypto: the scams, the ponzis, the memecoin rugs. The bigger we grow, the more grifters show up — like centipedes slithering out of the floorboards — and the more polluted this space gets.
But strip away the rotten… pic.twitter.com/bVLkDMkfAD
— FP Lee (@soleconomist) July 2, 2024
今回のエアドロップ総量は10億$CLOUDのうち10%にあたる1億$CLOUD。そのうち半分にあたる5,000万$CLOUDは、ゲーム化されたロイヤルティプログラム「Wonderland」のEXPに比例して分配されます。
残りの5,000万$CLOUDは、Earnestness(=真剣さ)と呼ばれる指標に基づいて分配されます。ユーザーはSanctumのプロフィールを作成し、自身のTwitter、Discord、Telegram、YouTubeアカウントと連携させることでEarnestnessレベルが設定され、レベルが高いほど、エアドロップで獲得できる$CLOUDの量が増加します。
Earnestnessレベルの算出には、過去数ヶ月間のソーシャルメディアへの投稿が考慮され、単純なプロジェクトへの賛同や期待を示すコメントはレベルカウントの対象外に。Sanctumは、否定的な意見であっても議論を前進させたりプロトコルの改善に繋がるような建設的な貢献を評価すると述べています。
さらに、Earnestnessレベルがゼロでないユーザーは、WonderlandのEXPに倍率が適用されるとしています。
発表では、今回のエアドロップに選出されなかった場合でも、今後のトークン配布の対象となる可能性は残っていると説明。また、Sanctumプロフィールの作成やソーシャルアカウントとの連携を行っていないユーザーであっても、プロジェクトへの貢献が認められればエアドロップの対象となる可能性があると述べています。
Sanctumは、複数のリキッドステーキングトークン(LST)の流動性プール「Infinity Pool」を展開しています。ユーザーはInfinity Poolを通じてLST間のスワップが行え、流動性提供を行うことで保有しているだけで利回りが得られるINFトークンが獲得できます。
また、SanctumはLSTの保有量に応じてレベルアップする「Sanctum Pets」と呼ばれる仕組みも導入しており、これは実質的なポイント制度として機能しています。
Solanaでは過去に同領域のプロジェクトであるJitoで大型のエアドロップが実施されたことなどから、Sanctumのエアドロップにも注目が集まっています。
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