ゴールドマンサックスが仮想通貨のデリバティブ取引の開始を検討か

2018/06/21・

ユッシ

ゴールドマンサックスが仮想通貨のデリバティブ取引の開始を検討か

ゴールドマンサックスが仮想通貨のデリバティブ取引検討

米銀行ゴールドマンサックスのCOO(最高執行責任者)のデイビット・ソロモン氏が仮想通貨のデリバティブ取引の開始を検討していることが20日にBloombergによって分かりました。

今回のインタビューの中でソロモン氏は以下のように語りました。

 

We are clearing some futures around Bitcoin, talking about doing some other activities there, but it’s going very cautiously.We’re listening to our clients and trying to help our clients as they’re exploring those things too.

「ビットコインの先物取引を準備を進めているし他の業務に関しても話している。しかしこれらはかなり慎重にやるつもりだ。顧客のヒアリングをしたり、先物取引をしている顧客に助言をしたりしている」

仮想通貨のデリバティブ取引を検討している理由として、ソロモン氏は「ビジネスを進化させ、かつ環境についていくため」と述べています。

ゴールドマンサックスのCEOのロイド・ブランクフェイン氏は先日「私はビットコインをやらないし持たない」と個人としては仮想通貨に対し消極的な姿勢を示していますが、社の方針としては今後さらに仮想通貨を受け入れていくことが今回のインタビューから伺えます。

用語解説デリバティブ取引:金融派生商品を扱う取引。原資産ではなく原資産から派生したものを扱う。例えば金利など。

記事ソース:Bloomberg

ゆっし
仮想通貨の登場で危ういとされている銀行も時代の変化に飲み込まれないために、様々な取り組みをしていることが分かるね。

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