仮想通貨$AKTが一時75%の価格上昇|韓Upbitに上場決定

仮想通貨$AKTが一時75%の価格上昇|韓Upbitに上場決定
ct analysis
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分散型クラウドコンピューティングプラットフォームを提供するAkash Networknの$AKTトークンの価格が急騰し一時75%の上昇を記録しました。

AWSやGoogleCloudなどのクラウドサービスよりも安価かつ、導入や使用が簡単とされるAkashでは、エコシステム内のインセンティブやガバナンスとして機能する$AKTトークンが取り入れられています。

同通貨は、世界トップクラスの規模を誇る韓国の仮想通貨取引所Upbitにて2024年4月23日19時より、KRW(韓国ウォン)、BTC、USDTペアで取引が開始されます。

Upbitは、Binanceに次いで世界トップ規模の仮想通貨取引ボリュームを誇る取引所として知られています。昨年末に日本発レイヤー1プロジェクト Astar Network/$ASTRのUpbitへの上場が発表された際には+300%の価格上昇を見せるなど、影響力の大きさが示されてきました。

上記の背景より、今回の$AKTの価格高騰の理由としてUpbitへの上場決定が関係している可能性が窺えます。

変化する仮想通貨取引市場

Binanceが米規制当局から厳しい対応を受けた件や香港にて仮想通貨取引所が解禁された件など、市場の状況に変化が生じている仮想通貨取引所市場では、新たに分散型取引所 (DEX) が台頭しつつあります。

特に注目を集めるのが無期限先物取引を提供するPerp系のDEXで、直近では、独自のレイヤー1ブロックチェーンを手掛けるHyperliquidが、取引ボリュームでdydxを抜き*トップにランクインしています。*DeFi Llama参照

Hyperliquidは2023年11月よりトレード量等に応じたポイントプログラムを開始しており、先日、ポイントを保有するユーザーに対して実用性の無いテストトークン$PURRを配布。数百ドルからユーザーによっては数万ドル規模の仮想通貨が無料で獲得されました。

Hyperliquidはポイントプログラムを2024年4月30日まで継続予定で、今後、Hyperliquidのレイヤー1チェーンのネイティブトークンであるHyperliquidトークン(*詳細不明 )がポイントに応じて配布予定となっています。

DEXは、国や機関の規制を受ける可能性が少なく様々な取り組みを導入しやすい一方で、CEXでのトレーディング体験と比較し、低いUXやオンボーディングの難しさなどの課題も存在します。今後もCEXとDEX関連の市場動向に注目が集まります。

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