Bitget不正流出、出金を段階再開|BTCは再開済み、ETHは29日
よきょい
大手仮想通貨取引所Bitgetが、9月24日(UTC)に発生した不正送金を受けて停止していた出金を段階的に再開しています。9月28日17時(日本時間)にビットコイン(BTC)の出金を再開し、29日17時にはイーサリアム(ETH)の出金が再開される予定です。
公式に示された日程では、ETHはイーサリアム、BSC、Arbitrum、Base、Optimismの5つのネットワークで29日17時に再開します。続いてテザー(USDT)がイーサリアム、BSC、ソラナ、トロンの各ネットワークで30日17時に、その他のトークンと法定通貨の出金、P2P取引は10月2日17時に再開する見通しです。
先行して再開したBTC出金は大きな混乱なく処理が進んでいるとしています。再開直後の同社のライブ配信では、約7683件、約3609BTCの出金を処理し、滞留は発生していないと説明しました。
被害額は約3億8750万ドル、保護基金で補填
事案は9月24日18時31分(UTC、日本時間25日3時31分)、一部のウォレットから不正な送金が検知されたことで発覚しました。同社によると、攻撃者は内部のウォレット基盤に侵入し送金の検証に使うデータを改ざんしたとされています。被害額は当初3億5160万ドルと公表されましたが、再集計で約3億8750万ドルに引き上げられました。なお、同社は追加の流出ではないと説明しています。
損失はBitgetのユーザー保護基金で補填され、利用者の口座残高に影響はないとしています。出金停止は資産不足によるものではなく、安全確認のための措置との立場です。一部の流出資産は業界各社との連携で凍結されたとしていますが、凍結額は明らかにしていません。
日本居住者も今回の停止と段階再開の対象です。同社は8月、日本居住者向けサービスの終了を発表しており、11月1日からポジションの決済のみを受け付けるモードに移行し、12月31日に残るポジションを強制決済する予定です。
仮想通貨の出金はこの期間以降も継続される見通しですが、今回の再開とは別のスケジュールで進みます。10月2日の全面再開に向けて、予定どおり出金が処理されるかが信頼回復の試金石となりそうです。
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