ビットコインだけ売られた?ETF流出2億ドル、アルトは堅調
よきょい

米国上場のビットコイン現物ETFから8月28日に2億190万ドルが流出し、9営業日続いていた資金流入が途切れました。この連続期間に集まった資金は合計30億4,420万ドルで、8月後半のビットコイン回復を支えた要因の一つとされていました。
同日、ビットコインは約3.2%下落し、7万7,696ドル前後で引けています。報告された出来高は約340億3,000万ドルから394億7,000万ドルへ増加しました。
内訳では、ARK 21SharesのARKBが1億1,490万ドルで流出額の最大でした。BitwiseのBITBが4,970万ドル、直前の買い越しを牽引していたブラックロックのIBITが3,340万ドル、VanEckのHODLが1,320万ドルと続きます。モルガン・スタンレーのビットコイン・トラストには930万ドルの流入があり、一部を相殺しました。
一方で、他の仮想通貨ETFは逆方向に動いています。イーサリアム、XRP、ソラナのETFは合計1億4,500万ドルの純流入を記録しました。イーサリアムは1億210万ドルで10営業日連続、XRPは約2,600万ドルで9営業日連続、ソラナは1,730万ドルで9営業日連続です。ファンド単位のデータは個々の買い手を特定できないため、ビットコインから他資産へ資金が移ったと断定することはできません。
規模の観点では今回の流出は限定的です。米国のビットコインETFは上場以来およそ546億ドルを集め、運用資産は約970億ドルに達しています。8月28日までの5営業日で見ても純流入は約9億2,450万ドルとプラスを保ちました。
流入が早期に戻れば一時的な小休止と映りますが、ビットコインだけ流出が続き他資産が流入を維持すれば、機関投資家の需要が最大銘柄から分散し始めた兆候と読めるようになりそうです。

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