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2018/11/18Ripple(リップル) / $XRPが欧州最大の決済企業TASと提携を結んだことが判明!
Ripple(リップル) / $XRPが欧州最大手の決済企業であるTASグループと提携を結んだことがCoinspeakerの報道により判明しました。 今回の提携はRipple(リップル)社のブロックチェーン技術とソリューションを活用し、既存の支払いシステムの問題を解決することを目的とし結ばれたようです。 Ripple(リップル)社が今回提携を結んだTASは欧州最大の決済企業で世界150ヶ国の顧客にサービスを提供しており、全世界で1億枚を超えるカードを管理しています。 TASグループが公開した情報では、既存の決済システムの問題として「高い取引手数料」「長い決済時間」「視認性の欠如」などを挙げており、これらの問題をRipple(リップル)社と協力することで解決できると示しています。 TASグループのドイツディレクターのDieter Schoene氏によると「TASグループは2014年にRipple driverを導入した最初のイタリアのベンダー(ユーザーに製品を提供している企業)で、リップルが評価されたのはリアルタイム式支払いのトランザクションの部分である。」と述べています。 (画像引用元:tasgroup) Ripple(リップル)社は、xCurrentやxRapidなどのプロダクトで現在世界中から注目を集めています。 Ripple(リップル)社のプロダクト『xCurrent』と『xRapid』を徹底解説! 記事ソース:coinspeaker ゆっし TASグループのホームページを見たら、リップルの競合相手のSWIFTとも提携しているみたいだけど、お互いの良い部分を利用する感じなのかな。
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2018/11/18Ripple(リップル)CEO「XRPは世界最高のパフォーマンスをしているデジタル通貨の1つ」
Ripple(リップル)のCEOであるブラッド・ガーリングハウス氏が、「XRP(リップル)は世界で最高のパフォーマンスをあげているデジタル通貨の1つ」と発言したことが分かりました。 Bloombergがシンガポールにて行なったインタビューの中で、ガーリングハウス氏はRipple(リップル)がいかに優れているかを語りました。 「なぜリップルはライバルより優れていると思うのか」というインタビュアーの質問に対してガーリングハウス氏は以下のように答えています。(一部要約) 「リップルは企業として、またはXRPというデジタルアセットとして実際に起きている問題を解決することで価値を獲得しました。リップルは国境を越えたペイメントの問題を解決し、銀行に新しい技術を販売しています。このことは多くの誇大宣伝を生み出しましたが、リップルは本当の問題を解決することだけに注力してきました。」 ガーリングハウス氏は、クウェート、サウジアラビア、米国の銀行と1週間に2つ以上のプロダクトと契約締結などを達成したことから、今年はリップル社にとって記録的な年になったといいます。 また「なぜ銀行がリップルの技術を制度的に採用していないのか」という質問に対して同氏は規制が大きな課題であることを明かし、シンガポールに高い技術が集まっているのは規制が明確だからだとしました。 (動画引用元:ブルームバーグ) またリップル社は先日、xRapidへのアクセス機能などを追加したxCurrentの最新版「xCurrent4.0」も発表しています。 ・Ripple(リップル)社が「xCurrent 4.0」を発表!xRapidへのアクセスが可能に。 ・Ripple(リップル)社のプロダクト『xCurrent』と『xRapid』を徹底解説! 記事ソース:Bloomberg、ZyCrypto ゆっし 国際送金の問題というのは、日本人の一般市民にとってはあまり馴染みのない問題だけど、企業や世界レベルで見るととても大きな問題なんだろうね。
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2018/11/17Ripple(リップル)CEO「SWIFTを追い抜く」、提携の噂も否定
Ripple(リップル)のブラッド・ガーリングハウスCEOが、「SWIFTを追い越すこと」が目標だとし、提携の噂を否定したことが、今月13日にブルームバーグが行ったインタビューからわかりました。 ガーリングハウス氏は、SWIFTの技術は数十年前に開発されたものであることを指摘し、より速くて新しいリップル社の技術を求める顧客が多数殺到していることを明かしました。 (動画引用元:ブルームバーグ) また同氏は今後「Ripple/XRP(リップル)が少額決済をどのように可能にするかどうか」に焦点を絞っていくとも述べました。 SWIFTは現在、世界200ヶ国、1万1000の金融機関と提携しており、今月初頭に自社プラットフォームとxRapidの統合の噂を否定しています。 SWIFTは先月の10月21日にMicrosoftとの提携を発表しており、AzureクラウドにSWIFTの決済ネットワークを統合する事によって従来よりも早く安全な送金システムを構築するとしています。 MicrosoftがSWIFTと提携、より高速な送金システムを構築へ SWIFTがプラットフォームへのRipple社xRapid統合の噂を否定 記事ソース:bloomberg ゆっし これはバッチバチな関係と捉えてもいいのかな?力のある既存の企業のSWIFTか、それとも時代の最先端を行くRippleか。面白い展開になってきたね。
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2018/11/16イーサリアム共同創業者が「ブロックチェーンはWebよりも発展に時間がかかる」と発言!
この記事の3つのポイント!・ブロックチェーンの発展はWebよりも時間がかかるとイーサ共同創業者が発言。 ・Web2.0からWeb3.0に移行することで企業側からユーザー側に主権が移ると述べる。 ・Web3.0では仲介者が少なくなり、個々人のやり取りの信頼性があがると述べる。 記事ソース:t3n ブロックチェーンの発展はWebより時間がかかる? イーサリアム共同創業者のジョセフ・ルービン氏がt3nのインタビューで「ブロックチェーンはインターネットよりも複雑なため、発展には時間がかかる」と述べていたことが分かりました。 インタビューはWeb3.0とブロックチェーンに主軸が置かれて進められたようです。 Web2.0とWeb3.0とブロックチェーンについて -ブロックチェーンのシーンではよくWeb3.0について語られますが、FacebookやGoogleなどが牽引するWeb2.0の問題点と、Web3.0の優れた点は?- という質問に対してルービン氏以下のように答えています。 「Web2.0のビジネスモデルは有効に機能しています。このビジネスモデルはユーザーを製品のように扱い、また我々製品自体の情報も沢山得ることができます。その情報を利用して私達のさらにそのシステムに対する中毒性をあげます。一方、ブロックチェーンは、自己決定した主権的なアイデンティティを可能にします。Web3.0では、アイデンティティは非常に重要なポイントです。」 企業側が主権を握った形のWeb2.0と、ユーザー側が主権を握るWeb3.0の比較をし、web3.0を支えるのがブロックチェーン技術だとルービン氏は述べました。 ブロックチェーンが発展するのに要する期間について -Webテクノロジーが成長するまで10年かかりましたが、ブロックチェーンも同じぐらいかかりますか?- この質問に対してルービン氏は以下のように回答しました。 「ブロックチェーンを利用した実用的なプロジェクトは数百とあります。そしてそれらが人々の暮らしをより便利にすることができるものを生み出すでしょう。しかし、Web技術よりもはるかに複雑な技術なのでおそらくWebよりももう少し発展には時間がかかります。しかし、ブロックチェーンはインターネットよりも社会に浸透し、その全てがWeb3.0でネットワーク化されます。」 ルービン氏はブロックチェーン技術はWeb技術よりも複雑なため発展に時間がかかると述べました。 中国版イーサリアムについて -中国ではブロックチェーンに関して成長していますが、中国でイーサリアムのようなものを構築すればよいのでは?- という質問にルービン氏は以下の回答をしています。 「中国版イーサリアムと呼ばれるNEOは7台のコンピュータで動作しています。数ヶ月前にコンピュータの1台が落ち、ネットワーク全体が数日間ダウンしました。イーサリアムは中国で既に牽引力を持っています。」 NEOに対する見解とイーサリアムが既に中国国内で力を持っていることをルービン氏は明かしました。 Das Unternehmen Consensys ist zu einem der mächtigsten Player rund um Ethereum geworden, der zweitgrößten Kryptowährung der Welt. Aber sollte es bei Blockchain nicht mal um Dezentralisierung gehen? t3n hat Joseph Lubin, Gründer von Consen... https://t.co/TTLyCx5tSz via @viropera pic.twitter.com/5wwwAD71vD — VIROPERA (@Viropera) 2018年11月9日 先日ルービン氏は今の仮想通貨市場の低迷はイーサリアムの成長に影響はないとし、現在のボラティリティはトレーダータイプによる動きであると自身の見解を示しました。 「今の仮想通貨相場の低迷はイーサリアムの成長に影響なし」とイーサリアム共同設立者が発言 ゆっし NEOについてのぶっこんだ質問とかもあって面白いインタビューだったなあ笑
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2018/11/14Ripple(リップル)社が「xCurrent 4.0」を発表!xRapidへのアクセスが可能に。
Ripple(リップル)社が手がけるサービスであるxCurrentの最新版である「xCurrent4.0」が発表されました。 リップル社は11月12日〜16日にかけてシンガポールで開催されているSingapore Fintech Festival 2018に参加しており、会場で配られているパンフレットに「xCurrent 4.0」についての記載があったようです。 最新版である「xCurrent 4.0」は、Ripple(リップル) / $XRPを用いて、xCurrentからxRapidにアクセスすることが可能となった上に、両替機能などの新機能が実装されているようです。 Some of the docs being shared by @Ripple at #SFF2018. Insight into the work they have done with @bancosantander, @InstaReMit and the latest with “#XCurrent 4.0”.@XRPTrump @BankXRP @XrpCenter @LeoHadjiloizou pic.twitter.com/f7UzW2JBD6 — ecent (@EDadoun) November 12, 2018 xCurrentは銀行間のコミュニケーションツールとして、現在様々な業界で注目を浴びてるサービスで、現在世界40ヶ国、100以上の金融機関で実用化や試用が進められています。 Ripple(リップル)社のプロダクト『xCurrent』と『xRapid』を徹底解説! 今仮想通貨業界で勢いのあるリップル社ですが、先日中東市場に事業を拡大するためにドバイに新たなオフィスを設立する計画があると報じられました。 Ripple(リップル)社が中東進出に向けドバイにオフィスを開く計画があると報じられる 今後のリップル社の動きに注目が集まります。 記事ソース:ecent ゆっし もうバージョン4.0までいってたなんて知らなかったなあ。リップル社は今すごい勢いで世界に展開しているよね。仮想通貨業界をこれからも牽引していくんだろうか。
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2018/11/14Ripple(リップル) / $XRPが仮想通貨でローンを組めるサービス「CRED」で新たに対応通貨として追加!
仮想通貨を担保に米ドル建てのローンを受けることができるサービスである「CRED」が、対応通貨として新たにリップル(XRP)を追加することを発表しました。 リップル(XRP)の保有者は税金を心配することなく「米ドルに現金化」「一桁の金利でローンを組む」ことなどができるようです。CREDの共同設立者のダン・スキャット氏は今回のリップル(XRP)の追加について以下のように語っています。 「XRP保有者に、ETHおよびBTC保有者と同じ低金利で、便利な流動性サービスを提供することを喜んでいます。当社は、ユーザーの利益のためにCREDプラットフォームを統合しているパートナーをサポートし続けます。」 また、自身もCREDユーザーであるArrington XRP Capitalの創設者であるマイク・アーリントン氏もCRED社に対して以下のようにコメントしています。 「1人のCREDの借り手として、CREDの対応は私のニーズに非常にマッチしているので、感謝しています。彼らは伝統的な金融サービスエコシステムと暗号コミュニティの間で信頼できる橋渡し役として、私を魅了し続けます。」 またCREDは今回のリップル(XRP)の追加に関しての発表に加えて、グローバル信用枠を5000万ドル拡大し3億ドル(約330億円)としたことを発表しました。 Now @Ripple customers have the opportunity to hold their #XRP long-term without the need to sell or incur tax. XRP hodlers can borrow as low as single-digit interest rates when they visit https://t.co/ya5n9glsuD and click “Get Early Access.” https://t.co/NpMlUjOiW7 pic.twitter.com/kigkwoNNqh — CRED (@ihaveCred) 2018年11月8日 用語解説CRED:元PayPalの幹部によって2018年に設立されたブロックチェーンのスタートアップ。現在ユーザー数は10万人と言われている。 記事ソース:MORNINGSTAR ゆっし CREDっていうサービス知らなかったなあ。仮想通貨でローンを組めるってすごいね。
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2018/11/13Ripple(リップル / $XRP)が集団訴訟問題を連邦裁判所に移管 弁護士を称賛する声も
リップル社に対する集団訴訟問題が州立裁判所から連邦レベルの裁判所に移管されたことが明らかになりました。 THE RECORDERによると、リップル社は有価証券(株式や債権のような、それ自体が財産的価値を有するもの)としての届け出を出さずにXRPを発行したことや、CEOやリップル社がXRPの価格を操作している疑いなどで100人以上から集団訴訟されているといいます。 同裁判での訴訟額は計500万ドル(約6億円)にも及ぶとされています。 これに対しリップル社側は「集団訴訟の原告が地理的に離れているため州レベルの裁判所で裁判を行うべきではない」と主張し、連邦裁判所での訴訟を取り決めたとされています。 今回の連邦裁判所への移管に関し、著名弁護士のジェイク・チャービンスキー氏は「リップル社が勝つかどうかは分からないが、今回の件でリップル社の戦術の素晴らしさが明らかになった。」と自身のツイッターでリップル社の弁護士を称賛しています。 Ripple's legal team showing some tactical brilliance here. It's hard to explain the procedural maneuver in one tweet & I'm not going to thread this, but suffice to say it's a *seriously* crafty attempt to go federal. Might not work, but slick regardless.https://t.co/DuR5kWNJwy — Jake Chervinsky (@jchervinsky) 2018年11月9日 I can't speak to their odds of winning since the case is still so young & I don't know all the facts, but it's fair to say Ripple's lawyers think they have better odds of winning in federal court than in state court (or else they wouldn't be trying so hard to remove the case). — Jake Chervinsky (@jchervinsky) 2018年11月9日 リップル社は「XRP購入の事前合意に違反した」としてR3、R3 HoldCo、XRP Ⅱなどからも訴訟を起こされていましたが、今年の9月に和解しています。 Ripple(リップル)とR3の訴訟問題が和解に! ゆっし リップル社がうまく進出していくには技術だけでなくこういう問題に対する対処も重要になってくるね。
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2018/11/12韓国の弁護士達が政府にブロックチェーンの規制策定を急かす!?
11月8日に韓国弁護士協会が韓国政府に対してブロックチェーンに関する法的枠組みを早急に確立するよう訴えたことがわかりました。 今回の報道を伝えたロイター通信によると、韓国国内のローカルな弁護士が所属する韓国弁護士協会が特定の技術、またはビジネスのために今回のような行動を起こすことは稀のようです。 韓国弁護士会代表のキム・ヒョン氏は以下のように述べています。 「否定的な認識や躊躇から脱却し、ブロックチェーン産業の発展とそれに伴う副作用の防止に役立つ法案を作成するよう政府に要請する」 韓国は世界でもトップクラスの技術、BithumbやCoiunbitなどの仮想通貨取引所などがあるにも関わらず、ブロックチェーン技術に関して積極的ではない姿勢を取っていることに国内からは批判の声が上がっているようです。 韓国政府は、FSC(金融委員会)の徹底的な調査が完了してからブロックチェーンの規制に関しての立場を決めるようです。 記事ソース:REUTERS ゆっし 弁護士が言うってことは「グレーな仮想通貨に関する事例が多すぎて大変だから早くルール決めてくれ!!」って感じなのかな。
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2018/11/05コラム:仮想通貨のミライ【第2回】「人工知能(AI)とブロックチェーン」
数年前から騒がれだし、今ではいつでも話題の中心にいる人工知能(AI)。 近い将来AIが人間を支配するなんてことも囁かれています笑 そんな画期的な技術であるAIとブロックチェーンを組み合わせるとどのような化学反応が起きるのでしょうか。 コラム仮想通貨のミライ第1回「コンドラチェフ循環とブロックチェーン」に続いて、今回は「人工知能(AI)とブロクチェーン」としてお届けしたいと思います。 それではいってみましょう! コンドラチェフ循環 本題に入る前に、まずは第1回のテーマであり今回のコラムの重要な考え方であるコンドラチェフ循環について軽くおさらいしたいと思います。 コンドラチェフ循環とは、世界経済の景気は約50年の周期で循環するという考え方です。 この考え方の中で1番重要なことは、景気が落ち込んだ際に技術革新がおきてそれらが複合的に絡み合って経済を牽引していくということです。 そして、今回のコラムでは仮想通貨を支える技術であるブロックチェーンが人工知能と絡み合って経済を牽引していくことを想定して話を進めていきます。 お互いのマイナス面を補えるのか、はたまたプラス面を足し合わせてもっと強力なものを生み出すのかなどを詳しくみていきたいと思います。 仮想通貨の未来【第1回】コンドラチェフ循環と仮想通貨 人工知能(AI)ってそもそもなに? 世間で騒がれている人工知能とは一体何なのでしょうか。有名な「Googleの猫」の例などを交えながら説明していきたいと思います。 これまで猫の画像をAIに認識させるような場合「耳はこうで、ひげが生えていて、目がこんなんで、、、」と猫と呼べる条件を人間が先にAIにプログラミングして認識させようとしていました。 しかしこのやり方だと例外が起きるなどしてなかなかうまくいきませんでした。 なかなか進展してこなかった人工知能の分野ですがビックデータとディープラーニングという2つの要素を人工知能に組み込むことで大きな進歩を遂げました。 2012年にGoogleが以下のような発表をしました。 「YouTubeに投稿されたビデオの中から無作為に一千万枚の画像を取り出してディープラーニングでAIに学習をさせ、その中から猫が写っている画像をAIが選び出すことに成功した」 ここで重要なのは、この実験では猫とはどういうものなのかを人間があらかじめAIにプログラミングしていないということです。 AIはビックデータを元に、ディープラーニングで何度も組み合わせを変えてパターンを見出し、人間らしいものが猫と呼んでるらしいもののパターンを見つけ出したのです。 「らしいもの」というのは重要なポイントで、AIははっきりとした正解を出すのではなく、限りなく正解に近いものを予想することができる力を手に入れたのです。 進化したAIがやっていることをわかりやすく例えてみると、 これまで放送された日本、メジャーリーグの全ての野球の試合を何回も見返して、選手と審判の違いも野球のルールすらも分かっていない状態から大谷翔平選手の特徴を定義し認識できるようになったという感じです。 さて、こうして近年一気に進歩が加速した人工知能とブロックチェーンを掛け合わせると何ができるのでしょうか。 ブロックチェーンと人工知能を掛け合わせると? マイニングコストの最適化 マイニングには大量の電力が消費されます。1つの取引の認証に1世帯が使う1週間分の電力を使うケースもあると言われています。 AIとブロックチェーンを組み合わせることでより環境に優しいブロックチェーンのオプションを提供することができるとされています。 セキュリティ強化ができる ブロックチェーンは分散型でセキュリティは高いですが、アプリケーション自体はブロックチェーンに載せることができないためハッカーからの攻撃にこれまで通り合う可能性があるとされています。 そこで、AIがセキュリティを管理します。 先程説明した通り、AIが行うことは基本的に膨大なデータの組み合わせを色々試して特徴を見出し、正解にかぎりなく近い予想を出すということです。 これまでのハッキングのデータなどから仮想のハッカーを創り出し何万回もシュミレートをすることで、人間には捉えられないハッカーの手口のパターンなどを認識することでセキュリティを強化します。 また、AIは暗号化されたデータをそのまま扱うことができるため、ブロックチェーン上で暗号化されたデータを処理中に第三者からアクセスされるリスクを最小限に抑えることができると言われています。 AIが何をしてるのか分かる 先程の例で出てきたAIが猫の画像を認識できるようになるまでのプロセスで、AIがどのようなことを判断してその結果にたどりついたのかを人間が知ることは簡単ではありません。 AIの意思決定のプロセスをブロックチェーン上に保存することによって、人間が追跡し、理解することができる第一歩になると言われています。 AIの意思決定の正当性を確保しながら、その中身を人間が理解できるようになればAIはさらに社会の中で重要な存在になりえます。 実例 ブロックチェーンとAIをうまく活用しているプロダクトをいくつか紹介します。 現段階でAIとブロックチェーンをどのように組み合わせ、どのようなプロダクトが存在するのか確認してみてください。 Crypko まず紹介するのがCrypkoというサービスです。 Crypkoは、AIが女の子のキャラクターをランダムで生成してくれてそれを売買することができるというサービスです。 作成されたキャラクターはERC-721トークンとして分散されたイーサリアムブロックチェーンに記録されているため、偽造・改竄が不可能で、同じキャラクターは存在しないシステムになっています。 EARNET 次に紹介するのがEARNETというブロックチェーンとAIを掛け合わせた成果報酬型広告システムです。 EARNETはブロックチェーンとAIを掛け合わせることによって「メディアへの報酬の支払いがしっかり行われているか」など、これまで不透明であった分野の問題を解決することができるサービスです。 ブロックチェーンを導入することでメディアと報酬を払う側の企業はASP業者を介する必要がなくなり、中間手数料がかからなくなります。 また、AIを導入することによって成果判定を公平・的確に行うことができるようになります。 まとめ いかがだったでしょうか。 人工知能(AI)とブロックチェーンを掛け合わせるとどのようなことができるか分かっていただけたでしょうか。 どちらの分野も現在世界中の専門家がその利用方法を模索している段階で黎明期と言えると思います。 これからこの2つの技術は混ざり合ってさらなる大きなものを生み出す可能性もありますし、片方が伸び悩む可能性も十分あります。 今回のコラムが新しい時代を牽引するであろう新技術についてみなさんの理解の助けになったのなら幸いです。 最後まで読んでくださってありがとうございました! 次回はコラム「仮想通貨のミライ」の第3回「ブロックチェーン×IoT」をお届けしたいと思います。乞うご期待を!
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2018/10/31ブロックチェーンを題材としたドキュメンタリー映画「Trust Machine : The Story of Blockchain」がアメリカで公開中
「Trust Machine: The Story of Blockchain」と題されたビットコインやブロックチェーンを題材としたドキュメンタリー映画がアメリカ(ニューヨーク)で今月26日に公開されたことが分かりました。 イギリス人のアレックス・ウィンター氏が脚本と監督を務めた同作品はブロックチェーンの歴史や、ブロックチェーンが秘めている可能性を音楽やスーパーマーケットなど様々な分野から考察した内容が含まれているようです。 この映画のエグゼクティブプロデューサーには、Ethereum(イーサリアム)の共同設立者であるジョセフ・ルービン氏を迎えているようです。 Joseph Lubin is the Founder of @ConsenSys, a blockchain production studio that develops applications and utilities for the next generation decentralized web: #Ethereum. Don't miss his Keynote at #SXSW 2019! https://t.co/BpWWRKsmny pic.twitter.com/tzRIAancPW — SXSW (@sxsw) 2018年10月26日 日本での公開についての情報は記事執筆当時(10/31)は入ってきていません。 今回公開された「Trust Machine: The Story of Blockchain」はドキュメンタリー映画ですが、この映画とは別に「Crypto」と題された仮想通貨とマネーロンダリングに焦点を当てたハリウッド映画も現在撮影されています。 「Crypto」では、キャストにNetflixで配信中のドラマSeven scondsのボー・ナップ、海外ドラマGilmore Girlsのアレクシス・ブレデルなどを迎えています。 Exclusive: @alexisbledel, Kurt Russell, Beau Knapp to star in money laundering thriller 'Crypto' https://t.co/dEiU24LGxt pic.twitter.com/VdTtXru4i7 — Hollywood Reporter (@THR) June 15, 2018 記事ソース元:Trust Machine ゆっし ・どのくらい掘り下げてるのか・どの層ターゲットにしてるのか など分からないけれど、映画という形だったら「ちょっと興味あるけど一から調べるのはめんどくさい」というぐらいの層の理解の手助けになるね。