イーロン・マスク氏率いるSpaceX社、為替リスク回避にステーブルコイン活用

イーロン・マスク氏が率いるSpaceXは、為替リスクヘッジのためにステーブルコインを使用していることが明らかになりました。

シリコンバレーのベンチャーキャピタリスト、チャマス・パリハピティヤ氏がポッドキャスト「All-In」で語ったところによると、SpaceXは傘下の衛星インターネットサービス「Starlink」の顧客、特に新興国からの支払いを受け取る際にステーブルコインに換算し、米国でドルに再換算しているとしています。

同氏は、ステーブルコインが米国におけるクロスボーダー取引の主要な手段となるべきだと主張し、銀行が利用する旧態依然としたインフラによる手数料や処理の遅延を排除できるとの見解を示しました。

ステーブルコイン発行企業は、資金の保管や送金サービスにおいて銀行の強力なライバルとして台頭しつつあり、マスターカードやアメリカン・エキスプレスのような既存の決済大手の競合としてもみなされ始めています。

イーロン・マスク氏によるステーブルコインの決済活用は、クロスボーダー取引における重要なユースケースとなるかもしれません。

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