セイラー氏、150億ドル調達を支えたのはChatGPT|新型優先株

2026/08/10・

よきょい

セイラー氏、150億ドル調達を支えたのはChatGPT|新型優先株

引用元: Bangla press / Shutterstock.com

ストラテジーのマイケル・セイラー会長がAIを活用して新種の優先株を設計し、ビットコイン購入の原資として約150億ドルを調達したと明かしました。

セイラー氏は「AIを使って昨年150億ドルを稼いだ」と述べていますが、これは個人の所得や企業利益ではなく証券発行による調達額を指します。内訳は一つの優先株商品で約105億ドル、関連商品で約40億ドルとされています。番組の司会者からAIの名称を問われた際には、ChatGPTとOpenAIであることを認めました。

取り組みは2025年初めに始まりました。同社は普通株の発行を大量に進め、転換社債でも世界有数の発行体となっていましたが、いずれの市場も次に必要な規模の調達を支えられないと判断したといいます。まず転換型優先株のSTRKが生まれ、その後は額面100ドル近辺で取引される短期クレジットに近い設計を目指し、市場環境に応じて配当率を調整できる変動配当型のSTRCへと発展しました。当初の起債で約25億ドル、追加発行で約80億ドルを集めたとされています。

前例のない設計だったため従来のアドバイザーからは懐疑的な反応もあったといい、同氏はAIに実現可能性や既存の証券規制との整合性を検討させたと説明しています。資産の売買や価格予測ではなく、証券の設計過程にAIを用いた事例といえます。

同社はビットコインを84万BTC超保有する世界最大の企業保有者であり、調達手段の多様化が今後の蓄積ペースを左右しそうです。

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