CT Analysis DeFi 『2023年1月 DeFi市場レポート』を無料公開
Crypto Times 編集部

CRYPTO TIMESが提供するリサーチレポートコンテンツ『2023年1月度版 DeFi市場レポート』を無料公開しました。
今回のマンリーレポート及び過去配信の90本以上のレポートは、CT Analysisのホームページ(https://ct-analysis.io/)よりご覧いただけます。
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目次
『CT Analysis』が提供する『2023年1月 DeFi市場レポート』に関して
CT Analysis DeFiは、2021年9月より配信開始のDeFiの市況や主要プロジェクトの動向などを手軽に確認するためのマンスリーレポートになります。
データを中心とした定点観測、考察がメインとなっており3~5分程度で読める内容となっていますので、ぜひ一度ダウンロードしてみてください。月初の配信を予定しています。
1月の主な指標とプレビュー
1月1日にBTCが最安値16,496USDをつけ、その後月末にかけてショートを清算しながら29日に最高値23,954USD(+45%)を記録しました。
相場全体の反発に伴い、DeFi全体でのTVLは月末時点で472.9億ドルを記録、前月末比で81.7億ドルほど増加するデータとなりました。
一方、ステーブルコインの大きな流入は見られず、時価総額はほぼ横ばいで、月末1380.8億ドルほどとなりました。
レイヤー2の動向
Optimistic Rollupを採用するOptimismとArbitrumの2つのネットワークでは、年間を通じた推移としてはトランザクション数・アドレス数共に増加基調となっています。
Optimismでは、1月17日までプロダクトを利用することでNFTを獲得できるクエストを開催していたこともあり、この影響がデータとして顕著に現れています。
Arbitrumは、ベースとしてOptimismを上回るトランザクション数・アドレス数を記録しています。以前はGalxeなどの非金融アプリケーションが中心となっていたランドスケープですが、GMXやSushiなどDeFiのアプリケーションが存在感を高めてきています。
リキッドステーキングの動向
1月末時点でのリキッドステーキング系プロダクトを通じたETHのステーキング残高は750万ETHほどとなっています。
Lidoのドミナンスのトレンドに注目すると、2022年5月に70%弱まで市場占有率が上がったのち、60~70%前後でやや縮小傾向となっています。
筆者の観測では、Ethereumの時価総額の%が直接市場規模となるリキッドステーキングには、多くのプロジェクトが新規に参入、もしくは参入を予定しており、Lidoのシェアにどのような変化があるかは注目すべき数値であると言えます。
また、3月にはETHの引き出しを実現する上海アップグレードも控えており、どのようにゲームが変化するのか引き続き観測していきます。
レポートではこの他にもDeFiの主要なマーケット、プロダクトの動向、レイヤー2やマルチチェーンの動きなども含めて解説しています。
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CT Analysisについて
2020年2月12日より暗号通貨/ブロックチェーン専門メディアCRYPTO TIMES ( https://crypto-times.jp )が提供開始した、暗号通貨/ブロックチェーンの分野に特化したリサーチレポートコンテンツです。
今後、暗号通貨/ブロックチェーン分野は更に注目が集まることが予想されるものの、技術者から投資・事業家まで様々な参加者がおり、各々の求める情報は見つけづらく、また議論は英語で行われることが多いため、リサーチコストが高くなる傾向があります。
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