NFT活用の物件プラットフォーム「NOT A HOTEL」シリーズAで約28億円の資金調達を実施
Crypto Times 編集部
NFTを活用した新しい住まいの概念を提供するプロジェクト「NOT A HOTEL」が、シリーズAラウンドで約28億円の資金を調達しました。
NOT A HOTELは、シリーズAラウンドにて約28億円の資金調達を実施いたしました。シードラウンドからの累計調達額は約50億円となります。
今後、自社開発とパートナーとの協業で事業を加速していくと共に、ソフトウェア開発部門や建築部門を中心に採用を拡大していきます。https://t.co/spyxUxuNq4 pic.twitter.com/Ta5Fb8Ud7C— NOT A HOTEL inc. (@notahotel_inc) February 28, 2023
今回の資金調達にはSMBCベンチャーキャピタル、ニッセイ・キャピタル、KDDI Open Innovation Fund、みずほキャピタル等16社・個人投資家が参加。今回の資金調達により同プロジェクトの累計資金調達額は50億円となりました。
NOT A HOTELは、ユーザーが年数日単位で物件を購入することで、個人が住宅を一棟購入するような高いコストをかけずに不動産の所有を実現するプラットフォームを提供しています。
ホルダーに対してNOT A HOTELの宿泊権が付随されたNFT『NOT A HOTEL NFT』では、旅行日がランダムに決定され、宿泊3カ月前にホルダーに対して、物件の鍵となる「THE KEY」がエアドロップされる仕組みが採用されています。
NOT A HOTELは、昨年すでにNOT A HOTEL “AOSHIMA”と”NASU”の2店舗をオープン。現在は福岡、北軽井沢、石垣、みなかみ町で新規物件の開発を進めているとしています。
NOT A HOTEL AOSHIMAでは、サウナとプールをお楽しみいただけるエリアが新たにオープン。青島のビーチを間近に眺めながら、「ONE SAUNA」の国産バレルサウナと水風呂で整い、プールサイドでのんびりとリラックスし、焚き火で温まる。海辺で過ごす時間が、さらに豊かなもになります。 pic.twitter.com/msnUGRPGNj
— NOT A HOTEL inc. (@notahotel_inc) December 24, 2022
NOT A HOTEL同様の販売・運営が可能なプラットフォームを提供するパートナーホテル事業「PARTNER HOTELS」も手掛ている同プロジェクト。
今後、既存ホテルブランドと協力してさらなる拠点拡大を目指し、2025年までに30拠点を目指すとしています。
昨今話題の”ChatGPT”を活用したオンラインコンシェルジュサービスも開発中のNOT A HOTEL。
NOT A HOTELで開発中のオンラインコンシェルジュ。GPT-3叩いてCS。これ系は一気に広がるだろうなhttps://t.co/YAsiShdCdX pic.twitter.com/zRKYBPErbX
— kigoyama@BRIDGE ♥ PR TIMES Media (@kigoyama) February 28, 2023
不動産市場に新たな変化を起こしつつある同プロジェクトの今後に注目です。