熊本県、NFT活用で「球磨焼酎」のブランド力向上へ|みずほ銀行・アスター関連会社が協力

熊本県、NFT活用で「球磨焼酎」のブランド力向上へ|みずほ銀行・アスター関連会社が協力

みずほ銀行やAstar Network関連会社のStartale Labsの日本法人らが協業し、熊本県でNFTやメタバースを活用した球磨焼酎のブランド力向上に向けた取り組みが行われます。

熊本県が公募した「令和 5 年度 web3 等先端技術を活用した DX 実証事業」に採択された株式会社みずほ銀行、Startale Labs Japan、New World Lab Pte. Ltd.、株式会社 Blue Labの4社は、本格焼酎ブランド「球磨焼酎」のブランド認知拡大、関係人口増加に向けた取り組みを進めていくとしています。

ターゲットを飲酒嗜好層とWeb3関心層とする今回の取り組みでは、ターゲットユーザーに対して「ベースNFT」と呼ばれるNFTを配布予定。その後、球磨焼酎に関する情報発信などを行いブランド向上に貢献したユーザーに活動履歴の証明となる「パーツNFT」を配布し、ベースNFTとパーツNFTの両方のNFT保有者に対して、さらに球磨焼酎の交換券や試飲会への参加券等の特典が付与される「真NFT」が交付されるとしています。

施策のイメージ|画像引用元:みずほ銀行公開資料

今回の施策において、4社それぞれが各分野を担当する予定(下記参照)で、Web3の環境構築に関してはAstar NetworkをベースとするStartale Labsの日本法人が、メタバース領域に関してはAstar Network上で開発されたメタバースプロジェクト「COSMIZE」を手がけるNew World Lab Pte. Ltd.が担当するとしています。

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各社の担当分野

  • COSMIZE:メタバース空間、NFT の作成及び発行における技術支援等
  • Startale Labs Japan:ブロックチェーン、NFT における総合的な技術支援等
  • みずほ銀行:実証事業全体推進、球磨焼酎に関する情報提供、イベント企画・実施・周知(イベント主催者は熊本県)等
  • Blue Lab NFT:発行(発行者は熊本県)、NFT 保有者向けの球磨焼酎に関する特典付与等

今回の取り組みに日本法人として参加するStatale Labsは、今月中旬、ソニーネットワークコミュニケーションズと合弁会社を設立しブロックチェーンの開発を行なっていくことを明らかとしました。

Statale Labsは日本発のパブリックブロックチェーンであるAstar Network(アスターネットワーク)を牽引する渡辺創太氏が設立した企業で、今年2月には渋谷区と連携協定を締結、今年6月にはソニーネットワークコミュニケーションズから約5億円の資金調達を実施しています。

記事ソース:みずほ銀行

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