ビットコイン8万ドル回復は「踏み上げ」か?ETF流入が焦点
よきょい
ビットコインは9月18日に8万ドルを回復し、19日も8万1000ドル台前半で推移しています。18日の上昇は欧州時間から始まっており、米国の弱い経済指標の発表前から、ハイテク株主導のリスク選好回復に連動していたと見られています。8万ドル台を付けたのは9月7日以来とされています。
Bitcoin price by TradingView
米国の現物ビットコインETFには18日に4億3300万ドルの純流入があり、フィデリティのFBTCが3億1070万ドル、ブラックロックのIBITが1億840万ドルを集めました。17日の1億5950万ドルと合わせると、2日間の流入額は5億9250万ドルとなります。
15日と16日は計約7億4600万ドルの純流出だったため、資金の流れが反転した形です。
上昇局面では売り方の強制決済も目立ち、18日には1時間で1億8300万ドル超のショート(売りポジション)が清算されたとされています。米連邦準備制度理事会(FRB)は16日に政策金利を3.75〜4.00%へ引き上げ、日銀も18日に1.25%への利上げを決めましたが、日銀の指針が想定ほどタカ派的でなかったことで円安が進みました。米10年債利回りは4.976%に上昇しており、金利低下を受けた上昇ではありませんでした。
規制面では米上院で仮想通貨の市場構造法案(CLARITY法案)が不成立となった後、米商品先物取引委員会(CFTC)が17日に2件の規則案をホワイトハウスに提出しています。一方、先物の建玉(未決済の契約残高)は約563億ドルと高水準で、25日にはオプションの大口満期も控えています。
週明けもETFへの流入が続くかどうかが、今回の反発が踏み上げにとどまるのかを見極める材料になりそうです。
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