「次は”滝マイニング”」次期コロンビア大統領候補が提案
   公開日 : 2021/10/06

「次は”滝マイニング”」次期コロンビア大統領候補が提案

Crypto Times 編集部

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この記事の3つのポイント!・次期大統領有力候補のペドロ氏が滝を使ってビットコインマイニングするアイディアを提案
・エルサルバドルが行った火山による地熱発電マイニングが元のアイディア
・ペドロ氏はコカイン製造の代わりに暗号通貨を生産するべきと主張

来年のコロンビア大統領選挙の最有力候補とされているグスタボ・ペトロ氏が、エルサルバドルを参考にして滝を使ってのビットコインマイニングをするべきと主張しました。

ペトロ氏は、エルサルバドルの地熱発電でのビットコインマイニングのニュースを引用し、

“「太平洋岸では、河川の急な落差を利用して、海岸のエネルギーをすべて生産し、コカインを暗号通貨のエネルギーに置き換えてはどうだろうか。(一部省略)」”

と自身のTwitter上でコメントしています。

ビットコインが法定通貨となったエルサルバドルでは、火山の熱を利用した地熱発電によってビットコインのマイニングを行っており、実際に採掘に成功したことが報告されています。

南米コロンビアはアンデス山脈を有する水資源に恵まれた国で、国の発電量の約4分の3が水力発電によって賄われており、再生可能エネルギーの生産・活用に長けている国であることが分かります。

ペトロ氏の今回の提案について、エネルギー政策アナリストのウェスリー・トマセリ氏は、

“「コロンビアの発電量の約4分の3が水力発電によるものであるため、ビットコインマイニングに大きな可能性を秘めているという点では、彼の言う通りです。問題は、ペトロがビットコイン・マイニングを、コカ栽培やコカイン出荷に代わる発展モデルとして売っているように見えることです。(一部省略) – 引用元:Decrypt」”

と批判的なコメントを残しています。

美しさと犯罪が入り混じる国「コロンビア」

南米コロンビアは、太平洋に面しており、熱帯雨林やアンデス山脈なども有し「生態系のゆりかご」とも呼ばれている自然豊かな国です。

コロンビアの主なデータは下記です。(引用元:外務省)

  • 人口:約5,034万人
  • 首都:ボゴタ
  • 言語:スペイン語
  • 宗教:カトリック
  • 元首:イバン・ドゥケ・マルケス大統領
  • 通貨:ペソ

豊富な山脈による地理的な高低差や水量を利用しての水力発電が盛んで、前述の通り国電力の約70%が水力発電によって賄われています。

主な生産品として生産量世界第3位のコーヒーが有名ですが、その裏でコロンビアは”世界最大のコカイン生産国”であると国連は報告しています。

コロンビア国内では、コカインの原料となるコカの葉の栽培は違法とされていますが地元の犯罪集団によって生産が続いているのが現状です。

Netflixの人気ドラマ「ナルコス」のモデルで、巨大麻薬密売組織を創設した麻薬王”パブロ・エスコバル”もコロンビア出身の人物です。

コロンビア国内ではコカインの製造は違法とされているにも関わらず、未だコロンビアが世界最大のコカイン生産国であることから、組織化された犯罪集団がコロンビア国内に蔓延っていることが分かります。

コロンビアは2021年8月に開催が予定されていたEthereumの大規模カンファレンス「Devcon」の開催地に選ばれており、暗号通貨業界から注目を集めています。

記事ソース:外務省Decrypt国連

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