OpenAIが上場申請、IPOの波はビットコインを呑み込むか?
よきょい

引用元: Novikov Aleksey / Shutterstock.com
OpenAIが米証券取引委員会(SEC)に上場申請書(S-1)を提出し、早ければ9月に8520億ドルから1兆ドルの評価額で株式公開を目指していることが明らかになりました。ゴールドマン・サックスは、2026年の米国IPO(新規株式公開)が記録的な1600億ドルの調達規模に達する可能性があると見ており、SpaceXやAnthropicもこの流れに加わるとされています。
ビットコインにとってこのIPOの波は流動性の試練となります。SpaceXとOpenAIのどちらに投資するかを判断する資金は、ビットコインを12万6000ドルまで押し上げたETF流入サイクルを支えた資金と同じものだからです。
資金移動はすでにデータに表れており、過去1年でAIや半導体株が約170%上昇する一方、ビットコインは約40%下落。米国上場のビットコイン現物ETFからの資金流出も続いており、機関投資家がAIや半導体株への資金再配分を進めている様子がうかがえます。
ただし、強気のシナリオも残されています。SpaceXに750億ドル、OpenAIに1兆ドルを吸収できる市場は高いリスク許容度で動く市場であり、ビットコインはそうした選好に連動するリスク資産として取引される傾向を強めています。
一方で、IPOの波自体が投機的な賭けでもあります。今後はビットコインのETF資金が純流入に転じるか、ナスダックの上昇がAI銘柄を超えて広がるかが焦点となりそうです。
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