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2018/04/29IBMがブロックチェーンを宝石業界へ活用する計画を発表
この記事の3つのポイント! 1.IBMがジュエリー業界と協力し、ブロックチェーンを活用したシステムを開発する予定 2.同システムはTrustChainと名付けられ、宝石の流通経路を追跡することが可能に 3.TrustChainは今年中にも消費者への提供が始まる予定 引用元:BITTIMES IBMは今月26日に公式ブログ上にて、宝石業界のリーダー企業と協力し、ブロックチェーン技術を用いて宝飾品の流通経路を追跡するためのシステムを開発する計画を発表しました。 TrustChainは宝石の流通経路に透明性を持たせる IBMの計画しているシステムは「TrustChain Initiative(トラスト・チェーン・イニシアチブ)」と呼ばれ、Hyperledger Fabricを使い、鉱山から市場に流通するまでの宝石の経路の追跡を可能にしています。 同システムは米国の宝石小売業者「Helzberg Diamonds」をはじめとし、貴金属生成業者「Asahi Refining」、貴金属供給業者「LeachGarner」、など様々な宝石関係の事業を展開する企業の参加によって成り立っています。 このシステムによって原産地から小売店までの追跡および認証を可能にしているため、宝石業界全体のサプライチェーンに透明性を持たせることが期待されています。 IBMがTrustChainに寄せる期待 IBMの副社長であるBridget van Kralingen氏はTrustChainに対して以下のコメントを発言しました。 「消費者は購入する宝石の品質と原材料を気に掛ける。これは、世界中の消費者の66%が持続的にブランドをサポートするために多くの費用を払うことから証明されている。」 「TrustChainは、ブロックチェーン技術を使い、消費者にとって有益な新しいビジネスモデルを展開して業界を変革する。」 TrustChainの提供する製品は今年の年末までに消費者への提供が始まることが予想されています。 kaz いよいよブロックチェーン技術が世の中のいたるところで使われる段階に入ってきたみたいですね
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2018/04/29マネックス傘下コインチェック2018年3月期の売上高は626億円の見通し
この記事の3つのポイント! 1.コインチェックの今年度の売上高は626億円 2.広告や仮想通貨ブームが起因して昨年度から大幅な収益増 3.NEM補填費や訴訟費用を差し引いても黒字な理由は脅威の利益率 引用元:ccn.com マネックスグループが4月26日に発表した決算発表によると、子会社に当たるCoincheck(コインチェック)の2018年3月期の売上高が626億円になる見通しであるとしました。 ハッキング被害による巨額の損失にも関わらず63億円の利益を計上 コインチェックは今年1月にハッキング被害にあい、約620億円相当(事件発生当時)の仮想通貨NEMが流出しました。これに対して同社は概算で466億円を返金すると発表しました。 また、売上高から販売費と一般管理費88億円、NEMの補填に伴う特別損失473億円を差し引いた税引き前利益は63億円となりました。 営業利益は累計で537億円に登り、前年度の7億1900万円から大幅な伸びを記録しました。2017年には広告や仮想通貨ブームの影響を受けて利用者が急激に増えたことが同社の大幅な収益増の理由となっているようです。 マネックス傘下でコインチェックはどう変わっていくのか マネックスグループの松本大社長は4月26日に開催した個人投資家向けオンライン説明会の中で「上場企業の責任として、グループ入りしてから10日の企業としては、かなり突っ込んだ開示をしたと思っている」と述べました。 コインチェックのビジネスは海外の取引所から仮想通貨を仕入れ、利益を上乗せし、販売するという取引所のモデルが中心となっています。特に、今回の報道に付随して流れたコインチェックの利益率86%という数字がネット上で話題をよんでいるようです。 一方で、コインチェックは一部の利用者からの損害賠償請求訴訟を抱えており、松本社長は損害賠償に必要な経費は最大で20億円程度との見通しを明らかにしました。 kaz 社員数もそんなに多くないし、ありえないくらい稼いでるな…
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2018/04/28米ナスダックCEOが仮想通貨取引所の参入を視野へ
この記事の3つのポイント! 仮想通貨取引所の参入を視野に入れている そのためには規制が敷かれ、市場が成熟することが必要 同社CEOは「ICOは規制されるべき」と主張 引用元:CNBC 米ナスダックのCEO アデナ・フリードマン氏はCNBCの取材に対し、「ナスダックが仮想通貨取引所へ参入することは間違いないだろう」と答えました。 しかし、そのためには市場に規制が整備され、成熟することが必要だとも語っています。 同氏は、CNBCの取材に対し、 「ナスダックが仮想通貨取引所の開設を検討することは間違いないだろう。 」「円滑に規制が行われた場合、投資家にとって公平な取引を提供出来る。」 との考えを明らかにしています。 それまでの間、同社は既存の暗号通貨事業をサポートしていくようです。 水曜日、同社はビットコイン投資家のウィンクルボス兄弟によって設立された暗号化交換Geminiとの共同作業を発表しています。 GeminiのCEOであるタイラー・ウィンクルボス氏は、 ナスダックの監視技術を利用して、プラットフォームが公平かつルールベースの市場を提供できるようにする と述べています。 また、フリードマン氏はICOについて質問された際に 「ICOは規制される必要がある。私は証券取引委員会(SEC)は、これらの証券は有価証券であり、規制される必要があることは正しいと考えている。」 と答えており、現在のICO事情に対して危険視しているようです。 [avatar user="koki" size="80" /] koki 「投資家を守るための十分な法整備がされるまでは、参入出来ない」という彼女の主張は多くの人が予想していた通りかと思います。GeminiのCEOも言及している”ルールベース”の市場の実現はそう簡単ではないことが伺えますね。
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2018/04/27【コラボレーション】仮想通貨VTuber 億里モナ x CRYPTO TIMES
この度、CRYPTO TIMESでは仮想通貨VTuberである億里モナさんとコラボをさせていただきました。 億里モナさんもCRYPTO TIMESの読者のようで、本日配信予定のYoutubeでは、CRYPTO TIMESをご紹介いただいています。 VTuberとは? 主に3DCGで作成したバーチャル(仮想)キャラクターのYouTuberのことです。ボイスに関しては機械音ではなく人間が担当していることが大半のようです。 バーチャルYouTuberは現在では、日本だけでなく世界的にも注目を集めており、最も有名なバーチャルYouTuberのキズナアイさんはチャンネル登録者数も圧倒的に多いような人気っぷりのようです。 最近では、GREEがバーチャルYoutuber事業に100億円規模の投資を行うニュースなどもあり、現在かなり盛り上がっているYoutuber業界の中でも新しいジャンルの1つのようです。 グリーが「バーチャルYouTuber」市場に参入、100億円規模の投資でゲームやメディアに続く第3の柱へ - TechCrunch 仮想通貨VTuber 億里モナ とは? さて、今回、CRYPTO TIMESともコラボさせていただいた 仮想通貨VTuber 億里モナさんに関して紹介していきたいと思います。 億里モナさんのYoutubeは約1ヶ月ちょっと前から始まったようです。 調べてみた所、仮想通貨VTuberはYouTube内でもチラホラ出てきたかな...という程度でまだ数自体も少ない現状です。 仮想通貨VTuberに限らず、色々なVTuberの動画を見てみたのですが、動画やキャラクターまでピンからキリまでというのが感想でした。 その中でも、億里モナさんの動画に関しての特徴をまとめると 3つの特徴!・キャラクターや動画のクオリティが高い。 ・初心者向けの解説動画が多く、わかりやすい。 ・動画自体が3分前後で纏まっているので見やすい。 があげられます。億里モナさんのチャンネルはとてもキャラクターや動画のクオリティが高く、中々見ごたえのある動画になっています。 現在では、初心者向けのコンテンツが多く、大体どの動画も3分程度に纏まっているので、サクッと気軽に見ることができます。 また、億里モナさんに聞いた所、今後は仮想通貨以外のエンタメ系動画も積極的に配信していく予定のようです。 まだまだ、VTuberとしての活動は始まったばかりのようですが、今後、どんなコンテンツが出てくるのか見逃せないですね。 現在はTwitterにてモナコインのプレゼントキャンペーンも行っているようです。 https://twitter.com/okuriMona/status/984284193126432770 億里モナ Youtubeページ 億里モナ Twitter
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2018/04/27ルーマニア最古の取引所BTCxChangeが閉鎖を発表
この記事の3つのポイント! 1.ルーマニア最古で最大手のBTCxChangeが来週にも閉鎖へ 2.銀行口座が閉鎖され、法定通貨とのトレードが提供できなくなったことが原因か 3.同取引所では過去にも同じような騒動が 引用元:coindesk ルーマニア最古の仮想通貨取引所であるBTCxChangeは今月22日付けで利用者へ対して取引所に残っている全ての資産を引き出すようにと促す案内を発表しました。 BTCxChangeは閉鎖の最終段階に すでに同取引所では機能の多くが停止されており、今年初頭にはビットコインとルーマニアの通貨、レウの交換機能も終了していました。 BTCxChangeは利用者への通知で We inform you that starting from 1st of May 2018, our platform will be closed. Operations stopped back on 1st of February but you still could stock your bitcoins on our platform. と5月1日をもって同取引所の全てのサービスが終了することを発表しました。 Cryptoninjasが今年初頭に報じたところによると、同取引所の最高経営責任者であるMax Nicula氏はBTCxChangeの銀行口座が閉鎖されたことによって法定通貨とのトレードが利用できなくなるかもしれないと答えており、この件が今回の閉鎖の大きな原因となったとみられています。 実は過去にも同じような騒動が しかし、BTCxChangeにとって閉鎖の危機が訪れたのは今回が初めてではありません。2016年9月には取引所を運営する企業が売却され、閉鎖するかもしれないという旨の発表をしています。 さらに開業してから一年未満の2014年9月には取引所の運営チームがサーバーへのアクセスを失ったことを受け、利用者に全ての資産を引き出すように促しています。 kaz 今でこそ取引所の数が増えてきたのでユーザーにそこまで大きな影響はなさそうですね。
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2018/04/27SBIホールディングスが仮想通貨関連企業へ出資
この記事の3つのポイント! 1.SBIホールディングがTemplumという企業へ出資 2.Templumはトークン取引プラットフォームを開発する企業 3.SBIグループの仮想通貨事業への姿勢はかなり前向き 引用元:時事通信 SBIホールディングスはトークン取引プラットフォームを主に扱うTemplum Inc.に対して戦略的出資を行なったことを明らかにしました。 また、Templum Incは今回の出資を受け、1000万ドルの資金調達を完了したことを発表しました。 Templum Incとは? Templumは証券として提供されるデジタル資産の売り出しおよび二次市場取引を支援するトレーディングシステムとそのプラットフォームの開発を手がけている企業です。 同社はブロックチェーン業界と証券業界の両方から優秀な人材を集め、革新的技術を現実的に実現可能な産業へと発展させるために尽力しています。 今回の支援によって得られた資金は子会社であるTemplum Marketsによって運営されているトレーディングシステムの発展に生かされるとのことです。 仮想通貨事業に前向きな姿勢を示すSBIグループ 北尾吉孝氏率いるSBIグループは仮想通貨産業に対して非常に前向きな姿勢を示しています。今回の投資も同グループの多様化への一歩だと捉えられるでしょう。 また、SBIグループは今年3月にも台湾に拠点を奥ハードウェアウォレットメーカーのCoolBitXの株式を取得したことを発表しました。 他にもSBIホールディングスはICOプラットフォーム、ウォレットサービス、仮想通貨取引所、Rippleとの合弁事業など様々な形で仮想通貨ポートフォリオ企業を多様化させています。 kaz 最近のSBIグループの勢いすごいですね。さすが北尾吉孝氏と言いたくなる。
初心者向け
2018/04/27アルコス社のSafe-T Miniはハードウェアウォレット界のダークホースになり得るか?
こんにちは、kaz(@kazukino11111)です。みなさん仮想通貨の保管はどうしていますか?よく耳にするのが「取引所に置いておくのは危険だからハードウェアウォレットやソフトウェアウォレットに保管した方が良い」という内容です。 しかし、いまだに取引所に自分の資産を置きっ放しにしているという方も一定数いるでしょう。ハードウェアウォレットを用意するのは敷居が高いし、めんどくさいという声が聞こえてきます。 そんな状況を打破するべく、今回はフランスの大手家電メーカーアルコス社から発売予定の第三のハードウェアウォレットについて取り上げていきたいと思います。 この記事の3つのポイント!1.オーディオメーカーのアルコスがハードウェアウォレットを発表 2.機能面やセキュリティも文句なしの仕上がり 3.Safe-T Miniはハードウェアウォレット業界に新風を巻き起こせるのか そもそもハードウェアウォレットとは? ハードウェアウォレットは仮想通貨を保管する方法の一つで、パソコンに接続していない間はネットから完全に切り離されているため、コールドウォレットと呼ばれています。 ネットから切り離されている点と、秘密鍵を外部デバイスに保存しているため、オンラインウォレットや、取引所の口座、ソフトウェアウォレットなどの保管方法に比べると安全と言われてます。 現在は主にLedger社の販売するLedger NanoSとTrezor社のTrezorの二種類が主流なハードウェアウォレットとして流通しています。 Safe-T Miniとは? 今回取り上げる第三のハードウェアウォレットこと「Safe-T Mini」はフランスに拠点を構える大手オーディオメーカーのArchos(アルコス)が開発および販売をします。 発売予定は今年の6月となっており、その価格はなんと62ドル(約7000円)に設定されています。現在主に流通しているハードウェアウォレットのLedger NanoS、Trezorはそれぞれ1万5800円、約2万円なのでかなりの低価格だと言えるでしょう。 ウォレットの見た目もオーディオメーカーらしく、MP3プレイヤーに見間違えてしまうかのようなスタイリッシュなデザインとなっています。大きさは手のひらサイズとのことで外出先にも気軽に持ち運べそうですね。 機能面も大手二社に劣らず Safe-T Miniは独自のプライベートキーを生成し、ビットコインやイーサリアム、ビットコインキャッシュ、Zキャッシュ、ライトコイン、ダッシュの保管に対応しているとされており、既存のハードウェアウォレットに劣っていません。 また、アルコス自身は仮想通貨を専門としている企業ではないため、このウォレットをローンチするにあたってDomraiderというブロックチェーンを専門に扱う会社と提携を結びました。同社は昨年ICOで50億円を集めた企業で、仮想通貨界隈で注目を集める企業とのタッグとなりました。 アルコスがハードウェアウォレット事業に参入したのにはとある理由があります。それは、AmazonやApple、Spotifyなどといったオンラインオーディオを扱う名だたる企業たちが今後、オーディオハードウェア事業に参入してくるため、既存の事業以外での収益を確保するためだと言われています。 セキュリティ面も安心 ハードウェアウォレットに置いてもっとも重要視されるセキュリティですが、その点に関してもSafe-T Miniでは心配いりません。 Safe-T Miniでは全てのトランザクションがスクリーンに表示され、それらのトランザクションはハードウェアボタンを押さない限り承認されないとしています。 また、ウォレットが壊れたり盗まれてしまった場合も、Seed keyを使ってウォレットの内容を復元することができるとしています。 まとめ 最近ではハードウェアウォレットの需要が高まってきており、注文に対して生産が追いつかないという状況が生まれています。そのため、アマゾンやメルカリなどでは中古のハードウェアウォレットも販売されていました。しかし、中古や公式サイト以外で購入したハードウェアウォレットには悪意のあるプログラムが介在している可能性があるため、非常に危険です。 そんな状況に対して新たなハードウェアウォレットの登場というのは大きなメリットになるのではないでしょうか。今まではLedger社とTrezor社によって独占されたいた市場に新たな風が吹くことで競合が活性化され、我々ユーザーも様々な恩恵を受けられることでしょう。 また、オーディオメーカーのアルコス社の参戦というニュースを皮切りに、仮想通貨とあまり関わりのなかった企業の参入も十分にありえる流れだと思います。 ハードウェアウォレットを検討していたという方はアルコス社のSafe-T Miniを選択肢に加えてみてはいかがでしょうか? kaz ハードウェアウォレットって個人的にはデザインも気にしたいポイントなのでSafe-T Miniはアリ。
特集・コラム
2018/04/26ICOで100億円を調達したCOMSAの現状とは?
こんにちは、kaz(@kazukino11111)です。皆さん昨年の秋にICOを行い国内の案件としては異例の100億円を調達したCOMSAを覚えていますか? おそらくこの記事を読んでいる読者の方の中にも投資していたという方がいるのではないでしょうか。今回の記事では、最近ではすっかり名前を聞かなくなってしまったCOMSAの今に着目して現状をお伝えしていきます。 この記事の3つのポイント! 1.COMSAは当初予定していたICO案件を再検討へ 2.CMSトークンは右肩下がりでICO価格を割り込む 3.近日腕時計を販売予定でChronoswiss社はCOMSA上でのICOを検討中 COMSAとは? COMSA(コムサ)はZaifを要するするテックビューロ株式会社が運営しているプロジェクトでBitcoin,Ethereum,NEMを用いて既存ビジネスへのブロックチェーン導入をサポートするというものになっています。 去年の秋にICOを開始し、総額約109億円を調達した超大型ICOとなりました。Mediumによると、2017年第4四半期に行われたICO案件でCOMSAは5位に位置するほどの規模を誇ります。 当初予定されていたICO案件は再検討に 当初ホワイトペーパーには「2017年12月中にはプレミアムウォーター株式会社、Looop社、クリプトマイニングジャパンら3社がCOMSAのプラットフォーム上でのICOを行う」と書かれていましたが、結局これらは行われることなく2018年を迎えました。 そして2018年1月31日にテックビューロ社が公式アナウンスを出し、3社のICOの実施時期を再検討すると発表しました。 2017年は仮想通貨関連の法整備が進んでいませんでしたが、2018年に入り金融庁からの風当たりが強くなったことが実施時期再検討の原因のようです。 今年2月にはプラットフォーム整備に向けた態勢強化を発表 そして、今年2月にテックビューロが出したアナウンスによると、現在COMSAは法令に乗っ取ってICOを展開できるように態勢を整えるという点に尽力しているとのことでした。 おそらくCOMSA上でのICOを検討していた企業からも法整備を先に整えてほしいという声が大きくなったのだと推測されます。 確かにトークンホルダーからしても、法整備を先に完了させてくれた方が安心材料にはなりますよね。 トークンの相場はICO価格を大きく割って下落中 ICOで販売されたCMSトークンですが、当初は1トークンあたり約110円で販売されていました。ICOが終了し、Zaifでの取引が開始された直後は瞬間的に2,000円の値をつけるなど大きな盛り上がりを見せたCMSトークンですが、ICOの相次ぐ延期により、価格は右肩下がりに。 今年3月にはICO価格を大きく割り、60円前後を推移していました。ICO案件が全く発表されないことにしびれを切らした人たちの投げ売りと狼狽売りが重なってこのような結果になったのでしょう。 3月にはスイス製高級腕時計の販売を発表 そんなCOMSAから先月27日に、「仮想通貨をモチーフにしたスイス製高級腕時計を限定販売」というアナウンスがありました。 スイスに拠点を置くテックビューロ・ヨーロッパ株式会社と機械式腕時計ブランドのChronoswiss社が製作した腕時計をZaif上にてオークション形式で販売するとのことでした。 また、Chronoswiss社はCOMSAプラットフォームでのICOの実施を検討しているというポジティブなニュースも入ってきました。これを受け、CMSトークンの相場も70円台まで回復するなど期待が高まっている模様です。 まとめ 100億円という巨額を調達したものの、中々プロジェクトに大きな進展が見られないCOMSAですが、現在も水面下で動いており、今後に期待したいところではあります。 日本発として、CMSトークンホルダーとして、個人的には応援したいプロジェクトの一つです。 kaz 一番最初に2000円で売り抜けられた人ですら後悔するくらいに成長してほしい。
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2018/04/25MyEtherWalletがハッキングを受け、被害額は15万ドル相当に
この記事の3つのポイント! 1.24日にMyEtherWalletがハッキングを受けたと発表 2.犯人の手口は偽サイトへ誘導し、秘密鍵を聞き出すというもの 3.現在は復旧され、通常利用が可能に 引用元:Cointelegraph MyEtherWallet(MEW)は4月24日に複数のDNSサーバーがハッキングを受けていたと発表しました。Etherscanのデータによると、盗まれたイーサリアムの被害総額は15万ドル(約1600万円)にも登るそうです。 MEWはハッキングに関して原因を究明中と発表 MEWはツイッターアカウント上で、ユーザーがフィッシングサイトに勝手にリダイレクトする恐れがあるとして警告しています。 Couple of DNS servers were hijacked to resolve https://t.co/xwxRJ4H4i8 users to be redirected to a phishing site. This is not on @myetherwallet side, we are in the process of verifying which servers to get it resolved asap. — MyEtherWallet.com (@myetherwallet) 2018年4月24日 このツイート時点でMEWはどのサーバーが被害を受けたのか確認中で、できる限り早く問題を解消できるように動いているとしています。 問題が発生した直後から、Redditなどの掲示板でMEWユーザーによる情報交換が行われており、開発チームからの続報があるまでログインしないという決断が下されていたため、さらなる被害の拡大は防げたようです。 犯行の手口は偽サイトへ誘導し、秘密鍵を聞き出すというもの 犯人は24日にETHアドレス「0x1d50588C0aa11959A5c28831ce3DC5F1D3120d29」と「0x68ca85dbf8eba69fb70ecdb78e0895f7cd94da83」に合計431.06ETHを送信しています。Redditに投稿されたコメントによると、犯人は偽サイトへユーザーを誘導し、そこで秘密鍵を入力させたと言います。 そのため、24日前後にMEWで秘密鍵を入力した人はイーサリアムやトークンを他のウォレットへ移すことが推奨されています。 また、LedgerNanoSやTREZORといったハードウェアウォレットを使用しているユーザーは比較的安全であるとの情報も発表されています。 現在は復旧し、通常利用が可能に ⅕ Google Domain Name System registration servers were hijacked earlier today at roughly 12PM UTC so that MEW users were redirected to a phishing site. This redirecting of DNS servers is a decade-old hacking technique that aims to undermine the Internet’s routing system. — MyEtherWallet.com (@myetherwallet) 2018年4月24日 その後、MEWはツイッターを更新し、世界協定時の正午にGoogleのDNSサーバーがハッキングされたと発表しました。現在MEWは復旧し、再度利用できるようになっています。また、MEWはフィッシング対策についてまとめたガイドブックを配布し、利用者に対して注意喚起を行なっています。 kaz 相変わらず仮想通貨関係はまだまだハッキング被害が多いですね…
初心者向け
2018/04/24ICOをまとめたレーティングサイトはどこがベストか?
こんにちは、kaz(@kazukino11111)です。最近は相場も賑やかで界隈に活気が戻ってきており、嬉しい限りです。 再び仮想通貨市場が盛り上がってきているということで、以前実施されていたICOで販売されたトークンが上場されたりなんてことも増えて行くのではないでしょうか。 今回はそんなICOを評価するサイトを比較してご紹介していきたいと思います。 この記事の3つのポイント!1.ICOレーティングサイトはそれぞれのプロジェクトを総合的に評価しているウェブサイト 2.広告案件も掲載されているので全ての情報を鵜呑みにしないことが大切 3.実際に資金を投入する前には必ずホワイトペーパーやウェブサイトを確認すること ICOBench ICOBenchは海外に拠点を置くレーティングサイトで、自前のBot、Benchyと専門家による分析に基づいてICOを評価しています。 ICOカレンダーやICOに関する様々な統計など単純なレーティングだけでなく様々な情報が見れるので、便利なICOレーティングサイトを探している方にオススメです。 評価は5点満点で点数がつけられるシステムになっています。 ICOrating ICOratingは2016年にスタートした評価サイトで、Forbesをはじめとした様々な大手メディアとの提携が特徴で、ICO評価サイトの中でも最大手かつ、かなりの安定感を誇ります。 評価はRisky、Risky+、Stable、Stable+、Positive、の5段階でPositiveが最高の評価となっています。 他にも以下のような指標が掲載されており、これらの情報も参考にして見てください。 Hype score: 投資からの関心レベル Risk score: プロジェクトに潜む詐欺などのリスクを評価 Rating: ICO ratingによる評価 Bitinvestors Bitinvestorsは国内で初のICO評価サイトです。もちろん国内のICO案件も掲載されていますが、海外のICOも多数掲載されています。 しかし、Bitinvestorsの評価スコアは独自に精査されたものではなく、ICO評価サイト6サイトのスコアを平均して算出されています。 ICOBazaar ICOBazaarは海外のICO評価サイトで、最高のスコアをつけたトークンが時価総額100位にランクインするなど実績を兼ね備えたサイトです。 他にも好評価を付けたトークンがBinance(バイナンス)に上場されるなど信憑性は高いと言えるでしょう。 スコアはAAA、AA、Aの三種類に分かれており、AAAが最高スコアとなっています。 ICODROPS ICOレーィテングサイトといえばICODROPSを忘れてはいけません。掲載されているICO案件の数も多く、ある程度のクオリティが担保されたもののみ掲載されています。 また、SPONCEREDのプロジェクトも掲載の審査が通ったプロジェクトのみしか掲載できず、他のサイトと比べても特に厳しい掲載基準を設けていることもあり、信頼性は高いです。 ICODROPSでは独自の評価基準を設けており、Hype rate、Risk rate、ROI rate(どれくらい利益が見込めるか)の三つの評価を元に総合的な点数を算出しています。評価はLowが一番低いスコアで、Very highが最高スコアとなっています。 さらにICODROPSではメニューの「ICO stats」から過去の統計を見ることができ、USDドル建て、BTC建てで何倍になったのかなどの情報が確認できるので、投資先を決める際の判断材料としても使えるでしょう。 さらにICODROPSにはICOやホワイトリスト登録などの予定が記されたカレンダー機能もあり、こちらも非常に便利です。 まとめ 今回紹介したICOレーティングサイトは数ある案件の中から投資先を決める際に大きく役立つツールだと思います。海外のICOに参加したいけど全て英語でよくわからないという方はまずレーティングサイトの概要を読むことから初めてみるのも良いでしょう。 アナリストの中には偏った評価をする方もいますので、そういった方には注意してください。そして、Sponsoredなどと表示されているものは広告案件なのでそのことを頭の片隅に置いて精査しましょう。 もちろん今回紹介したレーティングサイトはICOを選ぶ際には役に立ちますが、最終的な判断を下す前には必ずそのICOのウェブサイトやホワイトペーパーを確認してから資金を投入するようにしましょう。 kaz ICOは一つ一つ丁寧に見て行くとめちゃくちゃ時間かかるからレーティングサイトは便利だよね