パキスタンの暗号資産政策、主席顧問任命で本格化
Crypto Troll

パキスタン政府は、著名なWeb3投資家であるビラル・ビン・サキブ氏を財務大臣直属の主席顧問に任命しました。この人事は、ブロックチェーンやデジタル資産を同国の金融システムに積極的に組み込み、健全な規制枠組みを整備したいという政府の意向を反映した動きです。サキブ氏は英国でブロックチェーン分野において実績を持ち、パキスタン国内では国際基準に沿った暗号資産政策の策定やリスク評価を担うとされています。
財務省は声明を通じ、サキブ氏の豊富な知見を活用して暗号資産・ブロックチェーン技術を同国の金融エコシステムに統合し、グローバルなベストプラクティスに準拠した強固な規制枠組みを構築していく方針を表明しました。
ムハンマド・アウランゲーブ財務相は「この任命は、新興技術を受け入れつつ、安全で透明性の高い金融システムを維持する政府のコミットメントを示すものだ」と強調し、サキブ氏のリーダーシップのもとで健全かつ効果的な規制体制の整備が進み、イノベーション促進と持続的な成長が期待されると述べています。
同国政府は昨年まで暗号資産の合法化に慎重な姿勢を示していましたが、近年は方針を転換しつつあります。先週には暗号資産関連の政策策定を主導する助言機関として「国家クリプト評議会(National Crypto Council)」の設立を検討すると発表しました。ビラル・ビン・サキブ氏の就任とあわせ、同国の暗号資産政策が一段と活発化することが注目されています。
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情報ソース:Cryptonews