日本ユーザー利用禁止発表のOKX、準備金の最新情報を公開

日本ユーザー利用禁止発表のOKX、準備金の最新情報を公開
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海外仮想通貨取引所OKXが準備金を証明する仕組みPoR(Proof of Reserve)にて最新の残高データを公開しました。

同取引所はBTCやETH、USDTなど22種類の通貨の顧客資産と取引所が保有する資産のデータを公開。全ての通貨において保有率が100~103%となっています。

PoRシステム導入後、8ヶ月連続で準備金の割合として100%を維持しているOKX。同取引所グローバル最高商務責任者レニックス・ライ氏は「セキュリティ、透明性、信頼は OKX の運営理念の中核となる理念。PoRの取り組みにより、デジタル資産業界の全体的な水準が向上し、透明性とセキュリティの新たなベンチマークが確立されるだろう」と述べています。

昨年発生した仮想通貨取引所FTXの経営破綻等を理由に取引所に対する資金の透明性への需要が高まったことを受け、大手仮想通貨取引所BinanceもPoR制度を昨年12月に導入しました。

その後Binanceは、準備金証明システムにゼロ知識証明を活用した技術zk-SNARKsを導入。同社はBinanceの準備金の状態を検証するプライベートで安全な方法が提供できるようになったと発表しており、OKXも今年4月に同様の技術をPoRシステムに組み込んだことを明かしています。

6月26日、OKXは自社サービス上にて日本居住ユーザーの同プラットフォームサービスの利用禁止を発表しました。現在、KYCが完了しているユーザーは出金が可能となっています。

記事ソース:OKX

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