わずか190秒で3件撤回|グレースケールのアルトETF戦略に変化か

2026/08/10・

よきょい

わずか190秒で3件撤回|グレースケールのアルトETF戦略に変化か

引用元: 24K-Production / Shutterstock.com

ct analysis

米グレースケールが8月7日、カルダノ(ADA)、ヘデラ(HBAR)、ポルカドット(DOT)を対象とした上場投資信託(ETF)の登録届出書を相次いで撤回しました。EDGARの記録によれば、3件の撤回請求はわずか190秒の間に受理されています。

撤回は米東部時間午後4時33分37秒のグレースケール・カルダノ・トラストETFに始まり、同34分55秒にヘデラ、同36分47秒にポルカドットが続きました。提出された様式RWはいずれも「予定していた株式の分配を進める意向はない」と説明し登録届出書は効力が発生しておらず、証券の発行・販売も仮目論見書の配布も行われていないと記載しています。



これらは規則477に基づく登録届出書の撤回請求であり、SECがETFを却下した命令ではありません。関連する上場規則の提案はすでに取り下げられており、カルダノ分は2025年9月29日にNYSE Arcaが、ポルカドットとヘデラ分は同年11月3日にNasdaqが撤回したとされています。

SECは2025年9月に一定の商品型信託向けの汎用上場基準を承認しましたが、これは登録届出書の効力を代替するものではありません。一方、Bittensor、Aave、BNB、NEAR、Zcashを対象とした登録は8月8日時点で予備段階にとどまり、アバランチとハイパーリキッドのステーキング型ETFはそれぞれ3月11日と6月2日に効力が発生しています。

今回の届出には撤回の理由が示されておらず、需要と規制のどちらが背景にあるのかは読み取れません。今後の申請動向が、同社のアルトコインETF戦略を測る手掛かりになりそうです。

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