
インタビュー
2018/07/08フリーランス向けのマーケットプレイスを提供するYouDeal(ユーディール)CEOにインタビュー!
Crypto Timesは、7月2・3日にヒルトン成田にて行われたDAIBC Asia Digital Asset & Blockchain Congressにメディアパートナーとして参加しました。 今回は、同カンファレンスのメインスポンサーであるYouDeal(ユーディール)のCEOへのインタビュー記事です。 YouDealは個人でサービスを経営・提供する人々と消費者をマッチングするマーケットプレイスで、ブロックチェーンを利用することで取引者間の信用やプライバシーの確保を図るプロジェクトです。 YouDeal・Ken Dong氏にインタビュー! [caption id="" align="aligncenter" width="246"] Ken Dong氏 | 金融アドバイザー、グルーポンビジネスなどで活躍されたDong氏は、ブロックチェーン技術の応用性に惹かれYouDealの最高経営監査者に。[/caption] ーー 本日はインタビューに応じていただきありがとうございます。まずは、YouDealプロジェクトの概要や特徴について教えてください。 Dong氏: YouDealは、フリーランサーなどの個人がサービスを提供・享受できる中国最大のP2Pマーケットプレイス・Yuedanにブロックチェーンを利用したソリューションを提供するプロジェクトです。このプラットフォームでは、趣味・娯楽などのスキルアップや、マッサージなどあらゆるサービスを個人が提供することができます。 Dong氏: サービスを提供したい人と享受したい人をマッチングする同サービスでは、既に中国で5000万人以上の会員数を記録しています。 ーー なるほど。それではなぜYuedanの既存のサービスにブロックチェーンを導入しようと考えたのでしょうか? Dong氏: これには3つの理由があります。まずひとつは、信用の問題です。Yuedanのようなサービスでは、利用者同士で問題が起こることがしばしばあります。ブロックチェーンを導入すれば、ユーザーの信用度などをアルゴリズムを元に記録することができます。 Dong氏: ふたつ目は、中国でプライバシーに対する懸念が高まっているという現状です。ユーザーデータを分散型ネットワーク上で管理することにより、セキュリティ面を強化できるというメリットがあります。 Dong氏: そして最後に、私たちはサービスをトークン化することでエコシステムの価値を最大限まで引き出すというビジョンがあります。 ーー 信用やデータセキュリティといった点を考慮して、ブロックチェーンを導入するということですね。類似プロジェクトと比較して、YouDealが提供するプロジェクトはどのような特徴があるのでしょうか? Dong氏: 私たちのサービスは、娯楽産業に特に重点を置いています。特に中国では、マッサージがとても人気で、フリーランスのマッサージ師がたくさんいます。YouDealでは、このようなマッサージ師と、マッサージを受けたい人を効率よくマッチングできるようにしていきたいと考えています。 ーー YouDealはエンターテインメントビジネスに特化したP2Pマーケットプレイスになるということですね。今後の技術面やサービス拡大プランについて教えていただけますか? Dong氏: YouDealのテストネットはERCベースで既に展開しています。そしてこれから半年以内を目安に、独自のDPoSブロックチェーンをローンチしようと考えています。 Dong氏: サービス展開に関しては、中国では既にYuedanがユーザーを獲得しているので、ここから東南アジアに進出していきたいと考えています。将来的には、アメリカやヨーロッパももちろん考えています。 まとめ YouDealはフリーランサーなどの個人のサービス提供者と、そういったサービスを享受したい人をマッチングするP2Pマーケットプレイスということでした。 特定の産業に特化していたり、中国で懸念の高まる信用度やプライバシーといった問題に取り組んでいるのは、とても注目すべきポイントと言えるでしょう。 YouDealの詳細は、公式サイトからもチェックすることができます。

インタビュー
2018/07/06ビッグデータとAIでデジタル・プロファイルを確立する「Banyan Network」CEOにインタビュー!
Crypto Timesは、7月2・3日にヒルトン成田にて行われたDAIBC Asia Digital Asset & Blockchain Congressにメディアパートナーとして参加しました。 今回は、同カンファレンスに参加したプロジェクトのひとつであるBanyan Network(バンヤン・ネットワーク)のCEOへのインタビュー記事です。 Banyan Networkは、複数のデジタルサービス上で発生するデータをAIなどをはじめとするデータ分析を使ってユーザーひとりひとりのプロファイルにまとめるというプロジェクトです。 Banyan Network CEOにインタビュー! [caption id="" align="aligncenter" width="800"] David Zhou氏・カナダ | 起業家・エンジェルインベスターであるZhou氏は、カナダ、アメリカ、中国などで複数の事業を経営している。2017年にBanyan Networkの共同創設者に就任。[/caption] ーー 本日はインタビューに応じていただきありがとうございます。まずは、プロジェクトの概要や特徴を教えていただけますか。 Zhou氏: Banyan Networkは、ビッグデータとAIを応用して、クレジット情報やその他企業のデータ分析に役立つ情報をひとつのエコシステム上にまとめるというプロジェクトです。 Zhou氏: マーケティングなどで使われるデータは、クレジットカード会社ならクレジット情報のみ、ソーシャルネットワークならユーザーの活動状況のみなどと、企業・業種毎に利用可能なデータの種類が限られてしまっています。Banyan Networkでは、これらのデータをまとめ、各ユーザーのプロファイルに紐付けすることで、より完璧なデータインフラを構築しようとしています。 Zhou氏: 私たちのサービスの中核はData Fusion Value Network (DVN)と呼ばれるもので、このシステムは4ステップに分割されています。まずひとつ目がデータ収集です。その次に、データのフォーマットを整理したり、属性付けを行ったりするフェーズです。その後、私たちの独自の技術であるIDマッピング技術を使用して、複数のサービスから収集したデータを各ユーザー毎に紐付けしていきます。最後に、完成したデータ構造をもとに無人・第三者の介入無しでデータ取引サービスを行います。 ーー 消費者の行動データから価値が生み出せる中で、別々のソースから流入するデータをまとめてユーザーごとのプロファイルを作る、ということですね。でも、これってデータを提供するユーザーにはメリットがあるのでしょうか? Zhou氏: もちろんです。データを提供している個人・団体は、そのデータが企業などで使われるたびにDVNトークン($BBN)で報酬を受け取ることができます。これらのデータはすべて分散型ストレージに保存され、Banyan Networkのエコシステム外で使用されることはありません。 ーー データを提供するインセンティブもあるということですね。データサプライ系のプロジェクトということで、競合もたくさん存在すると思いますが、Banyan Networkの強みというのはどういったところなのでしょうか? Zhou氏: IDマッピング技術を使ってデータの融合を行っているところはまだ他にはないと考えています。また、このような技術の開発や、データ収集などのプロセスはとても時間と労力のかかるものですので、業界への参入障壁も高いものです。 Zhou氏: また、Banyan Networkでは既に、金融やテレコム業界の世界的大手とパートナーシップを結んでおり、後日詳細を公開する予定です。このように、戦略提携が整っている点も私たちの強みだと考えています。 ーー なるほど。最後に、今後のサービス展開予定について教えてください。日本でのサービス展開も考えていますか? Zhou氏: はい。まずは中国でサービスを開始したいと考えています。また、現在世界各国でコミュニティ発展のためのアンバサダーを探しており、日本への展開ももちろん考えています。 まとめ データサプライの利便性確立にチャレンジしているBanyan Networkは、GDPRなどのデータ保護に関する規制にも準拠しているということです。 このプロジェクトが気になった方は、ぜひ公式ウェブサイトをチェックしてみてください。

インタビュー
2018/07/05Platinum CEO Anton Dzyatkovskiy氏へのインタビュー -第1回 MicroMoneyを立ち上げるキッカケ-
今回、CRYPTO TIMESではPlatinum CEOであるAnton Dzyatkovskiy氏にインタビューを実施いたしました。 MicroMoneyは昨年にICOを実施したプロジェクトで、マイクロクレジット専用の金融機関を作ろうとするプロジェクトです。 今回のインタビューでは、PlatinumのAnton氏より、MicroMoneyを立ち上げようとしたキッカケ、ICOの支援事業を始めるにあたり、ブロックチェーンとICOに特化した大学を提供することなど、様々なことを語ってくれました。 今回、かなり濃密なインタビューなので、前編・中編・後編の3回に分けての公開となります。 Micro Moneyとは? インタビューの前に、MicroMoneyの紹介を軽く触れておきます。 世界には100カ国で銀行口座を持たない人々が20億人いると言われていますが、これらの人々は、現在金融サービスにアクセスができないことが問題とされています。 現在の金融機関は、これらのユーザーの信用度についての情報を持っていないため、リスクであると考えています。しかし、これらのユーザーも資金が必要だったりするケースが度々あります。 MicroMoneyでは、このような人々が、既存のすべての金融サービスに接続し、全顧客の信用性を予測し、わずか15分で借り手がスマートフォンから人生初の融資を受けられるようにするサービスです。 現在では、OKExやBiboxなどの取引所にも既に上場済。Androidのアプリも既にリリース済みです。 MicroMoneyに関する詳細な記事も近々、紹介したいと思います。 Anton氏へのインタビュー -MicroMoneyを立ち上げ、ICOを実施するまで- MicroMoneyを立ち上げるキッカケ -- はじめまして。アラタと申します。まずは、自己紹介をお願いします。 Anton : はじめまして。Antonと言います。私のバックグラウンドを軽くお話しますね。私が初めて仕事をしたのは、14歳のときでした。このときは、街の掃除をしてお金をもらいました。 その後、18歳で結婚をして、そのときに二人の子供を養子にしました。それと同時に、18歳で会社に入社をして、30歳まで働きました。 この会社ではずっと、営業をメインでやっていましたが、販売もやりましたし、社長にも任命されました。事業としては、主に中国、日本、シンガポールの電化製品をロシアで販売している会社でした。 -- 最初は電化製品の販売の会社からスタートしていたんですね。 Anton : はい、そうです。私はシベリアの地域に住んでいました。この場所はちょうどロシアの真ん中にあって、ロシア全体をカバーするような働き方をしていました。因みにロシアでは10個ほどの時間帯があるんですよ -- なるほど。因みに現在はPlatinumという会社をやっていますが、どのタイミングで前の会社をやめようと思ったんでしょうか。 Anton : 実は27歳のときに既にミリオネアになりました。そして、30歳になったときに変化を求めるようになりました。そう考えだしたら、前まで働いていた仕事を辞めて、今後は金融関係で働いていきたいと思ったんですね。 で、新しい人生で成功するためには、今まで稼いだお金を全部捨てないといけないと考えました。 なので、2.4万ユーロ(約300万円)だけを残して、それ以外のお金は捨てて新しい生活をはじめました。 -- え?ミリオネアになったのにお金を捨てたんですか? Anton : はい、当時結婚していた奥さんに残りのお金を全部渡しました。そして、奥さんとは離婚をしました。 -- そこまでの覚悟で新しい生活や変化を求めたってことなんですね。 Anton : そうです。生活を一転することで、お金の価値を考えることがかなり増えました。そして、更に新しく資産を作り直さなくては行けないと考えるようになりました。 生活を完全に変化させるには、国を変えてビジネスを行う必要があるかなと思い、カンボジアに引っ越しました。 -- カンボジアにて金融関係のことをやろうとしたと。何でカンボジアでやろうと思ったのでしょうか? Anton : 金融関係のことをやろうと思ったとき、私はカンボジアにて、オンラインバンクを作ることを最初に考えました。カンボジアには、オンラインバンクというものがそもそも無く、更にカンボジア国内ではアクセスできないことに課題があると考えていました。 我々の強みとしてはITの技術者であること、そして、ITインフラを作れることでした。さらに、物理的コストがあまりかからないアイデアが有りました。 カンボジアに行く前に、IT技術者が周りに多かったのもありましたし、技術者をカンボジアに連れて行くということは最新技術をカンボジアに持っていくというのを理解してカンボジアに行きました。 -- なるほど、その強みを持ったまま、カンボジアに行って実際は上手く行ったのでしょうか? Anton : なかなかうまくことが進まないことも多かったです。いくつか検討から外れてしまった課題もたくさん見つかりましたし、トラブルも起きました。カンボジアというのは、我々が考えていた以上にインフラがなかったんですね。 なので、オンライン銀行を作るということは、現地に銀行を作る、すなわちゼロからインフラを作り上げる必要がありました。更に、当初考えていたよりもコストがかなり掛かることがわかったのです。 二人の男性との出会い -- カンボジアで、金融関連の事業をやるにはかなりのハードルがあったわけですね。ただ、カンボジアに既に拠点を移していたと思うのですがどうしたのでしょうか? Anton : 私達は、諦めずにカンボジアのミクロファンドや、いろんな投資期間を訪れながら、資金調達を心がけました。そんなように、資金調達を行おうとして色々と話している最中に私は、二人の男性に出会いました。その内の一人は日本人で、もう一人はカンボジア人でした。 その当時は知る由もなかったのですが、このカンボジア人の男性が、首相のアドバイザーであり、カンボジアでは物凄く偉い人だと後ほどわかりました。もう一人の日本人はMr.Tetsuji Nagata(永田哲司さん)でした。彼は後にMicroMoneyのアドバイザーにもなります。私は、カンボジアで彼らにピッチをしました。 -- この二人との出会いが転機になったんですね。 Anton : はい。その通りです。私達は彼らのインキュベーターに入れてもらい、住む場所やオフィスなど全て提供してもらいました。 そして、その後はジョイントベンチャーを作りました。当時は15平米の場所に10人の社員を抱えてたが、その後はちゃんとした拠点を持つことができました。 ジョイントベンチャーを作る前の環境は本当に椅子とかもないくらいの環境でした。ここから、我々もだいぶ変わったと思います。 -- ジョイントベンチャーを作った後はどうなったのでしょうか? Anton : カンボジアだとマーケットが小さいので、カンボジアを超えた環境でやることに決めました。カンボジアに続き、ミャンマーで第二の支店を作りました。ミャンマーで支店を作った後は、チームの人数も5倍になりました。 カンボジアと比べると、ミャンマーはかなり大きく成功しました。その後、タイ、インドネシア、スリランカの展開もしようと考えました。 そして、本社をタイのバンコクにも移し、フィリピンにもオフィスを出しました。この後、2017年にICOをすることを決めました。 PlatinumのAnton氏がICOの支援事業を始めようと思ったこと、その内容に関しては次回公開予定です!

インタビュー
2018/06/20ブロックチェーン技術の認知に力を入れるスケーラブルプラットフォーム・IOSTにプロジェクトインタビュー!
スケーラビリティとネットワークの非集権化に力を入れているIOST(アイオーエスティー)は、時価総額56位に位置するプラットフォーム系プロジェクトです。 今回は、そんなIOSTで最高マーケティング責任者を務められているSamantha Wang氏に直接インタビューをさせていただくことができました。 Wang氏はIOSTの優れているところやプロジェクトの進捗状況、またチームが持つミッションなどについて詳しくお話をしてくださいました。 IOST(アイオーエスティー)プロジェクトとは? IOSTとは、スケーラビリティとネットワークの非集権化に力を入れたプラットフォーム系のプロジェクトです。 同プロジェクトでは、ネットワーク維持作業を分担して行えるシャーディングといった技術を導入することで処理速度を改善し、スケーラビリティ問題の解決に取り組んでいます。 Proof of Believabilityプロトコル また、IOSTはProof of Believabilityと呼ばれる独自のコンセンサスメカニズムを使用しています。 ユーザーはスマートコントラクトの発行やストレージの貸出などの「コミュニティーサービス」を行うことで、IOSTトークンとは異なる「SERVIトークン」と呼ばれる取引不可・自動発行/消滅型のトークンを入手できます。 このSERVIトークンを多く保有するほどBelievability(信用)が高いとみなされ、ブロック承認作業を任される確率が高くなるというシステムになっています。 ブロック承認作業をすると、報酬がIOSTトークンで与えられます。また、この時に相当量のSERVIトークンが焼却されます。 SERVIトークンは大量に保有していても承認作業の完了とともに消滅するため、特定の個人や団体がネットワークの大きな決定権を握るといった事態が避けられるシステムになっています。 Samantha Wang氏にインタビュー! 今回インタビューに応じていただいたのは、IOSTで最高マーケティング責任者を務められているSamantha Wang氏です。 Wang氏はIOST以外にもアメリカや中国のインターネット系企業でマーケティングアドバイザーをされているエキスパートです。 IOSTの魅力とは? ーー 本日はインタビューに応じていただきありがとうございます。まず、IOSTプロジェクトの概要と魅力について教えてください。 Wang氏: IOSTは個人やビジネスがDAppsを開発する基盤となるブロックチェーンプラットフォーム系プロジェクトです。IOSTプラットフォームはEfficient Distributed Sharding (EDS)と呼ばれる技術を導入することで、スケーラビリティ問題の解決に取り組んでいます。シャーディングというのは、一つの作業を細分化して、それぞれを別のグループが同時に処理する、という技術です。 これに加え、Proof of Believability (PoB)と呼ばれる独自のコンセンサスメカニズムも採用しています。 ーー これはネットワークに貢献すればするほどブロック承認者として報酬がもらえる確率が高くなる、というシステムでしたよね。 Wang氏: はい。既存のPoSやDPoSなどでは、結局コインやトークンを多く保持する人がどんどん富を増やしていけるようになってしまっていますが、PoBでは同一の人物や団体がずっと承認作業をできないようになっています。 プロジェクトの進捗状況・競合との比較など ーー なるほど。TRONやEOSなどといったメジャーなプラットフォームはすでにメインネットローンチを果たしていますが、IOSTの開発状況はどうでしょうか? Wang氏: 来月にはテストネットを公開する予定です。また、これからDApps製作者とのパートナーシップも結んで行く予定です。メインネットは今年の年末に公開予定です。当初のロードマップよりも進捗は早いです。 ーー 当初のロードマップより開発が早く進んでいて良いですね。それでは、競合となるプラットフォーム系と比べてIOSTの優れている点とはどのようなところなのでしょうか? Wang氏: まずは、IOSTネットワークではPoBによって非集権化がきちんとなされていることです。もうひとつは、IOSTではマーケティングだけではなくブロックチェーンテクノロジーに対する理解の普及に力を入れているところです。 私たちは、ブロックチェーンがインターネットを変えていくものであると確信しているので、IOSTプラットフォームを通して人々にブロックチェーンについて学んでもらいたいと考えています。 ーー 実際、開発よりもマーケティングに力を入れているプロジェクトも多い現状ですからね。 Wang氏: そのとおりです。今回日本にコミュニティを広げようと考えているのにも同様の理由があります。日本では仮想通貨が広く騒がれる反面、世間のブロックチェーン技術に対する理解というのはあまり達成できていないものだと思います。IOSTとしては、皆さんにブロックチェーンがなぜ世界を変えて行くのかというのを知っていただき、自分がいったい何に投資しているのかというのをわかってもらえたらと考えています。 日本での活動について ーー なるほど。ブロックチェーン普及教育を通してIOSTプロジェクトについて知ってもらう、ということですね。日本でコミュニティを拡げていくにあたって、なにか具体的な計画はありますか? Wang氏: はい。まずは、ウェブサイトの多言語化や、日本でのオフラインミートアップの開催といった基本的なところから始めていきます。また、東京大学との提携で、夏の終わりあたりからセミナーなども展開して行く予定です。 ーー もう既に色々と計画中であるということですね。 Wang氏: 更に、IOSTプラットフォームの良さを体験していただけるように、いくつかの企業とパートナーシップを結ぼうと考えています。あまり急ぎすぎず、時間をかけて日本のユーザーの皆さんの信用を勝ち取っていけたらと考えています。 ーー パートナーシップの獲得などもだいぶ進んでいるんですね。最後に、日本の皆さんに一言お願いします。 Wang氏: IOSTを通して日本の皆さんにもブロックチェーンについてもっと知ってもらいたいです。特に投資家の皆さんには、自分が何に投資しているのかを理解していただけるきっかけになればと考えています。また、IOSでは日本のチームメンバーを大募集しています! まとめ スケーラビリティ問題を解決し、ネットワークの非集権化に力を入れるIOSは、プロダクトのマーケティングだけではなくブロックチェーンを普及する教育にも力を入れているプロジェクトだということでした。 パートナーシップの多さや、開発の進捗状況の良さなどもとてもプラスになると考えられます。今後の日本でのコミュニティ発展や、年末のメインネット公開などのイベントに要注目です。 関連リンク 公式ホームページ 公式Twitter 公式Telegram 公式Reddit 公式Medium トークン情報(CoinMarketCap)

インタビュー
2018/06/15BIG Token CEO Yen Ong氏へプロジェクトインタビュー
タイやベトナムのリゾート地開発への投資をトークンを通して行えるプロジェクト、BIG Token(ビッグトークン) / $BTK。 今回は、同プロジェクトでCEOを務めるYen Ong氏に直接インタビューを行い、BIG Tokenの魅力やプロジェクト進行状況を伺いました。 Yen Ong氏とのインタビュー [caption id="" align="aligncenter" width="1440"] BIG Token CEO, Yen Ong氏[/caption] ーー 今日はよろしくお願いします。まずは、BIG Tokenのプロジェクトについて教えてください。 Ong氏: BIG Tokenでは、ICOを通じて調達した資金で、私たちが保有する土地でのリゾート開発を計画しています。タイとベトナムの海・川・山といった様々なロケーション7箇所で、利用者の皆様がBTKトークンを利用してサービスを受けられるシステム作りに取り組んでいます。私たちが計画しているリゾートは日本の美に基づいた和風なものになる予定です。 ーー 既にロケーションが7箇所があるんですね。BTKトークンはリゾート地のサービス以外でも利用できるのですか? Ong氏: ICOによる調達資金は提携業者に貸付されることになっています。こういった業者の方々には、物件完成後にサービスに対する支払い方法としてBTKトークンを受け付けるように契約しています。また、私たちの中期目標として、リゾート地周辺のローカルビジネスにもBTKトークンでの支払いをできるように交渉する予定です。 前回のプロジェクト概要記事でも紹介したとおり、BTKトークンは対象リゾート地でのサービスの享受に利用できるだけではなく、物件の割引購入などにも使用できるとされています。 Ong氏: BIG Tokenは不動産への投資だけではなく、実際の物件の購入にも使用できます。ICO終了後には物件の限定販売も開始する予定で、BTKトークンを利用して購入される方に割引も提供します。 ーー 不動産の価値に裏付けられたアセットトークンということですよね? Ong氏: はい、そのとおりです。トークンは私たちの保有する土地の価値分のみ発行されます。この希少性や土地のロケーションに加え、物件の限定割引販売などが加わることによって、BTKトークンの価格がさらに強くサポートされていくと考えています。 ーー 不動産と仮想通貨を結びつけたプロジェクトは他にも出てきていますが、BIG Tokenの強みはどういったところなのでしょうか? Ong氏: 私たちの一番の強みは、すでに土地を持っていることです。タイとベトナムで、海・川・山など様々な景色をお楽しみいただけるようにと考えながらロケーションをセレクトしています。 さらに、海外物件の購入となると手続きが複雑なイメージがありますが、BIG Tokenでは20年以上のリアルエステート業界経験を活かし、タイでは外国人への物件販売許可などもすでに取得済みで誰もが容易に購入することが可能なようです。 ーー なるほど。現在のところタイとベトナムの7箇所でサービスを展開する予定とのことですが、今後さらにロケーションを増やしていく予定はありますか? Ong氏: もちろんです。今後様々なところで同様のプロジェクトを通してロケーションを増やしていく予定です。ロケーションのチョイスにはこだわりがあるので、時間をかけて計画を練っていきたいと考えています。 ーー ロケーションの選択とかにこだわりとか条件みたいなものとかもあるのでしょうか? Ong氏: まず、対象物件は必ず最高級の物件(プライムエステート)のみをチョイスしています。それに加え、治安や周辺のようすも考慮して国や場所を選んでいます。また、先ほども言いましたが、「海だけ」ですとか「山だけ」などとならないよう、お客様に様々な景観を楽しんでいただけるようにとも考えています。 ーー 今回はインタビューありがとうございました。最後に、日本の皆さんに一言お願いします。 Ong氏: BIG Tokenは、20年以上にわたるリアルエステート業界での経験を活かしたリゾート地開発を、信頼できるICOを通して行なっていきたいと考えています。トークンセール終了後には物件の限定販売も行いますので、是非チェックしてみてください。 まとめ 和風リゾート地をタイ・ベトナムに展開していくBIG Tokenは、トークンのユーティリティを確保するために該当地域でのパートナーシップ作りなどにもかなり力を入れているようでした。 BIG Tokenプロジェクトの詳細は以下の記事からチェックできます。 不動産に投資機会を!BIGToken(ビッグトークン)の特徴を紹介

インタビュー
2018/06/02週刊少年クリプト編集長コンソメ舐め太郎さんへインタビュー
先日、CRYPTO TIMESでも取り上げた週刊少年クリプトを覚えていますか...? 今回、編集長であり、CRYPTO TIMESでもコラムを書いてくれているコンソメ舐め太郎さんに突撃インタビューを行いました。 彼がどんな思いでこの雑誌を創刊しようとしたか、そして、今後のビジョンをCRYPTO TIMESの読者にだけ語ってくれました。 週刊少年クリプト創刊号発刊!世界初!仮想通貨の漫画雑誌爆誕! - CRYPTO TIMES コンソメ舐め太郎インタビュー -- 今回は面白い企画をありがとう!まずは自己紹介をどうぞ。 舐め太郎 : コンソメ舐め太郎と言います。大学では物理学をやって、今は海外でもブロックチェーン系のプロジェクトで活動していて、本業はIT企業で金融のシステム開発をしています。会社の中でもブロックチェーンの普及に勤めたり、提案活動に参加したりしてもう、ブロックチェーンにどっぷりです。 仮想通貨を去年の10月くらいに初めて、面白さに気づいてのめり込んでいきました。これから、海外に出ていく男です!! -- へぇ〜海外に出ていくんだ(鼻をほじりながら) ていうか、コンソメ舐め太郎って変な名前だよね。なんでその名前になったの? 舐め太郎 : まだフォロワーも少なくて、色々調べているときに、アラタさんとたまたまやり取りをする機会があって、どうしたらフォロワー増えるんだろうみたいなときにアラタさんにリプライしたら、 「お前の名前(前の名前はイーサたくや)だとフォロワー増えないでしょ」って言われて、ザハさんに何故か名前をつけてあげてと投げられていて...気づいたら、コンソメ舐め太郎って名前になっていました(怒) -- じゃぁ、ある意味俺が名付け親ですね(照)因みに今回、創刊しようと思ったきっかけってあるの? 舐め太郎 : 正直に言うと、思いつきだったりします。頭の中で「面白そうだなー」と考えが巡ったときに、軽くツイートしたんですね。仮想通貨の少年誌があったら面白いよな的な。その日は飲みがあったんですけど、自宅に帰ってるときにこれはいけるんじゃね?って思ったんです。 で、ちょっと本気でツイッターで募集してみたら、意外と人が集まって!!需要があるんだなと思って、本気になって創刊しようみたいになりました。 -- 募集をしたのはいつくらいですか? 舐め太郎 : ちょうど一ヶ月前くらいで。はじめに募集をしてから1ヶ月で創刊まで行けたのは個人的にはかなり速いかなと思っています。 漫画をこれまで作った経験あるなら、できたかもしれないけれども編集もしたこと無い、漫画も書いたわけでもない、それでも、この雑誌を作れたのは協力してくれる人のおかげかなと。 実際、メンバーに誰か漫画を書いてたって人がいたわけでもなくて。それでも、発刊できたのは感無量です。 -- 今回、初めての経験だったと思うんだけど、作っていて大変だったこととかは何があった? 舐め太郎 : 正直に言うと、全部大変でした。僕は編集長であるのと同時に、いろんな個性を持った人たちをうまくまとめる猛獣使いにならないといけない。 漫画書いてくれる人だけじゃなくて、脚本がいたり、マニアックな情報提供してくれる人もいたり。それで、皆それぞれ個性があって、指示一つ出しても返ってくるものや時期が違ったりして。ただ、個人的には、クリエイティブな人って自由奔放であるべきだと思ってて、期限に平気で遅れるような人であるべきだと思うんです。 -- あーたしかに、クリエイターは縛れないもんね。 舐め太郎 : 実際、Googleとかも、社員の労働時間の20%だかは自由に使っていい時間っていうのがあるらしく、そこからビジネスが生まれているみたいで、クリエイティビティの源って「暇な時間」だと思うんです。 なので、これからも作家の方々には無理やり暇な時間を作ってもらって、面白い作品を描いてもらおうと思ってます。実際、創刊号を作って行く中でも、一旦は仮置きで期限決めて描いてもらってはいたんですけど、「全然遅れてもいいよー」という風にして何度も期限を先延ばしにして進めてました。ま、あとシンプルに漫画ってどうやって作るんだろうみたいな作り方や段取りとかも大変でした。 -- いやいや、でも本当にその甲斐あってかとても良くできているなーと思ったよ。今後のビジョンとかってあるんですか?(インタビューアーっぽく) 舐め太郎 : 正直、見切り発車で始めたところもあります。一応、ビジョンというものがあって仮想通貨の市場って新規参入者をもっと入れないといけないと思っています。 それを、今回の雑誌のようにビジュアル押しで、漫画だけじゃなくて、音楽や映像を作ったりっていうのを視野に入れていたり。継続する上で、流行らないかもしれないって仮になったときにはいろんな角度からクリエイターを巻き込んでやっていけたらと思ってます。 -- ズバリ、週間少年クリプトの創刊号のここが見どころというのは? 舐め太郎 : クリプトヒーローが最もおすすめです。もちろん全部おすすめなんですけどね。 ジャンプでもそうですけど、ワンピースとかドラゴンボールみたいな王道のヒーロー物っていうのがビビビっときました。仮想通貨のいろんな特性を能力にしちゃうぜみたいな部分がかなり注目できるのかなと思っています。 -- 実際、発刊した後の反響とか、チームのメンバーとかの感想とかはどういう感じだったの? 舐め太郎 : 発刊したあとは、面白かったって反応も多かったけど、「僕もやりたい」みたいなのが非常に多かったのが一番驚いてます笑 -- じゃあ、次回以降はもっとボリュームのある雑誌になるんですね!?w 舐め太郎 : そうできるように努力していきたいと思います。量と質どっちを取るかって問題だと思うので情報の質とかも大事だと主思ってるので、2-3号は質に寄せるかもしれません。 -- 今回はインタビューありがとうございました。最後に一言お願いします。 舐め太郎 : 僕のテーマは「仮想通貨をエンタメに」。漫画だけじゃなくて、他のクリエイティブなことをなんでもやっていきたいと思っていますし、面白そうだなと思ったら声をかけてほしいです。「やりたいです!」って言ってくれる人には100%参加してもらってますので、漫画だけじゃなくて「こんな特技ありますよ!」って人は是非是非声かけてください! あと、仮想通貨の市場ってまだまだ未開拓なところが沢山あって、何やっても世界初になると思うので、別に週刊少年クリプトに参加するっていうんじゃなくてライバル雑誌立ち上げてみたり、仮想通貨落語とかやってみたり(笑)、キャラ弁作ってみたりとか、それぞれがやりたいことやりまくって全体を盛り上げて行きましょう! -- だいぶ一言じゃなくなってるけどw 舐め太郎 : 今日は俺のインタビューでしょ!?もう少しだけ!w あと、できればいいなーとおもってるのが、「仮想通貨をエンタメにしよう会」作って、週刊誌だけではできないことをいろんな人巻き込んでやっていければと思ってます。例えばヤバWEBさんのYoutubeチャンネルとかそう言ったものの一つに入ると思いますし、物販とか、きゃんたくんがやってるお祭のブース出店だったりとか、そういうのをひとまとめに組合みたいにしてゴリゴリの中央集権でやっていけたらシナジー効果で面白いんじゃないでしょうか。 -- 本日はありがとうございました!!! まとめ 今回はコンソメ舐め太郎さんのインタビューとなりました。 週刊少年クリプトなんで発刊しようと思ったか、そういう熱い想い伝わりましたか!? 今後にもぜひ期待していけたらと思っています!!! 三号くらいで頓挫だけはやめてよね!!!(個人的感想)

インタビュー
2018/05/22ブロックチェーンの位置付け、現状、そして未来へ | Unlockd JC Oliver氏インタビュー
JC Oliver氏はマイクロソフトやVerizonなどといった大手IT企業での活躍経験のある方で、現在は広告リワードプラットフォームUnlockdやMoviecoin、Bankexなどに携わっています。 今回は、21日に東京・高輪で開催されたFinwise Summitにスピーカーとして登壇されたOliver氏に会場で直接インタビューをさせていただきました。 「ビジネスにおけるブロックチェーンの位置付け、現状と課題」という広いテーマでたくさんの興味深いアイデアを共有してもらいました。 「ブロックチェーン産業」は存在しない BBC、マイクロソフト、VerizonにAOLといった大手企業での経験をお持ちのOliver氏。まずはブロックチェーン系の分野に興味を持ったきっかけを聞いてみました。 ーー 本日はインタビューに応じていただきありがとうございます。まずは、どのような動機でブロックチェーン技術に関わりを持つようになったのか教えてください。 Oliver氏: 人や物のID認証をする上でブロックチェーンには大きなポテンシャルがあると思ったのがきっかけです。ブロックチェーンというのはそれ自体がプロダクトになる技術ではなくて、経理やマネジメントといったビジネスの大元を支える技術だというところに惹かれます。 今でこそブロックチェーンという技術自体がひとつの業界のようになっていますが、正確には認証システムを要するビジネスであれば産業を問わずに応用できる技術です。そういった意味で、「ブロックチェーン産業」というものは存在しないわけです。 ーー なるほど。今はブロックチェーンという名前だけで注目が集まるものですが、将来はあって当たり前になるかもしれないということですね。 Oliver氏: はい。また、「行動に応じて消費者が報酬をもらえる」という今までになかったサービスを提供できるのも良いと思います。映画製作における資金管理やファンがリワードを貰えるMoviecoinの設立に至ったのはこれが理由です。 チーム作りには技術側と産業側両方の知識が必要 ーー それでは、ブロックチェーン技術に関わりたいという人に需要のある質問をさせてください。今、この技術分野ではどのような人材が必要とされているのでしょうか? Oliver氏: 当然ですが、まず「分散型」の考え方に慣れているエンジニアですね。そして忘れてはいけないのが、産業側の知識を持つ人です。もちろん、両方ひとりでこなせるならそれも良いことです。ともかく、フロント(産業サービス側)とバック(技術側)両サイドで人材が求められています。 先ほども言ったように、ブロックチェーン技術は応用できるビジネスモデルありきですから、技術側と該当する産業側両方の人間のアイデアが必要になります。 ーー 確かに、サミットで登壇された時のプレゼンにも「技術はイノベーションの機会を作り出すが、実際にイノベーションを作り出すのは人の創造力だ。」という引用がありましたね。 Oliver氏: はい。私が作った名言です。結構気に入っています。 ブロックチェーンは見えない技術 ーー ここまでポテンシャルのあるブロックチェーンですが、この技術が本当に身近な存在になるまでにはまだ10年、20年かかると言われているのはなぜでしょうか? Oliver氏: 浸透が遅い一番の原因はブロックチェーン技術自体が見えたり体験できたりするものではないからだと思います。 例えばVRだったら「デジタル世界が360度で体験できる」というのが明快ですよね。しかしブロックチェーンというのはビジネスを効率化する認証システムですから、いくら革新的とはいえ一般の方には本当にわかりづらいものです。 ーー 確かに、デジタル通貨などに対しても実体のなさに抵抗を覚える人などもいますよね。 Oliver氏: 少し前に、イギリスの大手スーパーで牛肉と偽り馬肉が売られていたことがありました。消費者はわかりようもないのでこれは大変な問題ですよね。しかしブロックチェーンで物流を管理すれば、商品のでどころや運搬ルートが確実にわかりますから、こういった問題は解決されるわけです。 ここでVRと馬肉の話を比べると、物理的に体験できる前者の方が圧倒的に普及が早いわけです。ブロックチェーンは本当に革新的な技術ですが、目に見えないため良さが広く理解されるまでには時間がかかるということですね。 おわりに ブロックチェーン技術は、今こそトレンドの影響でひとつの産業のようになっていますが、これから世間的な認知が広まるにつれ様々な業界でビジネスの基幹となっていくものだということでした。 「馬肉の話、書いてくれよ!」などと冗談を交えつつ終始笑顔でインタビューに応じてくださったOliver氏はとても気さくな方でした。 同氏は現在、映画やグッズの購入に使えるユーティリティトークンと、映画製作者が融資に使えるセキュリティトークン両方を発行するプラットフォームMoviecoinの開発に力を入れています。

インタビュー
2018/05/17CRYPTO TIMES NIGHT #1 ゲストによるトークセッション
CRYPTO TIMES NIGHT #1に関するイベントレポートです。 今回はCRYPTO TIMES運営であるアラタさんと、ゲストとして呼ばれた3人の日本の仮想通貨ブロガー達によって行われたトークセッションに関するレポートです。 それぞれが注目している最先端技術から、日本の仮想通貨界の現状についてなどの興味深い話が沢山聞けました。 こちらのトークセッションの内容を、是非ご覧ください! CRYPTO TIMES NIGHT #1 SKYFchain講演レポート - CRYPTO TIMES テーマトーク CRYPTO TIMES運営者のアラタさんがモデレーターとして参加しました。 パネル登壇者は自身のブログを運営しているブロガーの方々です。 パネル登壇者 アラタ@cry_curr_ar (モデレーター) edindin@edindin_crypto BULLヒロ@bullhiro_crypto カズト@nomad_btc 注目している最新技術は? 「それぞれが今注目している最先端技術は何か」というテーマでまずこのパネルディスカッションがスタートしました。 この問いに対して「センサーに注目している」とBULLヒロさんは答えました。 ブロックチェーンの技術を実際に利用するにはまず前提として情報が必要で、その情報を得るための一つの手段としてセンサーが必要となると語っていました。 また、ブロガーの傍らIT企業で働いているBULLヒロさんによると、大手の通信キャリア3社が共同で低電力、低通信料のIoT専門デバイスを開発しているようで、このようなものはこれからどんどん世の中に出ていくだろうと話していました。 また、最先端技術として仮想通貨を挙げたedindinさんはこう語っていました。 「金融というのは実体が無いもの。現実世界に生きている我々にとって実体のある資産を拡張するような仮想通貨は良いと思う」 実体のないものはふとした瞬間に全くの無価値になる可能性があるが、実体のあるものは無価値になる可能性は低いだろうと話していました。 仮想通貨の現状について 仮想通貨の話が出た流れで「今の仮想通貨業界に対して思うことは何か」というテーマでトークがなされました。 このテーマについてedindinさんは「法律が整っていない所に仮想通貨は集まる傾向があるためリスクをしっかり考えるべき」と話します。 法律が整っていないダークマーケットの方が仮想通貨にとっては都合が良いため(プロジェクトなどを進めやすい)仮想通貨はそういう場所に集まるようです。 しかし、法律が整っていないためその分リスクが増えるということも理解しなければなりません。 カズトさんも同じくリスクに関して以下のように言及しました。 「仮想通貨は全てのプロジェクトが上手くいくように思っている人が多い印象がある。10あるうちの8は上手くいかないようなものだと思うので、投資家の人はしっかりリスクに対して意識しないといけない。」 次に話したBULLヒロさんはリスクを少し違った角度から捉えていました。 「リスクがあるということはそれだけ参入障壁があるということ。この状況でリスクを回避する能力を鍛え上げながら情報発信を続けていきたい」 とリスクを逆に利用して自身を磨こうとしているようでした。 セッションによせられた質問 実態のあるもの × ブロックチェーンのプロジェクト 「実態のあるものとブロックチェーン技術が上手く組み合わされているプロジェクトは実際にどんなものがあるか」という質問が投げかけられました。 この質問について、先ほど実体物とブロックチェーンについて話していたedindinさんは「SamuraiX」という不動産とブロックチェーン技術を組み合わせたプロジェクトに注目していると話していました。 CRYPTO TIMESではSamuraiXについて記事を取り上げています。 CEOへのインタビューなどもありますので是非以下の記事をお読みください。 【ICO】SAMURAI-X(サムライエックス) 誰でも世界の不動産へ投資し、賃貸収入を得られるプロジェクト - CRYPTO TIMES 【対談】SamuraiX(サムライエックス) CEOにプロジェクトインタビュー - CRYPTO TIMES 良いICO、オススメの分野 続いて「ICOはどのようなものが良いのか」という質問が上がりました。 それぞれが判断する時の基準や、今注目しているものについて、モデレーターのアラタさんも含めて4人はそれぞれ以下のように話しました BULLヒロ 投資は別としても、元々顧客をもっているところは強いと思います。 edindin NEOやEthereumのようなプラットフォームや、実際にそれを使って動くものがあるプロトコル系が強いですかね。 アラタ シェアリングエコノミーの分野が最近だと、トークンエコノミーと相性が良いのでは?と少し考えています。 カズト 元々あったコンテンツ提供のプラットフォームにブロックチェーン技術が組み込まれたようなものが良いと感じていますね! 4人によると ・顧客を元々持っているもの ・実際にそれを使って動いているものがあるプロトコル系 ・シェアリングエコノミーに関するもの ・元々あったコンテンツ提供プラットフォームを拡張させるもの などがICOとして良いものだそうです。 類似のプロジェクト 最後に「似たようなプロジェクトがあった時はどのように優劣をつけるのか」という質問があげられました。 仮想通貨業界は似たようなプロジェクトが乱立していますが、それらの良し悪しを決める際にどのような基準で考えているのでしょうか。 edindinさんはこの質問について「元々会社でサービスを提供してきちんとした実績があるかどうか見ている。0からスタートしたところとは信頼度で差がある。」と話していました。 またBULLヒロさんは「そのプロジェクトに関わってるメンバーや役員をしっかり見る。あとはチャートをしっかり見る」と述べていました。 まとめ いかがだったでしょうか。 CRYPTO TIMES NIGHTでは仮想通貨に関わる人にとって興味深い話がなされていました。 読んでくださった方々にとって参考になる部分があったのではないでしょうか。 以上、CRYPTO TIMES NIGHTのレポートでした!

インタビュー
2018/05/14CRYPTO TIMES NIGHT #1 SKYFchain講演レポート
先日行われたCRYPTO TIMES NIGHTでSKYFchainのCEOであるアレクサンドル・ティモフェエフ氏が講演しました。 SKYFchainはドローンなどと関連のあるシステムで、これからさらに注目されると思います。 講演内容をまとめてみましたのでこれを機会に是非SKYFchainについて知ってみましょう! SKYFchain / SKYFT -世界初の重貨物用ドローンプラットフォームのプロジェクト- SKYFchain ゲストピッチ SKYFchainの概要 「今、物流界には革命が起きようとしています」 とSKYFchainのCEOのアレクサンドル・ティモフェエフ氏は語りだしました。 アレクサンドル氏によると物流界は無人化への動きが進んでいるようです。 しかし、人からロボットへの移行には様々な障壁があり、課題も沢山あるようです。 その障壁を乗り越えることができるのがSKYFchainというプロジェクトです。 SKYFchainはオペレーティングプラットフォームで、顧客がインターフェースを通じてSKYFchainとやり取りをするというシステムです。 説明によると、顧客が行いたいトランザクションをパズルのように直感的に選ぶことが可能になっています。SKYFchainを利用すれば配送会社が自社でシステムを作らずに貨物ロボットを操作することが可能になります。 また、SKYFchainの重要なポイントとしてアレクサンドル氏は決済方法を挙げていました。 SKYFchainのサービスを利用する側は、仮想通貨ではなく法廷通貨で支払いをすることが可能だそうです。 このシステムによってこれまで法廷通貨で取引していた企業もSKYFchainを使ってビジネスを展開することが可能となるようです。 また「SKYFchainはパブリックシステムとして独立しているため外部のシステムのラグやバグに影響を受けることがない」とアレクサンドル氏と話しました。 今月の2018年5月末にプラットフォームのプロトタイプがリリースするようです。 https://www.youtube.com/watch?v=0lmiHx0p-ZE SKYFchainの歴史 「SKYFchainは成功したプロジェクトのスピンオフです。」とアレクサンドル氏は語ります。 SKYFは、世界初の産業用重貨物ドローンを開発した企業で、実際に現在1台が運行をしているそうです。 6社の有名企業のクライアントが既にいて、現在も順調にプロジェクトが進んでいるそうです。 「ドローンの開発が成功した後、ドローンとビジネスの世界を繋げるシステムが無いことに気が付きました」とアレクサンドル氏は続けます。 自社のドローンを様々な企業に使ってもらおうとSKYFchainの開発を始めたようです。 ドローンの性能 SKYFのドローンの性能についても紹介されました。 「SKYFのドローンはヘリコプターとマルチコプターの間のものである」とアレクサンドル氏は言います。 ヘリコプターより安い費用、マルチコプターより重いもの(50kg~300kg)を運ぶことができるようです。 SKYFのドローンは農薬の散布、輸送、震災時の対応などに使われる予定のようです。 POINTマルチコプターとは複数のローターが回転することで飛ぶもののことを言います。ドローンとの違いは自立して動くがどうかです。現在日本で「ドローン」と呼ばれているものは操作して動かしているため本来の概念とは少しずれているところがあります。 Q&A 会場でアレクサンドル氏に対して、質問がなされました。そのうちのいくつかをピックアップしたいと思います。 Q1、このプロジェクトはどこの企業と業務提携をしていますか。 -「British Petroleum、ガスプローム、UPS、ロシアのトップ10の農業の企業全て、ITCというベトナムの港関係の企業」 Q2、なぜ、日本のドローン会社(DJI)ではなく、UPSと提携したのか -「DJIは小さいドローンを作っている会社。我々のドローンはもっと大きなもの。 競合に関して言えば、ドローンの会社よりもヘリコプターの会社。」 Q3、アメリカのSECの規準をパスしたと思うが、それはt0への上場を見越してのことか -「ドローンについてはアメリカには参入しないが、トークンに関してはアメリカにも関心はある。 オペレーターというアメリカの大手の車会社ともSKFchainの導入について交渉している。」 トークセッション SKYFchainの講演が終わった後、アレクサンドル氏とブロガーのコンソメ舐め太郎さん @Ether_takuya によるトークセッションが行われました。 日本やエストニアのドローンの課題 コンソメ太郎さんは自分でもドローンを持っているようですが、日本では人が住んでいるような場所はほとんどドローンを飛ばすことが法律で禁止されていると話しました。 これは、安全性やプライバシーの問題が関わっているためのようです。 「日本はビルが多く建っているのでドローンでの運送も実用化はなかなか厳しいと思う」と話していました。 一方エストニアでの課題として考えられるのは「安全性とコスト」とアレクサンドル氏は述べていました。 エストニアでは、ドローンでものを運ぶよりも車で運んだほうが安いそうです。 また、安全性に関しては「郊外だと安全性が増すため、都心では無人自動車、郊外ではドローンと分けて使われていくと思う。」と話していました。 SKYFchainにブロックチェーンの必要性 「SKYFchainにブロックチェーンを導入する意味は何なのか」という質問が上がりました。 これに対してアレクサンドル氏は 「SKYFchainにはトークンエコノミーと同じで分散型のデータベースが必要。」と答えていました。 例えばドローンが飛んだ時、飛ばした人、操作する人、メンテナンスする人、受け取る人などの多くの参加者の色んな情報が繋がっていないとSKYFchainのシステムは成り立たないと話していました。 トークンについて 「SKYFTというトークンを発行する必要性はあるのか」という質問もあがりました。 「SKYFchainの中にはトークンエコノミーという要素が重要です。」とアレクサンドル氏は話します。 独立したプラットフォームであるには自分がオーナーでない状態でもエコシステムが動いているようにしたかったため、トークンを発行したようです。 トークンの話が出たところで「SKYFchainは個人向けのサービスではないが私達がトークンを持つ意味はあるのか」という質問があがりました。 これに対してアレクサンドル氏は「直接的に使えるわけではない。個人にはトークンの価値があがることを期待して買ってもらう」と述べました。 個人が買う場合は投資として買ってくださいということでした。 投資というワードが出ましたがアレクサンドル氏は「これはギャンブルではないです。これから先ロボットもユーザーも増えるのは目に見えてますので価値が上がると思っています」とその将来性の高さをアピールしました。 スケラビリティーについて SKYFchainのスケラビリティーについても質問があがりました。 膨大のロボットがSKYFchainに繋がっているとスケラビリティーに問題がでてきそうと感じます。 それに対しての対策についてアレクサンドル氏は「オンラインプラットフォームではないのでそこまで膨大な取引はない。」と答えています。 また、全てのドローンを追跡しようとした場合出発点と最終点が分かれば良いシステムにしていると述べていました。 SKYFchainではスケラビリティーをしっかり考慮したシステム設計がされているようです。 まとめ SKYFは実際にドローンという実態を開発している実績もあり、ドローンやロボット市場のことを考えてもとても面白いプロジェクトだと思います。 これからのSKYFの動向にも要注目ですね! 以上、CRYPTO TIMES NIGHT #1のレポートでした!今回参加できなかった方は是非とも、次回のイベントに足を運んでくださいね!

インタビュー
2018/05/10「いいね」がお金になる!? Likecoin(ライクコイン) CEOへインタビュー
フェイスブックやインスタグラムなどで今や当たり前の「いいね」。 「いいねの数だけお金がもらえたら...」という誰もが想う野望を叶えようとしているのが香港ベースのスタートアップであるLikeCoinです。 Crypto Timesでは、LikecoinのCEO Kin Ko氏とCMO Jacky Ko氏へインタビューを行いました。今回はそのインタビューの記事になります。 Likecoinの仕組み・特徴 Likecoinには、クリエイターのコンテンツを守りつつ派生作品の創作を促し、ライクを通してオリジナル・派生の両作者に報酬が入るという仕組みを実現しています。 LikeCoinホワイトペーパーでは、この仕組みがわかりやすく図式化されています。 まず、Aさんが男性を描いた作品、Bさんが夕日の海の写真を公開します。CさんはBさんの写真を編集して公開し、DさんはAさんとCさんの作品を組み合わせたものを公開します。 オリジナル作者であるAさんとBさんは、ライクに応じてLikeCoin(ティッカー: LIKE)で報酬を受け取ることができます。 しかし、ここで注目すべきはCさんやDさんの作品がライクされた場合です。この場合、CさんやDさんだけでなく、オリジナル作者のAさんとBさんにもLIKEでの報酬が出るのです。 つまり、自分の作品が他の作者たちにコラボされればされるほど報酬が多くなるということです。 LikeCoinが作品をクリエイティブ・コモンズ(無断商用使用可)での公開を進めているのはこのためです。 全ての作品は固有のキーと共にIPFSネットワーク上に保存されます。このキーは指紋に似たようなもので、世界でたった一つのものであるため、元作品の作者は必ず辿ることができます。 また、ライクは1~5まで段階付けられており、更に作品が気に入った場合直接作者にお金を落とす、ということも可能だそうです。 Proof of Creativity Likecoinは、proof of workやproof of stakeを使わず独自のプロトコルを使用しています。 Proof of creativityとは、LIKEの数が多い作品、また派生作品を多く輩出する作品の作者がより多くのLIKEを獲得できるというものです。 このシステムの裏にはLikeRank(ライクランク)というスコアリング法が大きく関わっています。 LikeRankとは作品につくスコアのことで、その作品に基づいた派生作品が多いほど高くなります。 例えば、上の画像で"High LikeRank"と示されている画像は多くの派生作品を生み出しているため、報酬としてもらえるLIKEが増えるわけです。 Q&A [caption id="" align="alignleft" width="280"] Kin Ko氏[/caption] [caption id="" align="alignnone" width="282"] Jacky Ko氏[/caption] LikeCoin CEOのKin Ko氏とCMOのJacky Ko氏がCRYPTO TIMESのインタビューに応じてくれました。 – – 今回はインタビューをさせていただき、ありがとうございます。Likecoinは、Allsparkのような競合と比べどのようにユーザーを勝ち取れると考えていますか? LikeCoin: 私たちのプロジェクトの一番の魅力はやはりProof of Creativityです。このプロトコルはライク獲得だけでなく他のクリエイターによる派生作品が生み出されることでも報酬が出ますから、他のクリエイターとのコラボレーションがインセンティブになります。 – – ではそのProof of Creativityについてですが、LikeRankは実際どのように計算されているのですか? LikeCoin: 大きく分けて二つあります。まず一つは派生作品の数です。派生作品が多ければ多いほど、そのオリジナル作品のLikeRankが上昇します。二つめは作品のライセンスです。クリエイティブ・コモンズのようなオープンなものであればあるほど、LikeRankが高くなります。 – – なるほど。それでは、LikeCoinは例えばどのような場面での活躍が期待されているのでしょうか? LikeCoin: ストックイメージ(写真素材)ですね。誰もが自分の撮った写真をアップロードすることができ、それが他のウェブサイト等で使用・ライクされればLIKEで報酬を受け取ることができます。またインターネットミーム等の場面でもLikeCoinの技術の活躍が期待されています。 – – 最後に、コインのミンティングが10年かけて行われるとのことですが、こうすると市場に出回るトークンの数がどんどん増えて一枚あたりの数が下がっていってしまいませんか? LikeCoin: 10年間同じペースではなく、最初の数年は少ない量がミンティングされるようになっています。この間にユーザーベースが伸びていくと考えていて、これが整ったところでミンティングと共に需要も上がっていくと計算しています。 – – 今回はありがとうございました。LikeRankやProof of Creativityなど面白い仕組みだと思いました!またよろしくお願いします。 LikeCoin: こちらこそ、ありがとうございました。 公式リンク LikeCoin公式サイト(英語) LikeCoin ホワイトペーパー(英語)












