金融安定理事会(FSB)、暗号資産に言及|G20財務大臣・中央銀行総裁に通達

金融安定理事会(FSB)、暗号資産に言及|G20財務大臣・中央銀行総裁に通達
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金融安定理事会(FSB)が、7月17日から18日にインド・ガンディーナガルで開催されたG20財務大臣・中央銀行総裁会議に合わせて発出した文書の中で暗号資産について言及していたことが明らかとなりました。

FSBは、暗号資産は既存の金融と同じ機能とリスクを持ちながら国境を超えて関連活動が行われるため、国際的な規制の枠組みの重要性を強調。暗号資産取引所FTXの破綻や過去一年間の暗号資産市場での大規模な破綻は、暗号資産エコシステムの脆弱性を示していると述べました。

同機関が「重要な節目」と評価する、G20で提出された暗号資産、ステーブルコインのグローバルでの規制等を含む最終勧告は、包括的で一貫したグローバルな規制と監督のアプローチを推進することを目指しており、FSBメンバー国の実施状況を2025年末までにレビューする予定としています。

また、広範囲なマクロ経済政策の問題を浮き彫りとしている昨今の暗号資産の台頭をうけ、FSBは各問題に対する包括的な政策アプローチの提供を目的に、今年9月に国際通貨基金(IMF)との共同文書をG20首脳に提出予定としています。

記事ソース:資料
画像参照元:Piotr Swat / Shutterstock.com

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