ソフトバンクが、ブロックチェーンを活用したモバイルペイメントサービスのProof of Concept(概念実証)に成功したことを発表しました。

同サービスは、米IT企業Synchronoss Technologies(シンクロノス)とTBCASoftとの共同開発であるとされています。

シンクロノスは、IoTやメッセージサービスのグローバルリーダーであり、SMSやRCSの機能を備えたマルチチャンネル・コミュニケーション・プラットフォームを開発し、日本国内で商用化しています。

RCS(Rich Communication Service)とはRCSとは、SMSやMMSの後継にあたるメッセージサービス規格のことを指します。通信事業者が提供するサービスで、携帯電話番号宛てに文章や写真、動画などを送受信することが可能です。国内ではau・ドコモ・ソフトバンクがRCSアプリ「+メッセージ」を提供しています。

TBCASoftは通信キャリアと共同でブロックチェーンを活用したキャリア間決済プラットフォーム(Cross Carrier Payment Service)を開発している企業です。

今回のPoCでは、RCSとブロックチェーンを活用し、モバイル端末を用いて店頭で決済を行うことに成功したとされています。

これにより、例えばユーザーが米国に旅行中でも、メールを送信するような感覚で手軽に米ドルの支払いができるといいます。

また、CCPSのAPIは高い汎用性を持っており、受信側がRCSではなくSMSやEメールを利用していても、RCSのウォレットアプリを通すことでP2Pの送金が可能であるとされています。

ソフトバンクらは、2018年9月12~14日に開催される「Mobile World Congress America」で今回のPoCの成果を披露する予定です。

記事ソース:ソフトバンク、シンクロノスおよびTBCASoftが、RCSとブロックチェーンを活用したモバイルペイメントサービスのPoCを共同で実施