ハリス副大統領、コインベースを通じて暗号資産による寄付を受け入れ
2024/09/05・
Crypto Troll
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コインベースの最高財務責任者(CFO)であるアリーシア・ハース(Alesia Haas)氏は、カマラ・ハリス副大統領の選挙キャンペーンが「Coinbase Commerce」を利用して暗号資産による寄付を受け入れていることを明らかにしました。
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このニュースは、8月に報じられたコインベースとハリス陣営の協議に続くもので、同社の最高政策責任者であるファーヤー・シールザード(Fariar Shyrzad)氏もこれを確認していました。ただし、ハリス陣営はこれに対する公式なコメントを出しておらず、彼女の公式な資金調達サイトにも暗号資産やコインベースの統合については言及されていません。
Fairshake PACと米国選挙への影響
コインベースは、政治活動委員会(PAC)Fairshakeの寄付者であり、2500万ドルを暗号資産に好意的な米国の政治家を支援するPACに寄付しています。
ハース氏は、選挙での暗号資産の影響力を指摘し「これらの資金が選挙に大きな影響を与えている」と述べました。
また、ハリス氏が米国で暗号資産規制の明確化を進めるための新たな枠組みを構築しようとしていることにも触れ、コインベースは彼女の計画に対して慎重ながらも楽観的であると述べています。
暗号資産を巡る民主党の姿勢は、これまでバイデン政権のもとで厳しいものでしたが、ハリス氏のキャンペーンは8月以降、暗号資産業界に対するトーンを変え始めているようです。
情報ソース:CryptoSlate