VanEck、ビットコインETFの手数料引き下げへ|ETF商品への資金流入は継続

VanEck、ビットコインETFの手数料引き下げへ|ETF商品への資金流入は継続

引用元: Beneath Blue / Shutterstock.com

ct analysis

VanEckが、提供中の現物型ビットコインETFの手数料引き下げを予定していることがSEC(米国証券取引委員会)への提出文書より判明しました。同社が提供するETFの手数料は2024年2月21日(現地時間)より0.25から0.20 %へ引き下げられます。

米国でビットコインETFを提供している企業のうち、現在手数料を設定しているのはBlackrockの$IBIT(0.12%)、Ark Invest/21 Sharesの$ARKB(0.21%)、VanEckの$HODL(0.25→0.20%)、Grayscaleの$GBTC(1.5%)の4社になっています。その他の企業はETFの提供を開始した最初の数ヶ月は手数料を免除する施策を導入しており、これが終了した後は*0.19%~0.25%の範囲の手数料が各ETFに適用される予定です。*$GBTC除く

BitMEXの最新リサーチデータによると各ETFの規模の差は広がっており、トップの$GBTCに続く$IBIT (Blackrock)は全体の16.55%、$FBTC (Fidelity)は9.46%を占めています。

ETFティッカー*割合(%)
$IBIT (Blackrock)16.55%
$FBTC (Fidelity)9.46%
$BITB (Bitwise)3.15%
$ARKB (Ark)3.80%
$BTCO (Invesco)0.87%
$EZBC (Franklin)0.26%
$BRRR (Valkyrie)0.42%
$HODL (VanEck)0.52%
$BTCW (Wisdomtree)0.07%
$GBTC (Grayscale)64.89%

*2/15時点の最新データ参照

直近4日間のビットコインETFへの資金流入は毎日平均で4.85億ドル(現在約728億円)分発生しています。現物型のETFではETF発行に合わせてビットコインを集める必要があり、ETFが買われることは同通貨の特定範囲における需要が増すことを意味します。

昨日52,000ドルを突破したビットコインは記事執筆現在51,600ドル台を推移しており、引き続き同通貨の今後の動向に注目が集まります。

記事ソース:資料

ニュース/解説記事

Enable Notifications OK No thanks