AIに仮想通貨を任せられるか?イーサリアム共同創設者が示す条件
よきょい
イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏は9月17日、手元の端末で動くローカルAIが実用的な転換点に近づいているとの見方を示しました。
Qwen 3.8 flash is truly impressive, and llama.cpp has been rapidly getting better and better at processing it
columns are: pre-existing prompt, new prompt, generated, input tok/s, output tok/s
This is on my laptop (strix halo). I think we're very close to the point where you… pic.twitter.com/v5Ze4Fv5Wr— vitalik.eth (@VitalikButerin) September 17, 2026
ただし、AIに仮想通貨資産の操作権限を委ねるには、ウォレット側になお高い水準の安全策が必要だとしています。
同氏によれば、オープンモデル「Qwen 3.8 Flash」と推論ソフトの改良により、ローカルモデルが自身の高性能ノートPC上で「大きな割合」の作業をこなせるようになったといいます。より高度な処理では、ローカルモデルが利用者の個人情報の全体を渡さずに必要な部分だけを選び、外部の強力なモデルへ橋渡しする構成を想定しています。
一方で、資金を動かす権限は言語モデルとは切り離すべきだと強調しました。取引金額や回数を制限する決定的なルール、実行後に状態変化を検証する仕組み(草案段階のEIP-7906)、そして人間による最終承認を、AIが書き換えられない層として維持する必要があるという考えです。悪意ある指示がWebサイトやメッセージからAIの判断を狂わせる余地は依然として残ります。
ローカル推論は文脈を守りながら意図を提案に変える役割を担い、権限の管理は別の層が受け持つという整理です。イーサリアム財団も、端末上で動くスマートアカウントウォレット「Steward」に資金を割り当てています。AIを有能な入り口や監視役として使いつつ、資産を守る権限は利用者の手元に残す設計が現実的な方向になりそうです。
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