ビットコイン財務大手ストラテジー、411BTCを異例の二段階送金|売却疑惑も

2026/05/30・

よきょい

ビットコイン財務大手ストラテジー、411BTCを異例の二段階送金|売却疑惑も

引用元: PJ McDonnell / Shutterstock.com

5月29日、ストラテジー社(旧MicroStrategy)が411BTC超をCoinbase Primeへ移動させ、マイケル・セイラー氏の資金調達モデルに改めて注目が集まっています。約205.3BTCと約206.2BTCの2回に分けて、Strategy関連ウォレットから送金されたとされています。

この移動は売却とは確認されておらず、同社は過去にもカストディ管理の一環でコインをウォレット間で移したことがあります。ただし、今回はコインの動き方が注目されました。

オンチェーンアナリストによると、送金されたBTCは一度新しいアドレスへ移った後再び移動しており、これは過去のウォレット移行とは異なる二段階の動きだったとされています。

注目が高まった理由は、その時期にあります。同社は今週、新規のビットコイン購入を停止し転換社債の買い戻しに動きました。加えて、市場環境や配当義務が必要とすればビットコイン売却が資金調達の手段になり得ると投資家に伝えていました。

今回の移動は84万3738BTCの保有のごく一部にすぎませんが、タイミングが重みを持ったとされています。



背景には、優先株「STRC」の構造への圧力があります。ストラテジー社のドル準備は2月1日の22.5億ドルから5月25日には8.71億ドルへ減少。これは約15億ドルの転換社債買い戻しの現金コストとほぼ一致します。年間の現金義務は約16.6億ドルと見積もられており、残る準備は年換算で約6.3か月分の義務しかカバーできません。

一部のアナリストは、同社が普通株主、ビットコイン保有者、優先株投資家の間で最初の大きな板挟みに陥ったと分析しており、今後4か月でこの緊張が表面化し得ると分析しています。

ビットコインを売って配当を支えるか、配当を止めて保有を守るか、あるいは新たな資本を調達するかという選択がビットコインの変動とともに同社の資金循環を試すことになりそうです。

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