大手競売会社クリスティーズ、ビットコインOrdinals作品を初出品へ

2024/09/30・

Crypto Troll

大手競売会社クリスティーズ、ビットコインOrdinals作品を初出品へ

引用元: HJBC / Shutterstock.com

クリスティーズ・ロンドンにて10月10日に開催される「ポスト・ウォー&コンテンポラリーアート・デイセール」(Post-War and Contemporary Art Day Sale)で、ビットコインのOrdinalsプロトコルを利用したダイナミックデジタルアート作品「Ascend」が初めてオークションに出品されることが分かりました。

「Ascend」は、ライアン・クープマンズ(Ryan Koopmans)氏とアリス・ウェクセル(Alice Wexell)氏による「The Wild Within」プロジェクトの一部で、廃墟となった建築物をデジタル技術で蘇らせる作品です。この作品ではジョージアのツカルトゥボにある旧ソビエト時代の名所であった「サナトリウム・イヴェリア」がモデルとなっています。

実世界の時間に基づいて昼と夜が変化

RYAN KOOPMANS|Christie’s London

この作品の特徴は、ビットコインのOrdinalsプロトコルを使用して、昼と夜が30分間で移り変わるダイナミックな性質を持つ点です。この技術は、Inscribing Atlantisのチームによる再帰的コーディングによって可能となり、ビットコインクロックを参照し時間の経過を反映する仕組みが組み込まれています。

クープマンズは「ビットコインでの作品制作は、アートの保存や永続性を実現する重要な手段だ」と述べており、ビットコインはデジタルアーティストにとってゲームチェンジャーだと強調しています。また、この作品は2021年3月24日にマイニングされたサトシに刻まれており、これは「The Wild Within」プロジェクトの最初の作品がイーサリアムでミントされた日と同じで、2つのブロックチェーン間に意義深いつながりがあると説明しています。

情報ソース:Christie’s London

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