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2022/02/11【マンU × Tezos】PR動画・トレーニングキットデザインを公開
先日、スポンサーシップの締結を発表したブロックチェーンプラットフォームTezosとマンチェスター・ユナイテッドが、新しいPR映像とトレーニングキットのデザインを公開しました。 Manchester United (@ManUtd) selects @Tezos as its official blockchain and training kit partner.#Tezos #MUFC Learn more:https://t.co/zUZTTf4hiX pic.twitter.com/rUl8iMm1R4 — Tezos (@tezos) February 10, 2022 Sustainability x Innovation In 2021, @Tezos processed over 50m transactions with a carbon footprint of only 17 people. Explore Tezos:https://t.co/t2FDdg4sNB#Tezos #MUFC pic.twitter.com/pR5NLTdILK — Tezos (@tezos) February 10, 2022 映像では、世界的なサッカープレイヤーのクリスティアーノ・ロナウド氏をはじめとするマンチェースター・ユナイテッドの選手達が、Tezosのロゴが印字されたトレーニングキットを着用しながらTezosの特徴を紹介しています。 Tezosとマンチェスター・ユナイテッドの間に結ばれたスポンサーシップ契約は複数年続き、年間2000万ポンド(約31億円)がスポンサーシップ料として支払われます。 マンチェスター・ユナイテッドのアライアンス・パートナーシップ担当のヴィクトリア・ティンプソン氏、Tezosエコシステムのアドプション・事業開発責任者のエドワード・アドラード氏は、それぞれ下記コメントを出しています。 マンチェスター・ユナイテッド - ティンプソン氏 "「今回の提携は、マンチェスター・ユナイテッドにとって非常にエキサイティングなものです。なぜなら、クラブやファンを含むすべての人の交流方法に真の革命をもたらすことが約束されている技術分野で、最も高度で信頼性が高く持続可能なブロックチェーンの1つと提携することになるからです。 特に、エネルギー効率が高く、二酸化炭素の排出を制限し、コストを削減する技術を使用する、最も環境に優しいブロックチェーンの1つとの提携は、環境の持続可能性を促進する当クラブの幅広い取り組みと一致するものであります。 パートナーシップはクラブとしての強さの核心であり、ピッチ上での成功への推進力となっています。私たちのパートナーファミリーに加わる最新の業界リーダーとしてTezosを迎えることができ、大変嬉しく思います」" Tezos - アドラード氏 "「マンチェスター・ユナイテッドは、その歴史を通じて、多様なファンやパートナーの巨大なグローバル・コミュニティに支えられながら、常に進化を続けてきました。Tezosは、マンチェスター・ユナイテッドがブロックチェーンとWeb3を使用して、ファン、選手、チーム、パートナーのエンゲージメントを変革することを可能にします。 世界最大のサッカークラブがブロックチェーンとしてTezosを選択したことは、強力なセキュリティ、低いガス代、コミュニティ主導のイノベーションと対になる考え抜かれた設計が、新しいデジタル革命における次のアドプションの波を推進する上で必要不可欠な要素であることを証明しています 」" 今回のパートナーシップには、チームのトレーニングキットにTezosのロゴの印字に加え、 Tezosブロックチェーン上に構築される新しいファン体験 Tezosトークンを利用したマンチェスター・ユナイテッド財団への寄付 地域コミュニティ内の若者の教育 若者にインスピレーションを与える活動の支援 などが含まれているとしています。 マンU、Tezosとスポンサーシップ提携。年間31億円で複数年契約 記事ソース:manutd.com

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2022/02/11「これほど急速な変化は初」Web3.0への人材移動進む
AmazonやMeta、Googleなどの大企業から暗号通貨業界への人材移動が進んでいます。 技術系のリクルーター数名がメディアBusiness Insiderに語った内容によると、著名な経営者や開発者が既存の企業を離れ、暗号通貨や分散型技術に関連するベンチャー企業に移動する傾向が強まっています。 "「私は長い間この仕事をしていますが、これほど急速な変化が起きたのは初めてです。- 引用元:Business Insider」" こう語るのはエグゼクティブサーチ会社Intersection Growth Partnersのスコット・フレッチャー氏。フレッチャー氏はAmazon、Meta、Googleから非常に優秀な人材を何人も暗号通貨業界に引き抜いてきたといいます。 また、人材派遣会社Artisanal Talenのアレックス・ザクポフスキー氏は、暗号通貨分野を下記のように表現しました。 "「とても奇妙なカテゴリーです。ある点では、すべてを意味しますが、ある点では何も意味しません。- 引用元:Business Insider」" 先日、Youtubeの元ゲーム部門の責任者がPolygon Studiosに転職し大きな話題を呼びました。 上記の例以外にも、MetaのデジタルウォレットプロジェクトCMOがCircle社へ、AmazonのAWS Edge ServicesゼネラルマネジャーがGemini社CTOに就任するなど、暗号通貨分野への人材移動が近年加速しています。 【Google 元CEO】Chainlink Labsのアドバイザーに就任 記事ソース:Business Insider

プロジェクト
2022/02/10マルチチェーン総合DeFiプラットフォーム「Sphynx」とは?特徴と仕組みを徹底解説!
Sphynx ($SPHYNX)はトークンスワップからファーミング、ステーキングまで網羅した総合型DeFiプラットフォームです。 加えてローンチパッドやくじ引き、NFTなどSPHYNXトークンを基軸とした様々なサービスが展開されています。 また、複数チェーンへの対応、ブリッジ機能も存在し、マルチチェーン化にも対応しています。 こちらの記事では、そんなSphynxの特徴やトークン周りの仕組み等について詳しく解説していきます。 Sphynxの公式リンクまとめ 公式ウェブサイト https://sphynxlabs.co/ Telegram https://t.me/sphynxswap Telegram(Japan) https://twitter.com/SphynxLabs Twitter https://twitter.com/SphynxLabs Twitter(Japan) https://twitter.com/SphynxJp ホワイトペーパー https://sphynxtoken.co/static/media/whitepaper.42fdf279.pdf ローンチパッド 概要ドキュメント https://thesphynx.co/Sphynx%20Swap%20Launchpad%20v0.2.pdf Medium https://medium.com/@SphynxSwapCo Discord https://discord.gg/ZEuDaFk4qz Sphynxの概要・特徴を解説 SphynxはSuhiswapやUniswapのような、トークンをスワップしたり流動性提供したりできるプラットフォームです。 ローンチパッドやブリッジ機能なども備えたSphynxは、すべてがこのプラットフォーム上だけで完結するオールインワンソリューションの提供を目指しています。 以下では現段階でSphynxがすでに提供を開始したプロダクトをひとつひとつ詳しく見ていきます。 スワップ・ファーミング・ステーキング Sphynxの自動マーケットメーカー(AMM)では、主にSPHYNXやBNB、CAKE、BUSD等のスワップトレードができます。 特定のトークンペアをステークする流動性提供(ファーミング)ももちろんあり、記事執筆時点ではSPHYNX-BNBペアやSPHYNX-BUSDペアが存在しています。 さらにトークン単体のステーキングも用意されており、現在はSPHYNXのみが存在します。 こちらは、報酬として獲得したSPHYNXをそのまま自動で再ステークしていくものと、都度手動で受け取れるもの2種類が用意されているのが特徴的です。 マルチチェーン対応・ブリッジでのスワップも可能 Sphynxは、オールインワンプラットフォームとして欠かせないマルチチェーン対応に力を入れており、プラットフォームのブリッジ機能からは様々なトークンをBSC-ETHチェーン間で変換できるようになっています。 またスワップ等のサービスで利用できる対応チェーンは現在以下の13種類となっており、メジャーなチェーンの多くをカバーできています。 ロードマップによると対応チェーンの数は今後もさらに増えるもようで、様々なチェーンでの処理をワンストップでできる利便性が期待できます。 ユーティリティを備えたNFT「Sovereign Sphynx Council」 またSphynxは「Sovereign Sphynx Council」と呼ばれるNFTを発行しています。 このNFTには、保有者にプラットフォーム上での様々な特典をもたらすユーティリティが付与されています。 Genesis Sphynxは同プロジェクトで初めて発行されたERC-721規格のNFTで、2083枚存在します。 Genesis Sphynxの保有者は、上述のイーサリアム-他チェーン間のブリッジの利用手数料の一部をリワードとして受け取ることができます。 さらに、もうひとつのNFTシリーズ「Scion Sphynxes」購入のホワイトリストもこちらのNFT保有で通過できるようになっています。 Scion SphynxはBSCブリッジローンチと同時に発行が始まったBEP-721規格のNFTで、合計6805枚存在します。 Scion Sphynxの一番の魅力は、後述するSphynxのローンチパッドへのホワイトリストを優先的に通過できるところにあります。 ホワイトリストに入れるプロジェクトの数はNFTのレア度に応じて決められています。 以上に加え、Genesis/Scion両方とも保有者はNFTドロップやプライベートグループへの招待など、様々な特典が用意されています。 ローンチパッド Sphynxではローンチパッド(プリセール)およびフェアローンチの2種類が定期的に開催されています。 トークンセールへの参加権はSPHYNXトークンの保有(300,000枚)または上述のScion Sphynx NFTの保有特典で得ることができます。 それぞれのセールに関したリターン等の情報がわかりやすく表示されるページも用意されています。 また、ローンチパッド・フェアローンチ共にセールを行いたいプロジェクトはフォーム入力で簡単に申し込むことができるようにもなっています。 さらに、トークンセールの条件に応じたトークンのロックやベスティング周りも同プラットフォーム上から管理できるようになっています。 Lottery 他にもSphynxが展開するサービスとして「Lottery(宝くじシステム)」があります。 こちらは5USD相当のSPHYNXを支払って参加するゲームとなっており、購入したチケットの番号6ケタと当選番号に応じて賞金がもらえる仕組みとなっています。 毎週月曜日から24時間ごとに番号が一桁ずつ発表され、週の終わりに結果がわかるようになっています。 チケットの支払いに使われたSPHYNXの100%が賞金となり、さらに当選者のいない月のプールはそのまま翌週に持ち越されます。 $SPHYNXトークンについて SPHYNXトークンはSphynxプラットフォームの様々なサービスを利用する上で必要になるユーティリティトークンです。 初期発行枚数は10億枚で、内訳は以下の通りとなっています。 チーム 6% 流動性 & プリセール 44% プライベートセール 20% 取引所 15% マーケティング 5% バーン 10% プライベートセール(2億枚)で調達された資金のうち70%が流動性、30%がマーケティングに使われるとされています。 同様にプリセールで調達された資金は流動性に75%、マーケティング25%とされています。 Sphynx プロジェクトの開発状況・ロードマップ すでに様々な機能やサービスが実際に動いているSphynxですが、外部プロジェクトとの提携や新たな開発がどんどん進んでいるようです。 今年の1月下旬にはオラクルプロバイダ「Chainlink」の技術統合が発表され、Chainlinkツイッター上でも取り上げられました。 こちらはChainlinkが開発する「Verifiable Random Function (VRF)」という技術の統合で、Sphynxのサービス運営に欠かせないランダム関数をより安全にするものです。 VRFはPolygon上のSphynxネットワークで使われ、Sphynx NFTや開発中のNFTゲーム「Sphynx Wars」のランダムジェネレーションに活用される予定です。 ランダムネスに応じて生成されるNFT等にとって、特定のパターンが現れることのない乱数をVRFが提供する仕組みはとても重要なものといえるでしょう。 Sphynx Warsでは、ゲーム内でのバトルにおける攻撃や防御などのランダムネスにVRFが使用される予定です。 ロードマップ Sphynxはトークンセールをはじめスワップやブリッジ、ファーミング等の主要なプロダクトやNFTのローンチ、情報サイトへのリスティング、コントラクトの監査等様々なタスクを現段階ですでに完了しています。 今後予定されている大きなマイルストーンには、プラットフォームのインハウスウォレット「Sphynx Wallet」や、価格やイベントの特定の結果にベットする「プリディクション」のローンチなどが予定されています。 マルチチェーンへの注力に関しても、今後さらに対応チェーンが増えるようです。 まとめ Sphynxは一般的なDeFiプロダクトからNFT、ローンチパッド、ベッティング系など広い範囲を網羅し、さらに数多くのブロックチェーンに対応しているプラットフォームです。 まだ利用者数は少なくUI/UXも改善の余地がありそうですが、あらゆる目的もここ一か所で済む「オールインワンソリューション」の提供にかなり力を注いでいることが伺えます。 複数チェーン上で流動性が確保され、トークンへの需要が高まってくると、ローンチパッドやベッティングサービス等も盛り上がるのではないかと予想できます。 また、サービス特典の多いNFT、さらに今後それを使ったゲームが出てくる点なども注目に値します。

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2022/02/10Terra、MLBワシントン・ナショナルズと約44億円で5年間の提携。球場内での$UST決済を導入予定
ステーブルコインプロジェクトのTerraがMLBワシントン・ナショナルズと5年間3815万ドル(約44億円)のパートナーシップを結びました。 今回の提携はTerraコミュニティのDAOによって意思決定され、コミュニティ投票で可決された後に実現しています。 今後、ワシントンナショナルズのホーム球場やTV中継などでTerraの広告が行われ、クラブのエントランスにもTerraのロゴが印字されます。(下記画像参照) Terra Labs 創設者のDo Kwon氏は下記コメントを残しています。 "「DAOとスポーツフランチャイズの間のこの初のパートナーシップは、暗号通貨とDeFiを大衆に届けるための新しい世界を開くものです。このスポンサー契約を承認することで、コミュニティは、ワシントンD.C.で重要な仕事をしている政策立案者を含む一般の人々に、分散型マネーとその基盤となる急成長中のテクノロジーについて関与し、教育する新しい方法を手に入れました。- 引用元:curlyw.mlblogs.com」" 今後、ワシントンナショナルズは2023年のシーズン開始までにUSD(米ドル)にペッグされたTerraのステーブルコイン「$UST」を球場内決済手段として実装するとしています。 暗号通貨プロジェクトのMLB業界進出は近年急激に増加してきており、サッカーのマンチェスター・ユナイテッドとも提携しているTezosは昨年、ニューヨーク・メッツのスポンサーとなっています。 マンU、Tezosとスポンサーシップ提携。年間21億円で複数年契約 記事ソース:curlyw.mlblogs.com、Medium

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2022/02/09ロシア、条件付きで暗号通貨容認か。18日までに法案作成予定
ロシア政府がロシア銀行と今後の暗号通貨の取り扱いについて合意し、2月18日までに法案を作成することがわかりました。 現地メディアによると、暗号通貨は"デジタル金融資産(DFA)でなく通貨に類似した物"として分類され、所有や取引は禁止されない方針となる予定です。 追加条件として、ロシア国内では銀行システムや認可された仲介業者を通して、KYCが完了しているユーザーのみが暗号通貨にアクセス可能となり、60万ルーブル(約90万円)以上の取引には報告義務が発生します。 作成予定の新しい法案のコンセプトには、マイニングや暗号通貨分野の合法的な組織に関しての具体的な内容は記載されていません。 現地メディアは、暗号通貨の新しい規制の一部は、2022年後半または2023年以降に発効される可能性が高いとしています。 各国の暗号通貨に関する規制が本格的に進んできており、インドでは暗号通貨の規制や課税、CBDC(中央銀行デジタル通貨)の導入に関しての計画が進んでいます。 インドが暗号通貨やNFTに対しての所得税率30%を計画。デジタルルピー導入も進む 記事ソース:Kommersant

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2022/02/08【BLACKPINK所属】Binance、韓国大手芸能プロダクションと提携
BinanceがBLACKPINKやBIGBANGなど著名アーティストが所属する大手芸能プロダクション「YGエンターテインメント」と戦略的パートナーシップを提携しました。 BinanceとYGはNFT分野でコラボレーションを行う予定としており、今後YGのアーティストのNFTコンテンツやゲームアセットがBinanceのNFTプラットフォームに登場します。 また、両者はBSC(Binance Smart Chain)ベースのメタバースゲームを開発予定としており、YGのアーティストのファンを対象に様々な体験やサービスを提供予定です。 YGのCEO Bo Kyung Hwang氏と、BinanceNFTグローバルヘッドのHelen Hai氏はそれぞれ下記コメントを出しています。 YG - Hwang氏 「希少で価値のあるコンテンツのために。また、ファンとアーティストの絆をさらに強めることができることを願っています。」 BinanceNFT - Hai氏 「力を合わせることで、強力な協力関係が築かれることを期待できます。これにより、グローバルなブロックチェーンエコシステムの開発がサポートされ、NFTなどの新しい資産の新しい主流の採用が新しいユーザーベースにもたらされることを願っています。BinanceはYGと緊密に連携して、NFTの環境に優しいエコシステムを構築します。YGはグローバルな影響力を持つグローバルエンターテインメント企業であり、持続可能なブロックチェーンプラットフォームの使用を促進することが重要であると考えています。」-引用元:Binance 昨年7月にはNiziUやTWICEが所属する芸能事務所JYPエンターテインメントがNFT事業への参入を発表しています。 CT Analysis NFT 『1月 NFT マーケット動向レポート』を無料公開 記事ソース:Binance

初心者向け
2022/02/08「ゼロ知識証明とzk-SNARKs」を初心者にもわかりやすく解説!
ビットコインなどの一般的なパブリックチェーンは、ブロックエクスプローラを利用することで、他人のものも含め全てのトランザクションの内容を自由に閲覧することができます。 トランザクションの内容には送金者と受取人のパブリックキー(ウォレットアドレス)や送金額なども載っているため、特定のウォレットの資産の行き先などを追跡することができてしまいます。 こういった特徴は分散型台帳の大事な要素である一方、「誰がどこにいくら送ったか」がわかってしまうことに不便さを感じることも確かです。 そこで昨年から注目されているのが、「ゼロ知識証明」というコンセプトを基にしたzk-SNARKsというテクノロジーです。 同テクノロジーを利用したブロックチェーンでは、「トランザクションが正当に行われた」という情報を一般に開示する代わりに、上記のような取引内容を完璧に隠すことができます。 こちらのページでは、そのゼロ知識証明とzk-SNARKsとはいったいどのような仕組みなのかを、初心者にもわかりやすく丁寧に解説していきたいと思います。 ゼロ知識証明とは ゼロ知識証明とは1985年に初めて定式化されたコンセプトで、証明者(prover)と検証者(verifier)の二者間で行われるある「対話」を意味します。 この対話では、証明者がある秘密を知っていることをその秘密の内容を明かさずに検証者に証明します。 数学的には「命題が真であることを、それ以外の情報を与えずに証明する」といいます。 このコンセプトは、分散型ネットワークのプライバシーを保つ上でとても役立つもので、zk-SNARKsと呼ばれる応用型がZCashやQuorumなどのブロックチェーンで利用されています。 ジャン=ジャックの洞窟 ゼロ知識証明を簡潔に説明できる例として、ベルギーの暗号学者・ジャン=ジャック・キスケタが提案した「洞窟の問題」があります。 この例では、ピンク色の服を着た証明者Pさんが、緑色の服を着た検証者Qさんに、 上図のような洞窟の最奥部にある扉を開けるパスワードを知っていることを証明します。 Pさんは洞窟の入り口で、最奥部に到達するルートAまたはBをランダムに選んで進んでいきます。ここでは、PさんはルートAを選んだものと仮定します。 Pさんが最奥部に到達するまで充分な時間が経過した時点で、洞窟の外で待機していたQさんがルートAまたはBをランダムに選び(中へは進まない)、Pさんに選ばれたルートから戻ってくるように叫びます。 ルートAとBを仕切る扉のパスワードを知っているPさんは、ルートAから戻るように言われれば来た道を戻ることができ、ルートBが選ばれたケースでは扉を解錠してBから戻ることができます。 この作業を何度か繰り返して、Pさんが毎回正しいルートから帰ってくれば、QさんはPさんが本当にパスワードを知っているということを、パスワード自体を知ることなく確認できます。 ノンインタラクティブ型 ゼロ知識証明の例をもう一つ挙げます。こちらは、「ノンインタラクティブ型」と言われるタイプの証明になります。 証明者Xさんは、5点満点のテストで「Yさんと同点ではないこと」を検証者Yさんに証明します。ここでは、Xさんは5点、Yさんは3点を取ったと仮定します。 まずXさんは、5つの施錠された箱を用意します。それぞれの箱には1点、2点、3点、4点、5点と点数がふられています。 Xさんはそれぞれの箱の鍵をYさんに渡し、部屋を退出します。退出を確認したYさん(検証者)は、自分の点数(3点)以外の箱の鍵(1, 2, 4, 5点)をその場で捨てます。作業が終わると、Yさんは退出します。 今度はXさんが、自分の点数が書かれた箱(5点)の蓋の隙間から丸印のついた紙切れを入れ、それ以外の箱(1, 2, 3, 4点)にバツ印のついた紙切れ滑り込ませます。 再度XさんとYさんが部屋を入れ替わり、Yさんは鍵を使って3点の箱を開けます。中に入っている紙切れは必然的にバツ印であることから、YさんはXさんと同点ではないことがわかります。 しかし、Yさんは、Xさんの点数が自分より良かったのか、悪かったのかはわかりません。 この例は、洞窟の問題と違い、XさんとYさんの直接のやり取りを必要としません。このようなゼロ知識証明を「ノンインタラクティブ型」と呼びます。 ゼロ知識証明のルール ゼロ知識証明には、証明者による不正を最小限に抑えるために守るべきルールが定義されています。 ひとつめは、完全性(completeness)と呼ばれるものです。これは「証明者が秘密を持っていることが本当ならば、検証者はそれが本当であることが必ずわかること」を意味します。 例えば、洞窟の問題では、証明者Pさんがパスワードを知っているなら、検証者QさんはルートA、Bをランダムに選ぶ作業を繰り返すことででPさんが本当にパスワードを知っていることを確認できます。 ふたつめは、健全性(soundness)と呼ばれ、「証明者が秘密を持っているという嘘をついている場合、検証者は高確率でその嘘を見抜ける」というものです。 洞窟の問題で証明者Pさんが嘘をついていた場合、Pさんは最奥部の扉を解錠できないため、来た道(上記の例ではルートA)から戻るほかに選択肢がありません。 検証者Qさんがランダムに選ぶルートがAである確率は50%であることから、この作業を繰り返していけば、Qさんが毎回Pさんによって選ばれたルートから戻ってくる確率は極端に低くなります。 証明の回数を重ねるごとに証明者Pさんが不正を働ける確率が低くなるため、QさんはPさんが嘘をついていることを高確率で見抜ける、ということになります。 最後に、ゼロ知識証明はゼロ知識性(zero-knowledge)というものを満たさなければなりません。これは、検証者が証明の結果得られる知識は、証明者の命題が真であることのみであるという意味です。 洞窟の例では、検証者は証明者がパスワードを知っていること(命題)が本当であることは確認できますが、そのパスワード自体を知ることはできません。 zk-SNARKsとは? 匿名性の高いことで有名な暗号通貨・ZCashなどは、zk-SNARKs(ゼットケー・スナーク)と呼ばれるゼロ知識証明の応用型をトランザクションの記録に利用しています。 ZCashでは、第三者が得られる情報は「トランザクションが正当に行われた」という命題が真であることのみで、送金者や受取人、送金額などといった情報は確認できません。 zk-SNARKsのzkはZero-Knowledge(ゼロ知識)を意味し、SNARKはそれぞれ以下の略称となっています。 Succinct (簡潔) - 証明結果は証明のプロセス(計算)に比べサイズが軽い。証明プロセスをノンインタラクティブ型にすることで、証明結果の容量を節約できる。 Non-interactive (ノンインタラクティブ) - トランザクションの正当性を確認したい検証者が、証明者と直接やり取りせずに証明を確認できる。 ARgument - 証明者の計算能力には限りがある。並外れた計算能力を持つ証明者は、力づくで暗号を解き、虚偽の証明を提出できてしまう。 of Knowledge - 証明者は、取引に関与するウォレットのアドレスなどといった知識を前もって知っていない限り、証明を作成することはできない。 証明が簡潔かつノンインタラクティブ(証明者から検証者へメッセージを送るだけ)であることで、ブロックチェーン上に記録する内容を少なく抑えることができる、ということになります。 Argument of Knowledgeは、zk-SNARKsが満たすべき仮定、と考えることができます。 zk-SNARKsはZCash以外にも、米JPモーガンのQuorumでも実装されているほか、イーサリアムでも実装を検討していることがわかっています。 【ゼロ知識証明】プライバシー銘柄「zCloak Network」とは?テストネットのやり方も解説 まとめ ゼロ知識証明とzk-SNARKsについて、大事な点をもう一度確認しておきましょう。 おさらい ゼロ知識証明とは「命題が真であることを、それ以外の情報を与えずに証明する」ということ。 ブロックチェーンに応用すると、「トランザクションが正当であること」を証明することで、送金者や受取人、送金額などといった他の情報を一切提供しなくて済む→プライバシーの保護 zk-SNARKsは、ブロックチェーン技術と組み合わせて利用できるタイプのゼロ知識証明。証明結果の容量の小ささや、計算における仮定が特徴。 ZCashによるzk-SNARKsの解説はコチラからアクセスできます。また、ゼロ知識証明のより数学的な解説はコチラに載っています。

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2022/02/07CT Analysis NFT 『1月 NFT マーケット動向レポート』を無料公開
CRYPTO TIMESが提供するリサーチレポートコンテンツ『CT Analysis NFT』が『2022年1月 NFT マーケット動向調査のレポート』を無料公開しました。 今回の最新レポートや過去のレポートは、アップデートしてさらに読みやすくなったCT Analysisの新ホームページ (https://ct-analysis.io/)よりご覧いただけます。 会員登録することでいつでも、過去のレポートを読むことができるので下記のWebsiteよりアクセスください。 CT Analysis NFT 1月レポート 『CT Analysis』が提供する『1月 NFT マーケット動向調査のレポート』に関して 今回のレポートは、1月のNFTマーケットの動向を調査した内容になっています。12月に匹敵するレベルで、市場の変化がありました。 プロジェクト毎のランキングでは、Axie Infinityが5位までランクを下げました。BAYCのフロアプライスが急上昇したことで、1位になっています。新規のプロジェクトでは、Azukiが2位にランクインしています。Azuki以外にも新規でPhantaBear HAPE PRIMEがランクインしました。 OpenSeaは過去最高の取引ボリュームを記録しています。ピークの8月より、15億ドルも多い取引ボリュームとなっており、NFT市場の大きな成長を感じます。 月間アクティブトレーダーはも過去最高の数値となっています。新規参入のトレーダーが多く入ってきたことが予想されます。まだ成長の余白があるNFT市場なので、今後が楽しみです。 CT Analysis NFT 1月レポート CT Analysisについて 2020年2月12日より暗号通貨/ブロックチェーン専門メディアCRYPTO TIMES ( https://crypto-times.jp )が提供開始した、暗号通貨/ブロックチェーンの分野に特化したリサーチレポートコンテンツです。 今後、暗号通貨/ブロックチェーン分野は更に注目が集まることが予想されるものの、技術者から投資・事業家まで様々な参加者がおり、各々の求める情報は見つけづらく、また議論は英語で行われることが多いため、リサーチコストが高くなる傾向があります。 CT Analysisでは、3年間業界に携わりながら運営してきた知見やデータを活用して一般ユーザーから事業者まで、幅広いデータ・分析需要に応えることを目標として、専門性とわかりやすさを追求したリサーチ・レポートを提供していきます。 また、パートナー企業の強みを生かしたリサーチレポートも提供しており、オンチェーンデータやオフチェーンデータ、クリプト市場に関するセンチメントデータ、ユーザーの予測を機械学習で最適化したデータなどの情報を使ったレポートの配信も予定しています。また、これらは日本だけでなく、世界各国の情報も取り入れたコンテンツの配信を予定しています。 下記のサイトより会員登録をしたユーザー様にはレポートが公開時に登録メールアドレス宛に最新レポートが届きます。 CT Analysis Website

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2022/02/07英政府、中央銀行デジタル通貨プロジェクトに助成金付与
英政府がステーブルコインと中央銀行デジタル通貨のプロジェクト「Millicent」に助成金を付与しました。 ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)が主催する「UKRI Innovate UK SMART Award」は、英国内で最も競争率が高い助成金プログラムとして知られています。 Millicentの選出理由は下記です。 "「Millicentは、私たちの銀行や支出の方法を変える可能性のある、ゲームを変えるプロジェクトです。その影響は、英国銀行が支援する英国システムへの道を開く可能性があるため、英国にとって、財政的、社会的、技術的に非常に重要である可能性があります。 -引用元:CRYPTO BRIEFING」" Millicentは、同助成金プログラムの中でステーブルコイン及びCBDC分野として初の選出プロジェクトとなります。 DAGベースのコンセンサスとCosmos SDKベースのブロックチェーンを組み合わせた独自のハイブリッド構造で構築されているMillicentは、Cosmosエコシステムの中で高速なネットワークとして設計されており、VISAネットワークの6倍の速さでトランザクションの処理を可能とします。 イングランド銀行(中央銀行)と大蔵省は2030年までにCBDCをローンチ予定としており、今後CBDC開発にMillicentが関与していくことが推察されます。 政府によるデジタル通貨導入はイギリスだけでなく、中国、インドでも進行中です。 中国では、デジタル人民元の利用が一部で導入されており、ウォレットアプリや給与支払いシステムの開発・導入も実施。 また、先日インドのニルマラ・シタラマン財務大臣は、国内でのデジタルルピーの導入を検討していると発表しています。 インドが暗号通貨やNFTに対しての所得税率30%を計画。デジタルルピー導入も進む 記事ソース:Medium、CRYPTO BRIEFING、U.Today

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2022/02/04CT Analysis DeFi 『2022年1月度版 DeFi市場レポート』を無料公開
CRYPTO TIMESが提供するリサーチレポートコンテンツ『2022年1月度版 DeFi市場レポート』を無料公開しました。 今回の最新レポートや過去のレポートは、アップデートしてさらに読みやすくなったCT Analysisの新ホームページ (https://ct-analysis.io/)よりご覧いただけます。 会員登録することでいつでも、過去のレポートを読むことができるので下記のWebsiteよりアクセスください。 CT Analysis DeFi 1月レポート 『CT Analysis』が提供する『2022年1月度版 DeFi市場レポート』に関して CT Analysis DeFiは、2021年9月より配信開始のDeFiの市況や主要プロジェクトの動向などを手軽に確認するためのマンスリーレポートになります。 データを中心とした振り返り、考察がメインとなっており3~5分程度で読める内容となっていますので、ぜひ一度ダウンロードしてみてください。月初の配信を予定しています。 1月の市況と主要な指標 暗号通貨市場全体の下落に伴い、2022年1月はTVLのドル建て評価額も$70B ほど減少となりました。 ステーブルコインの時価総額は増加、Ethereum上のBTCも増加となり、アセットの流入自体は継続しているものと考えられます。 一方で、2020年以前より存在する老舗ガバナンストークンのインデックスであるDeFiPulse Indexは大きく下落しており、ガバナンストークンから資金が抜けている状況であることが読み取れます。 Ethereum以外のL1チェーンの状況 L1ネットワーク上の資金量も全体的に減少傾向となっており、ロックされているトークンの価格下落がTVLに大きく影響していることがわかります。 Fantomは、Yearn Financeの開発者であったAndre氏が発表したステーブルスワップのエアドロップ発表の影響により、インセンティブを中心として大きくTVLが増加し、Solanaを上回る資金量となっています。 レポート内では、こちらに関してもより具体的な解説を行います。 オプション系プロダクトの動向 レンディングプロトコルによる金利やスワップの流動性形成による手数料のイールドに加えて、最近ではオプションを組み込んだStructured Product(仕組債)によるボラティリティによるイールドに注目が集まっています。 1月にはTVLで過去最高値を更新し、ロック額としては$1Bに迫る勢いとなっています。 主要なプロダクトはEthereumを中心として展開されるOpyn, Ribbonなどとなっていますが、Solana上に構築されるFriktionやPsyOptionなどの推移にも注目していきたいです。 レポートではこの他にもDeFiの主要なマーケット、プロダクトの動向、レイヤー2やマルチチェーンの動きなども含めて解説しています。 下記のサイトより会員登録をしたユーザー様にはレポートが公開時に登録メールアドレス宛に最新レポートが届きます。 CT Analysis DeFi 1月レポート CT Analysisについて 2020年2月12日より暗号通貨/ブロックチェーン専門メディアCRYPTO TIMES ( https://crypto-times.jp )が提供開始した、暗号通貨/ブロックチェーンの分野に特化したリサーチレポートコンテンツです。 今後、暗号通貨/ブロックチェーン分野は更に注目が集まることが予想されるものの、技術者から投資・事業家まで様々な参加者がおり、各々の求める情報は見つけづらく、また議論は英語で行われることが多いため、リサーチコストが高くなる傾向があります。 CT Analysisでは、3年間業界に携わりながら運営してきた知見やデータを活用して一般ユーザーから事業者まで、幅広いデータ・分析需要に応えることを目標として、専門性とわかりやすさを追求したリサーチ・レポートを提供していきます。 また、パートナー企業の強みを生かしたリサーチレポートも提供しており、オンチェーンデータやオフチェーンデータ、クリプト市場に関するセンチメントデータ、ユーザーの予測を機械学習で最適化したデータなどの情報を使ったレポートの配信も予定しています。また、これらは日本だけでなく、世界各国の情報も取り入れたコンテンツの配信を予定しています。 CT Analysis Website













