ステーブルコインでそのまま買い物できる時代へ、「Slash Card」が発行開始

2026/04/20・

よきょい

ステーブルコインでそのまま買い物できる時代へ、「Slash Card」が発行開始

シンガポール発のフィンテック企業SLASH VISION PTE. LTD.(CEO:佐藤伸介)は、株式会社アイキタス(代表:神崎誠一)および株式会社オリエントコーポレーション(代表:梅宮真)と共同で、ステーブルコインによる日常決済を可能にするカード「Slash Card」の日本国内での発行を本日より開始しました。

ステーブルコインを”そのまま”使える

これまで仮想通貨を日常の買い物に使うには、まず法定通貨に換金するという手間が伴っていました。Slash Cardはその壁を取り除きます。

米ドル連動のステーブルコイン「USDC」を決済原資として保有するユーザーが国内外のVisa加盟店でカード払いをすると、ユーザー側のUSDCが自動的に使われ加盟店には日本円などの法定通貨で支払いが完了します。

ユーザーは換金手続きを意識することなく、普通のクレジットカードと同じ感覚でステーブルコインを利用できます。

3社が役割を分担して支えるサービス基盤

本サービスは3社が明確に役割を分担する体制で運営されます。Slash Visionがプログラムマネージャーとしてカードの開発・運営とブランド提供を担い、アイキタスがカード発行者として顧客管理とシステム運営を担当、オリコがBINスポンサーとして国際ブランド(Visa)への対応を受け持ちます。

オリコは1954年創業の老舗信販会社であり、その信用インフラとWeb3領域で実績を積むSlash Visionの技術が組み合わさった布陣はサービスへの信頼感を高めています。

安全対策とコンプライアンスへの対応

ステーブルコイン決済にはマネーロンダリングリスクへの懸念がつきまといます。Slash Cardはこの点について、国際基準のAML(アンチマネーロンダリング)対策を採用し厳格な本人確認と取引モニタリングを実施します。

また日本の割賦販売法や犯罪収益移転防止法などの関連法令にも準拠しており、法的な整合性の確保も図られています。

一般向け申し込みは2026年8月を予定

すでに2025年6月から事前申し込みの受付が始まっており、申し込み済みのユーザーから順次カードが発行されます。一般向けの申し込み受付は2026年8月をめどに開始予定です。

事前申し込みページ:https://pre-card.slash.vision/

日本のステーブルコイン市場はここ数年で急速に注目度が高まっており、Slash Cardはその実用化の最前線に立つサービスといえます。「仮想通貨は持っているが、使いみちがない」という層にとって日常のショッピングがそのままコインの出口になるこの仕組みは、ステーブルコインの普及を大きく後押しする可能性を秘めています。

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