ソフトバンク、ファンドでの投資はAIに焦点|ブロックチェーン領域も視野に

ソフトバンク、ファンドでの投資はAIに焦点|ブロックチェーン領域も視野に
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ソフトバンクグループが株主総会を実施し、仮想通貨やブロックチェーン技術に関する言及を行いました。

ソフトバンクグループ最高財務責任者(CFO)の後藤芳光氏は「暗号資産への投資はファンドのビジョンとは異なる」とコメント。一方でブロックチェーン技術は投資領域として認識しているとしています。

5四半期連続で赤字が続く同グループのビジョンファンドは、今後は人工知能分野に注力すると説明。ブロックチェーン技術が投資領域となりうるのは、暗号資産関連ビジネスを通じてブロックチェーンのような技術革命が起こり、それがAI分野にとってプラスになる可能性があるためだと、主軸はあくまでAIであることを示しました。

会長兼社長の孫正義氏は「これまでの損失が人工知能を含む追加の技術領域への投資を止めることはない」とし、自身も日々ChatGPTでチャットや面談を行なうなどAI領域に注力していることを明かしました。

昨年経営破綻したFTXに約1億ドルを投資をしていたソフトバンク。昨年同社は1000億ドル規模のファンドにおいてFTXへの投資の影響は少ないと述べています。

ソフトバンクは投資面以外でもWeb3領域に参入しており、今年2月にはブロックチェーンゲーム特化型ブロックチェーンOasysのバリデータとして参画を果たしています。

記事ソース:TheStreet
画像出典元:Saranya Phu akat / Shutterstock.com

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