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2018/02/11PolicyPal Networkミートアップレポート
「投資は自己責任」とはいいますが、サイバー犯罪で自分の資産が危険にさらされたときにそれをカバーしてくれる保険があったら素敵だとは思いませんか? 今回はそんな「仮想通貨保有者のための次世代保険」を目指すPolicyPalのミートアップに参加してきたので、そのレポートをしたいと思います。 PolicyPal Networkとは 初めに、プロジェクトの概要を説明します。PolicyPal Networkは銀行口座を持たない人々や仮想通貨の安全管理のための次世代の保険のプロジェクトです。 PolicyPal Network Website PolicyPalについて PolicyPalは既存のビジネスを持ったスタートアップで、シンガポールで保険証書の管理ツールを発行しており、シンガポール金融庁(MAS)から保険代理業としての認可を受けています。また、プロダクトのローンチからおよそ12か月間の間にシンガポールだけで3万2千人のユーザーを獲得しました。 PolicyPalはMASのレギュラトリー・サンドボックスに初めて選ばれ、唯一卒業したスタートアップでもあります。 レギュラトリー・サンドボックスとは現行の法制度では想定されていない先進的な商品やサービスに対して、それらの事業育成のために安全な実験環境において規制緩和を行うもので、フィンテックのイノベーションや競争促進を目的に実施されています。 保険業界で躍進してきたPolicyPalが次のステップとして始めるのがPolicyPal Networkです。 ブロックチェーンを用いることにより、P2Pの保険という新たな形をつくり、今まで保険が存在していなかった仮想通貨資産や、今まで保険に加入できなかった銀行口座を持たない人々にまで、保険の適用を目指します。 PolicyPalトークンについて PolicyPal Networkにおけるトークンは、シンボルPYPLで表されるERC20トークンです。 現段階ではEthereumブロックチェーン上で開発が進められていますが、ネットワークが完全にローンチされ様々な業界による保険へのニーズでトランザクションが大幅に増加したときのことを考え、PolicyPal Network独自のブロックチェーンを開発予定です。 PYPLトークンを所持しておくことによって得られるメリットは3つあります。 1つ目は、PolicyPal Networkの発展のためのアンケート調査に参加権が得られ、そのアンケートに協力することによってボーナスとしてPYPLトークンを受け取ることができます。このアンケートに参加することによってPYPLトークンが使われることはありません。 2つ目はPolicyPalプラットフォーム上で保険を購入した場合、PYPLトークンで2%のボーナスを受け取ることが出来ます。 3つ目はPolicyPal NetworkにはPoS(プルーフオブステーク)が適用されるので、今まで中央集権的だった保険業界において分散化した形でキーとなる役割を握ることが可能になり、同時にホールドしておくことによって資産を増やすことも出来ます。 PolicyPal Network meetup 今回のミートアップは、2月5日に虎ノ門で開催されました。当初予定されていた人数よりも増枠し、会場もにぎわっていました。すでに保険業界で活躍しているスタートアップのICOということもあって、保険の分野に精通している参加者の方もいらっしゃいました。 CEOのトークセッション PolicyPalは2016年に会社を設立し、保険の管理ツールであるモバイルアプリを提供してきました。 事業を進める中でスタートアップブートキャンプや500 Startupsなどの投資を受け、2017年からMASのレギュラトリー・サンドボックスに選ばれ、同年にシンガポールの保険業のライセンスを取得しビジネスを行っています。 またICOに向けてFENBUSI CAPITALやBlock Assetからも投資を受けています。 PolicyPalの今まで PolicyPalを始めるに至った経緯を説明します。 2013年頃にCEOのVal Yapさんのお母さんは、癌を罹患しました。運のよいことに癌は完治しましたが、その際に治療費の申請を保険会社に行うために、何度も書類のやり取りをしましたが、更新を怠っていたために拒否されてしまいました。 その年の暮れに今度はお父さんが心臓発作になり、その治療費がどこまで保険で賄えるのかがわからず契約していた複数の保険会社に問い合わせをしなければいけませんでした。 Yapさんは両親の病気という2つの大変な経験をうけて、保険の申請や更新の手間の問題を解決したいと考えPolicyPalを始めました。 現在、シンガポールだけで3万人を超えるPolicyPalのユーザーがいます。 これらが現在PolicyPalのアプリが対応している保険会社です。カメラで保険証書を撮影し、それをコンピュータビジョンで情報を解析することが出来ます。保険会社によって使用している用語が異なっている場合もありますが、その違いにも対応しています。 PolicyPal Networkについて これから次のステップとしてPolicyPal Networkというものを始めようとしています。 既にシンガポールでは保険代理業のライセンスを取得しており、シンガポールにはブロックチェーンスタートアップも多いことから、仮想通貨資産の保険というものを考えました。 先日のCoinCheckの事件や、Mt.GOXの問題などは皆さんもご存知だと思います。そういった背景を踏まえてAAランクの世界的な保険会社と提携し、仮想通貨のサイバーセキュリティに対する保険を提供していきます。 この保険は価格の上下動に対するものではなく、ハッキングや不正出金などに対する保険になります。 もう一つのビジネスとして、シンガポールの周りのインドネシア、ベトナム、ミャンマー、タイ、フィリピンなどの新興国に対して、P2Pの保険を提供していきたいと考えています。 ブロックチェーンを保険の業務に適用するメリットとしては、一つ目は何か問題が起こった時に保険の申請を自動化し不正を防ぐなどスマートコントラクトの有用性が高いことです。 二つ目はバックエンドのプロセスを自動化できることです。すべての情報が分散化してデジタル化されているので従来の紙面での時間と手間をかけたプロセスが必要なくなります。 三つ目は、先ほど述べたように情報がデジタル化されていることによって、コストの削減が可能なことです。 そういったメリットがあるので、私たちは新興国において銀行口座を持っていなくて保険に加入できていないという人にむけて、新しい保険の形であるP2Pの保険というものを提供したいと考えています。 銀行口座を持たない人々に対して保険を提供し、自動化によってコストを削減し、ブロックチェーンを用いることによって透明性の高いサービスを提供していきます。 PolicyPal Networkのサービスはインドネシアでスタートし、後にタイ、ベトナム、フィリピン、ミャンマーに拡げていく予定です。 通常の保険の申請はとても時間がかかり、代理店等で申請してから何度か書類のやりとりがあり、数週間から数か月ほどかかります。申請された後の審査に関しても、とても長い時間がかかります。 PolicyPal Networkはインドネシアで規制対象になっていないビジネスモデルで、P2Pで相互補助のような形で運用されていきます。 共通の保険をかけるグループを作り、そのリスクをPolicyPalが査定し、保険に加入することができます。何か問題が起こり請求した場合は事前の取り決めに従って保険金が支払われます。 これらの過程において、ブロックチェーンを用いることにより、ヒューマンエラーの可能性を減らします。 Q&Aセッション Q1:今まで何社の保険会社とアライアンスをしていますか。 A1:14社です。 Q2:仮想通貨の保険ということですが、誰を顧客にすることを想定していますか。個人ですか、それともウォレットなどのサービスプロバイダーですか。 A2:最初のターゲットはブロックチェーンのスタートアップです。そのあと、他のサービス事業者や個人向けにも展開していく予定です。 Q3:どのような犯罪だとこの保険でカバーされますか。先日コインチェックの問題がありましたが、あの問題に関してはこの保険でカバーできるのでしょうか。 A3:最初から取引所のような規模が大きいところに対応してしまうとリスクが高くなってしまうので、当面の顧客ターゲットはスタートアップやウォレットサービスのプロバイダーなどになります。将来的には取引所も私たちの顧客になる可能性がありますが、その際には保険料も相応に高くなります。 Q4:保険という分野ではiXledgerなどのプロジェクトがあると思いますが、どのような差別化を図っていますか。 A4:iXledgerは再保険会社(保険会社に保険をかける会社)のマーケットをターゲットにしているので、B2Bです。そのため、このプロジェクトの競合とは言えません。 Q5:アジアの新興国をターゲットにしているとのことでしたが、そこで保険に加入していない人々は安ければ保険に入りたいと考えているのか、それとも保険そのものにあまり関心を持っていないという状況なのかを教えていただきたいです。 A5:銀行口座を持っていないとなかなか保険に加入することが出来ないということと、インドネシアに関して言えば、多くの離島があるため、保険のエージェントのようなタッチポイントにアクセスしづらい、というのが現状です。PolicyPalは携帯会社やコンビニエンスストアなど他の業態のパートナーと提携することによってタッチポイントを増やしていきたいと考えています。 Q6:日本の保険会社と提携していますが、そのねらいはなんですか。 A6:日本は、一人当たり5~7の保険に加入しているというデータがあり、非常に成熟したマーケットであり、その取引のほとんどが紙ベースで行われていることから、もともと保険証書の管理ツールとして始めたPolicyPalにとっては非常に大きなマーケットではないかと考えました。また、日本の保険会社が東南アジアの新興国のマーケットに非常に興味を持っていることもわかり、新興国でのアライアンスも進めていきたいと考えています。 まとめ 自分自身が保険についてあまり知識がない状態ではありましたが、コインチェックの件も記憶に新しい今、とてもホットなプロジェクト内容なのではないかと思いました。 実際に取引所が保険のターゲットになるのはだいぶ先の話になるかもしれませんが、イタチごっこのようにサイバー犯罪が繰り返される業界だからこそ、プロジェクトのこれからに大いに期待できるのではないでしょうか。 Policypal NetworkのICOは2月の下旬に予定されています。 PolicyPal Network Website
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2018/02/11アリゾナ州上院でビットコインでの納税を認める法案が可決
この記事の3つのポイント! 1. 米国アリゾナ州上院で、税金のビットコイン払いを認める法案が可決2. この法案は現在下院へ送られている3. ビットコイン以外にもライトコインなど複数の仮想通貨が認められる予定 本記事引用元:COINTELEGRAPH 米国アリゾナ州上院で、ビットコインでの納税を認める法案が可決 アリゾナ州では、1月10日、ビットコインで税金を支払うことを認める法案が提出され、1月24日には、上院財政委員会で可決されていましたが、先日2月8日、ついに議会上院で可決されました。 現在、法案は、下院へと送られています。 この法案では、ビットコインやライトコインをはじめとした、複数の仮想通貨での納税が認められる予定で、支払いを受けたアリゾナ州は、24時間以内に仮想通貨を米ドルへ変換することが義務付けられています。 アリゾナをデジタル通貨の中心へ この法案が可決されれば、アリゾナ州は、2020年までに仮想通貨での納税を認める米国初の州ということになります。 この法案を共同立案した州議会員のジェフ・ヴェニナー氏は、「アリゾナを、将来的に、ブロックチェーンとデジタル通貨の中心にしたい」と述べました。 なお、2017年9月には、既にスイス南部のキアッソで、2018年1月よりビットコインでの納税が認める事が発表されています。 あぽろ 仮想通貨は厳しく規制する地域と積極的に推進する地域に別れていて面白いですね! あぽろ 日本でも早く仮想通貨での納税を認めて欲しい…
コラボ
2018/02/09専業トレーダーM.Kentの『専業が教えるトレードの極意』 第1回 -トレードにおけるメンタルの考え方-
初めまして、M.Kentです。 今回、初めての寄稿ということでかなり緊張しております。 仮想通貨界隈では無名中の無名ですから、まずは簡単に自己紹介をさせていただきます。 M.Kentってどんな人? 名前:M.Kent 投資歴:たぶん8年目。仮想通貨は2017年7月~。 趣味:Twitter(重度のツイ廃)、カラオケ、楽器(ベース) 自称、究極のインドア派人間です(引きこもり) Twitter:@BinaryMKent 更新頻度高めですが、それなりに役に立つこともつぶやいているので、是非フォローしてください。 経歴と自己紹介: 大学在学中、為替の世界にのめり込み、大卒と同時に専業デビュー。 序盤はスロット、服飾品の輸入販売で食いつなぎながら、FX、バイナリーオプションで資産を増やす。卒業した翌年に総資産3000万円到達。同時期より、アフィリエイトにも取り組み始める。 2017年3月に総資産1億到達。 2017年7月~原資1000万円にて本格的に仮想通貨投資を始める。 一時300万まで落ち込むも、現在の仮想通貨資産4000万円弱(2018/2/4 時点) トレードスタイルはデイトレ~スイングの完全テクニカル主義者。 MAとストキャスを利用した順張りトレードがメインですが、ビットコインFXではライントレードをベースにした転換狙い。 トレードにおける座右の銘は「平均は全ての事象を織り込んでいる」。 仮想通貨歴でいえばそこまで長くないですが、この業界では「専業」というのも比較的珍しいと思います。 専業ならではの視点や切り口からテクニカル分析やメンタル論についてお話しをしていこうと思っております。 トレードで一番大切なのはメンタル 最近Twitterを見ると、全体的な下げ相場というのもあり、ビットコインFXやアルトFXで運用をしている方も多く見受けられます。 しかし、その半数以上は、「焼けてしまった」「勝てない」、そういったネガティブなものです。 「テクニカル分析について、ちゃんと勉強しているのに、なんで負けるの・・・」そう凹んでらっしゃる方も多くいらっしゃることでしょう。 そういった方は、一度「メンタル」を見直してみてはいかがでしょうか? 当サイトの他寄稿者様もお話しされていると思いますが、メンタルというのはトレードにおける「土台」です。 その土台の上に、テクニカル分析やファンダ分析という「積み木」と乗せていくわけです。 つまり、「この土台が不安定であればあるほど、上に積んでいく積み木は不安定になってしまう」わけです。 「いやいや、勝ち負けにメンタルは関係ないでしょwww」 そう感じる方もいらっしゃると思います。 ここで、ひとつ例を出してみましょう。 現在、あなたは10万円の含み益を抱えていたとします。この時、恐らくあなたが考えるのは2パターン。 「利益を確定させて安心したい」もしくは、「小銭はいらねぇ、倍プッシュだ」のどちらかでしょう。もちろん、この時どちらがベストなのか?は状況にもよります。 では、逆に10万円の含み損を抱えていた場合にはどうでしょう? 「いち早く損切りして楽になりたい」と考える方が多いのではないでしょうか? もちろん、これはみなさんの運用資金によって変わると思います。 しかし、多くの方はここで「損失を消したい」と考えてしまいます。 これは、FXや株でよく引き合いに出されるプロスペクト理論という人間の心理状況です。 「損失を解消して、精神的苦痛から開放されたい」という自己防衛本能から、抱えている損失を確定して楽になろうと、ついそのように行動してしまうわけですね。 しかし、損切りをしてしまえば損失を確定させるわけですから、当然利益は減り、損失は増えてしまいます。こうして陥ってしまうのが、「損切り貧乏」です。 では、どうすれば損切り貧乏にならずに済むのでしょうか? ここで出てくるのが、「メンタル」です。 当然、損切りをするタイミングは、自分で決めることが出来ます。 つまり、「切るべきところで切れるか?」そして、「持つべきところで我慢して持てるか?」 これこそが損切り貧乏にならないための秘訣であり、「勝ち負けにはメンタルが大きく影響する」という根拠です。 どうやってメンタルを鍛えればいい? このように、メンタル状況はトレード結果に大きく影響してきます。つい軽視しがちなメンタルですが、一番大切な土台です。是非、時間をかけて見直してみてください。 さて、ではそのメンタルをどう鍛えるのか?についてですが、市販の書籍を読まれるのが一番だと思います。 書籍を通して、「どうあるべきか?」という心構えについて学び、その後トレードを通して修正していくのが理想的です。 最後に過去私が読んだ中でも、「この本は参考になる!」と感じたオススメ書籍をご紹介します。是非そちらも読んでみてくださいね。 ○稼ぐギャンブル 5000万円稼いだ芸人が教える50の法則 競馬やパチンコ、麻雀などの利益でマンション1棟をキャッシュで購入したことで有名なギャンブラー兼お笑い芸人の「じゃい」さんの著書です。 相場に関しての知識が皆無な人でも資金管理やメンタル論について、話し口調でとてもわかりやすくまとめられています。特に投資経験0の初心者さんにオススメです。 ○デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術 本書では株式投資を前提にお話されていますが、つい見逃しがちな「マーケットの本質」に対する気付きやメンタル論についてわかりやすくお話しされています。 こちらの書籍は、どちらかというとすでにある程度の投資経験がある人が読んだほうがより大きな効果があると思います。 特に、インジケーター病の初心者さんは必読です。
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2018/02/08世界初!ビットコインによる高額な不動産取引が行われる
この記事の3つのポイント! 世界で初めて高額不動産の取引が仮想通貨で行われた 購入金額は455ビットコイン(当時6.6億円相当) 国際的な売買に役立つが犯罪に利用される恐れも 引用元:First Bitcoin to Bitcoin Luxury Real Estate Sale Completed 投資家のMicheal Komaransky氏が2017年の8月から売りに出していたマイアミの物件が2018年2月1日付けで購入されました。同物件は7つのベッドルームを備える豪邸で価格は650万ドルに設定されていました。 Komaransky氏は「現実世界の商品はビットコインやビットキャッシュでも買えるということを人々に見せたかった」と語っています。最終的に物件は455ビットコイン(当時のレートで600万ドル)にて取引が行われました。 購入者はビットコインに初期から投資していた人物で彼もKomaransky氏と同じく仮想通貨の実用性を証明したかったと言います。 ビットコインを初めとした仮想通貨は国際的な決済や高額の決済の際に中間業者を挟む必要がなく、無駄な手数料を削減が可能です。 しかし、その反面犯罪や資金洗浄に利用されやすいとしている点は問題とも言えます。 Kaz ビットコイン長者が豪邸を買うって夢がありますね!!!
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2018/02/07日本のピーチ航空(Peach)、依然ビットコイン決済導入へ向け準備中
この記事の3つのポイント! ピーチ航空はビットコイン決済を今年3月に導入予定 導入を辞めるのでは、とデマが流れたが、公式は完全否定 AirBalticやシンガポール航空では既に導入済み 引用元:https://cointelegraph.com/news/japanese-airline-confirms-future-btc-payment-option-in-the-works ピーチ航空は、今年3月にビットコイン決済を予定 日本の格安航空会社Peachは、当初、2017年中にビットコイン決済を導入する予定でしたが、昨年12月、今年の3月まで導入を見送ることを発表していました。 ピーチ航空は、日本の取引所BITpointと提携を結んでおり、日本の空港にBitcoin ATMを設置する予定です。 そんな中、コインチェックのネム580億円相当がハッキングされた事件や最近の仮想通貨のボラティリティ高さから、Peach航空関係者が仮想通貨の信頼性に疑問を呈しているとの記事をNHKが出したことで(現在は削除済み)、ピーチ航空のビットコイン決済導入が中止になるのではとの噂が広まりました。 これに対し、ピーチ航空は公式サイト上で、事実無根であると完全否定し、依然ビットコイン決済導入に向け準備をしていることを述べました。 既にビットコイン決済が導入済みの航空会社も 航空会社のビットコイン決済導入はピーチ航空が初めてではありません。 昨年7月にはAirBalticがビットコイン決済を導入済みで、今年2月には、シンガポール航空も、ブロックチェーンベースのアプリをリリース予定であると発表しています。 あぽろ 早く仮想通貨の実用化が進むといいね!
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2018/02/07米英大手の金融機関で仮想通貨のクレジットカード購入が禁止
この記事の3つのポイント! アメリカで仮想通貨のクレジットカードでの購入が禁止 禁止理由はボラリティとリスクを懸念したうえで 欧米諸国とは逆ベクトルの仮想通貨に対する対応 本記事引用元:参考:CNBC、Apptimes 仮想通貨のクレジットカード決済が、米英大手の金融機関で禁止へ 2018年2月に入り、クレジットカードでの仮想通貨購入が米の大手金融機関で禁止されるようになりました。また、その流れはイギリスにまで広まりを見せています。 英米での禁止の流れ 同年2月2日に、バンク・オブ・アメリカがクレジットカードでの仮想通貨購入を禁止すると、それに続いて3日にはJPモルガン・チェース、4日にはシティグループが同様の処置を取りました。 そして、以上の米大手金融業者の流れに乗るかのように、4日には英のロイズ銀行が同カードでの仮想通貨購入を5日から禁止すると発表しました。 購入禁止となった理由 JPモルガンは、「現時点では、ボラリティー(過度な価格変動)とリスクのために、クレジットカードによる仮想通貨購入を処理していない」「市場が進展するにつれ、問題を再検討する」とCNBCの声明で述べています。 この発言から、仮想通貨購入の禁止は消費者保護の観点からなされたものと推測できます。 現在、仮想通貨は全体的な下降トレンドであり、昨年12月には一時19000ドルを超えたビットコインも今や7800ドル付近を推移しています。それにもかかわらず、大手企業が消費者に対して簡単にビットコインを買えるようにしている現状も購入禁止を後押ししていると考えられています。 hayata 購入禁止は新規参入を増やすことを抑制する一定の効果があるでしょう。しかし、そこまでネガティブなニュースであるとは考えられず、仮想通貨全体が正しい方向に近づいたと私は理解しています。なぜなら、消費者保護とクレジットカードのあるべき姿を実現するためには必要な処置であったと感じるからです。 hayata 消費者保護は言うまでもなく大切です。そして、クレジットカードで現金を引き出すことは法律上はグレーですが、本来カード会社の規約には違反しているのです。今回は米英での規制ですが、より広まっていく可能性もあると思います。仮想通貨を日本円のような法定通貨と同様に通貨として扱う未来を見据えて、日本も購入禁止にすべきではないかとも思います。 hayata 読んでいただきありがとうございました。twitterフォローして頂けると嬉しいです。
技術
2018/02/06仮想通貨に送金革命!?ライトニングネットワークとは何かを解説!
はじめまして、hayataです。今回は、ライトニングネットワーク(以下、LN)についてやさしく解説していきたいと思います。 技術的な細かい話よりも、全体の理解のしやすさを優先しつつ出来るだけ丁寧に解説しています。また、すべてビットコインを例に解説しています。 この記事の3つのポイント! LNは、ブロックチェーンの外で行われる。 LNで、速く安く少額の送金が可能に! LNには、経路選択問題という課題がある。 ライトニングネットワーク(LN)とは何か LNを出来るだけ短く説明すると、「オフチェーンで、網状に連絡した相互で行われる送金ネットワーク」と言えるでしょう。よく分からないと思うので、具体的に説明します。 まず、LNはオフチェーンで行われます。オフチェーンとは、ブロックチェーン外で行われているという意味なのですが、感覚的にはブロックチェーンと対応した裏世界というイメージです。以下の画像を参考にしてください。 そして、LNはオフチェーンに参加しているAさんとBさんの間{二者の間}にチャネルと呼ばれる管のようなものを作り、そこを通じてやり取りを出来るようにします。 (チャネル作成の為に、両者が秘密鍵をもつマルチシグアドレスに通貨を送金する必要があります。この送金した合計額よりも大きな額は送金できません。) そして、両者のチャネル間で複数回取引が行われた後に、チャネル(両者を結ぶ管)は閉じます。それによって、最終的な収支の状態だけがブロックチェーンへと記録されます。 以下の画像を理解の助けとしてください。AさんとBさんの10BTCと5BTCの取引がチャネル上で行われた【上段】後に、その収支である5BTCの送金【下段】だけがブロックチェーン上に反映されます。 上の例では理解しやすいように二者で説明しましたが、実際には利用者は無数に存在します。なので、この二者間の関係を多数の人と行っているという認識が必要です。(上の文章を、三者以上で送金し合っているとして読み直すと理解しやすいと思います。) また、あなたの指定した送金先まで第三者のチャネルを中継して最短経路で送金することも特徴です。経由した第三者を送金者は信頼する必要なしに送金が可能です。送金中に第三者に通貨を盗まれることはありません。 冒頭で、LNは「オフチェーンで、網状に連絡した相互で行われる送金ネットワーク」だと言いましたが、「網状に連絡した」とは二者の関係を多数の人とで行っているという意味です。以下のツイートの画像が視覚的に参考になると思います。 https://twitter.com/WhalePanda/status/959127269930348544 hayata ここまでは、LNの仕組みについてお話しました。次は、LNの利点や問題点(課題点)について解説します。 ライトニングネットワークのメリット・デメリット LNのメリットとデメリットを解説いたします。 LNによるメリット メリットを簡単に言うと、速い送金・安い送金・少額の送金が可能になることです。それぞれ解説します。 まず、LNによって、高速な送金が可能となります。現在のビットコインは、常にブロックチェーン上で送金されているため、ブロックが生成された後に複数回承認されなければ送金は完了しません(通常6承認必要)。1ブロック10分で生成されるとして、6承認なら1時間かかりますね。 スムーズに承認されればいいのですが、送金詰まりが発生している時に安い手数料で送金した場合には数週間も送金が完了しない時もあります。 しかし、LNによってオフチェーンで取引がなされるため承認を待たずに送金できるようになるのです。 次に、安い送金・細かい送金が可能となることです。LNによって、1satoshi(1億分の1BTC)までの少額の支払いが可能になります。現状では、そこまでの少額は送金の下限があり、送ることは出来ません。また、現在BTC送金にはトランザクション手数料を含めるとおおよそ0.001BTCかかります。送金するごとに1000円程度(1BTC=100万円換算で)かかってしまいますから、送金できたとしても少額すぎるBTCを送る人はいないでしょう。 送金額が安くなるのは、LNでは、チャネルの開閉時にしか送料が発生しないからです。複数回の送金が開閉にかかる手数料だけで可能となります。 また、送金詰まり(スケーラビリティ)の問題も改善すると考えられています。上記で述べましたが最終的な取引結果しかブロックチェーンには反映されないのでデータ量の節約が出来ます。 hayata スケーラビリティ問題を改善しつつ、速く安く少額の送金が出来る未来は楽しみですね!しかし、そんなLNにも課題があることを以下で解説します。 LNのデメリット LNのデメリットはチャネルの経路問題やセキュリティだと言えるでしょう。 安定してLNを稼働させ続けるためにはチャネルの経路問題が発生しないようにすることが必要です。 経路問題が発生しないように、効率的に取引をまとめてブロックチェーンに記載するために多くのチャネルを開いている必要があります。そして、LNで送金するためにはチャネルを開き続けて、送金相手までの最短経路を発見することが必要です。 ここで注意すべきことはただ単に最短経路を発見するのではなく、送金相手までに中継したすべてのチャネルに自身の送金額よりも多くの残高が必要であるということです。 よって、LNにおいて効率的な送金を実現し続けるために、中継点にあるBTCが塩漬けになるという問題点が出てきます。 また、送金の効率的な経路選択の結果として、特定の中継点がばかりが利用されてしまうことになるでしょう。 その結果、その中継点に依存した中央集権的な構造となれば、簡単に言うとネットワークの信頼度が下がります。 特定の中継点に依存しない分散型のネットワークが構築されることが理想です。(完全な分散化は構造上不可能だと思います。) 極端な例ですが、以下の図のように一つの中継点にチャネルが集中しており他の経路が無い場合には、赤い中継点のチャネルの開閉や残高不足などによってその中継点が利用出来なくなればLNは利用できなくなります。 LNでの送金の特性上、自分より出来るだけ多くの資金を塩漬けにしている中継点を経由した方が効率的に送金することが出来るので(←上で述べたが、送金額よりもプールしている額が大きくないと送金できないため)、チャネルが集中化してしまうハブ化と呼ばれる現象は避けることは出来ないでしょう。 そして、そのハブ化してしまった中継点は金融規制法の対象になると言われています。(法律は詳しくないのでここの詳細は分かりかねます。) また、セキュリティに関しても課題点があります。 LNはインターネットに接続されたホットウォレットでやり取りされ、その経過はブロックチェーン上での取引でもありません。 2018年1月末にコインチェックで盗難されたnemはホットウォレットでマルチシグネチャされてませんでした。 LNでは、ホットウォレットでしか稼働出来ませんが、マルチシグネチャという複数の秘密鍵でチャネル開設に必要な仮想通貨を管理できます。(余談ですが、仮想通貨はコールドウォレットというインターネットと隔離させた環境で管理することが盗難防止のためには望ましいです。) LNはブロックチェーン上での取引ではないため、LN上でのセキュリティについても考える必要があります。 誰がどのように管理していくのか。この点で、本当に仮想通貨である強みを活かすことが出来るのかという疑問を抱きました。 終わりに LNは既にテストトランザクションが開始されており、依然テスト段階ではありますが、執筆時点で決済のチャネルは1000を超えました。 ノードを建てる人は増加し続けています。また、LNに対する期待感は強く、一刻も早く採用されるべきという声が強いと個人的には感じます。 最後に、本文を再度まとめます。 メリットは、速く安く少額の送金が出来ることです。一方で、デメリットはチャネルのハブ化による中央主権化とLN自体のセキュリティの問題です。 これらを総合的に判断すると、メリットは魅力的ですが、分散型で管理できる仮想通貨の強みが活かせていないようにも感じます。 LN全体の管理を分散型で出来ればいいのですが、そのようなビジョンが見えずらいのが現状です。とはいえ、LN自体は仮想通貨を実社会で普及させ広く利用していくためには重要な技術であると個人的に考えており、今後の進展には期待を寄せています。 記事参考: ①ビットコイン研究所ブログ ライトニングネットワークの衝撃 doublehash.me/what-is-lighting-network ②Zoom zoom-blc.com/lightning-network ③bitTHINK youtu.be/k14EDcB-DcE hayata 期待感の強いLNですが、あえて否定的な考え方も入れつつ中立的に述べるように心がけました。これからの発展が楽しみですね! hayata 読んでいただきありがとうございました。twitterフォローして頂けると嬉しいです!
特集・コラム
2018/02/04FXトレーダーseinの『仮想通貨FXのトリセツ』第2回 -FXにおける損切り編①-
初めましての方もいらっしゃるかと思いますが、コラム第二弾を書かせていただきますFXトレーダーのseinです。 よく質問や相談をいただくことが多いので、今回から数回にわたって【損切り】について書いてみたいと思います。 典型的なパターン ①コツコツドカン 読んで字の如く、利益をコツコツと積み重ねてきたのに損切りできずに一回のトレードでドカンと損失をだすパターンで、特に初心者に多い傾向があります。 ②損切り貧乏 これも初心者に多いのですが、損切りの重要性は理解できているのに損切りの回数が多すぎてトータルで負け越してしまうパターンです。 損切り貧乏になる人の多くは相場を読めていないということが原因です。 ・どのあたりが転換ポイントなのか ・意識されているのがどこなのか テクニカル分析を学び、経験を積むことで改善できるのではないでしょうか。 人は損する行動をとるようにできている なぜ初心者がみんな口をそろえて損切りが…と言うのでしょうか? それは【プロスペクト理論】で説明がつきます。 プロスペクト理論を簡単に説明すると…人間は確実な利益を早く確定し、不確定な損失を過小評価して先延ばしにする傾向があるというものです 。 ところがどっこい、FXの基本は「損小利大」ですよね。 ということは、人が本来兼ね備えてる心理と逆の行動をとらないと永遠に勝てないわけです。 勝ってる人たちは感情を排除し機械的にトレードしているので何の躊躇もなく損切りすることができています。 それはなぜなのか?その答えは非常に簡単です。 明確なルールを持ってトレードしているからです! 損切りルールを作って徹底する どうなったら損切りするのか?を明確にルール化することによってプロスペクト理論に打ち勝つのです。 その場その時の感情ではなく、ルールを最優先させることにより無駄な損失を最小限に抑えるようにしましょう。 ただ、よく言われている「○○円幅下がったら損切り」や「○○%下がったら損切り」といったものは基本的にはお勧めしません。 それはなぜかというと、その時の相場の状況に合わせて損切りすべきラインは常に変わるからです。 例えば… ロングでエントリーしたとしましょう。 相場は上昇トレンド。 トレンドは否定されてないにもかかわらず「5000円下がったら損切り」というルールだったので損切りした場合、 トレンドは継続しているので、その後さらに上昇していくといったパターンも起こりえます。 これでは損切り貧乏になってしまい、いつまでたっても勝てるようにはなりませんよね。 では一体何を基準にルールを決めればいいのか? その答えは次回にしておきましょう。笑 次回は私のトレードスタイルと絡めて損切りルールの基準について書きたいと思います。 後でわかりますよ、では。 バックナンバー FXトレーダーseinの『仮想通貨FXのトリセツ』 第1回
ウォレット
2018/02/03無料で安全に資産を管理できるペーパーウォレットとは?使い方も紹介!
この記事の3つのポイント! ペーパーウォレットは無料で資産管理ができる! コールドウォレットだからハッキングリスクがない! 物理的になくしたらアウト! こんにちは、自称「新規組応援隊」のきゃんたです。 最近、取引所に資産を置くということにリスクを感じる投資家が増え、ツイッターでは「ハードウォレット買わなきゃ」という声も上がっています。 しかし、「ハードウォレット高いしな...」と購入を避けてしまっている方も多いのではないでしょうか? この記事ではそのような方のために、ペーパーウォレットの紹介と、使い方の説明をしようと思います。 ペーパーウォレットとは? 仮想通貨を保管するウォレットには様々な種類がありますが、ペーパーウォレットは、 秘密鍵を文字通り紙(ペーパー)に印刷して自分で保管して置くものです。 ペーパーウォレットはシンプルですが、秘密鍵をオフラインで管理するものなので、あなたのビットコインをハッキング被害から完全に防ぎ、どんなウォレットよりも安全に保管できる方法でもあります。 有名なハードウォレットの一つLedger Nano Sは15,800円もするのに対し、ペーパーウォレットは印刷費以外にお金はかからないので、コンビニで印刷で作っても費用は10円しかかかりません。 他のウォレットと比較してみた ハードウェアウォレット 種類:コールドウォレット(オフライン) メリット:秘密キーがあれば他のウォレットでも復元が可能、ハッキングされるリスクがない デメリット:使いこなすには知識と情報収集が必要、値段が高い 取引所やアプリのウォレット 種類:ホットウォレット(オンライン) メリット:送金、受金か簡単。知識がほとんど必要ない。 デメリット:ハッキング等のリスクに常にされされている ペーパーウォレット 種類:コールドウォレット(オフライン) メリット:コールドウォレットだからハッキングされない上に安い(印刷費10円) デメリット:紙だから物理的に失くしたら終わり このように、ハッキングされないのはオフラインのハードウォレットとペーパーウォレットになり、お金をかけずに仮想通貨の資産を持てるのは取引所、アプリなどのウォレットとペーパーウォレットとなります。 きゃんた 正直なところ、ペーパーウォレットを初めて知った時は「ハードいらねえじゃん」って思っちゃいましたw ※ハードウォレットにもたくさん良い所はあります ペーパーウォレットの使い方 今回は、BTCのペーパーウォレットの使い方を解説しますが、他の通貨でも使い方はあまり変わらないのでググりましょう!仮想通貨で生き残るにはググる力は必須です(書かない言い訳) ビットコインペーパーウォレット まず、bitaddress.orgにアクセスします。 こんな画面になったら、ひたすらマウスを振り回しましょう。 日頃のストレスをその右手のマウスにぶつけるのです!!!さあ!!! ストレスをマウスにぶつけていくと、画面に緑のブツブツができますがこれは正常です。 決してPCがあなたのストレスのせいで病気を起こしたわけではありません。 画面に従って、たまにはボックスの中に適当な文字列を入力してあげてください。 「そろそろ疲れてきた」と思う頃に、100%になり画面が変わりますので、このアドレスをペーパーウォレットにしたい方は「ペーパーウォレット」をクリックしましょう。 そしたら、こんな画面になります。右のほうにある「印刷物を」という明らかに翻訳ミスのボタンを押したら印刷画面になります。 ここから先は格環境によって印刷方法が違いますので、環境に沿った印刷方法でペーパーウォレットを生み出してください。 印刷をしたら、ビットコインアドレスのQRコードをモバイルウォレットでスキャンしたり、ウェブウォレットにビットコインアドレスを入力して、ペーパーウォレットに送金します。 ペーパーウォレットの右下に入金額を書き入れておけば管理しやすくなります。 以上でペーパーウォレットが完成します!この紙を大切に保管してください!失くしたら入金分のビットコインが消えてしまいますからね!金庫にでも入れるのが無難でしょう! ビットコインを取り出すときは、秘密鍵を読み込んで出金します。 一度出金しても何度も同じペーパーウォレットを使用することも可能ですが、セキュリティ的にもう一度ペーパーウォレットを生成したほうが良いかと思います。 以上でペーパーウォレットの使い方の解説を終わります。 最後に ペーパーウォレットは、普通に紙なので、印刷が水で滲んだり破れたりすると中のBTCは消えると覚悟しておきながら大切に保管してください。 ペーパーウォレットのオススメの使い方として「誕生日などのプレゼントで物理的に渡す」というのを紹介したいと思います。 ペーパーウォレットは物理的に存在しますので、普通に送金されるよりもありがたみが湧きますが、出金が地味にめんどくさいので放置する人も多いかと思います。 それを逆手に取り、数年後に「そういえば昔ペーパーウォレットもらったな、出金するか」となって出金してみたらプレゼントした当時の300倍の価値になっているかもしれません! 好きなあの子も数年後にあなたのことが好きになっているかもしれません! きゃんた 最後まで読んでくれてありがとうございました! これからもCRYPTO TIMES公式ライターとして頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。
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2018/02/02ほとんどの仮想通貨が15%以上下落!スランプ市場の要因とは?
この記事の3つのポイント! ほとんどの仮想通貨が15%低下 仮想通貨市全体の時価総額が1200億ドル低下 否定的なニュースや各政府の規制が原因 本記事引用元:https://www.ccn.com/cryptocurrencies-decline-15-market-slump-factors-trends/ 仮想通貨市場が1週間で15%以上低下 ここ2週間で、Ripple、Cardano、Bitcoin Cash、Stellarのような主要仮想通貨の価格が12%から16%の範囲で減少したため、全体で15%以上低下したことが明らかとなりました。 RippleとStellar及び、その他のアルトコインはここ1週間で大幅に減少しました。しかしBitcoin CashとCardanoの価格は数週間停滞しており、時価総額が4番目と5番目に高い通貨としての地位を維持しています。 これにより、ここ1週間で仮想通貨市場全体が5900億ドルから4700億ドルへ低下、つまり約1200億ドル減少しました。 仮想通貨価格が低迷の要因 仮想通貨市場は一連のネガティブなニュースや規制で打撃を受けています。主なニュースでは韓国政府やインド政府による規制報道などがあります。インド政府の仮想通貨規制については以下の記事をご覧ください。 関連記事 インド、仮想通貨の使用を規制すると発表 インド仮想通貨規制、過剰報道か!? また、仮想通貨市場は短期的な利益を見込んでいる投資家が多く存在します。そして大部分の仮想通貨が下落したため、一部投資家が離れているようです。 だっちー 仮想通貨投資をする場合は長期的に考えて、どの通貨が今後活躍していくのか、その銘柄選定が重要ですね。 だっちー ところが仮想通貨の本質は投資ではないのです。(お金ほしぃ...)