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ビットコインETF大手グレースケール、CEOが退任

ビットコインETF大手グレースケール、CEOが退任

引用元: T. Schneider / Shutterstock.com

米国でトップ規模のビットコインETFを運用するグレースケール社のCEOマイケル・ソネンシャイン氏が退任することが明らかとなりました。ソネンシャイン氏は2014年から同社に加わり、2021年からCEOに就任。同氏の在任中、グレースケールの運用資産額は6000万ドルから300億ドルへと成長しています。

後任には、ブラックロックやインベスコ、ゴールドマン・サックスなどの金融トップ企業での経歴を持つピーター・ミンツバーグ氏が任命されました。ミンツバーグ氏は2024年8月15日付でCEOに就任予定でそれまでの期間は同社の最高財務責任者(CFO)であるエドワード・マクギー氏がCEOのポジションに一時的に就く予定となっています。

グレースケール社の親会社であるDCG(Digital Currency Group)の創設者兼CEOバリー・シルバート氏は「ピーターは、最も著名な資産運用会社にわたるグローバルな専門知識を持つ卓越した戦略的リーダーであり、グレースケールを次の成長段階へと位置づける上で不可欠な人材です。グレースケールが未来に向けて投資商品群を拡大し続ける中で、彼がグレースケールの次の章で何を成し遂げるか楽しみです。」とコメントしています。

グレースケールは今年1月、米SECによって元々提供していたビットコイン投資信託を現物型ビットコインETF(GBTC)へと転換することが承認されました。GBTCは長年にわたる運用実績のアドバンテージなどもあり、米国で現物型ビットコインETFが取引開始された直後はブラックロックやフィデリティが提供するビットコインETFと比較し、最大規模の運用資産額を誇っていました。

しかし、運用手数料の高さなどを理由に継続的な資金流出が発生。最新のデータによると、GBTCのAUM(運用資産残高)はブラックロックのIBITに抜かされ、現在は第二位の規模となっています。

同社の最新報告によると、GBTCでは現在289,390 BTCが保持されています。

記事ソース:GlobeNewswireThe BlockGrayscale

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