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「金」を裏付けとするステーブルコインが登場|テザー社が発表

「金」を裏付けとするステーブルコインが登場|テザー社が発表

大手ステーブルコイン企業のテザー社が、金を間接的に裏付けとするステーブルコイン「aUSDT」を発表しました。

「Alloy by Tether」と呼ばれる新たなプラットフォームで発行される$aUSDTは、テザー社が手掛けスイスにて現物の金を担保とし発行される通貨$XAUTによって、過剰担保の形で価値の裏付けが行われます。

Alloyのプラットフォーム上では、ユーザー自身が$XAUTを担保として預けることで$aUSDTの作成が可能。$aUSDTを活用することで$XAUTを売却せずに、米ドルに連動する通貨を取引や支払い、送金に活用できるとしています。

また、価格連動に関する仕組みとして、テザー社は「すべての担保と鋳造されたトークンを追跡し、Price Oraclesを使用してMint to Value(MTV)比率を常に評価することで、透明性を確保する」と述べています。

Alloy by Tetherにおける通貨の発行と管理に関して、エルサルバドルのデジタル資産国家委員会(CNAD)に認可された「Moon Gold NA,S.A.de C.V.」「Moon Gold El Salvador,S.A. de C.V.」によって行われる予定。

テザー社は今回の取り組みによって「機関投資家に対して現代的な資産管理へのアプローチを提供できる」と述べており、今後のAlloy by Tetherの動向に注目が集まります。

記事ソース:Tether

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