テザー社、エルサルバドルへの本拠地移転を発表
Crypto Times 編集部
ステーブルコインUSDTを手掛けるテザー社とその関連会社はエルサルバドルでデジタル資産サービスプロバイダー(DASP)ライセンスを取得し、本拠地の移転準備を進めていると発表しました。
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Tether Licensed in El Salvador, Strengthening Focus on Emerging Markets and Innovation 🇸🇻
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— Tether (@Tether_to) January 13, 2025
同社の創設者および経営陣はエルサルバドルへの移住を計画している一方、従業員全員が移動するわけではなく多くがリモート勤務を続ける予定だといいます。
テザー社はエルサルバドルを「デジタル資産と技術革新のグローバル拠点」と位置づけ、進歩的な政策やビットコインに精通したコミュニティが特徴的であると評価。同社は今後数年間で100人のエルサルバドル人を雇用する計画を示しており、雇用創出にも貢献する意向を明らかにしました。
エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領もテザー社の移転を歓迎する意向を表明しています。
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— Nayib Bukele (@nayibbukele) January 13, 2025
昨年末にはEUで仮想通貨規制法「MiCA」が施行されるなか、米大手取引所コインベースがUSDTを含む複数のステーブルコインの上場廃止を発表しました。このような規制環境の変化もテザー社の移転計画に影響を与えた可能性があります。
米ドルにペッグされたステーブルコインは米ドルの世界規模での地位向上に寄与すると一部で言われており、トランプ新政権においても重要なトピックとして扱われることが見込まれています。引き続き同分野の動向に注目が集まります。
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