ビットコイン一時7.6万ドル、利上げ観測が急浮上|ジャクソンホール

2026/08/29・

よきょい

ビットコイン一時7.6万ドル、利上げ観測が急浮上|ジャクソンホール

8月28日、ジャクソンホール会議でのケビン・ワーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を受け、ビットコインは一時7万6,909ドルまで下落しました。同日の高値圏である8万ドル台からの下落率は約4%です。

Bitcoin price by TradingView

議長は5月の就任以来、政策の先行き指針(フォワードガイダンス)を示さない姿勢を貫いており、今回も9月の利上げは明言していません。それでも市場は9月15〜16日の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率を約35%から約60%へ引き上げました。

講演の内容を分解すると、相場を動かした要素は絞り込めます。議長はFRBが重視するPCE価格指数が前年比3.7%、直近6か月の年率換算で4.1%と2%目標を大きく上回っている点を指摘し、夏場の改善は基調の変化を示していないと述べました。加えて社債スプレッドの狭さや銀行の緩やかな貸出態度を挙げ、現在の金融環境を「引き締め的」と表現するのは難しいとしています。

今年のテーマは「決済と金融イノベーション」

ここで見落とされがちな点があります。2026年のジャクソンホール会議の統一テーマは「金融イノベーション:決済と政策への含意」で、決済インフラやフィンテックが正面から議題に置かれた回でした。仮想通貨業界にとっては本来、決済制度をめぐる議論こそ注目材料だったはずです。それにもかかわらず市場を動かしたのはインフレに関する数段落であり、テーマ性はほとんど価格に反映されませんでした。

より構造的な論点は、議長が指針を出さない方針を明言したことにあります。市場参加者が「次の取引」を求めてFRBを見るような状況は望ましくないと述べ、特定の経済指標に対する機械的な反応関数も示しませんでした。アポロ・グローバル・マネジメントのトルステン・スロック氏は、こうした体制では金利の変動がFOMC開催日の外側へ移っていくと指摘しています。実際2022年の利上げ開始以降、長期金利上昇の多くはFOMC以外の日に起きてきました。

仮想通貨市場にとっての含意は明快です。政策金利の決定そのものより、消費者物価指数やPCE、雇用統計といった指標発表日が価格変動の主戦場になります。日本の投資家にとっては、米金利の上昇がドル高・円安方向に働くため円建てのビットコイン価格ではドル建ての下落が一定程度相殺される点も押さえておきたいところです。9月のFOMCまで、材料は講演ではなく指標カレンダーの側にありそうです。

【PR】Triaカードでキャッシュバック率6%を実現!

Triaカードは世界中で使える仮想通貨クレジットカードで、最大6%が仮想通貨でキャッシュバックされます。

資産運用や最大40倍レバレッジの仮想通貨取引も同一のカード管理アプリから行えます。「バーチャルカードプラン」は期間限定割引となっているため是非この機会に登録しておきましょう。(登録に必要なアクセスコード:MWVJXJ6475

Triaの特徴

仮想通貨で決済可能なクレジットカード
② 最上位プランで最大6%のキャッシュバック率
③ BTCやETH、JPYCなど1,000種類以上の仮想通貨に対応
お申し込みはこちら
※登録は数分で完了します

Pick up

ニュース/解説記事

Powered byCoinGecko