イーサリアムの開発コミュニティが、マイニングに特化したハードウェア「ASIC」によるマイニングの収益性を最小限に抑えるコードを追加することに仮合意したことがわかりました。

プルーフ・オブ・ワーク(PoW)コンセンサスを採用したブロックチェーンでは、コンピューターに計算処理(マイニング)をさせることで通貨のやり取りを承認しています。

PoWを採用しているビットコインやイーサリアムでは、ASICと呼ばれるマイニング専用ハードウェアを大量に保有するマイナーがネットワークの処理能力を寡占してしまうことが懸念されてきました。

今回イーサリアムの開発コミュニティで仮合意が出たASIC耐性コード「ProgPoW」は、CPUやGPUなど汎用性のある装置とASICのマイニング能力の差をできる限り小さく抑えるというものです。

ProgPoWの導入は、一般的なコンピューターで使用されるCPUやGPUでASICとより対等なパフォーマンスが出せるようにすることで、マイニングへの参入障壁を下げることが目的のようです。

マイニングに参入するノードの増加は、ASICを大量保有する組織による処理能力(ハッシュパワー)寡占の防止につながります。

イーサリアムは、今月16日に次期アップデート「コンスタンティノープル」を控えており、ProgPoWはこの段階で導入されるのではないかという見方が強いようです。

また、イーサリアムはマイニングの存在しないプルーフ・オブ・ステーク(PoS)アルゴリズムの導入も予定しています。

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